日曜日、いつも通りにバイトが終わって帰る途中の俺とちぃは駅前のあのお店に来ていた。 
10月になり、街は何やらハロウィン一色になりつつある。 
そんな中でもこのお店は変わらずに営業していた。 

「ねぇねぇ、おじいちゃん。このお店にはハロウィンのグッズはおいてないの?」 
「千奈美ちゃんはハロウィンがどんなものかは知っているかい?」 
「ううん。ハロウィンて子供なら誰でもお菓子もらえるお祭りじゃないの?」 
「あれはね、日本でいうお盆みたいなものなんだ。怖い格好をして街を歩くのは悪霊たちを逆に驚かすためなんだよ」 

俺たちはすっかり常連になったおかげで、カウンター前の椅子に座ってくつろいでいる。 
おじいさんには悪い気がしたけど、おじいさんが二人は孫みたいなものだからと特別扱いをしてくれる。 
何ともありがたい限りなのに、おじいさんはそんなに千奈美ちゃんがハロウィンがしたいならと立ち上がって奥に引っ込んだ。 

「何かもってきてくれるみたいだよ。やっぱりおじいちゃん持ってるじゃん」 
「お前な〜悪いと思えよ。普通用意してくれないぜ」 
「だって、そこはお得意様だしいいんじゃないかな。へへっ、楽しみ〜」 

ちぃがハロウィンだと言わなければ、あのへんてこりんなグッズは現れることはなかったかもしれない。 
俺たちはあのグッズにより、今日がとんでもない日になろうとしていた。 
そのグッズとは… 

1 バンパイアのマント 
2 不気味に笑うパンプキン 
3 コウモリの翼をしたカチューシャ 


コウモリの翼をしたカチューチャをおじいさんは奥からもってきてくれた。 
デザイン自体は最近のものっぽいのに、古ぼけた感じのする変わったものだ。 
せっかくもってきてくれたおじいさんに失礼だと思いながらも、俺は聞かずにはいられなかった。 

「あのぉ〜それって中古っぽんですけど、誰かが使ったやつですか?」 
「お、ジミー君はわかる?その通りなんだよね、実は」 
「え、そうなの?ちょっと〜おじいちゃん、それはあんまりじゃん」 

おじいさんは詫びれもせずにあっさりと認めてしまった。 
見るからに使い古しっぽかったのだけど、まさか本当にそうだとは思いもしなかった。 
ちぃは無理いってもってきてもらったくせに、おじいさんに不満たらたらである。 

「千奈美ちゃんには悪いけど、これしかないんだよ。ごめんね」 
「ちぃ、無理いってもってきてもらってるんだから文句言うなよ。おじいさんに失礼だぞ」 
「だってさ〜」 

文句をたらたらいうちぃには構わず、俺はせっかく用意してもらったのだからと購入することにした。 
おじいさんに帰り際、まぁサキュバスには気をつけることだよ、なんて注意をうけた。 
サキュバス? 
この後、嫌と言うほどサキュバスが何たるかを思い知ることになる。 

「ほら、せっかく買ったんだから、これつけてみろって。お前に似合うと思って買ったんだからさ」 
「だって、人が使ったものなんでしょ。嫌だよ。ちぃは新品がいいの」 
「いいからつけろ」 

俺は無理やりにちぃの頭にこの奇妙なカチューシャをつけてやった。 

”ふふっ、面白そうな子をみつけちゃった。それに男の子のほうもからかいがいがありそう” 

え?なんだ、この声は・・・ 


俺の頭に突然響いてきた謎の声の持ち主は俺達と同じ年くらいの女の子のものだった。 

「お前、何か言ったか?」 
「ううん。全然。ジミーっちこそ何か言わなかった?」 
「いや・・・」 

今日は親はでかけていて、妹たちも遊びに行っているとかでちぃの家に久々によることになった。 
俺はちぃの部屋でちぃがお茶をもってきてくれるのを待っている。 
その頃・・・ 

”あなた、千奈美ちゃんって言うんだ。私が昔いたお屋敷にも同じ名前の子がいたわよ” 

「え?だ、誰?」 

”私が誰かなんてことはいいはずでしょ。ねぇ、あなたって見かけによらずエッチ好きなのね” 

「な、何。ちょ、ちょっと〜誰なの?」 

”ふふっ、怒らないの。女の子は笑ってるほうが可愛いものよ。ジミー君っていったっけ。あの子と随分ご無沙汰なんじゃない?” 

