(こちら参照) 

四人にボロボロにされてから、数日が経った。ようやく機能も回復してきてこれからというところだが、俺には気になって仕方ないことがあった。 
それは誰でもない、梅田えりかのこと。 
この間のプレイ中に気付いた違和感。今までのえりかとは違う何か。俺は考えたくない可能性が気になって気になって。 
あのえりかがまさか俺以外の男と・・・? 
そんな馬鹿な!あり得ない! 
だが放置気味なのは事実・・・でも・・・! 
考えていてもしょうがない。俺は直接呼び出して聞いてみることにした。 

カチャリとドアが開いてえりかが現れる。 
「なあに?マネージャーさん」 

1.心の準備が・・・遠回しに聞いてみる 
2.男なら単刀直入に聞く 
3.いきなり身体に聞いてやる 



ウダウダ言ってても仕方ない。ここは単刀直入に聞く! 
「えりか・・・男ができたのか・・・?」 
「へっ?ちょっといきなり何言い出すの?」 
「何ということはないだろう!?正直に教えてくれ、男がいるのか?」 
突然の話だったせいかしばらくキョトンとしていたが、さすがはアドリブお任せの℃-uteの要。頭の回転は早かったようで、おおよその事態を飲み込むと、ゆっくりと笑みを浮かべて話かけてくる。 
「あぁこないだのエッチのこと?どうしてそう思うの?」 
俺は素直に感じていたことを話した。 
「フフフ・・・妬いてくれてるんだ、マネージャーさん♪」 
ちょっと待ってくれ、なんだよこの余裕は・・・?まさか、やっぱり、本当なのか?そんな・・・。 
えりかは妖しく笑みを浮かべている。 

えりかの初めては俺だった。初々しかったあの日から、俺たちは何度も身体を重ねてきた。楽しかった思い出が頭をよぎる。 
確かにえりかとは変態チックなプレイも多かったし放置してしまった期間もあった。でもだからといって他の男なんかにその身体を許すなんて・・・理不尽かも知れないけど耐えられない。 
・・・えりか、教えてくれ。どうしたらまた俺だけのえりかに戻ってくれる? 
「フフフ・・・じゃあね・・・より恋人っぽく抱いてくれる人についてくことにするよ。ヘンタイのマネージャーさんにそんなことできるかな?」 
くっ、なんだと・・・できるさ!やれる!やってやるとも! 

さてどうしようか? 

1.キスからだ 
2.手を握る 
3.髪を撫でる 



茶色でも美しくみずみずしいえりかの髪をさらりと撫でて顔を近づける。しかしその手は突然に振り払われてしまう。 
「ちょっとやだ、そんな馴れ馴れしい」 
そんな・・・お互い知らない仲じゃないだろうに、これは手厳しいよ。 
「私、これでもまだ高校生なんだよ。優しくできないの?」 
こないだあんなことしといてよく言うよ、と思わないでもないが、今はえりかの望むようにしないと。 

1.じっと目を見つめる 
2.黙る 
3.好きだと叫ぶ 



そうだ、えりかは高校生。俺も高校生だった頃を思い出して・・・。 
俺はおずおずとえりかの手を握ってみた。そういえば、手を握って愛を告白するなんてずいぶんとしてないな。俺は改めて自分の汚れっぷりに気付いた。えりかが欲しい。奪われたくない。あの頃のように、純粋な気持ちをぶつけるんだ。 
えりかの手を両手で包み、胸の前に置く。そして優しく、だがはっきりと俺はえりかへの愛をささやいた。 
えりか、今まで色んなことしてきたけど、求めてたのは快感だけじゃないんだ。いつもそこには愛しい気持ちがあったんだ。誰よりも優しいからこそ受け入れてくれる君に甘えたかったんだ。えりか、愛してる。離れたくないよ・・・。 

「・・・」 
やっぱりダメか?何か言ってくれよえりか・・・。 
「・・・下手な告白wでもちょっと嬉しかったかな。ギリギリ合格」 
ようやくえりかが顔を上げてくれた。やったぜ! 

