…私は何をしてるんだろう。

インフルエンザがメンバーの間で流行し、私たちは大事な大事なコンサートに穴を開けてしまった。
そのフォローで事務所の人が走り回ってくれたことも分かってる。
アイツも…アイツだってがんばってたのだって、分かってる。
分かってるつもり…なのに。

アイツときたらまた私のことも放ったらかし。
仕事仕事仕事でそれ以外のことで話しかけてこない。
…鈍感。

…私は何をしてるんだろう。

こないだ、久しぶりにアイツの部屋でエッチした。
でも、それは私だけじゃなくてメンバー全員。
(っていうかむしろ、私は一番手だったぶんなんか一番おざなりだった気がする!)
私がどんな気分でいるかも知らないで!

久々に来たアイツの部屋。
久々に合鍵を使った。
私たちが仕事終わってもまだ残業してたっぽいからアイツはまだ帰ってこないはず。
真っ暗な部屋。
誰もいないのは分かってるのに。

…私は何をしてるんだろう。

1.部屋を片づけようか
2.料理でも、作っといてあげようか
3.だ、誰か来た!? 



キタ━━━━━━━━!!
 
1→2→3 



すぐに雑誌やらコンビニ弁当の空やらで足の踏み場もないくらいに散らかってしまう部屋。
ここまで散らかせるのはある意味才能なんじゃないかしら。
こんな部屋に住んでてよく病気とかならないよね…
整理下手な千奈美や桃と違って私はこういうのはガマンできないタチ。
ゴミ袋にまとめて放り込む。
うわっ!エッチな本また買ってるし!信じらんない!
ちょっとカチンときたので雑巾絞りで皺くちゃにして回収不可能にしてからゴミ袋に入れてやった。

全く…こんな食生活してるからいつまで経っても痩せないんだよ!
ホントありえない!
ったく…冷蔵庫の中を覗いても野菜はしなびてパサパサになったのや賞味期限の切れたモノしか入ってない。
何やってんのアイツ!?全くもう!
野菜の食べれそうな部分を切り取って鍋に放り込み、スープ仕立てにして煮込む。
あとはゴハン炊いて…うわ、炊飯器のお釜も1回炊いてそれっきりだし。
キレイに洗いなおしてタイマーセット。
これならちょっとはマシに食べれるでしょ!
バカじゃないの!?私がいなきゃホントダメダメなんだから!

…え?
ちょ、違うし!
何で私があんなヤツ気にしなきゃいけないの!
そう、今日だって、たまたま!
なんかまっすぐ帰りたくない気分だったけどメンバー誰も掴まらなかったから来てみただけだし!

ガ…チャッ

そんなことを考えてると、玄関の鍵が開いた。
ウソ、誰、誰!?

1.(マネ)<み…雅ちゃん!?
2.ノk|‘−‘)<だ、誰かいるの…?
3.その他(誰がいいかも書いてください) 



3で 


お手数ですが誰がいいかのリクエストありますか?
なければこっちで決めちゃいますが 


勝手ながら決めちゃいます
从o゚ー゚从で書きます 



「誰かいるの…?あれ、みや?」
「ま、茉麻!?」
玄関のドアを少し開けて覗き込んできたのは茉麻。
え、なんでここに?
「どしたのみや?珍しいねあの人がいないのにここにいるの」
「べ…別に、何となくまっすぐ帰る気分じゃなかっただけで…」
「でも今日の現場ここよりみやんちのほうが近かったんじゃないの?わざわざ遠回りして?w」
「そ、それは…」
言葉に詰まる。別にそんな、深い意味があったわけじゃないよ!ほ、ホントに…!
茉麻だって、最近はうちらと同じ仕事に加えて映画の撮影だってある。忙しいはずなのに…
茉麻の両手には買い物したスーパーの袋。野菜がはみ出してるところを見ると…

「あー意外と片付いてんね、片付けなきゃって思ってたけど」
「さっきまで酷かったんだよ!?足の踏み場もないくらい!」
「あれ?みや片付けたんだ?…ふーん…」
「な、なによぉ…」
茉麻が意味深な笑い方をする。
べ、別に、散らかってるのが許せなかっただけだし!
「ちゃんと料理までしちゃって、あの人のこと待ってたんだw」
「ち、違うってば!」
うぅ〜!!顔が熱い。茉麻の何でもお見通し、って言わんばかりのニヤニヤ笑顔が悔しい。
わ、私は別にあんなヤツなんて…!

