ちぃや愛理ちゃんや早貴ちゃんやと毎日溜まる間もないような毎日を送ってる俺。
色んな女の子と付き合ってるって感じになっちゃってるけど「まぁしょうがないか」みたいな感じに思ってくれてて。
いつかは何とかしなきゃいけない、と思いつつ、そんなみんなに甘えちゃってる俺。
でもそんな風に思ってくれない子も当然いるわけで。

『ジミー先輩とは自然消滅しちゃったんですよ』
以前熊井ちゃんにこんなこと言われちゃたこともあってまだ付き合ってる気でいた俺には寝耳に水。
ケンカしたり殴られたりするよりよっぽど効いたかも。
なかなか誘うに誘えない、というかどういう距離感で接していいか分かんなくて。

今年のお正月に久々に会ったときに熊井ちゃんが言ってた『巫女さんの服が着てみたい』発言。
せっかく姉ちゃんがいるんだしコスプレなんかじゃなくてホントの衣装を貸してもらいたい、と頼み込んだ。
かなり渋ってた姉ちゃんだけど何とか貸してもらう約束を取り付けて。
熊井ちゃんをそれで誘ってみる。
これをきっかけに前みたいに仲良くできたらいいんだけど…

1.俺の家に来てもらう
2.神社で待ち合わせ
3.巫女さん衣装の前にぶらっとデートしよう 



2 


3
軽くお話してから 


3 



「ジミーせんぱぁい!」
「熊井ちゃん」
「もぉホントにお久しぶりです〜」
姉ちゃんの神社で待ち合わせ、俺の姿が見えると走ってきた熊井ちゃん。
少し髪の色を明るくしたけどわらうとふにゃりとする表情は変わらない。
でも『お久しぶり』なんだよな、熊井ちゃんにしてみたら。
お正月からいろいろあって2人っきりになることもなかなかできなかったし。
今日はいっぱいいっぱい熊井ちゃんに笑顔になってもらえたらいいんだけど。

「なんかお正月じゃないのに来るのってヘンな感じですね〜」
「確かにねw まぁおかしくはないでしょ、合格祈願とかで来たりするし」
「まぁそうですけど、お正月以外で来るの私初めて」
確かに時期外れってこともあり、休みの日の昼下がりに俺たち以外に来てる人なんて全然いない。
手水も止めてあるし、お守りとか買える場所も閉まってて人気が少ない。
「でもホントに着れるんですか?あーもうすっごい楽しみ〜♪」
「なかなか姉ちゃ…清水先輩に衣装貸してもらえなくてさ、やっぱり神聖なものだしさ」
「あ〜やっぱりそうかもですね〜、ちょっとそういうの聞いたら緊張しちゃうな」
「大丈夫だって、しっかりシャンとしてたら神様だって許してくれるよw」
なーんて、適当なこと言っちゃったりしてw
境内を歩いて裏口に回り、自宅に上げてもらって姉ちゃんの部屋へと向かう。

「こんにちは姉…清水先輩」
「こんにちは〜」
「こんにちはジミー、熊井ちゃん」
神社といっても裏手側の住居部分は普通の家、普通の部屋。
姉ちゃんの部屋に入るのは初めてじゃないけど、何度見ても意外と女のコっぽい部屋が神社にあるってのはちょっと驚く。
姉ちゃんのベッドの上には巫女の服と思われる和服を包む和紙の包みが。

1.川´・_・リ<着替えさせるからジミーは出てナサイ
2.あれ、姉ちゃんこれから仕事?俺が着せるの?
3.着替える前に熊井ちゃんに『沐浴』しなさいって? 



