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ベッドの中で俺の隣で静かに寝息を立てる舞。
さっきまでは男を惑わす淫らな女だったが、こうしてみる舞は15歳の可愛い子だ。
いつまでもこの寝顔を見ていたい。
でも俺は行かなくちゃいけない。全てに決着をつけるため。
舞や舞美、早貴、愛理に千聖。彼女たちを守るために。

「行ってくるね、舞。」
ふと机の上の写真立てに目が行く。半分に破られた写真には舞が写っていた。
残りの半分に誰が映っているか俺には分かっていた。
俺自身だ。舞と会うのは初めてではない。
俺は舞と出会っていた。あの時からそういう運命を感じていた。

だからこそ彼女たちを守るために・・・

「う、う〜ん・・・・」

1 このまま1人で外に出る
2     待って。舞も一緒に行くよ。
3 お、お前たち・・・



3で


1



舞が寝返りを打っている。
「    だいしゅきだよ・・・すぅすぅ・・・」
別れのキスを、と思ったが起こしちゃいけないと思って自重した。

それじゃあな、舞。生きて帰ってきたらまた・・・
隠し扉を開けて教会の外へ出る。

「も〜っ!なんで携帯着信拒否ってんの!」
「心配したんだから・・・」
舞美に早貴!?なんで・・・

「お兄ちゃん・・・大丈夫?怖くなかった?」
「私たちが来たからもう大丈夫♪」
千聖に愛理も・・・

「どうしてここに・・・ぐっ!」
「どーして?じゃないでしょ!まずはみんなに心配かけたことを謝るの!」
舞美・・・それは分かるけど、お腹にグーパンは効くぞ・・・

「ゴメン。話せば長くなるけど、俺は今行かなくちゃいけないんだ。理由は・・・後で話す。」
「     、みんな知ってるよ。」
早貴?なんのことだ?

「    さんと私、ううん、私たち5人は運命でつながった関係。こうして出会ったことは偶然じゃないの。」
「お兄ちゃんと初めてを過ごした次の日に夢を見たんだ。」
「私もだよ。昔私たちはこの街で出会った。小さい頃に秘密基地を作ってみんなで遊んでいた。」
千聖と舞美・・・お前も同じ夢を見てたんだな。

「おばあさまが話してくれたとおりだわ。いつか”運命の人”があなたの前に訪れて、あなたの危機を守ってくれる。写真に写ったあなたが・・・」
愛理が俺がプレゼントした写真立てを見せた。
「これは小さい頃の私とあなた。他のみんなも持っているよ。」
舞のと同じだ。

「ちょっと・・・私ばっかりおいてけぼりはずるいよ・・・」
「舞!さっきまでえ・・・疲れてるんだから無理するな・・・」
「大丈夫だよ。あなたから”力”をもらったんだもん。すごく力が出てきたの・・・」

舞の体から黄色いオーラのような気が出ているのが分かった。
そして舞美、早貴、愛理に千聖もそれぞれ赤・青・ピンク・緑のオーラが・・・

「さあ、行こうよ!」

1 分かった。でもいざとなったら俺が守ってやるからな
2 ありがとう。でもこれは俺の問題だ。大丈夫、すぐに戻るから



1かな


1で



「分かった。でも、お前たちは手出しをするな。いざとなったら俺が守ってやるからな。」
「あーっ!私たちのことを足手まといだと思っているでしょ!」
「   は気付かないかもしれないけど、あなたにもらった”力”結構すごいんだからっ♪」

早貴はともかく、舞美はその腕力と”力”があれば無敵だと思います・・・
「何か言った?」
だからオーラ全開で殴ろうとしないでっ!

