¨もうあんたなんか知らないッ!バカ、スケベ!!¨ 
¨悪いデスがあなたが悪いと思いマス・・・¨ 
¨マネージャーさん・・・ひどいよ¨ 
¨パパのバカ!!ヘンタイ!ロリコンっ!¨ 
¨最低。あんた最低¨ 
¨私だけだったら笑って許すけどね。でも許さない!¨ 
¨もう・・・大人なんでしょ?しっかりしなさい!¨ 

怒りの留守番電話は雅ちゃんから始まり、茉麻の辛辣な言葉で終わっていた。 
しかしこれらはあくまで各メンバーの最後の言葉。実際は数えきれないくらい電話があった。 
「なにやってんだ俺・・・どうして起きられなかったんだよ」 

昨日は早く寝たんだ。確か23時には布団に入ってすぐ寝た。 
起きてみたら夜中の0時。たった一時間しか寝てないのにずいぶん寝た様な感じだった・・・ 
何気なく電話を見たら日付が変わっていた。一日分ではやく二日分も・・・ 

寝呆けていたが一気に凍り付いた。約束をすっぽかしてしまった 

みんなと出かける約束をすっぽかしてしまったんだ。 

現在の時刻は0時半・・・どうしよう 

1 謝りたいが時刻が遅すぎる。明日朝イチで電話しよう 
2 誰か一人に電話してみる 
3 ・・・ま、また急に眠気が・・・なんだ? 



誰かに電話しよう。誰がいいかな・・・ 

雅ちゃんは・・・やめとこう。間違いなく一番怒ってる、怒鳴られるのは怖い。 
佐紀ちゃんは・・・泣きそうだ。声を聞くのはつらいぜ。 
友理奈は泣くか怒るか、どちらにしてもつらい。梨沙子も・・・怒るだろうな。 
千奈美は怒ってこんな時間でも家に来そうだ。 
も、桃子なら怒らないよな・・・?いやああいうタイプは怒ったら刺されそうだ。 
結局いちばん温厚な茉麻に電話することにした。 

だが、やっぱりこんな時間だからか出なかった。 
もう寝てるよな・・・明日早く行ってみんなに謝らなきゃ。 

俺はまだ頭がぼやけたまま眠りについた。 
明日、謝れると信じて 



はっ! 

い、いま何時だ?! 
時計を見たらまだ朝の6時・・・早起きしすぎたか。 
いやもう行こう。なるべく早い方がいい。 

¨あれ・・・?¨ 

俺、立ったまま寝てたのか?いつベッドから起き上がったんだろう。 
いやそうじゃないな、この違和感は立ってるからとかそういうのじゃねぇ。 
見下ろしている・・・その先には見覚えのある様な、でも無い様な姿。 
俺がベッドに寝ている。まるで死んだ様な顔で 

『大変なことになったな』 
「おま・・・!この、またお前の仕業か?!」 
『違うよ。おれは何もしちゃいない』 

冗談だよな・・・? 
マンガやテレビの中だけの出来事だと思ってたのに、この俺が幽体離脱してしまうとは 
体に触れてみたが触れない。俺の体はそこにあるのに、触れない 

「な・・・なんでこうなっちまったんだ?!」 
『わからん。しかしおまえ、最近あまり具合良くなかったよな。だからじゃないか?』 

ただ疲れてただけだと思ってた。まさかこうなるとは 

1 おいなんとかしろ!元に戻せよ! 
2 で、電話だ。出なきゃ 
3 チャイムが鳴ってる・・・誰だこんな朝早く 



チャイムが鳴ってる・・・ 

誰だこんな朝早くから。弱ったな、とにかく開けなきゃ 
「・・・触れない」 
予想はしていたがやっぱり触れなかった。ドアノブに触れない 
「こんな時間にごめんなさい。昨日電話くれたから・・・」 

この声、茉麻じゃないか! 
「お願いっ。開けて、あなたと話がしたいの」 
ごめん・・・茉麻。いまの俺じゃ開けてやれないんだよ。 
悔しいなぁ。開けてやりたいのに・・・開けてやれない。 

