突然のことに俺の頭はもう全然ついていけていなかった。
上司から言われた担当変更の辞令。

「  君、今はBuono!やってもらってるけど、今度やる企画の方にうつってもらいたい」
「それってもしかしてガーディアンズ4のことですか?」
「そうだ。メンバーの子たちも慣れた人間の方がいいだろうしね」

俺はあの子たちの力になりたいといつも思ってはいるが、所詮はただの会社員。
上司から移動だと言われればそれまでのことで、俺は素直に移動するしかない。
雅ちゃんたちにどう知らせたらいいかわからないまま、俺は気づけばハワイまで来てしまっていた。
ファンクラブツアー待望のハワイとあって、メンバーはみんな目を輝かせている。
プライベートでもハワイには来たことないこともあって、波打ち際ではだいぶはしゃぎまわっているな。

「どうしたの?元気ないじゃん」
「あ、あぁ。普通だって。それよりお前こそ元気なさそうだけど」
「んなことないよ。どっかのスケベよりは元気なつもりだよ。ほら、この通り」

俺がはしゃぐメンバーをビーチで見守っていると、隣に千奈美がやってきて声をかけてきた。
普段なら千奈美は遊んでいるメンバーの中心になっているのに、今日はちょっと浮かない。
いくら気にしないようにしても、きっと気にしているに違いないのだ。
どう声をかけてやればいいやら

1 ガーディアンズ4のことは残念だったな・・・
2 次があるさ、ソロ写真集。出るから楽しみにしてなって
3 下手に仕事の話題には触れないでおこうかな。ちょっと二人だけでビーチを歩こうか 



こういう時、下手に仕事の話題でも出してしまうのはよくなさそうだ。
それも優しさだろうし、ここはせっかく二人きりになれたのだから、ビーチを歩いてみるか。

「千奈美、ちょっと歩かないか?」
「ん?どうして。ここでゆっくりしてようよ」
「いいから付き合えって。二人きりを満喫してこようぜ。な」
「そんなこと言ってエッチするつもりだろう。いくらビキニ姿の私が珍しいからって襲うなよな」
「ぐへへへ、バレてたか」
「きゃああああ〜襲われちゃう〜とか言ってねwふふっ、いいよ。歩こう歩こう」

無理して俺に雰囲気盛り上げさせようとしているみたいに思える千奈美の態度。
やっぱりすごく寂しそうな気がする。
声に出しては言わないけど、千奈美なりにショック受けてるんだな。
佐紀ちゃんにはHigh-King、桃子と雅ちゃんはBuono!、梨沙子と友理奈にはガーディアンズ4。
別ユニットもソロもなかった母さんまでソロ写真集とあっては、メンバーと差を感じない方がおかしいか。

「ハワイいいところだよね〜すっごく気に入っちゃった。プライベートでもいつか来てみたいな」
「日本の夏と違って過ごしやすいからな。ムシムシしてないし」
「景色がいいんだよ。あと海が綺麗。サイコーじゃん」
「そうだな〜景色はいいな。海も青く透き通ってるし、千奈美も泳いでくればよかったじゃないか」
「いいの。たまには大人しく過ごしてみようと思っただけだから。単なる気まぐれってやつ」

俺より一歩前に出て歩きだし、空を仰ぐ千奈美の後姿はいつになく綺麗だ。
爽やかな青空の下で、これほどスタイルのいい女の子の最高の瞬間をフィルムに収めないのはもったいない。
マネージャーとしてついそんなことを考えてしまっていた。

1 デジカメもってるし、無意識の千奈美をこのまま撮ってみるか
2 こっち向いて、と声をかけて撮る
3 カメラ持ってないし、いいや。手を繋いで歩いてみたいな 



丁度デジカメを持ち歩いていたこともあって、俺は千奈美の許可を取らずにカメラのシャッターを切った。
ありのままの千奈美を自分だけのカメラに撮っておきたかった。
マネージャーである前に、俺は担当する女の子たちの一番のファンでもあるから、これはかなり贅沢な一枚だ。
もちろん、これは誰にもみせる気は全くない。
パシャと音がしたこともあって、千奈美が振り向いてきた。
その一瞬ももちろん収める。

「あっ、こら、私は許可してないぞ。そのカメラ貸しなさい。スケベが何を撮ったかわかったもんじゃない」
「ばぁか、お前の後姿を撮っただけだよ。みてみるか?ほら、これ」
「へぇ〜どれどれ。なぁんだ〜つまんない。本当に後姿だけじゃん」
「何だとは何だ。俺はお前の最高の一枚を撮ってみたかっただけだって」
「ふぅ〜ん、スケベが普通のことしてもつまらないだけだって。せっかくならセクシーな私を撮りなよ」

セクシーと口にするや、腰に手をあててお尻を突き出すポーズをとる千奈美。
全く、今の雰囲気でそれをやるとただのギャグにしかみえないぞ。

1 おぉ〜いいねぇ〜もっとエッチな顔してみてよ
2 そんなことするなって。いつものでいいの。いつものみたいにして
3 千奈美の世界一のファンとしてありのままの最高の一枚が撮りたいよ。だから、な? 