「う、うるさいなぁ〜ほっといてよ。あんたなんかには関係ないでしょ」 

”そうね、関係ないかもね。でも、面白そうだし、何よりエッチは私の大好物なの” 

そう言うと、声の持ち主はちぃに向かって 

1 ちぃの意識をのっとった 
2 ちぃの隠れたエッチ好きなところを引き出した 



”あなた、彼とエッチしたくはない?” 

「う、うるさぁ〜い。したいのはしたいけど、あんたには関係ないの。どっかいって」 

”仕方ないわね。そんなに言うならエッチの最中はでてってあげるね。後は若い二人のご自由に” 

ここでちぃはあの声が聞こえなくなり、お茶を用意して部屋に戻ってきたのだという。 
俺は信じられないような気持ちながらも、信じないわけにはいかなかった。 

「もう失礼しちゃうよ。エッチが好きなんでしょとかいっちゃってさ。好きでも女の子が言うわけないじゃん」 

煎餅をぼりぼりと食べながら、ちぃが怒り気味にそんなことを言った。 
ということは、ちぃはエッチが好きなんだろうな。 
まぁ人が見かけによらないのは、岡井ちゃんや愛理ちゃんで身をもって知ったし。 

「そのさ、女の子のお化けが言うとおり、俺たち案外久々じゃないか?」 
「ちょっと〜そうやって無理やりエッチにもっていこうって考えだな。そうはのらないもんに〜」 

ちぃは舌を出してあっかんべぇとばかりにぷいっとそっぽを向いてしまった。 
怒らせるつもりはなかったが、不気味な声のせいもあってすぐに火がついてしまうらしい。 
怖がりなちぃが怖がるどころか怒ってるんだから、他にも言われていそうだな。 

「おい、機嫌直せよ。なぁ、ちぃ。千奈美ちゃん。お〜い」 

俺はちぃの肩を揉みながら、機嫌をとろうと笑顔まで振り向いてみた。 

「ジミーっちさ、機嫌を直してほしい?」 
「あ、あぁ。お前のたれ目をみてたい」 
「ふぅん、ちぃの体目当てなくせに」 


「そんなわけないって。どうしたんだよ。な、ちぃ」 
「嘘つき。ちぃの胸が大きくなったのみて、ニヤけてたの知ってるんだよ」 

それを言われるときついな。 
確かに俺はちぃの胸が大きくなってきたのをしっかりと確認していた。 
ちぃが俺が盗み見ていることを気づいているとは思わなかったが。 

「エッチ好きなら好きでもっとしてきなよ。こういう風にさ」 
「いたっ・・・な、何するんだ」 

突然、小指に痛みが走り気づくと、ちぃが俺の指を噛んでいた。 
血が流れ出したその指をおいしそうに舐めた後、女の子とは思えない力で俺を押し倒してきた。 

「今日はね、ちぃがエッチしたいからいつもと逆にとことんつきあってもらうからね」 

馬乗りになったちぃが 

1 首元にキスをしてきた 
2 服を脱がせてきた 
3 大事なところを触ってきた 



首元にキスをしてくる。 
それに抵抗できない。 
何でだろう、力が吸い取られていくような気さえする。 

「ち、ちぃ・・・た、たすけ・・・」 
「だぁめ。いつもはダメって言っても、無理やりやってくるくせに今日は助かろうなんてダメ」 
「ほ、本当なんだ」 

冗談抜きでちぃが体に触れていると力が吸い取られていく。 
頭はぼぉ〜っとするくせに、俺の大事な相棒だけはみるみる元気になる。 
こいつ、こんな時も呑気にしている場合かよ。 

