帰ってくるなり、シャワーどころか着替えもせずにベッドに転がり込んだ。
今日も・・・言いだせなかったな。誰にも・・・
別に仲が悪くなったんじゃない、みんなとはいつもと変わらないはずだ。
だが・・・やっぱり、あと一歩が踏み出せなかった。こんな状態がもう何ヵ月続いてるんだ?
・・・誰か、今からでも電話してきてくれ。
誰か、俺の家に来てくれ。ドアを叩いてくれ、会いに来てくれ。エッチなんてしなくてもいいから・・・
独りっていうのがこんなに寂しいだなんて、まさかこの歳で思い知る事になるなんてな。
もう晩酌する気力もない。こんなだから、シャワーなんて浴びてられない。
もし、今の状況が何かの罰だというのなら・・・こんなつらいのはもう嫌だ。やっぱり、独りなんて無理だよ・・・・・・
 
 
 
『・・・ねえ、起きて』
・・・・・・んん・・・寝ちまったんか、ここで・・・
『起きてよ。私がお願いしてるのよ』
誰かいるのか・・・?いや、気のせいだろう。今さら誰か会いに来るはずがない。
『早くぅ・・・起きてってば、ねえ』
やけにしつこい空耳だ。悪いが、ほっといてくれないか。俺の心を癒す事ができる人なんて誰もいるはずがない
 
『起きないんだ。じゃ一緒に寝ようよ』
ぼふっ、と隣に何かが落ちる様な音がした。いや音だけじゃない、かすかな温もりも感じる。
「・・・・・・?!」
恐る恐る目を開けて、思わず自分の目を疑ってしまった。そんな馬鹿な、この子がいるはずないのに!
『やっぱり起きてくれたんだ?うふふ、嬉しいな』
「みっ雅ちゃん?!」
息がかかるくらい近い、雅ちゃんとの距離。
こんなに近づいたのはいつ以来だろう。もう、何ヵ月もご無沙汰だったからな・・・・・・
『ちょっと冷たいんじゃない?せっかく彼女が会いに来てあげたのにさぁ』
俺に寄り添って横たわる雅ちゃんは・・・やっぱり、ちょっと腹立つくらいに可愛かった。
「冷たいのはどっちだよ。仕事終わればさっさと帰っちまうくせに」
『・・・ごめんね』
「わ、分かればいいんだけど。分かればさ」
まさか素直に謝るなんて思わず、それ以上は強く言えなかった。どういう風の吹き回しなんだ
なんだか、いつもの雅ちゃんじゃないみたいだ。間違いなく見た目は雅ちゃん本人なのに。
・・・でも、なんだか・・・いつもと様子っていうか雰囲気が違う様な気がする。
いや、間違いなくここにいるのは本人だ。この大きくて強い眼差し、立派な鼻、コンプレックスの顎、どれも本人に違いない・・・
 
 
1 覆いかぶさり唇を奪い尽くしてやる
2 もっと甘えてほしいから冷たくしてやる
3 あら?雅ちゃんてカラコン入れてたっけなぁ・・・



1からの2


ごめん間違いw
1からの3



なんだか雅ちゃんがそこにいる様で、でもやっぱりいない様な、言い表わしようのない違和感を感じる。
いやいいんだそんなの。いつ来たのか知らないが、雅ちゃんがここにいるのは夢でも幻でもない。
『・・・!』
思わず、寝ている雅ちゃんにかぶさる様に乗っかってしまった。やば、殴られ・・・!
『・・・したいんだね。もう、エッチなんだから』
わ、笑ってる。くぅ〜〜・・・悔しいけどやっぱ可愛いよぉ雅ちゃああん////
奪い尽くしてやる。その美味しそうなぷるんとした唇、誰にも渡さない。俺の物だ!!
『うふふ♪』
あ・・・あれっ?
雅ちゃん、今日は変わったおしゃれをしてきたんだね。
いつもはしてないはずなのに、カラコンなんか入れてきてる。趣味が変わったのかい?
いや・・・事務所からはアクセサリーに関しては厳しく言われてるはずだ。
大袈裟だと思うが、もしピアスしたければ解雇を覚悟しろだなんて上司がみんなに一喝した事もある。
『キスしたいんでしょう?早く、してよ。ねえってばぁ』
やっぱり何かおかしい。この雅ちゃんは、俺の中のイメージと微妙にずれている。
 
 
1 待てよ、こんな体験、確か前にも・・・!
2 き、気のせいだろ。やっちまえばこの違和感も忘れるだろう
3 『できないのか。やっぱりお前はへたれだな』といきなり雅ちゃんの口から低い声が