やれやれ、いい素材も使い方次第だと全然ダメなんだ。
千奈美はもっと笑顔がはじけてる方が好きだ。
たまにはセクシーなところもいいんだけどさ。

「そんなことするなよ。いつもの千奈美ちゃんでお願いしますよ。笑顔でさ」
「いつものねぇ〜ん〜改めていつものって言われると難しいな。いつもがさ」
「難しく考えることないんだ。俺はありのままの千奈美が好きだよ」
「相変わらずさらっと言うね。好きとかさ。ま、そういうところ嫌いじゃないけど」

少しずつ千奈美の表情が軟らかくなり、”いつも”の千奈美らしさが出てきた。
そんな千奈美の一挙一動に、ちょっとドキっとしてしまう。
言っておくが、決して水着姿に反応しているわけではないからな。

「そろそろ、本気で決めの一枚いこうか」
「どういうこと?」
「俺は千奈美の世界一のファンなんだ。だから、ありのままの千奈美の最高の一枚を撮りたい。だからさ」
「どういう風にすればいい?そう言われるとますますわかんなくなる」

仕方ないなぁ〜ちょっとだけ最高の表情を引き出してあげるか。

1 突然キスして照れた瞬間をカメラに
2 ほっぺたを引っ張って怒ったときのむくれた顔をカメラに
3 千奈美がこういうの?と言って挑発的な大人の視線をしてきたのでカメラに 



俺は千奈美の無防備になっている瞬間を狙い、ちょっとだけ口付けをしてみた。
千奈美の目が見開き、目を丸くして驚いている。
いきなりすると怒るだけに突き飛ばされるかと思ったが、意外にも受け止めてくれた。
目を瞑り、舌と舌が絡み合う音がいつものキスよりも響いてくる。
千奈美、お前キスうまくなったな・・・

「馬鹿、いきなりするから驚いただろう。ふふっ、でも、今日は私もしたかったしいいよ」
「その笑顔いただきました〜」

はにかみ、俺の頬を撫でてくれた千奈美の笑顔があまりにも可愛くて俺はシャッターを切った。
至近距離すぎていい出来とは言えなかったけど、俺だけのアルバムにしっかりと保存された一枚だ。
千奈美の最高の笑顔を引き出せてよかったな、と思える一枚だったことも確かだ。

「ねぇ〜今度ハワイ来るときさ、一緒に来ようね」
「あぁ、約束だな。俺とお前でまたハワイに」

指きりげんまんなんて子供みたいに言いながら、俺たちはみんなの元へ戻った。
この時、俺の胸には愛で満たされていた気がするんだ。 


http://www.vipper.org/vip1163631.jpg リl|*´∀`l|<ここは落とさない様に支えるんだよ (*マネ)<支える力が出てきたぜ    つ (;執事)<仮のお宿として少しの間下宿させていただきます (*教∀師)<超絶長期間お邪魔します! ロボ*^∇^)||<お世話になります ロボ´・_・リ<よ、よろしくおねがいしマス (マネ)<へぇ〜〜なかなかよく出来てるんだな・・・ (*マネ)<ロボットなら妊娠もしないから思う存分ヤれるな♪ケケケ ロボ;^∇^)|| ロボ;´・_・リ (*マネ)<この腰から熊尻にかけてのラインがたまらないね   ロボ;T∇T)||<やだ〜見ないでくださいですヒーン   (*マネ)<パンツ脱がしちゃうよ♪   ロボ;T∇T)||<ヒーン   ロボ*゜∇゜)||シャキーン   (;マネ)<なっなんだ?!目付きが変わったぞ     ロボ*゜∇゜)||<ターゲット確認。排除するです!   (;マネ)<やっやめろ!!うわあぁああああ   ロボ*゜∇゜)||<この出っ張った物から削ぎ落とします     (;マネ)<あ・・・あ、ああ       <ア  ッ  〜  〜  〜  〜  〜       川*^∇^)||<パパどうしたんだろ? 从o゚ー゚从<あの声は大事な場所をやられた声ね ほっときましょ