「ジミーっち、今日は大人しくていいね。いつもこうならちぃからいってたのに」 
「・・・お、おまえ、いつもと雰囲気違うな」 
「そんなことないよ。そうだな〜違うっていえば、いつもよりもうんとエッチがしたいってことかな」 

その言葉通り、ちぃは首元にキスをした後、服をじょじょに脱がせていく。 
慣れた手つきで服を脱がしていき、俺は下半身でさえも脱がされてしまった。 
ほんの一分もの間の出来事だった。 

「何が助けてだよぉ。こっちは元気じゃん。ほうら、悪い子にはこうだぞ」 
「あっ・・・」 

ちぃはためらいもせず、俺の相棒をかぷっとかぶりついてきた。 
ちぃの口に包まれ、舌が相棒の頭を撫でまわしていく。 
こんなにちぃは舌使いが達者だったかな。 
しっかりと舐められていくうち、もうろうとする意識の中でも快感だけが増していく。 
そして、 

1 ちぃはお袋さんを手で撫でてきた 
2 容赦せずに出しても出しても吸いついてきた 
3 乳首と相棒へ三点同時攻撃 



ちぃはお袋さんを指先でゆっくりと揉んでいく。 
こんなこと、いつもなら頼んでもしなかったし、してくれてもお袋さんを玩具にしてたに違いない。 
それが今日はどうしたことか、似合わない怪しげな雰囲気を漂わせて触っている。 
今のちぃは何だか何かにとりつかれでもしたのかって代わり具合だ。 

「ジミーっちさ、本当に今日は大人しいね。張り合いがないよ」 
「お、お前な・・・自分のせいだって・・・き、きづけ」 
「はっは〜ん、そうかそうか。気持ち良すぎて言葉にならないか」 

鼻高々に偉そうなことをいってくれるが、気持ち良すぎてでは決してない。 
うん、ないはずだ。 
まぁ、変なところで地が出るちぃだけど、やっぱり違うものは違うのだ。 

「あれ?先っちょから変な汁がいっぱいだねぇ〜ほれほれ」 
「ば、ばか。やめろ。そこをつつくな」 
「いいじゃん。どうせ気持ちいいんだろ。なら、わがまま言わないの」 

我慢汁が大量にあふれだす先っちょを、ちぃは面白いものでも見たとばかりにつつく。 

「ほれほれ。ジミーっち、気持ちいいんだろう?ほら、言ってごらん」 

1 き、気持ちいいです、千奈美様 
2 ば、ばかやろ・・・うぅ・・・ 
3 口を固く閉じて抵抗する 



何がほら言ってごらんだ。 
調子に乗りやがって。 
絶対に、絶対に気持ちがいいなんて本当のことを言うもんか。 

「何を我慢してるのか知らないけど、我慢はよくないと思うけどね」 

余裕のあるちぃはこれが寸止めだ、とばかりに一気に早さをあげたあと、出そうな瞬間にいきなりとめた。 
あと少しで相棒から大量の分身が発射されたというのに、そこで止められたのだ。 
こ、こいつ、俺を弄びだしたぞ。 

「言わないので、最後はいいかなって思ってさ」 
「お、お前なぁ〜」 
「最後まで出してほしかったら、『気持ちよかったです。千奈美様』って言って」 
「そんなの言えるか」 

抵抗してやろう。 
そんなつもりでいた俺でも、これを何度も繰り返されるうち、だんだん心が折れてしまった。 
最後には「お願します。千奈美様」と自分からちぃにお願いしていた。 