「ここにはいないのかな・・・出かけてるのかも」 
いるよ、俺はここにいる。いかないでくれ茉麻。 
しかし足音が遠ざかっていく。ああ、茉麻・・・ 

「・・・・・・・・・」 
『電話だぞ・・・』 

茉麻からだな。でも、俺の手はむなしく空を掴むだけだった。ちくしょう 

合鍵があるはずじゃないか。今日は忘れたのか?茉麻・・・ 

1 あれ、ドアが開いたぞ 
2 今度は家の電話か。でも・・・出られない 
3 もう一度体に触れば戻れるかも 



「忘れてたわ、合鍵持ってたのよね」 

茉麻! 
入ってきたのが嬉しい様な、でも来てほしくなかった様な・・・ 
「やっぱりまだ寝てたわね。よく寝てるわ」 
ベッドに座り俺の顔をそっと撫でる。 
「ばか・・・みんな待ってたのよ。どうして来なかったの?電話にも出ないで」 

すまない茉麻。寝ていたなんて言えないよ 
『いい子じゃないか。普通ならもっと怒ってるぜ』 
「ああ・・・茉麻は優しすぎるよ」 

「寝たふりしちゃって。本当は起きてるんでしょう?」 

・・・いるよ、お前を見てるよ。しかしそこにいる俺はどこも見ちゃいない。 
「わかった、こうしてほしいのね。まってて」 

あ・・・茉麻、俺にキスしてる。久しぶりのキスがこんな形になっちまうなんて 

1 え?もう一人来たぞ! 
2 また電話か、でも出られないぞ 
3 茉麻何してるんだ、服を脱いで 



「あれ?あいてるっ!」 

また一人来たのか?!この声は 
どたどた走ってくる。おい今は朝だぞ 
「パパぁあ〜!許さないから、ぜった」 
「・・・梨沙子、まだ朝よ。静かにしなさい」 
「ママ?!え、どうしてここにいるの」 
「いたらおかしいかしら?この人が心配なのは梨沙子だけじゃないのよ」 

梨沙子・・・怒ってるよな。 
「ばか、ばか、ばか!ばか!寝てるんじゃないゆ!」 
あんなに俺のほほをひっぱたいて・・・でもしょうがないよな。 
約束をすっぽかしてぐーぐー寝てたんだからな。 
「変ね、これだけ叩かれても起きないなんて」 
「寝たふりに決まってるよ!」 
「待って・・・よく聞いて。この人息してないんじゃないかしら?」 

やば・・・気付かれた?! 
いつかわかるとは思ったけど早すぎるぜ。さすが茉麻、人をよく気遣うからな 

1 俺はここだよと叫ぶ 
2 茉麻と梨沙子に触れてみる 
3 『あいつ』になんとかさせる 



「パパのばか、あふぉ、スケベ、ロリコン!」 
「たぶんこの人意地でもおきないつもりよ」 

いるよ茉麻、梨沙子。俺はここだよ、ここにいるよ! 
「俺はここにいるよ!!ここにいるっ!!」 
喉がかれる様な声で叫んだ。気付いてほしかった、俺が二人のすぐ近くにいるのを。 

「本当、まるで安らかに寝てるみたいね」 
「ママ〜、パパいつまで寝たふりしてるのかな」 
「・・・さあね。でも今日はずいぶん寝たふりが上手よね」 
気付いてくれ 
ほら、パパはここにいるじゃないか梨沙子、な? 
茉麻、お前を愛している人はここにいるって。なぁ・・・ 

『・・・・・・・・・』 
「なんだよ、そんなにおかしいのか?俺がこんなになったのが」 
『・・・もしかしたらおまえ、もう手遅れかもしれない』 
「な、なに言ってんだお前?バカ言うんじゃない」 
『・・・もしかしたらだ。まだそうだと決まっちゃいない』 

1 ふざけんな!こんなとこで・・・俺には大切な娘たちがいるんだ! 
2 ここは冷静に、自分を見失っちゃだめだ 
3 本当はお前の仕業なんじゃないのか? 