デコボコのカラミもいいなw
3 


1 



「うわ〜巫女さんだ!これ着ていいんですか!?」
「いいけど…ちょっと待って、袖を通す前に"沐浴"しなきゃ」
「もくよく?何ですかそれ?」
「着替える前に俗世で知らない間についてる穢れとかを洗い落とすの、シャワーだけどねw」
「シャワーなら家で浴びてきましたよ?」
巫女さんのきまりなんだろうけど、着替える前に身体を洗って清めないといけないらしい。
神様に仕えるとかそういうことするとそういうものなのか、よく分からないけど。
「ふーん、そういう作法があるんですね、でもお水ですか?風邪引いちゃいそう…」
「あー違うの、ちゃんとお湯出るシャワーだけどね」
「でもそしたらうちのシャワーといっしょじゃないですか?それだったら家で浴びてきたし…」
「何ていうのかなぁ…そういう清める専用っていうか、お祓いしてある場所っていうか…」
「うちのお風呂なにか憑いてるかもしれないってことですか!?」
真面目な佐紀姉ちゃんと真面目だけど細かいことまで完全に理解しないと気が済まない熊井ちゃん。
なんか噛み合ってるようで噛み合ってない会話が面白いかもw
でも姉ちゃんの粘り強い説明で熊井ちゃんもようやく納得してくれたみたいで。

「じゃあここで普通に身体洗えばいいんですね」
「うん、上がったら装束着て出てきてくれればいいから」
「はーい」
沐浴のための風呂場に案内されて、巫女さんの衣装を脱衣所に運び込む。
熊井ちゃんはこれからここでシャワー(沐浴)して巫女さんの衣装に着替えるわけだ。
「じゃあ俺もゾクセのケガレを祓いに…」
「ジミーは関係ないでしょ、大人しく待ってなサイ」
どさくさ紛れに俺も熊井ちゃんについて風呂場に入ろうとすると姉ちゃんに首根っこを捕まれる。

1.大人しく待つ
2.姉ちゃんも風呂場に入ったのでレッツnozoki
3.強行突破しかない!
4.じゃあ俺の穢れは姉ちゃんが祓ってくれるよね、手と口で 



まずは4にしておこう。このあとの展開もあるけど… 


2! 



「だって姉ちゃん、俺もケガレをハラっとかないと…」
「着替えないならそんなことしなくていいの、どうせジミーは覗きたいだけでしょ」
ええ、全くその通りですが何か?w
今の熊井ちゃんだったら俺がいきなり入ってきても俺もいっしょにモクヨクしたいって言ったらOKしてくれそうなのに…
ドアの向こうから水音が聞こえてくる、きっと今ごろシャワー浴びてるんだろうな。

「じゃあ分かった、俺のケガレは姉ちゃんが祓ってくれるってことだよね?」
「ちょっと待って、大体なんで穢れがここになるの」
「まぁ俺って姉ちゃんも知っての通り煩悩の塊だからw」
「やだジミー、本気!?」
姉ちゃんの手を取って俺の股間に導く。
そのままズボン越しに手を重ねてさすってもらうとどんどん熱を持って膨らんでいく。
ジッパーを下ろしてびよーんと飛び出た俺の息子。
「巫女さんな姉ちゃんにシてもらったらいつもより煩悩も祓えると思うから」
「熊井ちゃんが出てくるよ」
「…それまでに終わるから」
「……自己管理だよこういうの…」
姉ちゃんは前に舞美先輩たちといっしょに『浮気しないように溜まってたら全部搾り取る』って約束してくれてるしね。
姉ちゃんにしてもらったら俺もいつもよりたくさん出て全部出しちゃえると思うし。
残念ながら今日は私服で巫女姿じゃないけど、そんな姉ちゃんが俺の足元にしゃがんで息子を手コキしてくれてる。
ちろちろと亀頭を舐めながら竿のほうを指で動かしてくる姉ちゃん。
遠くに聞こえる水音と、股間の刺激が心地いい。

1.時間もないしイラマチオで一気に出しちゃえ
2.姉ちゃんもしてあげるね
3.熊井ちゃん!?違うんだこれは 



1 


せっかくの熊井ちゃんで3はマズイww
2いきたいけど1で
匂いとかでバレかけたら面白いなw 



流れる水音、今ごろ熊井ちゃんは身体洗って流してるんだろうか。
そんなことを妄想しながら股間の刺激に身を任せる。
「ちょっとジミー、まだ大きくなってるよ」
「だってその…姉ちゃんがシてくれてるって思ったら…」
「ホントに悪い子だねジミー、熊井ちゃん連れてきてこんなことして…」
「それはその…いつか絶対埋め合わせるから、ね!」
唇を尖らせて姉ちゃんの抗議に弁解しつつ。
それでも鈴口までキレイに舐めてくれる姉ちゃんの優しさとやらしさに俺もうビンビンですw
でもあんまり時間がないのも事実で、時間もないし姉ちゃんも分かってくれるよね?