「よしよし。いい子だ。最後までしてしんぜよう」 
「き、気持ちいいです。千奈美様」 

ちぃの手の中に大量に発射された分身をすくいとり、ちぃはいっぱいだんと笑った。 
さっきからこの笑顔が不気味に思ってしまうのは何でだろう」 

「さぁ、次はちぃちゃんも気持ちよくしてもらいますよぉ」 

ちぃは下着を脱ぎだし、ついに 

1 騎乗位 
2 正常位 
3 バック             で、エッチをすることになった。 



四つん這いになり、俺に向かってお尻を突き出す。 
ちぃが顔だけを俺に向けて、「はやくぅ」ってお願いしてくる。 
心なしか、いつもエッチする時よりも淫らにみえる。 

「今日はちぃがリードするんだからね。ジミーっちが焦らしたりしたら嫌だよ」 
「わ、わかってるって。いくぞ」 
「うん。きて」 

”自分からお尻を突き出すなんてエッチな子ね” 

「う、うるさいなぁ〜あんたはどっかいっててよ。せっかくいいところなんだからさ」 

”つれないこと言わないの。あなたが自分からしてって言えないから手伝ってあげたのに” 

「嘘ばっかし。自分がエッチ大好きなだけでしょ」 

”ふふっ、わかっててもそんなこと言わないの。さぁ、彼が入ってきたわよ” 

ちぃがぶつぶつと独り言を言ってるのをおかしいと思いながらも、俺は迷わずに奥まで入れていく。 
ちぃの中は締め付けがよく、俺の相棒にひだひだが絡みついてくる。 

「ち、ちぃ、いつもよりもすごくきついよ。すんげぇ〜気持ちいい」 
「うん、あんがと。さぁ、今日は激しくついてね。もぉ〜いっぱい」 
「あぁ、そうするよ」 

”よかったわね。彼、あなたが締め付けがいいって大喜びよ” 

「ありがとう。これからしばらくは話しかけてこないで」 

”私のおかげで彼がしめつけがいいっていってくれてるのよ。そこは感謝なさい” 

ちぃは相変わらず独り言をいいながらだが、俺は気持ちよすぎて気にしないでついていく。 


「うぅ〜ジミーっち、すんごくいいよぉ。そんな感じでお願い」 
「お、おう。俺も今日は気持ちよすぎておかしくなりそうだ」 

”彼、あの執事さんよりも性欲強そうだし、絞りとれるだけ取れそうね” 

「ん?なんかいった?」 

”いやね、ただの独り言。あなたは彼と一緒になってるのを楽しみなさい” 

「は〜い。あ、あぅ〜」 

ちぃをつくたびに、何だかエッチ以外のことは考えられなくなっていく。 
このまま、ずっとエッチをしていたい気分になってくる。 
いつもそう考えているけど、今日は何かに突き動かされているような気さえする。 

「ち、ちぃ〜体位変えないか?」 
「うん。いいよ」 

次は 

1 正常位 
2 駅弁 
3 対面座位 



俺の体格と力だとちょっと無理があるけど、駅弁で深くつながってみたい。 

「駅弁にしよう」 
「駅弁ってどんなの?」 
「まずは」 

俺がベッドの上に座り、俺の上にちぃが向かいあって座ってもらった。 
もちろん、俺の相棒を咥え込んでもらってだ。 

「それで俺が立つと。よっこらしょっと」 
「よっこらしょだってwおじさんくさいじゃんか」 
「う、うるさい。いいか、すっげぇ〜気持ちいいからってすぐにいくんじゃないぞ」 
「ふん。そっちこそ、ちぃがいく前に立てなくなったりしたら、怒るかんね」 

憎まれ口を叩きながら、俺はゆっくりとベッドから腰を浮かしていく。 
ちぃは落ちないように俺にしっかりとつかまっている。 
ちぃの柔らかいお尻をつかみ、俺はちぃの体を上に浮かせる。 

「もぉ〜お尻をぎゅっとつかむな。痛いだろう」 
「だって〜ちぃのお尻って丸くて柔らかいから気持ちいいんだもん」 
「だからって掴みすぎ」 

ちぃの部屋には全身がうつるほどの大きい鏡がある。 
そこには俺とちぃがくっついている様子がはっきりと映っている。 
それにしても、これってすごい体勢だよな。 

「みてみろよ、すげぇ〜エッチだぞ」 
「ん、どれどれ。うっひゃ〜すっご。抱っこされてるよ」 
「だよなwこの体位いいかも。ちぃのおっぱいは当たるし」 
「馬鹿。お前はそればっかりだ。ちぃちゃんの抜群のスタイルの良さは胸ばっかりじゃないんだぞ」 