脳内会議で2が出るまでモタモタしてる間に3とか言い出したり


3でお願いします


1→3



もう一度顔を良く見て、その次に体を見回してみよう。
うん・・・くりっとした大きな瞳、はっきりした作りの鼻、食べてしまいたい唇、あと、勝手に触ったら目の前に火花が散る顎。
・・・貧しい、いやいや控えめな胸、アイドルのくせにぽっこり気味のお腹。
そしてこの雅ちゃんの代名詞とも言える逞しい太もも。うん、間違いなく雅ちゃんがここにいる。
でも、なぁ・・・なんか、本人の様でやっぱり違うみたいな、うまく言えないがそんな感じ。
くそっ苛々する、なんで雅ちゃんを抱いてやれないんだ。ちょっと前の俺なら何の躊躇もなくできたはずなのに!!
一体どうしちまったんだ。やり方を忘れるはずがないのに、頭に次の行動がまるっきり浮かび上がってこないんだよ。
 
『できないのか。このへたれが!』
一瞬、違うところから声がしたのかと思った。でも・・・雅ちゃんの口が動いたよな、確か。
『わざわざ一番好きな奴に擬態したってのによ、何やってんだてめぇは、あ?』
や、やっぱり雅ちゃんの口からこの声が出てる。でも、なんだよこれ?!
こんな、耳に響く様な、籠もる様な気持ち悪い声じゃない。そもそも、これは女の声じゃない。
 
 
1 思わず首をしめてしまう
2 大急ぎで逃げ出す
3 雅ちゃんの目が光って・・・か、カラダが動かない?!



3で


2しようとして3かな



どうにも拭えない違和感の正体が分かった。
よく分からないが、こいつは雅ちゃんの外見だが本人じゃなかったんだ。
『・・・・・・』
「・・・?!」
こいつの金色の瞳が光ったのを見て、思わずベッドから立ち上がろうとしたが・・・
(う、動かない?!足も、て、手も!どうして!?)
これが金縛りってやつか。あるいは、蛇に睨まれたなんとやら、かな。
まったくついてないにも程があるぜ。みんなとずっとエッチできないだけじゃなく、得体の知れない奴に襲われるなんてよ。
叫びたいんだが口すらがちがちに固まって動かない。何か、強い透明の力で全身をびっちり押さえつけられてるみてえだ。
でもなんだか、初めて会った気がしない。こんな事気にしてる場合じゃないんだが、なぜか気になって・・・
『前に死んだ時にわざわざ助けてやったのに、その命を無駄遣いしてやがるな』
・・・助けてやった?む、無駄遣い??なんのことだ?
『お前が周りの女と行為に及ぶのを愉しもうとしていたが、ここ最近の腑抜けぶりに少し頭にきてな・・・』
そんなの、知るか。何で俺がお前なんかにこんな仕打ちをされなくちゃならない
 
 
1 負けずに睨み返してやる
2 あっ、口が動く。こいつが何者なのか聞いてやろうか
3 み、雅ちゃんの姿をしてるなんて・・・ああ、すごく腹立ってきたぞ



2で


1→2→3で


2かなぁ



「頭にきてるって、大きなお世話だ!!」
怒鳴ってみて気が付いたが、どうやら口は動くみたいだ。せめて言い返せなきゃ悔しいからな、こいつには。
『威勢がいいな。だがいつまでもつかな?』
「お前はいったい誰だ?!いつまでも雅ちゃんの姿を見せてんじゃねぇぞ!!」
そう、それが余計に腹立だしかった。しゃべり方も気に入らないのに、さらにこの顔を使うなんて
雅ちゃんを汚すな、口汚い言葉で汚すなぁああ!!
『・・・そうか。まぁ、記憶が無いのも無理はないな。悪いがその質問に答えるつもりはない』
「ふざけるな!!お前・・・・・・うッ?!」
あ、れ、なんか、急に喉の奥が締め付けられてるみたいな、く、苦しい・・・!!
息が、でき、ない。ちくしょう、喉も金縛りかよぉ・・・!
このままじゃやばい。俺、死んじまう。もし死んだら・・・死んたら・・・!!
 
『・・・・・・』
「・・・っ!!ぶはぁああっ、はぁああっ、はあっ、はぁはぁ、はぁああ」
う、動いた、喉が。息ができる!!まだ、生きてる!
こいつ、こんな事もできるのかよ。もしまた同じ様にされたら、次はやばいかもしれない
 
だが、まだ体は動かないままだった。いつまで金縛りのままにしておくつもりなんだ!
『いいか、俺はいつでもお前を見ている。例えお前がそれを拒もうとな』
誰が頼むか、そんなこと。こんな得体の知れない野郎に監視されるなんざごめんだぜ。
『俺が与えた命・・・無駄にするなよ。もっと愉しませろ。これ以上今の状況が続くなら、その時は・・・わかるな?』
・・・ほんの一瞬だったが、ぞっとするほど冷たい目付きになって・・・
『忘れるな。俺は何処迄も追い縋る。俺に目を付けられたのがお前の不運の極みなんだよ・・・』
 