「姉ちゃん、そのまま咥えてくれる?」
「んむ…んもっ、ふぉぉ?」
「んくっ…ごめん、すぐ済ますから!」
「んむぅ!?んぐ、んむぅぅ!」
姉ちゃんの口の中に俺の息子が飲み込まれていく。
姉ちゃんのフェラは丁寧だからこれはこれでキモチいいんだけど、急いで済まさないといけない。
姉ちゃんの頭を押さえてイラマチオで激しく頭を動かしていく。
「あーやばい、すっげいいよ、姉ちゃん、最高」
「ふぐぅ、もっ、もごごっ、んんっ!」
「やべ、もうイキそうだよ姉ちゃん…く、うぅ!」
「んぐぅぅ!」
喉までも息子が届きそうになりながら、あったかい姉ちゃんの口の中、舌の感触。
あっという間に射精感が高まり、姉ちゃんの口の中、奥の奥に精液をぶちまける。
抵抗する姉ちゃんの舌が俺の裏スジを刺激して射精の余韻に浸る。 

「…っふ…、ごめん姉ちゃん、あんまりキモチよくってつい…」
「けほっ!ついじゃない!むせるかと思ったんだからね!」
「いやその、あんまり時間かけて熊井ちゃんにバレたらやばいって思って…」
けっこう無茶したから息苦しかったか、俺の息子から頭を離した姉ちゃんが何度も深呼吸を繰り返す。
廊下の洗面台で口をすすいで戻ってきて一息、当然ながら猛抗議される
「もう知らない、勝手にすれば!」
「あっちょ姉ちゃん!」
流石にやり過ぎだったか姉ちゃん、怒って足音高くどこかへ歩いてってしまった。
ちょっとちょっと、俺1人で熊井ちゃんの服どうにかするの?

「ジミー先輩ー、あの、清水先輩いますー?」
「熊井ちゃん、シャワー終わったの?」
「はいー、今から着るところなんですけど」
…どうする?

1.姉ちゃんいないし、俺がやるしかない
2.まず1人で着てもらって、出てきたところで俺が直そう
3.姉ちゃんに謝りに行こう 



2 


先に誤ったほうが良い気もするが2で
一応着方は教えてもらったはず?なので
まあ綺麗に着せられるかどうかはw 


3 



「えっと、ちょっと今佐紀姉…清水先輩いなくって」
「どうかしたんですか?」
「うん、他に用事があるみたいでさ、とりあえず俺も巫女さんの服の着かた分かるからさ、1回着て出てきてみて、俺が直すからさ」
今は熊井ちゃんのほうが優先だ、後で謝りに行くから許して姉ちゃん。
その姉ちゃんに前に巫女さんの服の構造は教えてもらったし、多分何とかなるはず…多分。

「あれー、これ上かな、下かな?」
「熊井ちゃん、大丈夫そう?」
「はいー、何とか…これシャツじゃないの?あれ、和服って右前だっけ左前だっけ?」
「うぅ…」
言い出してはみたものの、熊井ちゃんの独り言を聞いてたら不安になってきた。
左前、右前?どっちだっけ?
ちゃんと着付けられればいいんだけど…
「あの、ジミー先輩?一応着れたんですけど、なんかヘンですよね…?」
「着れた?うーん……」
待つこと数分、風呂場のドアが開いて巫女の衣装に着替えた熊井ちゃんが出てくる。
けど確かに、言われてみればどことなくおかしいような、そうでないような…
あれ、これもしかしてこの内側に着てるの、上下逆なんじゃ…

「なんかちょっと窮屈で、ブラのワイヤーが引っかかるんですよね」
「ワイヤー、ってもしかして熊井ちゃん、下着自前のつけてるの?」
「そうですけど?」
ぎこちない衣装でなんか動きづらそうにしてる熊井ちゃん。
和紙でできた衣装の袋包みの中身は全部使ってるみたいだから…
どんなに衣装のことはうろ覚えでもこれだけは覚えてる、『巫女さんはトクベツな下着をつけてる』。
それは準備されてないっぽいなぁ…微妙に着かたもおかしい気もするし、姉ちゃんじゃないと分かんないかも。

