やっぱりここはあの”イケナイコト”を教えてくれた舞ちゃんしかいない。 
ちょっと恥ずかしいけど… 
電話で「聞きたいことがある」って頼んで会う約束をする。 
まさかそれがあんな風になっちゃうなんて思わなかったんだけど… 

”ふーん、この子にオナニーを教えた子、ねぇ・・・ 面白そうw” 


いつも来てる舞ちゃんの家、舞ちゃんの部屋。 
舞ちゃんのお兄さんと別の部屋になってからというもの、舞ちゃんの部屋は急に大人っぽく女っぽくなった。 
私は姉妹で部屋を使ってるし、私があんまり乙女っぽいのを集めたりしてないからこういう風にはいかない。 
だから年下だけど舞ちゃんのこういう部屋の感じは可愛くて羨ましい。 

「でさぁ、聞きたいことって何?」 
「えっと…あのさ、ずっと前にしてたあの、アレさ?」 
「何?何のこと?」 
「だからその…自分でその、自分の、触る…あぁもぉ恥ずかしい!」 
「あぁ一人エッチ?」 
こういうとき、舞ちゃんは恥ずかしいことなのにズバッと言ってしまう。 
恥ずかしいけど羨ましい。私は口に出すことさえ恥ずかしいのに。 
でも他の人相手だったら私はこれすら言えないかもしれない。 
こういうところは親友の舞ちゃんを相談相手に選んでちょっとよかったかも。 
と、思ってたんだけど……。 

「その、普通の人はどういう風にしてるのかな、って思って…」 

1.「千聖はどういう風にしてるの?」 
2.「その前に、ジミー先輩とは最近どうなの?」 
3.「すっかりハマっちゃったんだ、やらし〜」 



「ふーん、舞が教えた一人エッチにすっかりハマっちゃったんだ、やらし〜」 
「ッ!!」 
私が恥ずかしいのをガマンして必死に説明したのに、舞ちゃんはニヤーッとワルい笑顔になる。 
多分今の私の顔は真っ赤だろう。そんな私を見て舞ちゃんは嬉しそうにする。 
舞ちゃんはこの顔になるとその相手をいじめたがるんだ。 
やめてよ舞ちゃん、恥ずかしいんだから。 

「一人エッチ気持ちいい? いいからしてるんだよね?」 
「そ、ぉだけど…、その、普通のひとはどんな風にしてるかとか、どれくらいしてるか、気になって…」 
「そんなの人によって違うよ。する人はすっごいするし、しない人は全然しないし」 
そんな、それじゃあ私がどうやってるかなんて全然他の人と比べようがないじゃないか。 
ひどいよ、カチューシャの人。 
”あら、私は『自分の知ってる中でそういうことしてる人はいなかった』って言っただけだし” 
私が恥ずかしさに潰されそうになってるのに、カチューシャの人は楽しそうだ。 
そんな、じゃあ私がただのエッチな子みたいじゃないか。 

「ねぇ、千聖はどんな風にするの? 誰にも言わないから教えて!」 
「えぇ!? やだよ、恥ずかしいじゃん!」 
「誰にも言わないから! それに舞の見といて自分のことは言わないんだ?」 
そう言われると逆らえない。 
私は自分の普段やってるやり方を舞ちゃんに説明し始める。 
もう、顔から火が出るくらい恥ずかしい。 

1.「話だけじゃ分かんないから見せて」って舞ちゃんが 
2.舞ちゃんがお兄さんの部屋からビデオを持ってきて… 
3.え、私の手が勝手にあそこを 



「…で、ちさとはその…上からちょっと撫でるみたいにしながら…」 
「んー、よく分かんないなぁ、やっぱり直接見てみないと。やって見せて!」 
「え! やだ!」 
冗談じゃない。そんなのを人前でやって見せるなんて絶対できやしない。 
ジミー先輩の前では、その、したことあるけど、そんなの絶対無理無理無理! 
できるわけない。なのに。 

「ふーん、できないんだ、じゃあこのこと、ジミーちゃんに言っちゃおうかな」 
「え、ちょっと何言ってんの?」 
「ジミーちゃんに『舞が千聖にエッチな話していじめられた〜』って言っちゃう。それでもいい?」 
「そ、それは…」 
舞ちゃんはずるい。そんなの、絶対にされるわけにいかない。 
ジミー先輩に嫌われる。そんなのは絶対にイヤ。 
舞ちゃんにこのことで逆らうことはできない。このとき、私は舞ちゃんにこういう質問をしたことを後悔した。 

 …やるしかない。 

恐る恐る、いつも自分がやってるみたいに胸に手を当て、揉み始める。 
舞ちゃんの興味津々、って目が気になっていつもみたいにすぐに身体が熱くなっていかない。 
けど、長いこと触っていると少しずつ私の身体は反応し始めていた。 
片手が下のほうに伸びていく。 

