花火が終わった今、校舎の中には用はない。
早々に校舎の中から外に出たけど、やはり夏の蒸し暑い空気が漂っている。
屋上は風があったから涼しかったんだけどな。

涼しい場所を探すうちにピンと閃き、プールに行ってみることにした。
あそこなら水辺で他の場所よりも涼しいはずだ。

プールの低い柵を乗り越えたところで靴を脱ぎ、プールサイドを裸足でペタペタ歩く。
日中に太陽の熱をたっぷり吸収した地面のコンクリートは夜中になっても暖かく素足に心地よかった。
3人で並んでプールの淵に腰掛け、プールの中に膝から下だけ浸かる。

「あ〜やっぱいいな、涼しい〜」
「そういえばプール今年行ってないね。去年はみんなで行ったのに」
「そうなんですか?」
「うん、ジミーっちとみやと茉麻と熊井ちゃんとでね」
そういえばそうだった。去年はあのメンバーで行ったんだった。

考えてみたら、ちぃとこうしてここまで仲良くなったのはあのプールがきっかけだったんだ。
懐かしいな・・・

1.親密になった頃の思い出話をする
2.せっかくプールなんだし泳ぎたくね?
3.あれ?何かプールに浮かんでる?



なんかプールに行った日のこと思い出したら急に泳ぎたくなってきた。
そうだよ、夜とはいえせっかくプールにいるんだ。泳ぎたい。

「せっかくプールいるんだしさ、泳ぎたくね?」
「えー、んなこといったって水着とかどうすんのさ?」
「ですよね、確かに泳ぎたいけど…」
当たり前だけど思いつきで来たプール、水着なんて持ってきてるわけない。
でも2人の反応見てると逆に『水着さえあれば泳いでもいい』って風にも聞こえる。
どうせ俺たちしかいないんだ。
せっかく夜中に抜け出してきてるんだ。これくらいスリルあることやらないと。

とはいえ、水着、水着ねぇ…。

1.水泳部の部室に忍び込めばあるんじゃね?
2.要らないよ、裸で泳ごうぜ
3.むしろ服来たままでいいじゃん



水泳部の部室に行けばあるかな?
そう思った俺はプールの隣に隣接してた水泳部の部室に行ってみることにした。
ここも校舎と同じで窓を揺らすと簡単に窓の鍵が外れる。大丈夫なのかこれw

「ジミーっち、本気で水着探してんの?」
「当たり前だろ。せっかく泳げるチャンスなんだ」
ちぃと岡井ちゃんは明らかに困惑してるみたいだ。何で俺がそこまで泳ぐことに情熱を燃やしてるのか。
せっかくこういうチャンスだし、やってみたいじゃん。
何より、水着姿の2人が見てみたいwww

「うーん…男の水着はあったけど、女の子の水着は…っと」
「この部室仕切ってるカーテン、男子と女子じゃないですか?だったらあっちかも…」
俺が履けそうな水着を見つけて、あとは女の子の水着だけ。
この際ブーメランビキニなのも水泳部だから仕方ない、我慢しよう。
干してあったから流石に洗ってはあるだろうし。
ってことは女の子のもあっても競泳用だろうな。うは、見てぇw

「お、1着発見!でももう1着はないかなぁ」
「うーん、ないですねぇ…」
ちぃたちも1着だけ水着見つけたっぽい。けどそうするともう一人着れないよな。
さてどうしようか。

1.ちぃが着て岡井ちゃん見学
2.岡井ちゃんが着てちぃ見学
3.この際水着いらなくね?
4.泳げないのかわいそうだし今日はやめようか



女物の水着が1着しかないイコールどっちか一人は泳げない。
せっかく3人でいるのに誰か一人仲間はずれなんて可哀相だ。
プールサイドに戻ってきたけどちぃも岡井ちゃんも若干テンション落ち気味だ。

…待てよ?
水着がないから泳げない?
要らないじゃん!誰も見てないわけだし!