「私お邪魔だったかな?それだったら帰ろうかな…w」
「あ、え、別に…」
「いいの?私いても、ホントにいいの?」
うぅ……
茉麻には私の考えてることなんて、全部分かっちゃってるの、かな…

1.私、一人でアイツを待ってたい
2.居たいなら、居ればいいじゃん…
3.いいよ、私帰るから茉麻いれば? 



雅ちゃんなら3言うだろw 


2で 



なんか見透かされてる、っていうのが面白くない。
茉麻はあんまり面白がったり見下したり、ってのをしてこないけど私の気持ちがバレバレだっていうのが気に入らない。
…そうだよ、どうせ私なんて居なくたって、別に…

「別にいいんじゃない?私帰るから茉麻いれば?」
「えっ!?」
「言ったでしょ、私は別にまっすぐうちに帰る気分じゃなかったから来ただけだって」
茉麻のあっけに取られた顔の前を通り過ぎて荷物を拾い上げ、玄関に向かう。
いいじゃん、茉麻がいるんだし。
片付けて料理して、茉麻に面倒見てもらえばいいじゃん!
そんなムシャクシャした気分になりながらブーツに足を通す。

「ちょっと待ってみや!ごめん、謝るからちょっと待ってって!」
「…別に、茉麻に謝られるようなことされてないし」
「またそんなこと言う…」
慌てた茉麻が肩を掴んで引き止めてくる。
私もムキになるタイプだし、思ったことと逆のことをするタイプだってのは茉麻もよく分かってる。
長い付き合いだしね。
そんな茉麻に引っ張られてしぶしぶながら部屋に戻ってくる。

「…ね、みやはあの人のこと、どう思ってるの?」
「どうって…別に……マネージャーだし…」
「それだけ?」
「………」
改めてこうやって聞かれると言葉に詰まる。
アイツのこと…キライ、なわけない。けど、ちゃんと言うのは恥ずかしい。

1.………好き…だけど……
2.…マネージャー、だよ、それだけ
3.从o゚ー゚从<言えないなら私がもらっちゃおうかな 



強気なまあさってことで3

今から参加 


3で揺さぶり 



「………」
言えない。恥ずかしい。
ファンの人に言う大好き、とか愛してる、とかっていうのと同じ言葉。だけど口に出すのに勇気がいる。

「……」
「言えないなら私がもらっちゃおうかな」
「え……」
茉麻の顔はさっきみたいにお見通し、っていうニヤニヤ顔じゃなかった。
真顔、つまり本気ってこと。
茉麻と…アイツが…?

 ガチャリ

「うーただいま、誰か来てる…?」
「あなた!?お帰りなさーい、今日もお仕事お疲れ様!」
「ぁ……」
「茉麻…あ、ありがと」
外でタイミング伺ってたんじゃないか、ってくらいのベストタイミングで玄関のドアが開き…
アイツが、帰ってきた。
弾かれたように立ち上がった茉麻が玄関まで小走りで向かって荷物と上着を受け取る。

「あなた、ゴハンにする?お風呂にする?」
「え、え、じゃあゴハンにしようかな…って、え、雅ちゃん…?」
「ゴハンね、じゃあちょっと待ってて、今から作るからそこ座ってて」
「え、え、茉麻?そっちの鍋湯気出てない?できてるんじゃないの?」
「んーこれはまだなの、後でってことで、私の作ったの食べよ」
キッチンでテーブルについたアイツと茉麻が楽しそうに話す。
アイツが私に気付いたけど、茉麻が話しかけてこっちに気を逸らさせない。
あ、私の作ったスープのお鍋がコンロの奥に追いやられて…

食べて、もらえない…? 

