「はいジミー、こないだはありがと!お陰で助かったよー」 
「ありがとうございます。いや、俺も楽しかったですし」 
桃子先輩から封筒に入ったお金を受け取る。 
夏休みに先輩に呼び出されて手伝わされた夏祭りでの屋台のバイト。 
のらくらしてて会わずにいたら痺れを切らした先輩に呼び出された。 

「…に、さん、し、ご…こんなもらっちゃっていいんですか!?」 
「あーいーのいーの、ホントそれっくらい儲かっちゃってたんだから」 
「でもこんなもらえませんよあんだけしか手伝ってないのに!」 
封筒の中身を覗くとお札が何枚も。 
たった1時間やそこらの手伝いでそれじゃ申し訳ないような気も… 
「もぉだってけっこうもらっちゃってるんだし、全然大丈夫だって!」 
「じゃあありがたくもらっちゃいますけど…」 
予想外の臨時収入。 
ちょっと今月はピンチだったからありがたい。 

「またああいうのあったら手伝いますよ」 
「マジで!?絶対お願い!夏祭り一段落したからしばらくはないかもだけどもうあんな忙しいのはたくさんだよ!」 
俺の手を掴んでブンブン振って喜んでくる桃子先輩。 
ホントにこの人はいつ休んでるんだろう、ってくらいバイタリティの塊だ。 
働くのが大好きで、いつだって笑顔を絶やさない。 

「たまには休みましょうよ、そうだ!どっか遊びに行きません!?」 
「ふーん、ジミーから誘ってくるなんて珍しいね」 
「やっぱ…ダメ、ですかね?バイトあるし…」 
「…まぁジミーがせっかく誘ってくれたんだし、付き合ってやるかぁ!」 
そんなこと言いながらも嬉しそうな桃子先輩。 
桃子先輩とのデートなんて随分久しぶりだな。 

1.俺主導のデートプラン 
2.桃子先輩主導のデートプラン 



2で振り回されるのもいいんじゃないかと… 



「でぇジミー、どこ行こっか?」 
「え、あ、どうしましょうか」 
「何よぉ、考えてなかったの!?」 
はい、全くその通りです、思いつきで誘いましたすいません。 
っていうか桃子先輩は大抵バイトの予定ぎっしりだからまさか即OKもらえるなんて思ってなかったんですよ。 
「全くしょうがないなぁジミーは、それじゃあもぉがいつも遊びに行くルートでも行ってみよっか?」 
「いいですよ、俺も桃子先輩が普段どういうところで遊んでるのか気になるし」 
というか意外だ、ものすごく意外だ。バイトの鬼だと思ってた桃子先輩が普通に遊んでるなんて。 
むしろ逆に興味がある。そんなわけで桃子先輩の普段行ってるような場所に連れて行ってもらうことになった。 

「ジミーは最近バイトはどうなの?」 
「やってますよスーパー、全然桃子先輩とシフト合わないですけど」 
夏休みも掛け持ちバイトであちこち動き回って、学校が始まってもその活発さは収まらない。 
聞いた話だと俺とかちぃより後に入ったのに時給も俺たちより上だとか何とか… 

「まぁ今日はお金とか気にしないでもぉに任せてバーンとついてくればいいよ」 
「そういうわけにいかないですよ」 
「気にするなって言ってるだろー?もぉが行きたいところ行くんだから!」 
ノリノリでスキップなんてし始めそうな桃子先輩。 
テンションが高すぎていっしょに歩くのが少し恥ずかしいくらいにノリノリだ。 
「ほらジミーどーしたぁ?ノリ悪いなぁ」 
「桃子先輩がはしゃぎすぎなんですよw」 
連れ立って(桃子先輩に引っ張られて)街の繁華街にまで歩いてくる。 
桃子先輩、どこ行くんですか? 

1.ル*’ー’リ<ゴハン食べよ!こっちこっち! 
2.ル*’ー’リ<見たい服あるんだよねー 
3.ル*’ー’リ<カラオケ行くぞカラオケー! 



