○夏の特別編
从・ゥ・从〜うぇるかむ！キューティーカフェ（仮）〜（o・�D・）

ﾉｿ*＾ ｏﾟ）＜あらすじ
この春から晴れて大学生、になれなかった俺。
浪人生活を送りながら授業料と生活費を稼ぐために叔父夫婦の経営するファミリーレストランでバイトをすることとなった。
本当は生活費も授業料も部屋を貸してもらってる叔父が出してくれると言ってくれたが、普段から世話になっている叔父夫婦に迷惑はかけたくない。
学業をおろそかにしないと言う条件で夏休みだけの期限付きバイト生活が始まった。
そしてこのファミリーレストランにはとても魅力的な女の子が同じバイトとして働いている。
この子達とどんな夏物語を描けるのか。今からすごく楽しみだ・・・・ 



州´・ ｖ ・）登場人物ﾘ ・一・ﾘ

・主人公・・・・現在浪人一年生。来年の大学受験に備えるため、叔父夫婦の家に居候をしながら勉学に励んでいる。
　　　　　　　　ふとしたきっかけで夏休みの間だけ叔父夫婦の経営するファミリーレストランでバイトをすることとなった。

・矢島舞美・・・主人公と同じファミレスでバイトをしている女子大生。
　　　　　　　　主人公とはただならぬ因縁があるみたい？そのため、主人公にあまりいい印象を抱いてない？
　　　　　　　　かなりのブラコン。バストがが少しフラット。
・中島早貴・・・ファミレスでバイトをしている女子高生。同じバイト先の主人公に一目ぼれ。
　　　　　　　　所々にギャルっぽい言動や服装が垣間見られ、遊んでいるかのように見えるが実はかなりの奥手？
　　　　　　　　意外とマメな性格。そして意外とおっぱいは大きい。
・鈴木愛理・・・同じくファミレスで働く女子高生。普段は度の入ったメガネをかけたいかにもオタク風な子。
　　　　　　　　実はかなりのオタクで、自ら同人誌を描くほどの重度オタク。
　　　　　　　　同人誌のおかげで性知識は無駄に豊富？メガネの下の素顔はかなり可愛いらしい。
・岡井千聖・・・主人公と同郷の南の島出身の女子高生。幼馴染の主人公を追いかけて来た？
　　　　　　　　昔は日に焼けた真っ黒な少年のような子だったが、女子高生になって女らしさを増してきた。
　　　　　　　　劇的に変化した顔立ちと爆乳に主人公は困惑？
・萩原舞・・・・主人公の叔父夫婦のひとり娘。夏休みの間ファミレスを手伝うこととなる。
　　　　　　　　主人公を「　　　　おにい♪」と呼び、普段から主人公の世話を焼いている。
　　　　　　　　主人公とは兄妹のような関係であるが、ふとしたことがきっかけで異性として意識するように・・・？


１　矢島舞美編「晴れ 雨 のち スキ」
２　中島早貴編「Summer Has Come!」
３　鈴木愛理編「正夢」
４　岡井千聖編「ひとりじめ」
５　萩原　舞編「ふたりはＮＳ」



夏の特別編〜うぇるかむ！きゅ〜てぃ〜★カフェ♪〜
プロローグ

夏休みの昼下がり、うだるような”熱さ”の中、私は愛理に呼び出されて隣町のファミレスに向かっていた。
もう愛理ったら！別に話をするならバイト先でもいいじゃない？って言ったら
「あ、あのぉ・・・・あそこじゃ恥ずかしくて・・・舞美ちゃんおねがぁい・・・」
愛理ったら私が断れないのを知ってそういう事言うんだから。
まあ愛理が「大事な話がある」って言うのもあるんだけど・・・