1.「もっとこうすれば気持ちいいよ」って舞ちゃんが 
2.え? 舞ちゃん、どこに電話してるの? 
3.カチューシャの人の声が聞こえてきて… 



私はいま、ナニをしてるんだろう。 
親友の舞ちゃんにエッチなことを相談して、その舞ちゃんの目の前で一人エッチをさせられている。 
死ぬほど恥ずかしい。なのにどんどん気持ちよくなってきた。 
手をパンツの中に入れる。上のほうの部分を触るとビクッってなった。 

「ほら、こうするともっと気持ちいいよ」 
「やっ舞ちゃ、あぁっ!」 
舞ちゃんの手がいきなり私のスカートを脱がせ、内腿をつつーっと指でなぞってくる。 
私がパンツの上からそこを触ってるのと相まって、一気にそこに熱が集まってきた。 
そこで舞ちゃんがパンツの上から私のソコの部分を指を押し込むようにしてくる。 
エッチなのが染み出て、そこが濡れてくるのを感じる。 

「千聖は自分でここに指入れたりするの?」 
「ぁっ、ゃめ、て舞ちゃんっ!」 
「言わないとするよ、指は入れてるの?」 
「入れ、るよっ、入れちゃうぅ!」 
「じゃあしてあげるね、千聖も前に舞にしてくれたし」 
もう何が何だか分からない。 
舞ちゃんの指は私の指より細長いのか、普段の私の指とは全然違う動きをする。 
中で動き回るそれに私の考え方はもうぐちゃぐちゃで何も考えられない。 
キモチガイイ。 
もう、何も考えられない。 

と、いきなり私の中から指が引き抜かれた。 
そんな、もうちょっとだったのに…。 

1.「ジミーちゃんにもギリギリで止められてたよね」 
2.「いかせてほしいのならお願いして」 
3.「千聖、舞にもしてぇ…」 



もうちょっとでいきそうだったのに、寸前で指を引き抜かれてしまった。 
どうしたんだろう、と思っていると、いきなり舞ちゃんが覆いかぶさってきた。 

「ちさとぉ…自分だけでいっちゃやだ、舞にもしてぇ…」 
「え、え、舞ちゃん」 
「ずるいよ千聖ばっかり、舞がしてって言ったけど自分だけ気持ちよくなっちゃって」 
舞ちゃんが熱っぽい目で私を見てくる。 
私に一人エッチさせといて、自分もガマンできなくなってきたらしい。 
舞ちゃんが私の手を取って自分の胸をに当ててきた。 
どうしよう、私も自己流だからそんなの分かんないよ。 

「ど…どぉ?」 
「もっと強くてもいいよ」 
戸惑いながらも舞ちゃんの胸を、自分で普段やる要領で撫でてみる。 
けどなかなか上手くいかないのか、私がいつも感じるみたいには気持ちよくなってないような。 
一人エッチって、やっぱり自分の気持ちいいように触るから、人とは感じが違うみたい。 

「もっとこっちもぉ…」 
「い、痛くない?大丈夫?」 
「あんまり話しかけないで、冷めちゃうから」 
そんなこと言われたって私じゃどうしようもない。 
うまいやり方って言われたって…。 

”困ってるみたいね、助けてあげましょうか?” 

1.カチューシャの人に耳を貸す 
2.かまわず自分でやってみる 
3.最後はお互いに自分でしよう、と提案してみる 



「放っといてよ、大体あんたのせいでこんなことすることになったんだから」 
そうだ、元々このカチューシャの人が私に余計なことを言わなければこんな風にはならなかったんだ。 
私が舞ちゃんに相談することも、舞ちゃんの前で自分でしたりすることも。 
多少ムキになってたのかもしれない。 

「こ、こぉかな? それともこっち?」 
「そうじゃなくて、もっとこっちぃ…」 
”あらダメよ、そこはそんな強くしたら痛いんだから」 
「痛い!千聖痛いってば!」 
自分でやる、そう心に決めたばっかりなのに上手くいかない。 
それどころか舞ちゃんとカチューシャの人両方からツッコミが来る始末。 
ダメだ、やっぱり私じゃ無理なのか。 

”だから言ったでしょう。自分だって自分で触るときはもっと優しくしてるでしょ” 
「でもだって、どうしたら舞ちゃんが気持ちよくなるかなんて、分からないし…」 
”だからちょっとだけ任せて、って。 大丈夫よ、悪いようにはしないから” 
そんな言葉を信じて、カチューシャの人の言葉に耳を傾ける。 