「ふざけんな!こんなとこで・・・俺には大切な娘たちがいるんだ!」 
『わかってるよ、いつも一緒だもんな』 
「いやだ、このまま戻れないなんといやだ」 

また体に触れたが感触なんてない。暑さも、柔らかさも、何も手には伝わってこない。 
「どうせ今日も事務所にいくんだからねパパ、いつまでも寝たふりできないから!」 

いくつも不思議な体験はしてきた。だが・・・こんなのだけは体験したくなかった! 
「茉麻、梨沙子・・・茉麻・・・梨沙子・・・」 
だめだ・・・触れない。二人に・・・触れない・・・! 

「なあ・・・」 
『なんだ?』 
「・・・なんでもねぇ」 
『そうか・・・』 

どうしてこんなことに? 
俺がまた誰かに寂しい思いをさせたから? 

「許さないぞ!こらー!」 
「わっ、みんなもういたの?考える事は同じだね」 

他のみんなも続々とやってきた。こんな朝早くから・・・ 


結局、事務所に行かなきゃいけない時間になっても俺は元に戻れなかった。 
みんなは重い腰をあげて一緒に出かけた。 
「ったく、帰ったら覚えてなさいよ」 
「寝たふりしてるなんて信じられまセン」 
「こんな時でも起きないなんてもう知らない」 
「パパの・・・ばか・・・」 
「もう!いいかげんにしてほしい!」 
「じらしすぎ・・・もう」 
「あなた・・・・・・」 

待ってくれ、いかないでくれ。みんながいなきゃおかしくなっちまいそうだ 

行っちゃった・・・ 
『・・・ちょっと触れてみてくれ』 
「何度も触れただろ」 
『いいから』 
そいつが言うとおり、また体に触れた。 
『まだあったかいな』 
「それがどうしたんだよ」 
『戻れるかもしれない』 
「さっきから触ってるのに戻れないじゃないか」 
『・・・・・・・・・早く戻れるといいな』 

意外だな、こいつも人を気遣ったりするのか。 
「ああ。さっさと戻りたいぜ」 
『・・・・・・・・・』 

これからどうなるやら 

まだ俺の顔色は普通だ。早く戻れないと・・・やばいかもしれないな 


夜、みんな帰ってきた。またお揃いで 

「上司の人怒ってたよ。無断欠勤してって」 
「具合悪すぎで電話できなかったって言っといたから。もう、自分で電話しなよ」 

悪いな、そんな事までさせてしまって・・・ 
あれから何度も体に触れたりしたがぜんぜん戻る気配はなかったよ。 
昨日、というか寝るまでは何も変わらなかったはずなのに 

「みんなもう寝よう、ここで」 
「ぜったい起きるはずだから、起きたら袋叩きにしよう」 

俺が起きると信じている娘たち。見ているのがつらいよ。 

あぁ・・・寝ちゃった。夜は長いな 

「佐紀ちゃん・・・また大きくなったな。 
千奈美・・・その足やっぱエロいよ。梨沙子もまた胸がふくらんで・・・エッチしたいな。 
桃子、桃子、その尻をもみたいよぉ。友理奈もいい尻だな。なぁ 
茉麻、俺を抱き締めてくれ。その体は脱け殻だよ。 
雅ちゃん、エッチしたい。また何時間もずっと君の中にいたい、なぁ・・・」 

『大変な時にそんだけエロい事考えられるなら大丈夫じゃないか?』 
「・・・だといいな」 


ノk|*‘ρ‘)<私はいまからベリの洗濯係に立候補します 川*^∇^)||<よだれ出てるぞこの変態 ノk|*‘ρ‘)<汗かきな人としまぱんの娘を優先します 川*T∇T)||<ヒーン 川;´・_・リ<趣味を優先してるわこの娘