<side chisato> 

 ぅ・・・くぅぅ・・・ 

 ・・・ッ、くは、ぁぁ・・・ 

 ジ・・・ぃ、せんぱ、ぃぃ・・・ 

 も・・・っ、ダメ!あっ・・・ァ・・・!! 




…気持ちよかった…。 
もうすっかりクセになってしまっている私のイケナイコト。 
さっきまでの熱のせいで下半身は何も身につけてないのにまだ身体が熱い。 
ベッドの中で布団には入ってるけど、もし誰かにめくられたら大変なことになっちゃうな。 
ずっとこうしてたいけどそういうわけにもいかない。 
けだるく重たい身体を起こしてティッシュを取って後始末を始める。 

”随分激しかったわね。気持ちよかった?” 

「うわぁっ!みみみ見てたの!?」 

”貴女が勝手に始めたんじゃない。それに私の存在を忘れてたのは貴女のほうでしょ?” 

そう言われてしまっては何も言い返せない。 
私は声の主にブツブツと悪態をついてしまう。 
とはいっても、もしも誰かが私の姿を見たとしたら、独り言を言ってるようにしかみえないかもしれない。 
だって"コレ"は私にしか聞こえない声なんだから。 


初めてこの声が聞こえたときには本当に驚いた。 
友達のパーティで貰ってきたカチューシャを身につけた途端に変な声が聞こえてきたんだから。 
”変な声とは失礼ね” 
いいから黙っててよ。っていうか私の心が読めるのかな。 
ああ、それでそのときは幽霊がこの世で一番キライな私はもうパニックになりそうだったんだっけ。 
それから何日か経ったけど、害は無さそうだし案外いい人(?)かもって思ってたから放っておいたんだけど。 

”それにしてもさっきの激しかったわね。欲求不満なのかしら?” 

「欲求不満ってそんな、ちさとそんなにエッチじゃないし!」 

”そうかしら?私が知ってる女の子でも、こんな何回も激しくオナニーしちゃう子、いなかったわよ” 

「う、ウソだウソだ〜w こ、これくらい、普通に…」 

”あら、ホントよ? こんな男の子みたいな子なのにこんな激しくシちゃうんだ〜ってビックリしちゃったもん私” 

「うっ…」 

言われて初めて気付いたけど、確かにそうかもしれない。 
ちょっと前に舞ちゃんに教えられてし始めて、止められなくてついついしてるけど、他の子がどうしてるかなんて私は分からない。 
いや、みんなホントに私みたいに『いけないこと』してるんだろうか。 
考えたら不安になってきたかも。 

1.誰かに聞いてみようか、怖いけど 
2.よし決めた、今日からもうしない! 
3.ヘンなこと言わないで!こんなカチューシャ、こうしてやる! 



私より年下の舞ちゃんでさえしてたんだから多分みんなしてる…と思う。 
けど、私が全く知らなかったみたいに誰かから教えてもらわないと知らないかもだし。 
いやでも実はホントはこういうことって誰もしてなかったら…。 

考えたら舞ちゃんのしてたのと私が今してるのでは全然違うような気もする。 
誰かに聞いてみたい。けど死ぬほど恥ずかしい。 
これでもし、私以外誰もしてなかったら…。 

聞いてみたい、けどこんなこと聞いて引かれたらどうしよう。 

”あんな激しくしてた割には意外とウブなのね。オナニーくらいは誰でも普通にしてるわよ。” 

「……」 

”信じないなら信じなくていいわよ。ただ私は少なくても貴女に悪いことは言ってないつもりだけど” 

この人のことはよく分からない、けど少なくともそんな私に酷いことを言ったりはしてないし。 
けど…誰かに聞くってなると恥ずかしいよ。 
どうしよう。こんなこと聞ける人なんて、私いないよ? 

1.ジミー先輩 
2.愛理 
3.りーちゃん(梨沙子) 
4.舞ちゃん 



元々あまり女の子っぽくない私は私のことを『女のコ』として扱ってくれる同年代の友達は正直あまり多くない。 
散々迷ったけどりーちゃんに聞いてみることにした。 
電話をして会う約束を取り付ける。 
やっぱり電話だと恥ずかしい。問題の先送りかもしれないけども。 

私には見えなかったけど、電話を切った私を見てカチューシャの女の人が怪しい笑みを浮かべていたらしい。 
”さて…どうなるかしらw” 