「なぁ、この際水着とかいらなくね?」
「はぁ?水着なしでどうすんのさ」
「裸で泳げばいいじゃん」
「はぁ!?」
「大丈夫大丈夫!誰も見てないって!」
言うや否や、俺は自分の服を脱ぎ始める。

「ちょっとジミーっち!」
「大丈夫だって、暗いし誰にもバレないって」
実際、街灯もほとんどなくて明るい月が照らすだけのプールはかなり薄暗く、誰かがいても気付かないだろう。
俺たち同士でも裸でもほとんど見えないだろうし。

「おっ先!」
「ジミーっち!ちょっ!」
ちぃと岡井ちゃんの声を聞き流し、パンツまでも脱ぎ捨てた俺はプールに飛び込む。
流石に少し水は冷たいけど、やっぱり久々に泳ぐプールは心地いい。
そのまま泳いだりしていると、背後から水音が聞こえた。
振り返って見るとプールサイドに誰もいない。
あれ?2人どこ行った?

1.俺の目の前に突然2人が浮き上がってきた
2.誰かが俺の背後から沈めようとしてきた
3.マジで!?帰っちゃった!?



もしかして俺が勝手にプール入ったから怒って帰っちゃった!?
慌ててプールサイドまで泳ぎ寄ろうとする。

 "ザバァッ!"

「うわ!」
突然目の前に飛び上がるような勢いで浮かび上がってきた2つの影。
言うまでもなくちぃと岡井ちゃんだ。
そのままちぃは雫の滴る前髪をかき上げながら軽く水を俺の顔にかけてくる。
「びっくりした? もー、いっつもちぃたちの話聞かないで突っ走っちゃうんだから」
「ホントですよ。ちさとたちだって別にやらないって言ってるわけじゃないのに」
顔を拭って目をパチクリさせると、2人は声を上げて笑った。

「意外と見えないねー、暗くてよかった」
「ホント、もっと見えちゃうのかと思ったら」
2人はそんなことを言いながら自分の身体を見下ろしている。
も、もしかして…

「え、2人ともマジでいま、裸?」
「こーら、触るなっ!」
「やーっ、ジミー先輩やっぱりエッチだw」
手を伸ばそうとすると思い切り水をかけられた。
「やったなっ!この!」
思い切り水をかけ返してやる。
やばい、こういうの、楽しい!

1.意地でも全裸か触って確かめてやる!
2.そのまま水の掛け合いだ
3.せっかくだし、遊ぼうぜ!



「このっ!くらえっ!」
「キャー!」
「いけっ!いけっ!!」
3人して水を掛け合う。
ちぃと岡井ちゃんは協力して掛けてくるので2対1だ。
うっかり1人に集中してるとその間に横からもう一人に攻め込まれてしまう。

と、水しぶきの向こうに見えていたちぃの姿が消えた。
もしかして潜ったのか!?どこだ!?
探したいけど残ってる岡井ちゃんがそのまま水を掛けてくる。

「ちょ、タンマ岡井ちゃん!ちぃどこ行った!?」
「そんなこと言ってやめたら触ってくるんでしょ〜w ダメですよw」
岡井ちゃんに声をかけるが聞き入れてくれない。そのまま水を掛けてくるから手を休めることもできない。

と、背後にあったかくて柔らかい感触がくっついてきた。
そのまま世界が逆転し、頭から水中に叩き込まれた。
いたたっ!鼻に水入った!

「ゲホッ!ゲホ!ち〜ぃ〜!!」
「あはははは!意外とできるもんだねぇw」
俺から離れて指差して笑ってくるのはもちろんちぃ。
どうやら背中から抱きついてきて変則的なバックドロップをかましたらしい。水の中とはいえよく投げれたもんだ。
背中に一瞬当たった胸の感触は心地よかったけど、それとこれとは話は別だな。

1.ちぃを追いかけて揉みしだいてやる!
2.岡井ちゃんを人質にいたずらしてやる
3.プールサイドの服に水かけてやる



「このやろ!揉みしだいてやる!」
「や〜!ジミーっちのエッチぃ!」
ちぃに向かって泳ぎだす。ちぃも慌てて逃げ出した。
でも甘いぞちぃ、そっちは壁が近いからすぐに追い込まれるっていうのにw

「やばっ!」
慌てて方向転換して壁と俺の両方から逃れて広いスペースに出ようとするけどもう遅い。
俺を本気にさせたこと後悔させてやる!
視界の端っこで置いてけぼりをくった岡井ちゃんが俺たちの鬼ごっこをじーっと見てるのが見えた。

「ほら捕まえた!」
「やーっ!ジミーっち、離して!」
もともと俺とちぃの立ち位置的に逃げ切るのは難しかったちぃは意外とあっさりと捕まえた。
「お仕置きしてやるw」
「やだやだ、やめろ〜w」
俺が掴んだ腕を振り解こうともがいてるけどまだ遊び半分だからか抵抗は弱い。
せっかくだから調子に乗らせてもらおうw