1.やっぱり姉ちゃんに謝ろう
2.為せば成る、俺だって上手くできるはずだ!
3.とりあえず巫女さんは下着はつけないよ、脱ごうかw 



2+3
イチから着なおすしかないw 


やっぱり謝った方が良いのか・・・3にしたい
なんか久しぶりの熊井ちゃんだからガっついても良いものなのかわからんww 


31 



「えっと…とりあえずね、巫女さんって下着つけないんだって」
「えーっ、じゃあ最初から違うじゃないですかぁ!」
「それにやっぱちょっとどこか着かたおかしい気もするし…1回全部着直したほうがいいかも」
「そうですね、でもその、ジミー先輩が見てると…」
「えっと、着る順番とかあるから見てないとだし…そう、後ろ向きでいいから、俺見ないようにするし!」
「うー…見ないでくださいよ、絶対ですからね!」
やっぱり前に教えてもらった順番にちゃんと現物見ながらやらないと分かんないな。
そんなわけで熊井ちゃんにはもう1回一から着なおしてもらうことにする。
まぁ着替えシーンや裸も見たくて見たくて仕方ないんですけどーw
真面目な熊井ちゃん、しかもこういう着付けの知識ないから下着つけないってのも本気にしちゃったよw

「じゃあここから後ろ向くから、見ないでくださいよ、絶対ですよ!」
「分かってるって、俺そしたら順番に着てくやつ渡すから」
後ろ向きになった熊井ちゃんが上半身見返って何度も俺に念を押してくる。
っていうか久々の熊井ちゃんの下着姿が拝めただけでもそれはもうwww
流石にこういう場所を意識してか上下とも白、その下着を外して、後姿だけど拝んじゃいましたよ、熊井ちゃんのヌードw
ちぃほどじゃないけど少し色黒で、すらりと長い脚、そして柔らかそうなお尻、くびれたウエスト。
彫刻でも見てるみたいな美しさだ。
っとっと、いけないいけない、まず着るのはどれだっけ…?

「まずこれ、この腰くらいまでのやつ羽織って」
「あー、やっぱりさっきの逆だったんですね」
「でそのあとにこっちの長いやつ…」
短めのやつ、そして長いやつ(正式名称は襦袢に白衣っていうらしいよ)を羽織る。
ほんの少し青みがかった純白の衣装をまとい、帯を締める。
なんかこれだけでもちょっと神々しい。
「で、袴を履いて…これ身体を一周させてから後ろで蝶々結びね」
「おぉー、なんかホントに巫女さんって感じですね!」
足袋を履いて、髪をポニーテールに結んで完成。
さっきよりは随分と巫女さんっぽくなった気がする。
「すごいすごい!巫女さんだ、カワイイー!」
熊井ちゃんも大はしゃぎだ。 

1.ちゃんと着れてるかボディチェックだ
2.外を歩いてみようか
3.写真撮って…え、もう満足なの? 



2 


3? 


1で整えてあげる 



「ジミー先輩、写真撮ってくださいよー」
「待って待って、ここじゃ暗くない?せっかくだし外歩いてみようよ」
「えーでもホンモノの巫女さんじゃないのに怒られませんかね?」
「大丈夫大丈夫、ジミーに任せて」
手首を曲げて袖を摘んで持ち上げながらくるりと回ってみせる熊井ちゃん。
細身で背が高くてスタイルがいいからすっごく似合ってる。
せっかくだし外でちゃんと境内で写真を撮りたくなったんだ。
そんなわけで熊井ちゃんを言いくるめて外に連れ出す。