さて次は 

1.優しいキス 
2.激しいキス 
3.ベッドになだれ込む 



あんな恥ずかしい告白をしたのでいざとなるとお互い照れくさい。それでも顔を近付けて・・・優しく触れるだけのキスをした。 
一度口は離した二人だったが、にっこり笑うと今度は目を閉じて何度も唇を重ね合わせる。ついばむような軽いキス。えりかの柔らかくてしっとりと吸い付くような唇の感触が心地よい。 
しばらく続けるうちにたまらなくなったのか、えりかは手を腰に回して激しいキスを求めてきた。よし、調子が出てきたぞ。相手がどんな馬の骨か知らんが、俺のキスの方が上手いって教えてやる。 
唇に吸い付き、舌を絡ませる。だがあくまでも恋人っぽくだからな。今日はいつものような唾液交換や透明な橋架けは無しだ。純粋にえりかを求めるんだ。 
ゆっくりと舌を回し、鼻を触れ合わせる。時々目を開けて微笑みあう。久しぶりだ、こんなキスは。なんだろうこの感じ・・・俺の心まで満たされていくような・・・。 

さて次は 

1.くわえてよ 
2.裸で触れ合おう 
3.着衣のまま・・・ 



抱き合ったまま、ベッドに移動して、向かい合って座ったまま服を脱ぐ。 
二人とも生まれたままの姿になって抱き合った。エキゾチックな顔立ちの割に白く滑らかな肌の感触を楽しみながら、ゆっくりキスを続ける。 
二人とも息は荒くなっているが苦しさは感じない。身体をまさぐりあい、肌を貪るように求めあう。 
えりか・・・えりか・・・ 
俺としたことが無意識に声が出ていたようだ。 
「マネージャーさん・・・本当に私のこと愛してくれてる?」 
当たり前だろ?今は何よりえりかが欲しいんだ。嘘じゃないさ、愛してる。 
「…あ…マネー、ジャーさ…んッ」 
ようやく俺たちは心も身体も繋がった。 

1.正常位 
2.対面座位 
3.後背位 



挿入して細かく動きながら、キスを少しずつずらして首筋をついばむ。鎖骨にツツツと舌を這わせると、えりかは快感にその身をよじらせた。 
少しずつピストンの幅を大きくし、その勢いで身体を抱き上げて繋がったまま向き合った。 
「きゃッ・・・なにを」 
そうだよな、えりかとこんな体位でするのは初めてだもんな。びっくりするよな。大丈夫、俺に任せて・・・。 
右耳を舐めながらそうささやくと、えりかは俺の首に手を回し、安心したように体を預けてきた。 
片手でえりかを支え、空いた手で胸を揉みしだきながら、俺は再びキスをした。 
既にお互い高まりつつある中でのキスは荒くなる。ベッドのスプリングを最大限に利用して、上下運動はより二人を深い部分での粘膜的に接合させる。 
「あっあっあっ・・・マネー…ジャー…あ、たるぅ・・・」 
えりか。えりか。 
「気、持ち、いい・・・よぉ〜・・・」 
大洪水の結合部はえりかが既に絶頂に近いことを示していた。 
「やんやんやんやん・・・ぅぅぅ・・・ぃやぁッ!」 
えりか・・・。最後に思い切り腰を突き入れて抱きしめると俺は爆発して果てた。 
えりかは俺の腕の中で快感に震えたまま意識を飛ばしていた・・・。 

俺たちは裸で抱き合ったままシーツにくるまって時間を過ごした。満たされたえりかはようやく真相を語ってくれた。 
「別の男なんて・・・いないよ」 
・・・えっ!?じゃあこれは・・・? 
「ごめんねマネージャーさん。いつも変わったプレイばかりだったから、たまには優しくして欲しくて・・・一芝居しちゃった」 
「こないだ違った責め方をしたのは、もっとこっちを見て欲しくて・・・ビデオで勉強したことを実践してみたから」 
そうか・・・俺の為にそこまで・・・。それでこんなことに気付かされるなんて皮肉なもんだよな。でも良かった・・・えりかに男はいない。まだ俺だけの、俺しか知らないえりかでいてくれたんだ。傲慢だけど、正直な気持ちだ。 
ごめんなえりか。そしてありがとう。 

「マネージャーさんがこんなに優しくしてくれて今日はすごい嬉しかったんだよ。これからも私はマネージャーさんのモノなんだよ・・・大事にしてね…///」 
かわいいよえりか。これからもずっと、愛してる。