「や〜ん、触るなってばぁ〜」
「じゃあさっきの謝るか?」
「さっきのはだってお遊びじゃんw」
反省の色なし、と。
さて、どうしてやろうかな。

1.同じことやり返すしかないだろ
2.予告どおり揉みしだくしかないだろ
3.ホントに全裸なのか下も確かめてやる



「謝らないんなら俺も止められないなw」
「こ…こらッ、なんでそうなるのさ…ンッ」
まぁどっちかっていうと謝られないほうが俺としても揉む大義名分ができて都合いいんだけどなw
しっかり左手をちぃの背中に回して逃げられないようにしてから右手でちぃの胸を揉んでやる。

「や、めろったらぁ…」
「謝らないとやめないって言ってるだろ」
ちぃのやつ、また胸でかくなったんじゃないか?
水中でも柔らかくてあったかいこの感触は健在だ。

「そういやホントに全部脱いでんの?」
「ちょ…っ!下はダメ!」
ちぃが抵抗しだすが無視して胸を揉んでいた手を下に下ろしていく。
下腹部を通り過ぎたところで毛の感触。ホントに全部脱いだんだ。
俺の手の内には全裸の美少女が1名。そうなればすることなんて決まってる。

「ん…っ」
「ふぅっ」
キスすると、身体を触る手は止めてないのに大人しくなった。

「ジミーっち、ダメ、ここじゃやだよ」
そんなこと言われても止まれないけどなw
まぁ岡井ちゃんもいるしな…ってあれ、そういえば岡井ちゃんどこ行ったんだっけ?

視線だけ彷徨わせて見ると、プールから上がって段差に腰掛けてこっちを見てる岡井ちゃん。
なんだか様子がおかしいような…。
両足をぴったり閉じて、その間に手を入れてる?
視線の先には俺とちぃ。これはもしかして…。

1.岡井ちゃんに見せつけてやるか
2.岡井ちゃんに声をかける
3.ちぃ、岡井ちゃんがオナニーしてると囁く



「ちぃ、静かにして、絶対後ろ向かないで」
「ンッ…な、に?ジミーっちぃ…」
「岡井ちゃんが俺たち見てオナニーしてる」
「えっ!?」
一瞬声を上げかけたけど、何とか振り向くのだけは我慢する。
そんなちぃの胸を触る。
「あぁっ、揉まないでよぉ」
岡井ちゃんに気付かれないように視線を向けると、ちぃが声を上げた拍子に一瞬緊張し、空いた手をそろそろと胸に当てた。
これは…間違いないな。

「岡井ちゃん何してるのかなぁ!?」
「!!! ななな何にもしてませんよ!」
ビクッと反応して慌てて両手を後ろに回す岡井ちゃん。やましいことしてたのがバレバレだよw
「え〜なになに、どうしたの?プールから上がっちゃってるし〜」
ちぃが俺から離れて岡井ちゃんのほうに向かっていく。っていうか白々しいぞおいw
岡井ちゃんは逃げようとするが裸のままじゃどうしようもできないのか、身体を縮めて視線から逃れようとしてる。
俺もちぃを追って岡井ちゃんに近づくと、岡井ちゃんがどんどん動揺していくのが手に取るように分かった。

「ねーねーなんでプールから上がっちゃったの?」
「ちょっとさぶくなってきちゃって」
「そんなことないって、遊ぼうぜ」
「あああの、今はちょっと」
プールから上がって両サイドに腰掛けた俺とちぃに動揺してカミカミになってる岡井ちゃん。
どこまで俺たちが気付いてるか分からなくてかなり焦ってるみたい。
ごめん、全部分かってるよw

1.自分でしてたんだよねw
2.見てない、俺たちは何も知らない
3.いきなりちぃが岡井ちゃんの胸触りだした



さっきはちぃにバラしたけど、やっぱこういうのは女の子にとって死ぬほど恥ずかしいことだしな。
ここはやっぱ見なかったことにしてやるのが大人の対応だろ。
っていうか岡井ちゃん、外でしかも見えるところでオナニーとはなかなかやるなw