「でもなんかホントに巫女さんになった気分ですよw」
「こんな巫女さんいたら絶対カワイイだろうなー」
「もぉ、褒めても何も出ませんってw」
神社の境内、松の木の下に佇む美少女。
高い枝に手を伸ばして結んであるおみくじに触ったりしてる。
そんな姿をデジカメに撮ってるとなんかコスプレじゃなくてホントの巫女さんみたいだ。
「あれ、お客さんですね、ウチちゃんと巫女さんに見えてます?w」
「大丈夫大丈夫、どっからどう見ても巫女さんだってw」
偶然通りがかった参拝客がちらちらとこっちを見て、それから本堂で鐘を鳴らす。
どっからどう見ても今の熊井ちゃんは巫女さんにしか見えないよ。

「さてじゃあ着替えましょっか、満足満足♪」
「え、もう終わり?」
「はい、もう1回着れたんで満足ですw」
んーっ、と両手を組んで上に大きく伸びをする熊井ちゃん。
まだホントに着替えて外出て写真撮って、15分とかそこらしか経ってないのに。
「え、でも勿体なくない?姉ちゃ…清水先輩に言ったらもっと色んなこと体験させてくれるかも(その前に謝らなきゃだけど)」
「んーでも着てみたかっただけですしぃ、それにその、ハカマがスースーしててなんか頼りなくて…」
そういえば忘れるところだったけど今の熊井ちゃん、ノーブラノーパンだったんだっけ。
早貴ちゃんはこういうの慣れっこだろうけど熊井ちゃんはそうでもないらしい。
そしてもう満足ってマイペースというか何というか… 

1.もっと写真撮りたい、小道具使ったり密着指導したり
2.偶然誰かが通りがかる
 A.川´・_・リ
 B.ル*’ー’リ
 C.州*‘ -‘リ
3.じゃあ着替えようか、え、別なコスプレもしたいって? 



難しいな もしや 脱線してるのか?w
1からの2Aかな 


1かな 



「お願い熊井ちゃん、もうちょっとだけ付き合ってよ、ちょっとでいいからさ」
「もぅ…ちょっとだけですよ」
「全然OK!あとでちゃんと埋め合わせするからさ!」
熊井ちゃんの了解を取り付けて小道具を取りに走る。
姉ちゃんの神社の仕事の手伝いたまにしてたから勝手知ったるなんだけどねw
「じゃあまずこのホウキ持ってポーズしてくれる?」
「こうですか?」
「いいねいいね、今度は両手で持ってこう脇で挟んでみて」
「なんかヘンじゃないですか?チャンバラじゃないんですからw」
裏手の物置から取り出してきた竹箒、やっぱり巫女さんといえばホウキだよね!
それを持ってポーズしてもらったり、両手で持って刀代わりに構えてもらったり。
「あとはこの雑巾ちょっとそっちの水道で洗ってみて、巫女さんの日常、みたいな感じで」
「これでいいですかぁ?」
「んーもうちょっとこっち身体向けて、こんな感じで…そうそう」
「いまどさくさにウチのおっぱい触ったでしょーw」
「あれホント?気付いてなかったw」
いや、確信犯ですけどねw
それほど大きいって感じじゃないけど布越しでも柔らかい感触。
背中越しに後ろから腕を取ってポーズを作りながらどさくさに触っちゃったり。
和服には巨乳はあんまり似合わないからこれはこれでイイ感じだ。

「…何してるのジミー」
「あれ姉ちゃん、いや熊井ちゃんもちゃんと服着れたし記念撮影をと思って…」
「ちょっと違わない?もっと白衣前カッチリ締めなきゃだし、そもそも袴が後ろ前」
「えー、ジミー先輩これでいいって言ったじゃないですかぁ」
私服のままだけど神社の仕事なのか荷物を抱えた姉ちゃんが通りがかる。
俺を冷ややかな目で見つつも熊井ちゃんの着つけの間違いを指摘してくれる。