ご飯だな・・1 



「こっちこっち!まずはやっぱゴハン食べなきゃねー」 
「わわ、そんな引っ張らないでくださいよ!」 
桃子先輩に引っ張られて着いた建物はデパート。 
てっきりファミレスとかかと思ってたらこれはちょっと予想外。 
こういうところの最上階のレストラン街ってちょっと高い印象が… 
とりあえずエレベーターを待つ、お、来た来た。 

「ちょっとジミーそっちじゃないってば!」 
「え、でも上いきますよこれ」 
「だから違うんだって!上には行かないの!」 
上に行かない?そんなこと言ったって下って地下食品街フロアしかないんじゃ? 
そんな疑問を抱きつつ桃子先輩に連れられて下りのエレベータ、地下フロアに向かう。 

「そういえばジミーって何好きなんだっけ?何か食べたいものある?」 
「俺はカレーとかシチューとか好きですけど」 
「えーと確か…こっちこっち!」 
桃子先輩に手を引かれて売り場を縫って歩き始める。 
といっても、周りはレストランとかじゃなくてお惣菜とかお弁当とかそんなのばっかり売ってるわけで。 
…ものすごい嫌な予感がプンプンしてきてるんですけど。 

「おばちゃんこんにちはー♪いつものちょーだい」 
「あらこんにちは、今日はデート?」 
「やーですよもう♪そんなんじゃないんですってばぁ♪」 
「ダメだよ彼氏さん連れてこんなトコ来ちゃw」 
とある売り場に立ち止まった桃子先輩、仲良しらしい売り場のおばちゃんと話し始める。 
そんなおばちゃんから受け取ったのは手のひらよりも少し小さめの小皿に盛られた超ミニチュアカレーライス、とアイス用のスプーン。 
……試食サンプル? 

1.まさか試食で腹を膨らます、と? 
2.こうなりゃヤケだ、腹いっぱい食ってやる! 
2.お金出しますから普通に食べましょう 


241 :名無し募集中。。。
同じく1で 


>>241 
すいません 
これ前の選択肢です 

今度は2かなぁ 


3で 



「桃子ちゃんホントにいいの?彼氏さん固まっちゃってるよ」 
「いーんですいーんです!コイツが自分からもぉについてきたいって言ったんで♪」 
そんなやりとりする桃子先輩と手の中にあるミニチュアのカレーライス(試食)を見比べる俺。 
えーっと、これで腹を膨らませろ、と? 
「あの桃子先輩、俺お金出しますから、普通にファミレスとか行きません?」 
「何よー、ジミーはこのおばちゃんのカレーが食べれないっていうの!?」 
「桃子ちゃん落ち着きなって、彼氏さんがビックリしちゃうよ」 
いや、ビックリというか、余りに衝撃的ではあるんですけど。 
「ちっちっち、分かってないなぁジミーは、マネキンのことを全然分かってない!」 
「まねきん?」 
「あ、試食販売の仕事してる人のことマネキンって言うんだけどね、これはすっごく偉大な仕事なわけよ」 

曰く、試食を食べるのは悪いことじゃない。 
むしろ試食用の食品はお店からの買取になるので、食べてもらえばもらうほど店の売り上げになり、儲かるのだと。 
そういうことを聞いてからはよりいっそう売り場でバイトしてるときも力が入るようになった。 
マネキンは毎日ずーっと立ちっぱなしでお客さんに食べ物を勧めなきゃいけない。 
それでいて小さい子とかホットプレートとかコンロを使う食べ物だと危ないしアレルギーとかあるかもだから気を配らないといけない。 
大変だけど誇り高い仕事なんだ!と。 

「分かる?ジミー」 
「何となくは…」 
「よし、じゃあちゃんと食べれるよね?このおばちゃんのためにも」 
「…いただきます」 
そんな調子で思わぬところで桃子先輩の職人かたぎっぷりが発動し、次から次へと試食を冷やかして歩く。 
もうこうなりゃヤケ、とばかりに俺も付き合うけどさ。 
おこわ、サラダ、肉に魚にスープ、ジュース、フルーツに和菓子にケーキとフルコース。 
時折桃子先輩は美味しかったのをメモしたり、ほかのマネキンさんにアドバイスしたり意見交換したり… 
なんか、仕事を忘れるために遊びに来たのに、普通に仕事のリサーチみたいになってませんか? 