約束した日、約束した時間。 
りーちゃんの家のりーちゃんの部屋に通されていた。 

「珍しいね。千聖がりぃの家にまで来るなんて」 
「そういえば随分久しぶりだもんねー、こうして2人だけで遊ぶのって」 
りーちゃんの部屋は真っ黒なカーテンに可愛いコウモリのマスコット。 
ハロウィンの時期が近いこともあっていかにも魔女の住まい、っていう雰囲気になっていた。 
今日着てる服も何となく魔女っぽい気がする。 

「実はさ、相談したいことがあって」 
「何々?千聖が相談?悩み事?」 
まだ何も言ってないのにりーちゃんは興味を持ったらしくて身を乗り出してきた。 
でも逆に私は背中に冷たい汗が流れるのを感じた。 

こんな純粋にキラキラした目で見てくるりーちゃんにこんな相談をぶつけていいんだろうか。 
やっぱりこういういやらしいことをしてるの、私だけなんじゃ… 
りーちゃんのキレイで可愛い顔を見ていると、どんどん聞かなきゃって気持ちが弱まっていくのを感じた。 

1.聞くんだ、勇気を振り絞って 
2.エッチなことしたことある?って聞いてみる 
3.…だめだ、聞けないよやっぱり 



「りーちゃんはさ、その……エッチなコト、シタコトアル…?」 
「え?何?聞こえない」 
「だからその…エッチナコト…」 
恥ずかしい、やっぱり言えないよこんなこと。 
普段みたいに大きな声が出せない。囁くみたいに小さな声で聞くのが精一杯だ。 

「もう、ちゃんと聞こえるように言ってくれないと分かんないよ」 
「えっと、あの、だからその…」 
業を煮やしたりーちゃんが向かい合って座ってたのに私の隣に座ってきた。 
こうして間近でみると改めてその顔立ちのキレイさにドキドキしてしまう。 
「ほら、ちゃんと言って」 
「うぅ……りぃちゃんはその…エッチなことって、したこと、ある…?」 
死ぬほど恥ずかしい。 
こんなりーちゃんがそんなことしたことあるわけないのに。 
どうせ私だけなんだ。やっぱり私はいやらしいダメダメ女なんだ。 

「……あるよ//」 

ほら見ろ、やっぱりりーちゃんは…って、えっ!? 
ウソ!?ホントに!? 
ビックリして目を見開く私に気付いているのかいないのか、りーちゃんは遠い目をして話し始めた。 

「夏のお祭りの日にね、花火見ながら初めてしたの。ジミーったらすっごいヘタレでさぁ」 
「……!?」 
い、今なんて言った!?ジミー先輩!? 
りーちゃんもジミー先輩としたの!? 
っていうかりーちゃん、ジミー先輩のこと、好きなの…!? 
突然の展開に頭がついていかなくなっていた。 

1.呆然としながらりーちゃんの初体験話を聞く 
2.違う、違うよ、そういうことじゃなくて私が聞きたいのは 
3.やめてカチューシャの人、手が勝手に 



正直、ショックだった。 
ジミー先輩とりーちゃんがそんな関係だったなんて。 
徳永センパイだけじゃなくて愛理とも付き合ってるって言ってたけど、まさかりーちゃんとまで…。 
やめてりーちゃん、聞きたくないよそんな話。 
なのに口が動かない。耳をふさぐこともできない。 

「…でさぁ、すっごい痛かったんだけどジミーが抱き締めてくれてさぁ。 
 花火が空でいっぱい光っててすごいキレイだったんだぁ」 
「………」 
そのときのことを思い出したのかうっとりしてるりーちゃん。 
ホントに幸せだったんだろうな。 

私なんて、デートに行った先で愛理とのホントの関係を知らされて泣いて泣いてヘンに対抗意識燃やしちゃって。 
ジミー先輩はホントに優しかったけど、ああいうことがなかったら私とそういう関係にはなるつもりはなかったのかな。 
なんか苦しいよ。泣きそう。 

「でー千聖、千聖はどうなの?」 
「…へ?」 
「だからー、りぃの話聞きたかったってことは、興味あったからでしょ?千聖ももうすぐ?誰と誰と?ねぇ?」 
「え、いや、別にそういうわけじゃ」 
「またまたー。りぃと千聖の仲でしょ、教えてよーw」 
りーちゃんはヘンに勘違いをしてるみたいだ。 
私がエッチについて聞きに来たのは、『千聖もそういう彼氏がいて、初体験がどういう感じだったのか』聞きたいと思ってるみたい。 
自分の気持ちの整理だけで精一杯。上手くごまかす言葉が出てこない。 

1.ちさともしたことはあるし!ジm…あっ! 
2.…エッチなこと、自分でしたことはある? 
3.”可愛いわね、この子”…って、カチューシャの人? 