1.ノーパンノーブラがばれるのはやばい、2人で着替えに戻ろう
2.熊井ちゃんを戻らせて今のうちに姉ちゃんに謝ろう
3.姉ちゃんが『自分も行く』と言って聞かず… 



勝手な選択だが13で
でも早めに謝っとかないとまずそうな感じ 


なんか悪い方向に行ってる気がw
2でとりあえず姉ちゃんに謝って助けてもらおう 


1 



「あと髪はそんな高い位置じゃなくてもう少し低いところで束ねてね、浴衣じゃないんだから」
「えっとそれじゃあ熊井ちゃん、今言われた感じで着替えてきてくれる?」
「えー、ウチ別にもう…」
「俺姉…清水先輩と用事があるからさ、ね!」
一通り指摘してもらったところを復唱しながら熊井ちゃんが裏手の家のほうに歩いていく。
姉ちゃんもくっついていこうとするけど着つけ直してノーブラノーパンなのバレたら大変だしね。
絶対俺怒られるし(まぁ怒られることやってるんだけどw)
それに姉ちゃんと2人きりになれるタイミングが欲しかったし。

「…何?」
「姉ちゃんさっきはごめん!その…ムリヤリしちゃって…」
「悪いと思ってるんだ?」
「思ってる思ってるに決まってるじゃん!」
熊井ちゃんが見えなくなったところで手を合わせて頭を下げる。
話を蒸し返して、とばかりに露骨に不機嫌になる姉ちゃん、でも俺には謝ることしかできない。
「ったく…誰にでもそういうことしてるんじゃないでしょうね!」
「してない!っていうか…姉ちゃんにしちゃったのもホントに出来心で…ホントにごめん!」
「ハァ…じゃあ今度埋め合わせしてもらおうかな」
「するする何でもする!」
まぁ正直イラマチオけっこう色んな子にさせてたりするんだけど、ついねw
そのたびけっこう怒られて反省するんだけど止められないんだけどw
呆れ顔ながらも何とか許してもらえた…かな? 

「まぁそれはそのうち考えとくけど…もう絶対あんなことしちゃダメだよ」
「分かってるよ姉ちゃん」
「どうしてもジミー相手だと甘くなっちゃうなぁ…ハァ」
何とか許してもらえたっぽいし、ほっと一息つく。
姉ちゃん怒らせると本人はもちろん、ネットワークで舞美先輩や桃子先輩からもとばっちりが来るかもしれないし。
「ところでジミー、夏休み大学見学とかするの?」
「んー、まだ決めてないけど…」
「ウチの大学来月オープンキャンパスするんだって、よかったらおいで?」
「マジで!?行きたい!」
夏休みに姉ちゃんの大学のオープンキャンパス。
進路決めなきゃな時期だし、前に桃子先輩の大学はちょっと覗いたけどこういうのも行ってみたい。
姉ちゃんが案内とかしてくれたらいいんだけどなぁ、ってそれは流石に厳しいかw

「お待たせしました〜」
姉ちゃんと仲直りできたところで熊井ちゃんが戻ってくる。

1.姉ちゃんが本殿で巫女さんの体験をさせてくれる
2.着替えて満足してるみたいだし、おみくじ引いて終わりかな
3.着替えてきたって、え、私服? 



どうやら3がいいらしいw 


うm3かな
これ以上着ているとノーパンノーブラバレそうだし
まあ熊井ちゃんはマイペースだから3だなw 


3かのう 



「お帰り熊井ちゃん、って、え?」
「あれ、装束じゃないの?」
「えへ、着替えてきちゃいました、個人的にはあれだけ着てたら満足だったんでw」
振り返ってみるとなんと熊井ちゃん、巫女さんの衣装脱いで私服に戻っちゃってるし。
いっしょにいる佐紀姉ちゃんなんて目を白黒させちゃってるし。
「あでもちゃんと着なおしましたよ、着なおして写真は撮ったんで」
「そっか…このあと良かったら本殿でお勤めちょっとだけやってみる?とか言うつもりだったんだけど…」
「着れただけで満足なんで、キモチだけで大丈夫ですw」
ケロッとした顔で言うから毒気を抜かれちゃって姉ちゃんも若干呆れ気味。
どこまでもマイペースでほわーんとした雰囲気、これが熊井ちゃんなんだよねw

「それじゃ最初にしてかなかったし、お参りして今日はおしまいかな」
「そうですね、あでもおみくじ引きたいです」
「もう…じゃあおみくじ準備しとくからお参り行ってきて」
「はぁ〜いw」
姉ちゃんが社務所に引っ込んでカーテンを開けておみくじの準備をしてる間に本殿の前に2人で向かう。
鐘を鳴らし、賽銭を投げ、二礼、二拍手、一礼。
熊井ちゃんが隣で作法の順序を説明してくるから背筋を伸ばしてしっかり真似をする。
っていうかその作法も本殿の柱に筆書きで書いてる紙を読んでるだけなんだけどw