1.買い物しましょう! 
2.ゲームセンター行きましょう! 
3.カラオケ行きましょう! 



3で…この先が詠めそうだw 



「あーお腹いっぱい!美味しかったー!」 
「俺は恥ずかしかったですよ…」 
「もー、男がそんな小さいことでグチグチ言わないの!」 
ばーん!と背中を思いっきり叩かれる。 
確かにデパートの地下食品売り場って相場高いけど美味しいものが多いからお腹ふくれたけどさ… 
「じゃあ桃子先輩は恥ずかしくなかったんですか?」 
「ぜーんぜん?だってもぉあそこでもたまにバイトしてるし、みんな顔見知りだし」 
…納得。というか聞いた俺がバカだった。 
それにしてもさっき時折見せてた仕事モードの顔つき、全然バイトのこと忘れられてないじゃないですか。 

「これからどうします?買い物するって言ったらどこ行きます?」 
「あーあそこ、あっちのコンビニの横にあるショップ!あそこの店員さんオシャレだし接客上手いから勉強になるんだー」 
「…えーと、服見たりするんじゃないんですか?」 
「え、服も見るよ、もちろん」 
…買い物案、却下。 
服を見るより接客の勉強会になる可能性、大。 

「ゲームセンターってこの辺どっかありましたっけ?」 
「えーっとさっきのデパートの裏っかわに大きいのあるよね、あそこももぉ着ぐるみのバイトしたことあるんだよねーw」 
「……もしかしたら仕事仲間がいるかもしれない、ですか?」 
「どうかなー、最近新人さん入ったらしいからね、どんな動きしてるか興味あるんだけどー」 
……ゲーセン案、却下。 
着ぐるみの演技指導とか冗談抜きで始めかねない、この人。 

「カラオケ行きましょうカラオケ!」 
「あっもぉが行きたいところでしょ!?ちょっとジミー!」 
桃子先輩が仕事やらバイトのことを本気で忘れられる場所はここしかない! 
そんなことを思いながら受付を済ませ、部屋に入る。 

1.歌いましょうとにかく全てを忘れて! 
2.どうして仕事のことばっかり考えてるんですか? 
3.電話…げ、バイトのスーパーから! 



2かな? 


248 :名無し募集中。。。
2→3 


訂正 

1→2 



「もー、強引なんだからぁ」 
「何か久々に歌いたくなったものですからw いいから歌いましょうよとにかくぜーんぶ忘れて!」 
バイトのことを忘れてほしくてデートに誘ったのに、どこに行ってもバイトのことばっかりじゃないですか。 
これじゃデートに誘った意味がないんですもん。 
「もぉ最近カラオケ全然やってないんだよ、最近の曲分かんないってば」 
「あれ…ずっと前はカラオケ三昧だったじゃないですか。 『私のラブマが聞けないのかー!?』って俺引っ張って」 
「あー、うん、そんなこともあったかもね…」 
あれ、最近はそうでもない?確かに言われてみれば桃子先輩にカラオケとか全然誘われてない。 
そういえば最近は話を聞いてもバイトバイトバイト、遊んだ話なんて全然聞いてないかも。 

「桃子先輩は…どうして仕事のことばっかり考えてるんですか?」 
「そんなことないよ!もぉは楽しいことしか考えてないし!」 
「でもバイトばっかりじゃないですか」 
「……」 
不意に桃子先輩が黙り込む。まずいこと言ったかな? 
重い空気にそぐわない軽快なBGMが場違いで憎らしい。 