「ま、ちょっと水冷たかったし寒かったかな。ちょっと休憩しようか」
「そ、そうですね…ぁっ」
岡井ちゃんだけに見えるようにそっとウインクすると、意味が伝わったのかホッとした表情を見せる。
その表情がセリフを言い終わる前に強張った。

「岡井ちゃん胸おっきぃね〜、羨ましいなー」
「と、とくながせんぱい!?」
俺とは反対側に座ってたちぃがいきなり胸を触りだしたらしい。
「ちょっとちぃ、何してんの」
「えーだって柔らかいんだもん、ちぃだって茉麻とかみやとか触ってくるしさ、自分たちは触らしてくれないくせに」
「ゃ、やめてくださ…」
どうやらちぃは岡井ちゃんの胸が気に入ったのか、後ろに回って本格的に両手で揉みだした。
っていうかクラスメートでそんなことしてるのかよお前ら!w
岡井ちゃんはどうしていいか分からないらしく、ちぃの手に自分の手を添えて弱弱しく抗議するしかできないらしい。

1.ちぃやめなよ、岡井ちゃん嫌がってるだろ
2.ほほう、そんなに柔らかいなら触ってみたいな
3.ここは2人の胸を触り比べてみたいな



前に1回直に触ったことはあるけど、確かに岡井ちゃんの胸いい感触だったもんな。
ちぃもそんなに気に入るほどやっぱいい胸してるのか。

「やっ!ジミー先輩までぇ!」
「ぁ、なんでちぃのも触るのさ〜!」
2人に向き直って、片手ずつ、ちぃと岡井ちゃんの胸を触る。
ちぃの胸は張りと弾力があって心地いいし、岡井ちゃんの胸は柔らかい。
どっちもけっこう丸っこいカタチしてるから垂れたりしなさそうだな。
っていうか両手で別の女の子の胸を揉むってのも新鮮でクセになりそうだ。

「タンマタンマ、ジミーっちストップ、ほら」
「え〜、もっと触ってたかったのに…」
ちぃがギブアップして岡井ちゃんの胸触ってた手も離して抑えてきたから流石に手を離す。
岡井ちゃんのほうの手も離すと、岡井ちゃんは膝を抱いて丸くなって触られない体勢を作ってしまった。
ごめんね、ちょっと悪いことしちゃったかな。

「っていうかジミーっち、何大きくしてんのさ」
「え? …わぁ!」
ちぃが指摘して岡井ちゃんが見てすぐ両手で顔を覆う。
もちろん指摘されたのは俺の分身。
仕方ないだろ、あんだけ女の子の身体触ったらこういう反応もするって…。

1.ちぃ、手でして
2.ちぃ、さっきの続きするぞ
3.岡井ちゃん、触ってみる?



「岡井ちゃん、触ってみる?」
「えええええっ、いいいいいいですよ、そんな、触るなんて…」
一気に顔を赤くした岡井ちゃんはブンブン頭を振りながら俺から顔を逸らした。
考えてみたら初めてのときもずっと俺がリードしたからほとんどまともに見てないんだよな。
残念…とか思ってると横から伸びてきた手が俺の分身を掴む。
ちょっとひんやりした手が気持ちいい…って、いててててて!!
「いたたたたたっ!ちぃギブギブギブッ!」
「ジミーっち、ちぃの目の前でセクハラっていうか浮気なんていい度胸してんじゃ〜んw」
思いっきり力を入れて俺の竿を握り締めてくるちぃ。
つーかマジ!痛いってば!!
しばらくしてようやく力が抜けると、あれだけ元気だった俺のモノはすっかり萎えてしまっていた。

「ま、ジミーっちの浮気病は今に始まったことじゃないですから、ちぃは気にしませんけどね」
「ち、ちぃ〜、ごめんってば〜」
拗ねた顔をするちぃのご機嫌を取ってると、俺の情けない姿に岡井ちゃんが笑ってくるし…。

1.反省して土下座
2.帰りにアイス奢らせていただきます
3.ホントに好きなのはちぃだけだって〜



「すいませんでした、ココロから反省してます」
「よーし、分かればよろしい」
何故だか土下座謝罪する俺と妙に芝居がかった態度を取るちぃ。
つーか俺の土下座安いなぁ。これでここ1年ちょっとの間に何度目だろうwww
岡井ちゃんは俺の土下座姿がツボだったのか笑い転げてるし。
ま、ちぃの機嫌も完全にとはいえないけどだいぶ直ったみたいだし、この辺にしとこうか。