「おみくじ、100円だって」
「っていうか清水先輩、巫女さんの服じゃないのにここ入っていいんですか?」
「いいの、っていうかいつもその服だったらこの中掃除とかできないでしょ」
「言われてみればそうですね」
姉ちゃんの待ってる社務所も今はシーズンオフだからか手前にお守りとかはあんまり並んでなくて。
おみくじの棒を引き抜いて、番号を言うと姉ちゃんがその番号のおみくじを渡してくれる。
俺の運勢はというと…

1.大吉
2.小吉
3.凶 



ここは3 


3 



「おぉー、大吉ですよ大吉!」
「俺はっと…げ、凶だ…」
「あららららw」
ガッツポーズの熊井ちゃんと対照的にフリーズする俺。
オチというか何と言うか。
「えーっと『仲直りの好機、勉学に吉あり』ですって!」
「んーっと…『女難水難の相あり、行いに注意、慎むべし』…」
「ジミー、お祓いしてく?w」
「…おいくらですか?」
「厄払いで5000円のお勤めかなw」
「…ちょっと今持ち合わせがないんで考えさせてくださいw」
なんかやけに楽しそうな姉ちゃん。流石に確信犯ではないと思うんだけど…。
まぁある種俺はいつも女難の相みたいなものだから平気でしょ。
水難って…これからプールに水着の季節だからこれも気をつけて行動すれば大丈夫、だと思うんだけど…。
「仲直りって誰のことだろう?ウチそんなケンカしてる人なんていないですけどね」
「まぁおみくじが絶対当たるってこともないしね」
「ジミーそれ自分に言い聞かせてるでしょw」
「まぁでも大吉なんでラッキーですよウチ!」
大吉にはしゃいでくるくる回る熊井ちゃん、きっとそのおみくじは当たってる、っていうか叶ってるよ。
今日1日過ごして思ったけどやっぱり俺、キミのことも大好きだ。
キミもそう思ってくれてると嬉しいんだけど。 

「ねぇジミー先輩、今日はすっごく楽しかったですよ」
「そっか、それは良かった」
熊井ちゃんと並んで自転車を漕いでの帰り道。
まぁ俺は姉ちゃんとケンカしかけたり若干ヒヤリとしたけどねw
でも熊井ちゃんが満足してくれたなら良かったよ。
「でも巫女さん可愛かったなー、なんかもっと他の衣装も着てみたいですね」
「あはは、すっかりハマッちゃったねw」
「だって楽しいじゃないですかぁw」
ずっと前だけど保健室で白衣着てエッチしたこともあったしねw
案外コスプレとかハマっちゃったりしてw
きっと熊井ちゃん真面目だからしっかり着付けて着てくれるだろうし。
若干飽きっぽいから着たらすぐ満足しちゃうかもしれないけどw
「じゃあ今度はそういう場所にデートで行こうか」
「ホントですか!?すっごい楽しみです!」
「いーっぱいそういう衣装あるところ俺知ってるから」
「ゲームセンターのプリクラコーナーとかじゃないですよね?」
「違うってばw」
プリクラコーナーにも確かにコスプレ衣装、あるね。
でも他にもコスプレ衣装扱ってる場所いろいろあるんだよ、ド○キとか、アダルトグッズショップとか、ラブホとかwww
ちょっと先で誕生祝いになっちゃうかもだけど、今度はそういう場所のデートも悪くないかもしれない。

次のデートを想像してるのか、自転車を漕ぎながらうきうきと楽しそうな熊井ちゃんの横顔を覗き見る。
梅雨の晴れ間の太陽が傾いて少し茜色に染まり始めた空を見ながら、楽しい夏の到来を予感していた。



おみくじが当たってるかどうかはもう少し先のお話。
いっぱいいっぱい女の子と楽しい夏は過ごせたし、プールや海も行ったけど……