「なんか…分かんないんだよね、どんどん分かんなくなっちゃったかも」 
「何が、ですか」 
「普通に楽しいってどんな感じだったか。学校の友達とか同い年のバイト仲間とかは恋愛ーとかそんなんばっかだし」 
「桃子先輩は、違うんですか」 
ソファーに腰掛けたままジュースの氷をストローでかき回しながら話す先輩。 
さっきまでの楽しそうな笑顔じゃなくて、ちょっと寂しそう。 
「もぉは…分かんないから、恋とかそういうの」 
「……! どうして、ですか」 
「どんな風に喋っていいか分かんないし、お客さんとか喋ってても営業トークだけで終わっちゃうし」 
ウソを言ってる感じじゃない。桃子先輩、ホントに仕事以外のこと、楽しいことを考えられなくなってる。 
恋のこと、異性と営業トーク以外で話せなくなってる。 

1.桃子先輩がそうなったの、俺のせいですか? 
2.俺といるの、楽しくないですか? 
3.俺だってどう話したらいいか分かんないことありますよ 



2かね 


2→1 



「じゃあ…桃子先輩は、俺といるの、楽しくないですか?」 
「そんなことないよ!ジミーバカだし面白いし、見てて飽きないし」 
あんまり褒められた気がしないけど、俺といるこの時間は楽しくないわけじゃないっぽい。 
けど…あまり考えたくない考えが浮かぶ。 
「俺のこと…どう思ってます?」 
「どうって…バカで楽しくてからかいがいのある後輩、かな」 
「男として、どう思ってますか?」 
「………」 
手を握って目を見て聞いたけど、目を逸らされた。 
意識してる、って感じじゃない。それよりむしろ、警戒されてる。 

「もしかして…桃子先輩がそうなっちゃったの、俺の…せいですか?」 
「…………」 
肯定も否定もしない、けど掴んだ手に力が入ったことで質問の答えを知る。 
思えば、初めてエッチして以来、俺と桃子先輩の距離は縮まらなかった。 
それでいて着かず離れずの距離のまま、ずっとずっと放っておいてきた。 
結果、桃子先輩はバイト漬けになってそのことを考えずにいることしかできなかったんだ。 
桃子先輩の心につけた傷、どれだけ深かったのか想像もできない。 
桃子先輩がこうなったのは…俺のせいだ。 

1.俺を殴ってください 
2.すいませんでした、と抱き締める 
3.逆療法のために押し倒す 



ちょっと難しいけど、2→3→1でどうだろう? 


じゃあ2 



「桃子先輩…ごめん、ごめんなさい」 
「ちょっ…こら、何して…ッ!!」 
桃子先輩と繋いだ手を引き寄せ、思い切り抱き締める。 
抵抗してくるけど背中に回した手を離さない、離してたまるか。 
「すいません、すいませんでした」 
「やだっ、やめろったら!くっつくなぁ!」 
桃子先輩の心を傷つけたのは俺だ。つまり俺が桃子先輩を立ち直らせないといけない。 
桃子先輩、俺が先輩の心の傷、癒しますから。 
久しぶりな桃子先輩の香り、胸いっぱいに吸い込みながら先輩をソファーに押し倒していく。 
逆療法だから、最初は怖いかもしれないけどすぐに気持ちよくなりますから… 

「やめろって言ってるでしょーが!!」 
「はぐっ!!!」 
〜〜〜〜〜〜ッ!! 
目から火が出る。後頭部を押さえて狭いソファーとテーブルの隙間に転げ落ちてのた打ち回る。 
咄嗟に手元にあった携帯の角で後頭部を打ち据えられた、と気づいたのは頭を押さえて立ち上がってからだった。 

「桃子、先輩…」 
「何てことするのさ!バカぁ!!」 
「その…ごめんなさい!俺を気の済むまで殴ってください!」 
「いいよ、そんなの……」 
桃子先輩はソファーの上で膝を抱えて丸く小さくなってしまった。 
俺じゃ…ダメなのか? 
桃子先輩を傷つけるだけ傷つけて、その心の傷を癒すこともできない。 
何か…ないのか? 