「冗談はそこまでにして、行くぞ!」


〜きゅ〜てぃ〜☆カフェ店内〜

「愛理、本当にここでいいの?」
「うん、私が調べたらこの辺りが磁界が強くて、おそらくこの部屋のどこかに・・・」
「あった〜!入り口あったよ〜!」
「早貴さすが!」

ロッカールームの誰も使っていないロッカーを開けると異空間へとつながる入り口が見つかった。
意を決して異空間の渦の中へ飛び込む。

「待ってたよ・・・CUTE9100061号。いや    と言ったほうが正しいか。」
「あ、兄貴!」
「うそ?    と瓜二つだよ?!」
「どういうことー?!」「ちさともわかんない・・・」
「クローンですね・・・」

「さすがは愛理。いや、キューティー皇国第三皇女の末裔アイリーン。」
「・・・・・」
「どうしたの     ?顔が青いよ。」
「あははは!どうやら皇女様の末裔たちには本当のことを教えてないようですね。」
「お兄ちゃんが嘘をついてるとか?そんなことない!」
「何とか言ってよ!」

「おーっとそこまでよ♪」

異空間に白い割れ目が出来、そこから女性が飛び出してきた。

「保田さん!」
「貴様・・・セカンドだな。どうして・・・我々が調べても反応がなかったのに・・・まさか?」
「残念でした♪あなたの相棒は私たちが丁寧に”処置”してあげたわよん♪」

「ちょっとー!何のことか分からないです!」
「舞美ちゃん、いえ、第一皇女の末裔マイミー様。簡単に話すと、あなたたちは惑星連合モベキマスの皇女の末裔。つまりこの星の人じゃないの。」
「正しくはこの地球人と皇女との子孫ですよね。保田さん。」
「その通り♪まあ、地球に移住して数千年だから、ほとんどモベキマスの人間なんだけどね〜♪」

「それで・・・    はあの敵と同じクローンなの?何が目的なの?」
「     、言うのが辛い?だったら私が・・・」
「いいです。俺の口から・・・」

俺は真実を話した。

俺とこのクローンはモベキマスで育った”オリジン”の遺伝子をクローンで複製して培養した卵子と人工授精して出来た子供だ。
当然親の顔は見た事がない。目的は地球へ来るため。
クローンはそれぞれ目的を与えられ地球に溶け込むように記憶をプログラミングされ送れこまれた。

俺の目的は皇女の子孫を監視するため。そしてもう一体のあいつは「俺の監視と接触の阻止」

「ちょっと待って?なんで同じクローンなのに目的が違うの?」
「それは私が説明するわ。モベキマスの中にも色んな派閥があって、異星人との交流を推奨する者と、異物を排除する原理主義の人間がいるの。    たちが生まれたときに誰かが勝手にプログラミングを書き換えて・・・」
「    様の命令は絶対なのだ!”セカンド”まで始末できるのなら俺は神として生まれ変われる!」

「ちょっ!こいつ気持ち悪っ・・・」
「完全に洗脳されてますね。可愛そうに・・・」
「さ〜てどうするのかしら?こっちは7人、あなたは1人。大人しく投降すれば本部には不問に処するように・・・」
「うるさい!ならば、貴様らも道連れに神の国へ行くだけだ!」

「あ、あれは・・・」
「やっかいな物を持ち込んだわね・・・時空波爆弾。」
「な、なんなの〜っ!」
「爆発すると空間は引き裂かれて、その歪に全て飲み込まれる・・・」
「やだ〜っ!死にたくない〜っ!」
「落ち着いて、隙を見て・・・」

1 保田さん、みんなを連れて逃げてください。後から必ず追いかけます・・・
2 突如空間が裂け、3本の光の矢が敵を射抜いた
3 みんな10秒だけ時間を稼いでくれ。その隙に俺がなんとかします



なんなのこの超展開w
3


2で



「へ、へびぃ〜っ!」
冷静な愛理がかなりうろたえている。蛇が嫌いなのか。
でも、俺たちにこんな能力があるなんて聞いてないですよ!
「あいつら・・・細胞まで組み替えたのね。何が原理主義者よ呆れるわ・・・」

「まずはお前から食ってやるわ!」
右腕から伸びた蛇の頭が愛理を襲う。
「うがぁぁぁぁーっ!」
その刹那、空間の切れ目から3本光の矢が降りてきて化け物の体を射抜いた。
身動きが取れない化け物。今だ!