「あの、ホントに違うんだ。ちさとそういうのじゃなくて…」 
「えー!?りぃの話だけ聞き逃げ?ずるいずるーい!」 
カラカラになった口で必死に言葉を発する。 

「りーちゃんはさ、その…それ以外で、っていうか、自分でその、あの、触ったりとかしたこと、ある…?」 
「ゆ?」 
さっきのジミー先輩の話のせいで頭はパニックだけど、今回話を聞きに来た本題はそっちだ。 
ジミー先輩の話も聞きたいけど、聞いてたら絶対泣いちゃう。りーちゃんにバレちゃう。 


「千聖言ってることの意味が分かんない。なんでそんなトコ自分で触るの?」 
「いやその、何ていうか…ちさとはたまにするんだけど、他の人はするのかな、って気になって…」 
「りぃはしないよ。っていうかそんなトコトイレとお風呂以外で触ったことないし」 
…やっぱりそうだよね。普通の人は触らないものみたい。 
ダメだ私。ジミー先輩のことでショック受けて、ああいうことをりーちゃんはしてないってことでショック受けて。 
私以外の人は誰も触ってないんだ。ジミー先輩にエッチしてもらってバカみたいに喜んで。 
これじゃただの変態女じゃないか。 

「なんかよく分かんないんだけど、キモチいいの?それ」 
「……」 
「千聖?」 
「…ふぇ?」 
「もう、ボーっとしてたでしょ。一人でそういうことして気持ちいいの?」 
「あ、えーと、その…」 
「キモチいいなら教えて!」 
「え、えぇぇ!?」 

1.ダメだよそんなの! 
2.仲間が増えるなら… 
3.そういうのはジミー先輩とやれば? 



こんなこと、こんなに純粋なりーちゃんに教えていいはずがない。 
なのに私はキッパリ断ることができなかった。 
りーちゃんとジミー先輩の話を聞いて心の底に溜まった黒い感情―嫉妬。 
こんなに純粋なりーちゃんを、何も知らないりーちゃんへの精一杯の私からの抵抗。 
ジミー先輩に愛されてるりーちゃんをメチャメチャにしてやりたい気分になっていた。 
もしかして、私にこれを教えた舞ちゃんももしかしたら同じ気分だったのかもしれない、とぼんやり思った。 

”いけない子ね。こんな何も知らない子にそんなこと教えちゃうなんてw 
「うるさいよ、君にちさとのキモチなんて分かんないよ」 
”そうね、私は貴女じゃないもの。せっかくだから楽しく見せてもらうけど” 

「ちさとは好きな人に身体触られてるのとかイメージしながら触るんだけど…」 
「ジミーいっつも胸とか触ってくるからなぁ」 
「その…その人がその、エッチなコトのときに触るみたいにさ」 
「ゆぅん…」 
全然分かってなさそうなりーちゃんの手を取って自分の胸に当てさせた。 
反対の手を自分の胸に当て、揉むように撫で回す。 

「ち、千聖、なんかヘンな感じ」 
「ちさとも気持ちよくなってきた…」 
「ね、ねぇ、次は…?」 
自分でするのは完全に初めてらしくて、りーちゃんは全然感覚が掴めてない。 

1.さっき話してくれたやつ、自分でやってみて 
2.こうするんだよ、とりーちゃん手を動かす 
3.うわ!?手が勝手にりーちゃんの身体を 



「ゆぅ!?」 
「ご、ごめん!手が勝手に…!」 
りーちゃんの手を動かしていた右手がいきなりりーちゃんの手を払って直接りーちゃんの胸を撫で回す。 
何!?何で私の手が勝手に動くの!?やめて、ちょっと、ねぇ! 
私の意志とは関係なく、左手も動き出し、りーちゃんの肩を押して押し倒してしまった。 

”ふふっ、手伝ってあげる” 

「や、ちょっとやめてよ!」 
「ゆぅ…?千聖?」 
「あああごめん、そのこれは私じゃなくて…」 
カチューシャの人の声が聞こえた。私の身体なのに腕が言うことを聞かない。 
りーちゃんを押し倒し、胸を揉み、ほっぺたに頬擦りしている私。 
やめて、確かにりーちゃんに教えるとは言ったけど、こんな風に私がするなんて…! 

「千聖…気持ちいいかも…なんかジミーにされてるみたい…」 
「これはそのでも違くて、あの…」 
もうりーちゃんは私の弁解なんて聞いてないみたいだ。 
私じゃなくて、完全にジミー先輩に触られてる。自分の世界に入っちゃってる。 

”貴女のやり方は結局自己流だもの。身体貸してくれたら貴女にも『普通のやり方』教えてアゲルけど?” 