1.どうか俺にチャンスをください、と土下座 
2.桃子先輩の好きなモー娘。の曲を 
3.桃子先輩の携帯にバイトの電話が… 



1はみっともなさ過ぎるかな。 

とすると難しい。一か八かの2で 


1かのう 


じゃあ2 



膝を抱え、俯いたままの桃子先輩。 
人前で涙を見せるのは大嫌いって言ってた気がするから泣いてない、と思う。 
けど…桃子先輩を勇気付けてあげられる方法…そうだ! 
もともと何のためにここに来たか、そもそもここが何をする場所だったかを思い出す。 

ひとりぼっちで少し 退屈な夜 私だけが淋しいの? Ah Uh 

くだらなくて笑える メール 届いた Yeah 
なぜか涙止まらない Ah ありがとう 

誰よりも私が 私を知ってるから 誰よりも信じてあげなくちゃ! 

カラオケの曲を入れ、歌い始める。 
桃子先輩がずっと前に好きだって言ってた気がする曲。 
さすがに自分で歌うのは初めてだったから音程とか全然分かんないけど。 

人生って すばらしい ほら 誰かと 出会ったり 恋をしてみたり 
Ah すばらしい Ah 夢中で 笑ったり 泣いたり出来る 

正直、初めて聞いたときは何て安っぽい曲なんだ、って思った。 
けど改めて歌ってみると、前向きになれる、励まされる曲なんだ、って思った。 
気づくと桃子先輩も下じゃなくて俺のほうを見上げて… 
と、桃子先輩がマイクを取り上げて立ち上がる。 

「ジミーのヘタクソ!そんな歌じゃぜーんぜん感情移入できないから!」 
「しょうがないじゃないですか!俺だって初めて歌うんですから」 
「愛が足りないの!モー娘。愛が!」 
そんなことを言い合いながら桃子先輩と音程なんてまるで無視したまま2人で曲の続きを歌う。 
さっきまでのしんみりした空気なんてウソみたいに、桃子先輩が明るい表情で歌い上げる。 

曲が終わっても、桃子先輩の声の余韻がまだ耳に残ってる。 
けど、ちゃんと俺も言わないといけない。 

「桃子先輩…すいませんでした」 
「いいったら、そんな土下座とかしないの」 
「もう一度俺に、チャンスをくれませんか?」 
「……なん、の…?」 
桃子先輩の声のトーンが変わったのが分かった。恐らくは表情も。 
でも、ちゃんと、言わないといけない。 

1.先輩とエッチさせてください 
2.俺と付き合ってください 
3.バイト以外の先輩の居場所、俺がなります 



3? 


1いきたいけど、この雰囲気に合うかが微妙だねw 

2→3で。できたらLASTに1 



「…俺と付き合ってください」 
「や、やだなぁもぉ、もぉはそういうの興味ないし…」 
桃子先輩にはあまりにも唐突過ぎるだろう、分かってて言った。 
それに、今ここで言わないと、先輩に振り向いてもらわないと、多分もうずっと桃子先輩と本当の意味で向き合うことはできない。 
「そうやって逃げるんですか」 
「…ッ!誰が逃げてるって!?」 
「桃子先輩がですよ、俺と付き合うのが怖いからでしょ、だからバイトに逃げてるんですよ」 
「そんなことないし!もぉは好きだからバイトしてるんだから!」 
ごめんなさい桃子先輩、もうそんなに…強がらないでください。 
俺のこと…頼ってください。 

「俺がバイト以外の先輩の居場所になりますから」 
「……!! は、なせってばぁ………」 
先輩の言葉とは反対にますます力を強めて思い切り抱き締める。 
さっきからの先輩の抵抗もだんだんと弱まり、ついにはされるがままになった。 
このまま…先輩とここで…そんなことを思い、ソファーに腰掛け、そのまま押し倒していく。 

 プルルルル プルルルル 

そんな甘い欲望に流されそうになった俺を現実に引き戻すけたたましい電話の音。 
気付いたら随分と時間が経っていたらしい。 

「…もしもし」 
『フロントでーすお時間10分前になりますが延長どうされますか?』 
「う〜…桃子先輩、10分前らしいです…ってあ!」 
「延長でお願いします〜♪ はい、2時間で!」 
俺から受話器を奪い取り勝手に会話を進めてしまった。 
そのまま受話器を戻して会話を終わらせてしまった。 