むむ〜自分でもスタイルの良さを鼻にかけてやがるな。 
こいつ、結構学校でもスタイルがいいってみんなから羨ましがられてるからな。 
確かにすごい足が綺麗なんだよな。 
ちぃと互角に戦える相手って、舞美先輩か梅田先輩、あとは熊井ちゃんくらいしか思いつかないな。 

「おい!!抜群なのは認めるが、自分って言ったらいかんだろう」 
「は〜い、調子にのりすぎました」 

こんなお調子者のちぃにはこうだ。 

1 お尻をつかみながら、激しくついてやる 
2 キスをしながら、激しくついてやる 
3 ん?鏡にちぃと俺のほかに若い女の子がみえるぞ・・・ 



両手でお尻を揉みしだきながら、キスを交わしあう。 
ちぃがキスをしている最中も、やたらと舌を絡めてくる。 
こいつ、キスが大好きだって言ってたけど、こんなにも激しかったっけ。 

「ちぃ、お前こんなにキスが激しかったっけ?」 
「何いってるのさ。キスは大好きだよ。ジミーっちとエッチするときは、キスが一番好き」 

唇をはなすと、ちぃは俺に抱きついてきた。 
頬を何度もすりすりとくっつけてきて、甘えてたいのが伝わってくる。 
エッチ自体久しぶりだったからな、こんなことでも嬉しいのかな。 
ようし、それに俺はちゃんと答えてあげないと。 

「ちぃ、激しくついてやるからな。いくぞ」 
「うん、あぅ〜じ、ジミーっちぃ〜もっとついて〜」 
「あぁ、いっぱいついてやるからな」 

俺たちはまたキスをしあい、そのまま激しくついた。 
昼間からこんなにエッチしてていいものかってくらいだ。 

「ちぃ〜気持ちいいぞ」 
「うん、ちぃも。はぁはぁ。気持ちいい」 
「お、俺もそろそろ出そうだ」 
「き、きて。中にいっぱい出して」 

”そうよ、あなたはいっぱい彼から絞り出さなくてはいけないの。そうしてもらわないと、私も困るもの” 

俺はもう我慢できないくらいに発射寸前になっていて、自分の分身たちを 

1 そのままちぃの中へ 
2 ここはあえて顔面へ 
3 ちぃがここで暴れだし、文句を言い出す 



そのまま中へ出そうとしていたところ、突如ちぃが暴れだした。 

「あんたのいうこと聞きたくなんかないもんに〜」 
「おいおい、待て待て。どうしたんだよ」 

”そうよ、いきなり暴れださないで。ほら、ちゃんと受け取りなさい” 

「やだやだ。何なの、あんたは。ちぃはあんたのいうことなんか聞いてやらないもん」 

”もぉ〜言うこと聞いてくれない子はホント扱いづらいわね。こんなことなら操っちゃえばよかった” 

「べぇ〜だ。ジミーっち、口でしてあげる。そのかわり、ジミーっちもちぃの舐めて」 
「え、えぇ〜!?」 

俺は仕方なく、ちぃに言われるままにちぃをおろしてベッドに寝た。 
俺の顔の上にちぃがまたがってくる。 

「いい?ちゃんと舐めるんだからね」 
「うん」 

なんだ、さっきから誰もいないようなところにあっかんべーしたりおかしな奴だな。 
まぁ、69なんてほとんどしたことなかったからこれもありだけど。 

「もっと〜舌を動かして。ジミーっち、こんなんじゃちぃいかせられないよ」 
「わかったから、あんまり顔にあそこをおしつけないでくれ。息ができなくなる」 

俺はそのまま舌を使ってちぃのあそこを丁寧に舐めていく。 
ちぃはちぃで口の奥まで入れて、じっくりと舐めてくれる。 
お互いにこのまま果てるのかと思いきや、ちぃが「やっぱりほしい」と気まぐれなことを言い出した。 