な、何を言ってるんだ、この人は… 

でも、『普通のやり方』…? やっぱり、千聖のやり方は普通じゃないってこと…? 
明らかに私は気持ちを揺さぶられていた。 

1.じゃあ…任せてみる 
2.いや、自分でやってみる 
3.りーちゃんが自分で触らなきゃ意味がない 



「ホントに、普通のやり方を教えてくれるの?」 

”もちろん、任せなさい♪” 

結局、私は折れてしまった。 
他の人がどういう風にしてるか、の興味に負けてしまったんだ。 
カチューシャの女の人は待ってました、とばかりに私の身体を動かしてくる。 
ちゃんと目も見えるし耳も聞こえる。触ったら感触もある、だけど身体を自分で動かすことはできない。 
ものすごくヘンな感覚だ。 

”私の声はこの娘には届いてないから、ちゃんと通訳して解説してあげてね” 
「ん…分かった…」 

”まずは胸を揉むときもこうやって優しくね。好きな人にされてるのを思い浮かべながら” 
「こう…好きな人にされてるのを思い浮かべながら揉むの」 
「ゆぅ…ん…」 
りーちゃんの手をもう一度誘導して胸を揉ませる。 
りーちゃんの胸、おっきくて柔らかいなぁ。私も人から大きいって言われるけど、どっちが大きいだろう。 
揉んでるうちにりーちゃんの白い顔が少しずつ赤くなって息も荒くなってきた。 

1.りーちゃんの初体験どおりに 
2.りーちゃんを脱がせて私も裸に 
3.私の手がりーちゃんを弄んでる…! 



”可愛いわね。その子裸にしちゃいましょう” 
「えっえっ、ダメだよ!」 
”あなたも脱ぐの” 
「やだ!恥ずかしいよ…!」 
「千聖…?誰と話してるゆ?」 
どんなに口で抵抗しても身体は言うことを聞かない。 
見えない誰かと話してる私を不審げに見るりーちゃんを誤魔化しながら私(の手)はりーちゃんの服を脱がせていく。 

真っ白な肌。本当に羨ましい。私の黒い肌とは大違いだ。 
今年は日焼けしないように気をつけてたのにちょっと油断したらまた真っ黒になってしまった。 
「りーちゃん肌白くていいなぁ」 
「ゆぅん…ちさとぉ…」 
りーちゃんの手を胸とあそこに添える。 
りーちゃんのあそこももう濡れてすごいことになっていた。 
私のソコも大差ないくらいにグショグショになってるんだけど。 

「んっ!」 
「ごめ、大丈夫!?」 
「きもちぃぃ…」 
あそこの上のほうの場所(栗と栗鼠って名前だってジミー先輩に教えてもらった)を触るとりーちゃんの身体が跳ねた。 
私よりも反応いいんじゃないかな?私はココもキモチいいけどどっちかっていうと胸のほうが… 

”人によって感じる場所は違うしね。この娘もすっごく感じる場所あるだろうし” 
そういうものなんだ。 
栗と栗鼠や乳首をりーちゃんの手で弄ってると、りーちゃんの身体がビクビク動き始めた。 
私も自分でシてるときになるこの感じ。もう、最後までいっちゃうのかな。 

1.指をあそこの中に入れて最後まで 
2.栗と栗鼠を思い切り指で刺激して最後まで 
3.最後は自分だけの手でいってもらう 



”もうイッちゃいそうね、その娘” 
そう言って何故かりーちゃんから手を離す私(の身体)。 

「ゆ、ちさとぉ…もうちょっとなの…」 
「う、うん…」 
”こう言って。『最後は自分でしてね』って” 
「えぇ!?」 
「お願い千聖ぉ…」 
”ほら、もともと教えてあげるつもりでしてたんでしょ?” 

「う…りーちゃん、最後は自分の手でしてみて」 
「ちさとのいじわるぅ……ん、ゅぅん…」 
なんで私が悪者にされなきゃいけないんだろう。 
釈然としないものを感じている間にもりーちゃんは自分の身体を弄りはじめた。 

「ゆぅ!ん、んーーーーっ!!」 

程なくしてりーちゃんの身体が固まって、ぐったりと倒れこんだ。 
私と同じ…最後までいったんだ。 

”ふふっ、可愛かったわね。これでこの娘も自分でオナニーするようになるわw” 
「…あのさ、それはいいんだけど」 
”どうかした?” 
「人の身体使うだけ使って、ちさと自身のことは放置?」 
”う〜ん、そうねぇ…” 

1.”『特別サービス』”って今度は私の身体を弄くって…! 
2.何でりーちゃんの脚を開いて、って私のソコとりーちゃんのソコがくっついちゃう! 
3.”それくらい自分でしなさい”って、手の感覚が戻って… 



普段はこんな風にはならない、というかなるまで触らないなんてことはない。 
何とかしたい、私も気持ちよくなりたい! 