普段なら、こういうタイミングで近づいて引っ叩いて怒鳴りつけてやるのに。
体が動かない。声が出ない。
茉麻と楽しそうに話すアイツ。
アイツが…私のほうを……見て、くれない…

1.あ、アイツが茉麻とキスを…やだ、ダメェ!
2.な、なんか涙が…
3.ダメだ、帰ろう… 



1を選ぶ 


1か 


1→2 



「野菜炒めとかでもいい?お腹すいてるからすぐできるほうがいいでしょ?」
「そうだな、酒のつまみになってくれればw」
「もぉ、お酒の飲みすぎはダメよw」
仲良く話す2人。え、え、茉麻とアイツって、こんなに仲良かったの?
確かにメンバー全員この部屋の合鍵は持ってる。誰でもアイツに会おうと思えば会える。
けど茉麻ってそんなにここ来てる印象なかったのに…

茉麻は手早く野菜を刻み、フライパンで炒め始める。
そんな茉麻と楽しそうに喋りながらビールをちびちび飲んでるアイツ。
同じ家に、隣の部屋にいるのに、ドアも開けっ放しなのにまるでこっちになんて気づいてないみたいに。
私のことなんて興味ないの? そんな……

「美味い!やっぱ茉麻の料理は最高だな!」
「もぉ、褒めたって何も出ないってばw」
「いーや、茉麻のことだからこのあともっとすごいサービスがあったりしてw」
「もぉ…そういうことばっかり考えてるんだからw」
すごいサービス!?そういうこと!?ナニナニナニナニ!?
茉麻とアイツが見つめあって、顔と顔が近づいてって……
やだ…やだっ!

「ダメェェ!!」
「みや…?」
「み、雅ちゃん…?」
「やだやだっ!こんなのやだぁ!」
気付いたら2人の目の前に立って、思い切り叫んでいた。
目から涙があふれる、景色が滲む。
けど涙を拭う気持ちの余裕もなかった。

1.ダメ!茉麻にはこいつはあげない!
2.こんなのやだ、なのに言葉が出てこない
3.どこにも行かないで、私といっしょにいて…! 



2でもどかしく 


ここは珍しく直情的に

1→3 


2で 


2→3かな 



「やだぁ…やだよぉ…グスッ」
「み、雅ちゃん…」
アイツにしがみつき、顔を埋めて涙が流れるに任せる。
もっと言わなきゃいけないことはあるのに、言葉が出てこない。
駄々っ子みたいにやだ、やだとそんな言葉ばっかりが口をついて出る。

「ちょっとみや、邪魔しないで」
「や…だぁ!」
「何がイヤなのか、この人のことどう思ってるのかちゃんと言わない人にはこの人渡せないよ」
茉麻がアイツから私を引き剥がして強い目で私を見てくる。
確かに、私はさっきから茉麻にも、アイツにも何も言ってない。
それでいて茉麻とアイツがいっしょにいるのがイヤ、なんて都合がよすぎる。

「グスッ…ま、茉麻には…コイツはあげない…どこにも行かないで、わ、わ、私といっしょにいて…!」
「み、雅ちゃん…」
しゃくりあげながらだけど、アイツの頭を抱いて茉麻のほうをしっかり見て宣言する。
さっきまでのみっともない涙で恥も全部流れたのか、恥ずかしいなんて思わず、しっかり言えた。

「…そっか、ちゃんと言えたねみや」
「え……」
「最初からそう言えばイジワルしなかったのにw ま、もらっちゃおうって思ったのはホントだけど」
茉麻が苦笑い。え、私、試されてた?
茉麻だってコイツのこと好きなのは私も知ってる。けど…

1.茉麻、もらっていいの?
2.茉麻はコイツのこと、どれくらい好きなの?
3.コイツに決めてもらおうか、私と茉麻どっちが好きか 



2
茉麻の胸の内が知りたい 


2で 



「ま、茉麻はコイツのこと、どれくらい好きなの…?」
「どれくらい…って難しいこと聞くんだねw」
「いいじゃん!私はちゃんと言ったんだから! …その、コイツが好きで、ゎたしたくない、って…」
冷静になったらやっぱり恥ずかしい。自分を抱き締めるように腕に力が入る。
メンバーでもコイツのこと…好き好きアピールしてる子は多い。
熊井ちゃんや梨沙子なんてパパって呼んでるし、桃子なんてわざとらしすぎる。

「んーまぁ放っとけない人、ってのもあるけど。それにやっぱり初めての相手だし…//」
「………」
茉麻が色っぽい、遠い目をする。
初めての思い出…かぁ……
自分の始めてのことを思い出す。
あのときも自分は素直じゃなくてみっともなかった気がする。
アイツは、なのにイジワルなくせに、抱き締めてくれて…//