「みんな、10秒だけ時間を稼いでくれ!俺が何とかする。」
「何とかって・・・分かったわよ。信じるわ。」

<Maimi's SIDE>
またあの優しい瞳だ。こんな時に照れるじゃないの。
でも、その優しい瞳のあなただから信じられる。
あなたがクローンでもなんでもいい。    は    なんだから。それ以上でもそれ以下でもない。
これが終わったらまた・・・

「行くわよ!舞美!」「早貴!」「愛理!」「千聖!」「舞!」
「5人揃っては・じ・け・る・ぞい!ピーチスパークリング!」
5人が手を合わせると大きな光の輪が化け物に向かって飛んで行き、化け物の体を縛り上げた。

「覚悟しろ!」
「お、お前・・・俺と君は同じ子宮から育った”兄弟”だろ・・・兄弟を殺そうと言うのか・・・」
「そんなこと知らない。俺は彼女たちを”見守る”だけだ。それに俺は1人だ・・・」
「た、たすけてくれ・・・・ぐはぁっ!」



エピローグ 忘れたくない夏〜The last summer with you〜

最終決戦から3日経っただろうか。気がつくと俺はベッドの上で目が覚めた。
「お、お兄ちゃん!」「良かった・・・心配かけないで・・ばか・・・」
「心配したんですよ。クククッ・・・」
涙目で覗き込む千聖と舞美、そして愛理。

「俺どうして・・・いててっ!」
「おにーちゃん!むりしちゃだめ!」
「説明しましょうか?」

愛理はこの3日間にあったことを話してくれた。
3日前にきゅ〜てぃ〜☆カフェが火事になり、俺は取り残された彼女たちを助けるために店の中に入り・・・
ちょっと待て、俺は化け物と戦って・・・
「なに訳わかんないこと言ってるの!」
「お兄ちゃんかわいそう・・・ちさとが胸を貸してあげるから・・・」
「千聖ったら大胆ですね。ケケケ・・・」

この様子は嘘をついてるわけでもないし、一体どういうことだ?
あれは夢だったのか?
「あ、保田さ〜ん!」
「ほらほら、この子は病人なんだから。もうちょっとゆっくりさせてあげなさい。」
「は〜い・・・」

3人が部屋から出るのを確かめて保田さんが話し出した。
「いろいろと面倒だから記憶を書き換えておいたわ。しばらくは彼女たちも日常どおりの生活をできるでしょうね。」
「保田さん・・・俺?」
「ん?どうしたの?恋の悩み?そうよね〜、5人もいるし。まあ、モベキマスは一夫多妻DDもOKだから♪」
「そうじゃなくって・・・俺、これからどうしたらいいんでしょうか?」
「う〜ん・・・それは私にも分からない。君の好きなようにすればいいよ。まあ、この後本部に報告しに戻ってもらわなければいけないけど。」

「そう言えば、早貴と舞はどうしたんですか?」
「早貴ちゃんは君の快気祝いの準備だ!って大忙しだって。それと・・・入っていいわよ。」
病室の扉を開けて舞が入ってきた。
「おかえり・・・」「ただいま・・・舞。」


〜3日後・早貴の実家の宿〜
順調に回復した俺は無事退院した俺は早貴の実家の宿で快気祝いを開いてもらった。

「舞、こぼしたらダメだろ。ちゃんと全部飲むんだぞ」
「うんっ・・・ふぅぅぅっ・・・ふぅぅぅっっーん!」

「    ちゃんだいじょうぶ?こうすれば大きくなるかな・・・あっ///」
「はぁぅっ!べちゃっ・・ちゅぅっ・・・はぅっ・・・   ひゃんのおひんひんあちゅい・・・ふぅぅんっ!」

「だいじょうぶ?こんなにたくさん出したら・・・・ぱくっ♪」
「やぁぁっ!あぅぅっ!のどのおくまれっおちんちんがぁっぁっ・・やぁっ!」

「くにゅくにゅ・・・あったぁ♪ここを弄ると・・・ほらっおっきくなりましたぁ〜♪」
「ちゅばっ、ぴちゃっ・・・はむぅっ・・・ちゅちゅちゅちゅ・・・はぁぁっ♪」

「ふぅふぅっ・・・はぁぁぅっ!」
「    のおちんちんからこんなにぃ・・・しあわせだよぉっ///」

彼女たちに奉仕してもらった後、海沿いの道を散策して・・・隣に誰もいない。
「ちょっと〜!」「も〜っおそいっ!」
舞美と舞が部屋の前で待っていてくれた。
(つづきます)