「あぁっ! いぃよぉ、ちさとぉ」 
”こうやってソコの周りを撫でるだけでも全然違うでしょ” 
「じゃあこっちは…?」 
「きもちぃょぉ、さっきとぜんぜんちがうぅ」 
舞ちゃんの胸の、乳首の周りから真ん中に向かってゆっくり、じらすように優しくくすぐりながら揉む。 
そして舞ちゃんの大人っぽいパンツの中、上のほうでちょっと膨らんだソレを指で押し潰して刺激する。 
私のやってたのと同じところだけど触り方ひとつで全然感じ方が違う。 
なんか…悔しいな。何年も舞ちゃんを知ってた私よりもカチューシャの人のほうが舞ちゃんのことを分かってるみたいで。 
舞ちゃんは腰がビクビク動いて、もういっちゃいそうだ。 

1.最後くらいは自分でやる 
2.舞ちゃんも私にして 
3.うわ!舞ちゃんのソコからなんか出てきた 



「やぁぁぁ! 出るぅ! 出ちゃうよぉぉ!!」 
「え、ちょっと舞ちゃん、うわわ!」 
舞ちゃんの中に指を入れてかき回していると(私の指だけど動かしてるのはカチューシャの人だからヘンな感じ) 
舞ちゃんのそこからなんかすごい液体が溢れてきた。 
気持ちいいときにでてくるそれとは全然違うその液体に私はかなり焦る。 
けどカチューシャの人は指を止めない。 
”あ〜らら、本当に潮吹いちゃったw まだ経験ないのに” 
「しお・・・?」 
何のことか分からないけど、その液体は気持ちいいときに出てくるのとも、おしっことも違うみたい。 
なんだかサラサラしてる。 
もう出てこなくなったところでようやく手を止め、指を引き抜くと舞ちゃんはぐったり力尽きた。 

「ごめん舞ちゃん、大丈夫?」 
「うん// ちさとすごいね、最初ヘタクソだとおもったのに、すっごい気持ちよかった」 
「あれは…ちさとっていうか、ちさとじゃないかもしれないんだけど…」 
舞ちゃんの部屋の床やカーペットはすっかり水びたしになっちゃったので、2人でそれの後始末。 
こんなこと、舞ちゃんの家族にバレたら大変だ。 


「そういえば千聖、普通の人がどうするか、って聞きたがってたでしょ?」 
「あ…そういえば」 
すっかり忘れてた。一番最初に舞ちゃんの家に来たのはそれが目的だったんだ。 
なんかもう、すっごい前の話みたいだけど。 

「さっきも言ったけど、一人一人やり方とかって違うんだって。でもそういうのエッチな本とかに載ってるんだって」 
「そうなんだ。でもそんな本ちさとたち買えるわけないか…」 
「大丈夫、お兄ちゃんの部屋にいっぱいあるの。舞もたまにこっそり忍び込んで見てるんだけど」 
「え、大丈夫なの、バレたら怒られるよ」 
「大丈夫大丈夫、舞のお兄ちゃん舞が何やっても怒らないから」 

私は舞ちゃんに手を引かれて舞ちゃんのお兄さんの部屋に入った。 
ベッドの下やら本棚の本の奥側に、そういうエッチな本がいっぱい隠してあった。 
2人してそれを見ていろいろ勉強したりした。 
なんかその本の女のコって、ちさとたちと同じくらいかそれより下の子ばっかり(ロリータって言うんだって聞いた) 
だったからいろいろ勉強になった気がする。 

「なんか…すごいね、お兄ちゃんとかお姉ちゃんいたらそういうのも勉強になるんだ」 
「ウチのお兄ちゃん限定な気もするけどね。お兄ちゃん変態だから」 
「ちょっw 自分のお兄さんでしょ!?」 
私は自分が長女だからそういう知識を上から仕入れるって発想がそもそもなかったし。 
でももし妹とか弟とかがそういうのに興味ある年頃だったら…。 
なんか、ヤかもしれない、自分の部屋とかにエッチな本とかあってそれを見られるのとかって。 
そういうのは買わないほうがいいのかもね。 

”勉強にはなった?” 
「うん、いろいろとね…」 
”そう、私も貴女の役に立てて何よりね” 
結果論とはいえ、もともとの目的は果たせたし、この人はやっぱりすごい人なのかもしれない。 
とにかく今日は疲れちゃった。早く家に帰って休もう、と思ってたんだけど。 
帰ってから、そのカチューシャが無くなってることに気付いた。 
当然、カチューシャの人の声も聞こえなくなっていた。 
どこかで無くしたのかもしれないけど、どんなに探しても出てこなくなっていた。 

そういえば舞ちゃんからメールが届いてた。 
『さっきの千聖、すごかったよ。またいっぱい勉強して、ああいうのしてね』 
それからというもの、私は人目に隠れてエッチな情報を仕入れては、必死に勉強するようになっていた。 
舞ちゃんのお兄さんの部屋に入ってそういう勉強するには、舞ちゃんを満足させないといけないから。 
舞ちゃんいわく、私はテクニシャンらしいんだけど、その知識と経験はジミー先輩とするときにも…使えたらいいんだけど。 
ビックリして喜んで、私のことを好きになってくれるかな。 

なんかどんどんエッチになってる、私。