「みや、みや?w 帰ってきてーw」
「ふぇ!? あ、あぁ…それで?」
「もぉ、何ヘンなこと考えてたのよw」
危ない危ない、昔のことなんて思い出してる場合じゃないよ。
でも…コイツ、優しいときは優しくて…
「みやとかメンバーは恋人だけど、私は奥さんみたいに思ってるみたいだし、ホントにそうなるのもいいかなってw」
「ちょっ…」
そういえばコイツ、メンバーそれぞれのこと好きって言いつつ、恋人だったり、娘だったり…
しかもそんなこと言いつつみんなに優しくて…

1.コイツとの思い出を思い出して照れる//
2.初対面のときのことを思い出して殴る
3.わ、私のほうがコイツのこと好きだし! 



2で修羅の一面を引き出したい 


1でも2でも 


最近びちゃん暗いから1、2かな 



イジワルだったりワガママでガキなくせに…
抱き締める手があったかくて、優しくて、力強くて…
エッチなことばっかり考えてるくせに、仕事はしっかりやってて…
そして私が泣いてるときは助けてくれて…え、エッチも上手くて…//
あぁ恥ずかしい!思わず頭を抱いたままの腕に力が入る。

私、やっぱコイツのこと、好きなんだなぁ…
いつからコイツのこと、好きなんだっけ…

…あ。

初めてコイツに会ったときのこと思い出した。
初対面でいきなりキャプテンにセクハラしてて、私にもセクハラしだして。
思いっきり蹴ったらコイツ、いきなり私のぱ、パンツ脱がして私の…

「このっ!」
「ぐぇっ!」
「ちょちょちょみや!?いきなりどうしたの!?」
「いや…なんか昔のこと思い出したらつい…」
思い出したら腹が立ったのでとりあえず思いっきり頭を殴ってみた。
ってちょっとちょっと、なんでこれくらいで崩れ落ちるのよ!?
「ちょっとあなた、大丈夫!?みややりすぎ!」
「や…そんな強くやったつもりは…」
「みやびひゃん…柔らかくていいにぉぃ……」
「うわ!気付いてなかったけど私の服ズルズルだし!」
ずっと頭を抱いたまま強く抱き締めてたから極めて落としてたっぽい。
コイツのよだれが私の服にべっとり。これお気に入りなのにー!

「あなた大丈夫?まだボーっとしてる?」
「ふぇ…まぁしゃ…みやびひゃん……」
朦朧としてるアイツを茉麻と2人でベッドに運び、寝かせる。
確かにずーっと腕に力入ってたからなぁ…最初はもがいてたけど段々大人しく動かなくなってた気もする。 

「もぉ…相変わらずみやも素直じゃないし一つのことで頭いっぱいになるし…」
「アハハハ…」
「ま、この人もだけど、みやももっと素直になるべきだよね。 …私もか」
「え?最後よく聞こえなかった」
「何でもない!」
茉麻の顔も真っ赤。たぶん言いたいことはわかるけどね。
もっと素直に、ねぇ……それがどんなに難しいか。
でも素直にならなかったから、こうして距離が空いちゃったんだよね。

「私シャワー浴びてくるから看病よろしくね、明日早いし現場遠いから泊めてもらうんだ私」
「え、ちょっと聞いてない!」
「言ってないもん」
「私も泊まる!いいでしょ、ねぇ!」
「ふぇ…?」
「ちゃんと許可もらえたらいいんじゃないの?w」
茉麻が笑いながらお風呂に消える。
もう!みんなして私のことバカにして!

「みやびちゃん……好き、だよ……」
「ちょ、何言って…//」
赤面しながら振り向くと、アイツは目を閉じたまま。寝言だっていうの!?
もぉ!もぉもぉもぉ!
…でも、言葉では言わなくても寝言で言うくらい思ってはいる、ってことか。
……もっと素直に、か……

「……す、好き、だよ……  …」

相手が寝てるとはいえ、久々の告白。なのに真っ赤になる私。
聞こえてるのか聞こえてないのか、アイツが笑った、気がした。 


リ ・一・リ<(たまにはお兄ちゃんと二人きりで・・・) (マネ)<たまには千聖と二人きりですごしたいな (*マネ)<ちょっと気が早いけど・・・今年も舞美サンタに会いたいなぁ♪ 从*・ゥ・) http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell68771.jpg