「うわ、なんかかゆいと思ったらあっちこっち蚊に刺されてるし!」
「ホントだ、ちさともすごい刺されてる」
どうやら蚊がいたらしく、気付いたら俺たち3人は身体のあちこちを刺されていた。
流石にこれ以上刺されるのはごめんだからとプールはお開きにすることにした。
ハンカチで身体を拭い、服を着る。

着る途中で2人の身体を盗み見たけど、やっぱいい身体してるよな、2人とも。
ちぃは健康的な肌にスレンダーな体つき、それでいて張りがあって柔らかい胸と長い脚。
岡井ちゃんは抱き心地よさそうな柔らかい身体と、俺の知ってる女の子でも一番大きな胸。
履いたパンツの中でまた分身が大きくなってたのは2人にも内緒の秘密だw


「あーでも楽しかった!」
「裸でプールなんて普通入れませんもんねw ちさと裸で泳いだの初めてですw」
帰り道、何だかんだで楽しんでご機嫌な2人と並んで道を歩く。
あと何時間かしたら夜も明けてくるだろうな。

1.岡井ちゃん→ちぃの順に送ってから帰る 
2.ちぃ→岡井ちゃんの順に送ってから帰る 



「ジミーっち、ちゃんと岡井ちゃん送ってあげるんだよ」
「分かってるって」
「岡井ちゃんにエッチなことするんじゃないよ!」
「するわけないだろ、岡井ちゃんち入れるわけでもないし」
おしゃべりをしながら歩いているうちにあっという間にちぃの家に着いた。
よっぽど警戒してるのか、俺に岡井ちゃんに手を出さないように念を押すちぃ。

「ジミーっち、今日はありがと、楽しかったよ」
「うん、じゃあまたな」
「じゃあねジミーっち岡井ちゃん、おやすみ」
「おやすみなさい徳永センパイ」
表の玄関からじゃなくて裏口のほうに歩いていくちぃ。
これでちぃは大丈夫だな。今度は岡井ちゃんを送らないと。


「あの…ジミー先輩、さっきのことなんですけど…」
「ん?」
「その、プールのこと…」
「分かってる、誰にも言わないよ」
岡井ちゃんとちぃの胸を触ったこと、そして何より岡井ちゃんが自分でシてたこと。
っていうかやっぱり岡井ちゃん、俺が気付いてることに気付いてたか。
言いふらしたりすることでもないし、誰にも言わないさ。ちぃには言ったけどw

「でもジミー先輩の、その…ちんちん、すごいですね、あんなの入ったんだ…」
初めてのときは見る余裕なかったみたいだし、初めて見たなら驚くよな。
「うん、岡井ちゃんの中、すごい気持ちよかったしねw」
「や、やめてくださいよ!恥ずかしい…//」
両手で顔を覆ってそっぽを向いてしまった。
やること大胆なくせに恥ずかしがりやだな、岡井ちゃんはw

「さっきの俺の思い出してオナニーしてもいいよw」
「そそそそんなのしませんよ!」
「ホントに?w」
「………し、しません……」
ホントかなぁw ま、岡井ちゃんがオナニーしてるとか、想像しても興奮するし、どっちでもいいんだけどw


「ホント今日は楽しかったです!ありがとうございました!」
「楽しんでもらえたならよかった。俺も楽しかったよ」
岡井ちゃんの家にたどり着き、玄関の前で岡井ちゃんが頭を下げてお礼を言う。

「そうだ岡井ちゃん、やっぱ俺の、触ってみる?」
俺の下を指差しながら言ってみると、またも岡井ちゃんは真っ赤になった。
「……いつか、触らせてください」
「いいよ、またいつか、ねw おやすみ、岡井ちゃん」
ほっぺたに軽くキスをして岡井ちゃんが家に入るのを見届けた。


楽しかったな、今日は。
もうちょっとで3人でやれたかもしれないんだけどなw
まぁ、流石にそれはまずいかw
2人の身体の感触を思い出しながらゆっくり家への道を歩く。
ちぃも元気出たみたいだし、岡井ちゃんも楽しんでたみたいだし、いい1日だったんじゃないかな。

…ふぁ、眠くなってきた…。
俺も帰って寝よう。その前に1発抜いてからだろうけどw
ズボンの中で元気になってる分身を持て余しながら家路を急ぐ俺を、明るい月だけが見つめていた。