今日はエッチはエッチでも妙にわがままだな。 
それも誰かに抵抗しようとしている様子だし、見ていて奇妙な気持ちになる。 

「あんたのいうこと聞くのはしゃくだけど、やっぱりジミーっちのがほしい」 

”ふふっ、そうこなくっちゃ。あなた、ほしいのに我慢はよくないの。ほしいなら奪わなきゃ” 

「ねぇ、ジミーっち、最後は 

1 騎乗位 
2 正常位 
3 また駅弁 



顔みていたいから、いつものやつでいこう」 

ちぃのいくときの顔みながら、俺もいくなんてそれもまたいいだろう。 
ベッドに横になったちぃに俺は相棒をゆっくりと入れていく。 

「よろしく頼むぞ、右京さん」 
「らっきょ?」 
「いや、右京さんだ。俺の相棒だよ」 
「そんなことはいいから。ジミーっち、ね、きて」 

俺とちぃはお互いの快感でよがる顔をみながら、激しくぶつかりあった。 
ちぃっていく時、こんな顔をするんだな。 
こんなにいく時の顔が可愛いとは思わなかった。 
汗を顔中にたらしながら、ちぃはきぃきぃ声で喘ぐ。 
ちぃ、今はお前以外みえないよ。 

「いくぅ〜出すぞ、中に」 
「うん。いいよ、中にいっぱい出して」 
「いくぞ」 

俺はちぃの中に大量の分身を放った。 
こんなに激しくしたことは今までなかったから、俺たちはベッドに隣どうし寝転がった。 
隣で寝ているちぃが俺の胸に頭をあずけ、「今日は最高だったよ」と嬉しそうに言ってくれた。 
しかし、ちぃがエッチ中も話していた相手は誰だったのだろうか。 

「なぁ、お前が話していた相手って誰なんだ?」 
「う〜ん、わかんない。でも、すんごい鬱陶しい女の子だったね。ちぃにね、ああしろこうしろって」 
「そうか。幻聴だったんじゃないのか?」 
「あ〜ちぃが嘘いってると思ってるでしょ」 


ちぃが怒って俺のほっぺたをつねる。 
痛いのに今日だけはとっても嬉しい。 
いや、俺がMだからって嬉しいわけじゃないぞ。 
ちぃとこうして一緒になっておしゃべりしたり、じゃれあったりしているのがとても嬉しいんだ。 

「ちょっと眠くなってきちゃったな。ふぁ〜」 
「だね。おやすみ〜ジミーっち」 
「あぁ、おやすみ〜」 

ちぃとくっつきあって、そのまま俺たちは眠ってしまった。 

そこへ、忍び寄る人影がひとつ。 

「おんや〜ジミーっちだ。あ、二人してエッチしたんだ。うしし」 

ちぃにそっくりなこの子はちぃの妹であり、ついでにいうと岡井ちゃんのクラスメイトでもある。 
今日は岡井ちゃんと愛理ちゃん、菅谷と俺の知らない友達も遊びにくることになっていたらしい。 
だけど、まだ三人が来ていないので妹は飽きてしまっていたんだそうだ。 
そこで俺の靴を発見して、俺とちぃと暇つぶしでもしようと部屋に入ると、ちぃがしている可愛いカチューシャが目に入ったんだ。 
そう、それをあろうことか友達の誕生パーティのプレゼント交換に出したんだそうな。 

「ちょっと〜ジミーっち、ちぃのカチューシャがない」 
「俺は知らないからな。あげた俺が奪うわけないだろうが」 
「だって、ないんだもん。あぁ〜可愛くないけど気にいってたのに〜」 

後でちぃには新しいのを買ってあげる約束をして、この日俺は別れた。 
この日、俺の知らないところであのカチューシャは誕生日会にきていた三人の誰かの手に渡ったという。 
そして、それを手にした誰かと会うのはまた別のお話・・・