「聞いたよ。戻るんでしょ?」
「・・・・さびしいよ・・・」

正直俺も寂しい。保田さんの言うとおり、俺の好きなようにしていい。
出来るならこのまま彼女たちと・・・
でも・・・
「今回は一時的に記憶を書き換えたけど、何らかのショックで封印された記憶が戻るかもしれない。それを彼女たちが受け入れられるなら・・・」

彼女たちに辛い思いをさせたくない。俺の目的だから。
目的?そんなんじゃない?

「    さんと私、ううん、私たち5人は運命でつながった関係。こうして出会ったことは偶然じゃないの。」

「ねぇ?答えて!」「舞ちゃん・・・   を責めないで、    だって・・・・ぐすっ・・・」

1 約束する。必ず戻ってくる
2 ゴメン・・・・
3 実は俺は・・・それでもいいのか?

(本編最後の選択肢になります)



3
悪いけど後を頼みます


3で


3



「実は俺、この地球の人間じゃないんだ。しかも、お前たちを監視して・・・そんなやつなんだぞ。それでもいいのか?」
「うん、いいよ。」
「ゴメン・・・実は知ってたんだ。」
「舞、舞美・・・」

「はいはい!そんなところで立ち話しないの〜」
「お兄ちゃん、お腹空いてない?それともお酒?」
「それともあ・た・し♪ふふっ♪」

「早貴、千聖、愛理・・・」
「みんな知ってたんだ。偶然、音だけ愛理の携帯で撮ってあって・・・」
「いいのか?あいつみたいに腕が蛇に・・・」
「それはないでしょ〜♪だって、おちんちんがすごく大きくて、何度出しても///」
「それだけで異常だから・・・もう驚かないわよ///」

「でも・・・店が。店がなかったら俺はここにいる意味が・・・」
「大丈夫ですよ。3週間もすれば新しく建て直せるみたいだし。」
「それまでうちの宿で、もちろんきっちり働いてもらいますからね♪」
「あーっ!ちゃっかりお婿さん修行させようとしてる!ずるいぞヘタレ!」
「夜は毎日・・・・したいの///あれからしばらくご無沙汰だし・・・」
「舞が    のかちかちおちんちんをとろとろにしてあげるから///」

「それじゃあ    の未来を祝してみんなでなかよく♪」
「おい、こら待て!愛理、乳首舐めちゃ・・・千聖おっぱいではさむな・・気持ちいい・・・」
「みんなずるーい!    、私のジュース飲んで///」
「じゃあ舞は右足擦るから、ヘタレは左ね・・・・あんっ」
「ヘタレ言うな!やぁぁぁんっ・・・あそこがあついのぉ///」

「や、やめろ!歯立てたら・・・あーっ!」

そんなこんなで俺と彼女たちの忘れられない、忘れたくない夏はまだしばらく続きそうだ。
この後俺たちはどうなるだろう?どんな運命を辿るのだろう?

そんな未来のことはよく分からない。
ただ一つ言えること、地球の最後がやってきたとしても、この夏の思い出は絶対に忘れることが出来ないだろう。
最高に素敵な夏にありがとう。

「     ?すっぽんの生き血飲む〜?ママが用意してくれたの〜♪」
「で、でるぅ〜っ!あぁぁぁ〜っ!」


「ダーヤス卿、どういうことかね・・・」
「さて、何のことでしょう?私は何もしていませんが・・・」
「まあ、いい。で、まだ経過観察は必要かね?」
「ええ、将来の研究としては最高の被験者たちですので。」
「よろしい。それではよろしく・・・」

「さ〜てと、これで口うるさい幹部は黙らせたと。こんな楽しいショーはたっぷり楽しみたいからね〜♪若いっていいわね〜」

〜Fin〜