私は汗だくの額を掌でぬぐって店内に入った。う〜ん、クーラーがここちいいよぉ♪
あ、愛理だ。相変わらずのぼさぼさとしたまとまってない髪と度の入った眼鏡。
私が言うのもなんだけど、もうちょっと女の子っぽくしようよ・・・バイト先ではおたんごヘアにコンタクトしてるくせに。
「舞美ちゃん遅いってばぁ〜」「ボク待ちくたびれたんだぞ〜」
「お姉ちゃん、罰としてドリンクバーおごりだからねっ♪」
早貴に千聖に舞ちゃんまで？！な、なんなのこれ？

ファミレスのテーブルを囲んで私と愛理、早貴と千聖と舞が座っている。
私たちはあるファミレスのバイト仲間。そして、ある人をきっかけとして仲良くなった5人。
性格も育った環境も違う私たちがどうしてこんなに仲良くなったか、はまた後の話に・・・

「ところで愛理。大事な話って？」
「じ、実はこれ・・・」
愛理は大きな肩掛けバッグから1冊の本を取り出した。なんかマンガみたいだけど。
「あっ、そ、それは・・・」

私は愛理の呼びかけを聞かずに本をぺらぺらとめくった。な、なにこれっ？！
裸の男の子と女の子があんな格好やこんな格好で絡み合って・・・やだぁ///
おちんちんがあそこに貫かれて・・・うれしそうに腰振ってるよぉ///

「愛理ダメじゃ〜ん、ちゃんと気をつけてって言わないとぉ〜。舞美ちゃんかたまってるよぉ〜」
早貴が私の肩を揺すって遠い世界から呼び戻してくれた。
さっき千聖や舞に同じものを見せたら、フガフガしたりもじもじと体を捩じらせてたみたい・・・ 

「そ、それで・・・大事な話って何なのよ。まさか、この本ができたお祝いとか？」
「じ、実は・・・・みんなに頼みたいことがあって・・・その・・・」
愛理がさっきの本をまた私に渡した。

「今度は大丈夫。う、後ろのページをめくって・・・・」
愛理の言うとおり本の後ろをぺらぺらとめくってみる。あれ？真っ白だ・・・

「じ、実は・・・み、みんなにこのページを埋めていただきたいんです・・・」
「えぇ〜っ！私が同人誌の作品を！私は無理！」
「もぉ〜っ！愛理ちゃんと説明しないと。まったくぅ・・・あのね・・・」

まごまごしている愛理に代わり、早貴が今回のことについて説明してくれた。
今回愛理が出品する作品（男の子と女の子がエッチしちゃう・・・いわゆる同人誌）はコミケでもかなり注目されてるらしい。
しかも、プロの出版社も注目しているらしくて、うまくいけばプロデビューできるかも・・・
そこで、私たち4人に「ひと夏の恋」をテーマにアイデアを出してほしい・・・らしい。 

「分かったけど・・・でも、やっぱり難しいよぉ。」
「も、もしかして。そういう経験がないとかぁ〜？」
「そんなことないわっ！私だって一つや二つぐらい・・・一つはあるわよ///」
「舞美ちゃん落ち着いてよぉ〜。別に馬鹿にしてるわけじゃないんだからぁ・・・・でも、愛理いいの？舞美ちゃんやわたしはともかく、下の二人は・・・」
「え、えっと、空想でも妄想でもいいんですっ。ティーンのリアルな感じがだ、出せればいいんで・・・」

「面白そうだね舞。」
「うん！愛理がプロの漫画家さんになったら私たち、漫画家さんの友達だもんね！」
千聖と舞はお気楽にはしゃいでるけど、私は・・・この夏の出来事・・・
人に話すとなるとちょっぴり、いやかなり恥ずかしいっ////

「ま、舞美ちゃん・・・お願いしますっ！」
まったくぅ・・・そんな泣きそうな顔をして頼まれたら断れないじゃないの。
愛理ったらずるいよぉ・・・

「あ、ありがとぉっ♪それでは、どうぞ♪」
「ど、どうぞっていきなりぃ？」
「締め切りまであと1週間だってぇ〜。それじゃ誰から話すぅ〜？」

そういうわけで、私たちはひょんなことからひと夏の恋物語を語ることとなった。
ど、どうしよぉっ///まだ心の準備ができてないよぉっ///