そいつは、いきなり俺の目の前から消えた。何の前触れもなく、一瞬で。
そして、固まっていた俺の体も解放されたらしく・・・
「・・・うっ・・・」
思わずベッドから転がり落ちてしまった。痛い・・・こりゃ、夢でも幻でもねえや。
 
あの金縛り、喉に空気を送り込めなくなった時の恐怖。
死への恐怖、怖い、死ぬのは嫌だ、嫌だ、嫌だ。
なんだろう・・・ちょっと前から、死について考えるとやたら不安になって・・・
その度に、必ず嫌な夢を見る様になった。俺の体がおかしくなって、痛みも空腹も感じなくなって、そして、みんなと・・・
 
嫌だ、死ぬのは嫌だ。嫌だ、嫌だ・・・!!
 
 
独りは 嫌だ


(;マネ)<俺はどうしたら・・・ 从o゚ー゚从<最近あの人様子が変ね 州*‘ -‘リ<パパがおかしいのはいつものことだゆ ヮ‘)|<あたしと契約すれば助けてあげられるのに・・・ (ヽマネ)<うぅ・・・ ヾ从*・ゥ・从ノ<私巨乳だけどおっはよーー!! リl|*´∀`l|<うそついたから没収 リl|*´∀`l|つDDDDDDDDDDDD 386 名前: 【大吉】 >>385 m9从^ゥ^从<舞ちゃんはまだまだ子どもだね、アハハハwww 从*・ゥ・从<巨乳メンは大吉しか出ない、とか言ってw ヾ从*・ゥ・从ノ<私は大吉巨乳だから!! 先週の舞美ラジオで言ってたけどハワイ岡井ちゃん宿題事件は舞美のいたずららしい たまたま宿題が開いてあったから「いつの間にか終わってる!」みたいな感じにしたかったみたい このスレ的にはそれでお仕置きされた舞美ドンマイだけどwww リ ・一・リ<妖精さんの仕業!? 从#・ゥ・从<・・・   (;マネ)<すいませんでした   从#・ゥ・从<そんな平謝りで許してもらえると思ってるの?   (;マネ)<ま、舞美がイタズラだって言えば良かっただろ   从#・ゥ・从<人をお仕置きして口答えとは生意気ね。こうしてやる!!   (;マネ)<いやぁああ!助けてください!服を破かないで!   从#・ゥ・从<大人しくしないと殴るわよ!!   (;マネ)<ヒーン   从#・ゥ・从<ふん、貧相な体ね。みっともない   (;マネ)<も、もう許してください、うぇええん   从#・ゥ・从<顔だけ覆面してあとは裸で、近くのコンビニ10軒全部おにぎり一個ずつ買うまで許さない!!   (;マネ)<ヒーン     壁|一・リ<お兄ちゃんワロスwwwww 壁|v・)<ひごろのおこないがわるいからでしゅwwwww (ヽマAネ) 从#・ゥ・从<早く行かないと「もぐ」よ?! (;マネ)<くっ・・・わかったよ、行けばいいんだろ行けば!! (;マДネ)<こうなりゃヤケだ!こんちくしょー  ヽ(マAネ)ノ おにぎりください!!!   (  )    ノω|  __[警]   (  ) (マAネ)   (  )Vノ )    | |  | | (上司)<と、言うわけであいつはもう君たちの世話はできなくなったから   从;・ゥ・从<・・・   (上司)<我が社の恥だあいつは。素っ裸でコンビニに入るなんてブツブツブツ   リl|;´∀`l|ノソ;^ o゚) 从´∇`)<思ってる事がすぐ顔に出ちゃうんです   (マネ)<ふぅーん   从´∇`)<・・・     短小´∇`)<・・・プw     (#マネ)<楽屋に来い、小さいかどうか見せてやろう こりゃマネがかわいそうだなw 舞美が事情を話して謝りに行くべき 从;・ゥ・从<あ、あの・・・ (上司)<なんだね? 从;・ゥ・从<実は私が・・・ (上司)<な、なんだって?!君のせいだったのか?! (上司)<なら、体で償わなくてはならないね・・・ Σ从;・ゥ・从 (マネ)<・・・・・・ (マネ)<私は貝になりたい・・・ 从・ゥ・从<ここは私達の出番ね 川*^∇^)||<早くマネージャーを取り返さないと リl|*´∀`l|<よしみんな行くよ リl|*´∀`l|从・ゥ・从川*^∇^)||<怪盗Bello!参上! 从;・ゥ・从<で、どこに行くんだっけ? リl|*´∀`l|<yajimyしっかりするんだよ 川*^∇^)||<ENJOY (;マネ)<クシュン…早くここから出してくれないかな (悪魔)<生に意味などないと知るがいい!     答えなど、何処にもないと嘆くがいい! (マネ)<おはよう、お前ら <コラ431号!無駄口叩くんじゃない!! (;マネ)<すいません・・・