”じゃあホントはこういうのは私も専門外なんだけど…” 

「ゆぅ…ッ、千聖ぉ!? ちょっと何す、きゃぁ!」 
「ごめんりーちゃん、ちさとっ、ぅんっ!」 
口で抗議する余裕もなかった。 
いきなり立ち上がった私(の身体)は絶頂の余韻に浸ってるりーちゃんの脚をガバッと拡げて、その間に自分のソコを…! 
うわ、うわわ、私のソコとりーちゃんのソコが、キス、してるぅ…! 

「あっ!ち、さぁ…!」 
「うっんっ!りぃちゃぁん…!」 
腰が動き、私とりーちゃんのソコがぐちょぐちょといやらしい音を立ててる。 
りーちゃんの身体の熱が私の身体の熱と混ざって快感に変わる。 
あぁ…こんなの、初めてっ!! 
もう、もぉダメッ!! 

「りぃ、ちゃぁぁぁぁぁん!!」 
「ゆぅぅぅぅぅぅん!!」 

結局私はほんの数分で登りつめてしまった。りーちゃんもどうやらいっしょみたい。 
2人のあそこがキスしたまま、脚を互い違いに組んだまま、2人でぐったりと倒れこんだ。 

”あらあら、ちょっと刺激が強すぎたかしらねw” 
カチューシャの女の人が何か言ってる。けど…もう何でもいいや。 
私…エッチな子だなぁ…。 

1.りーちゃんと2人でお風呂に入ろう 
2.疲れちゃった、2人でお昼寝しようか 
3.え、身体を触るのはもういいよ!? 




「千聖ぉ、あたま洗ってぇ」 
「もぉ、それくらい自分でやりなよぉ」 
そう言いながらも椅子に腰掛けたりーちゃんの頭をシャンプーをつけて洗い流す。 
気分はちょっとした美容師さんだ。 

2人してぐったりしながら余韻に浸ってたけど、気付いたらりーちゃんの部屋も私たちもエッチな臭いでいっぱいだった。 
窓を開けて空気の入れ替えをしながら私たちはりーちゃんの家のお風呂に入れてもらってる。 
りーちゃんの家族が留守でよかった。バレてたら言い逃れできなかったよ…。 

「ねぇ千聖」 
「んー?」 
「あのね…すっごい気持ちよかったよ//」 
「え?照れるなぁww」 
「ほらほら、まだ千聖も乳首勃ってるじゃんw」 
「んっ♪ やったなぁ!」 
「あん♪千聖こそぉ//」 
石鹸のついた手でお互いの身体を撫でたり揉んだり悪戯を繰り返す。 
前のりーちゃんだったら絶対にこんなことさせなかったのに。 
なんかでも、エッチなことしちゃったけど、こうしてまた遊べてるし、ホント良かったよ…。 

「千聖ー?」 
「なぁに?」 
「えへへっ…、千聖も、彼とうまくいくといいねっ♪」 
「え…ぁ、そうだね…」 
どうやらりーちゃんは私にはジミー先輩じゃない彼氏がいる、と思い込んじゃったみたいだけど…。 
うん、でも負けない。私だって、いつか……。 

   ◇        ◇         ◇ 

家に帰ってから、それまでずーっと聞こえてたカチューシャの人の声が聞こえなくなってることに気付いた。 
というか、いつの間にかカチューシャが無くなっていた。 
多分アレだ、りーちゃんちでお風呂に入ったときに忘れてきちゃったんだ。 

そう思ってりーちゃんに電話したんだけど、りーちゃんも知らない、って言っていた。 
困ったなぁ…でも他に落としてくる場所もなかったしなぁ。 
あの人、どこ行っちゃったんだろう。 
何日かはそう思って心配してたけど、結局出てこなかったのでそのうち忘れてしまった。 


”ふふふ…『さっきの子がこのカチューシャをしてた』って記憶を消してこっちに残らせてもらったけど 
 こっちの子もなかなか面白そうね♪ 
 今度はどんな子が出てくるのかしらw”