「桃子、先輩…?」 
「あーついつい歌うって言っちゃったなー、歌わないともったいないし、ジミー歌う?」 
「……!歌いますか!」 
桃子先輩がめずらしく、ぎこちない笑顔を浮かべてる。 
思えば、随分見てなかったかもしれないこの笑顔。桃子先輩の営業スマイルじゃない、本当の笑顔。 
言い方は素直じゃないけど、俺にもう一度チャンスをくれる、ってことだよな。 
さっきまで思い切り拒絶されてたことを考えると、これだけでも十分な進歩だ。 

晴れの日があるから そのうち雨も降る Yeah 
全ていつか納得できるさ! Ah 

「まぁ今もぉの中のバイトのこと考えてるのがこれくらいだとしたら…」 
両手を肩幅くらいに広げてみせる。 
「ジミーの居場所はこれくらいかなw」 
「そんだけですかwww」 
右手の親指と人差し指をギリギリまで近づけてみせる。何ミリもないでしょ、それw 
「ま、ジミーはもぉの頭バイト以外でいっぱいにするらしいけど、どうなるかなぁ?w」 
「しますよ、してみせますよ!」 
「言ったなー!w」 
音程なんて関係なく、マイクを持ったまま歌ともお喋りともつかないことを喚き合う。 
こうして他愛もないバカなことを桃子先輩とするのはいつ以来だろう。 
いつか桃子先輩が昔みたいに俺とバカなことできるように、振り向いてくれるように、俺頑張りますから。 

でも笑顔は大切にしたい Yeah 愛する人の為に… 

桃子先輩が俺のほうを見たような気がした。 
バカ騒ぎのカラオケはまだまだ終わりそうにない。 


ル*’-’リ<・・・・・・ (;マネ)<あの雅ちゃん、遅れたけどこれ、誕生日、おめでとう・・・ (*マネ)<久しぶりによかったらデートとか・・・ (マネ)<雅ちゃん久々だしやろうぜ!(ガバッ (マネ)<・・・・・・ (*マネ)<いろいろシミュレーションしたけどやっぱ一番最後がシンプルだし雅ちゃんも喜ぶよな 10/6〜℃-uteラジオ新番組スタートします!! 2009/09/29更新 InterFM 「FIVESTARS」(月-金24:00〜24:29) 火曜日担当パーソナリティ 10月6日よりスタート! メッセージ・リクエストはこちら↓ five-cute@interfm.jp (マネ)<まったく・・・お前たちが自分たちもってうるさいから取ってきてやったぞ リ ・一・リ(o・D・)<やったー!お兄ちゃん大好き!! (*マネ)ゝ さりげに大人の麦茶塩田氏のブロクにベリマネの話出てる 頑張ったんだねマネ   (*マネ)ゞ マネはやる時はやるからなぁ さすがだ 入社して3年経つし結構いろんな仕事も取ってきてるし 昇進もあるんじゃないか 320 名前:名無し募集中。。。 昇進したらどんな役職になるんだろ? 从*` ロ´)<うにゃ!   (*マネ)<昇格したら娘。をつまみ食い♪     川#^∇^)||<しばく必要があるね >>320 エロ将軍でお願いしますw 川#^∇^)||<こんなもんシメジで十分です! (*マネ)<そのシメジに虜なのは誰だ?ん? 川*^∇^)||<みやかなぁ・・・ (マネ)<ふん、ならば友理奈の大好きなこの「白いハチミツ」、もうあげないからな! (マネ)<あ、早貴ちゃーん♪ハチミツ食べるぅ? ノソ*゚ o゚)<ポゥ? Σ川;^∇^)|| ‼ ad*゚ o゚)<マズいんだけどこんなものジュルルルル   (*マネ)<さっきから食い付いて離れないくせに 川#^∇^)|| イライラ ad*゚ o(マネ*) イチャイチャ (マネ) チラッ (*マネ) ニヤッ♪ 川#^∇^)|| ムカッ