この前は梅さんの誕生日にどこも行けなかったからなぁ… 償いも込めてどっか一緒行きたいな 電話してみよっと 『はい?』 「もしもし。梅田先輩ですよね?」 『そうなんだよ。急にどうしたの、ジミー?』 「いえ、この前の梅田先輩の誕生日にどこも行けなかったのでどこかに行きたいなぁって…」 『ホント?!どこに連れてってくれるの?』 「えっと… 1 遊園地 2 フランス料理店 3 動物園 …遊園地なんてどうですか?」 『ちょうど行きたかったんだよ!』 「良かった!じゃあ1時間後に駅で良いですか?」 『うん、大丈夫だよ♪』 「じゃあまた後で」 よ〜し、今日は梅田先輩を楽しませなきゃな! 先ずはあれしてこれして…グフフ… ハッ!妄想してる場合じゃない。支度して駅行かなきゃ! ・・・・・・・・・・・・・ あっ、梅田先輩いた。待ち合わせの15分前に来てるなんて…。って俺も同類か さてどうやって登場しようか… 1 後ろから急に抱き付く 2 「えりか」と下の名前で呼んでみる 3 こんなに早く来てよっぽど俺に会いたかったんですねとからかう よ〜し、後ろから抱き付いちゃえ! コソコソと美少女に近付いてる俺を通行人は見てるがそんなことはどうでもいい。 もうちょいだ………今だ! 「え〜りか♪」 「ひゃあ!じ、ジミー?」 「正解です!」 「こ、こんな人がいるところで、は、恥ずかしいんだよ…。そ、それに下の名前で呼ぶと…ゴニョゴニョ」 普段は自分から積極的に来るのに自分がやられると恥ずかしいんだ。 照れてるところが可愛いっ! 「ふふ、じゃあ早速行きましょうか梅田先輩」 「う、うん…」 えりかと言われたことが恥ずかしいのか、未だに照れてる梅田先輩を連れて電車に揺られること30分。 ここら辺では有名な遊園地に着いた。 「まずはどこ行きます?」 「う〜ん、じゃあ…」 1 ジェットコースター 2 ティーカップ 3 お化け屋敷 ジェットコースターに乗りたいんだよ♪」 「わかりました。じゃあ行きましょう」 移動する最中に気付いたたけれど今日の先輩のファッションは過激すぎる…。 少しでも屈んだらパンツが見えてしまいそうな超ミニスカートから細くて長い足が見えている。 道行く人が振り返るのもしょうがないと思った。 ジェットコースターで俺らの番まで回って来たけれど、座っているとその足が更に強調されて変な想像をしてしまう。 「ジミー!」 「は、はい?!」 「鼻の下のばして何考えてたの?」 「い、いえ…なにも…」 「ふ〜ん、まぁ良いんだよ。そろそろ落ち…きゃああああああああ!!!!!」 うおっ、怖いのか腕を組んでくるからふくよかな胸が当たる! ・・・・・・・・・・・・・ 「梅田先輩?大丈夫ですか?」 「だ、大丈夫なんだよ…」 見た感じ大丈夫じゃなさそうだな…俺は梅πのお陰で大丈夫だったけど う〜ん、だいぶ気持ち悪そうだ… 1 休むということで観覧車に乗る 2 アイスを買ってきてベンチでゆっくり休む 3 関係ねぇ!次の乗り物だ! そうだ!冷たいもの食べたら気分良くなるはず! 「梅田先輩、そこでアイス買ってきますね。そこの日陰にあるベンチで待ってて下さい」 「…わかったんだよ」 梅田先輩が乗り物に弱いとは…。早く買って行ってあげよ。 「あ、ジミー…早かったんだね」 「アイス買ってきたは買ってきたんですけど…売り切れてしまいまして一個しか買えませんでした…」 「二人で食べれば良いんだよ…」 「あ、じゃあ梅田先輩先にどうぞ」 「それだと溶けちゃうから二人で一緒に食べよう」 しれっと、ときめくこと言うなぁ…。 「は、はい」 「う〜ん、美味しい!」 か、顔が近い!しかも下で舐めて食べてるからエロい! ヤバい…我慢出来なくなってきた。 「大分回復してきた〜!ん?どうしたの、ジミー?」 1 唇にキス 2 アイス舐めてたら偶然触れちゃった風な感じでベロチュー 3 梅田先輩はまだ全開ではないんだと我慢 「な、なんでもないですよ」 「ふ〜ん、なんか今日は変なんだよ」 「だ、大丈夫ですよ〜。さ、アイス溶けちゃいますからどうぞ」 「そうだね。早く食べなきゃね」 ふぅ、なんとかごまかせた…。 あくまでも偶然を装うんだ偶然を… 『チュッ』 「す、すいません!」 「じ、ジミー…偶然だよね…?」 「は、はい。偶然ですよ偶然!信じて下さいよ」 「ホントに偶然なの…?狙ってやったならそれはそれで嬉しいんだよ…」 そう言ったきり梅田先輩は顔を俯いてしまった。 こういうときは… 1 正直に言って謝る 2 人気のいないとこに行く 3 空気を変えようと観覧車にのる 「そ、それより観覧車乗りません?ね?」 「…わかった。じゃあ行こう!」 良かった…怒ってはないみたいだ… 「うわぁ、高〜い。ハハハ、人がゴミのようだ」 「ちょ、なんでムスカなんですか」 「ん〜、なんとなく」 「ハハハ、やっぱり梅田先輩は面白いです」 向かいあって座ってるせいかパ、パンツがモロ見えだ やばっ、俺の息子が反応してきてしまった 「ん?ジミー、何それは〜?」 ニヤけた顔でそう言いながら微妙な手加減で触ってくる 幸い観覧車はてっぺんに近いから下からは見えないはずだ 「どうしてほしい?言ってごらん」 「じゃ、じゃあ… 1 その美しい足でお願いします 2 豊満な梅πを触らせて 3 く、口でお願いします 「く、口でお願いします」 「よく言えたんだよ、ハムッ」 「あ…んあぁ……あっ」 「ん……ぁむ…ん」 「梅田先輩…ウマすぎです、んあ!」 「ふふふ、嬉しいんだよ」 あぁ!夢中になってる場合じゃない!もうすぐ下に着いてしまう! 「う、梅田先輩、もうすぐ、し、下に着いちゃいます」 「んむ…む……あむ」 梅田先輩は聞いてるのか聞いてないのかわからない様子で行為をやめようとしない 「ちょっ、聞いてますか?あぁ!いっちゃいます!」 「良いよ、いって」 「んあぁ!」 「んん!」 扉が開いた瞬間梅田先輩が持っていたバックを俺の股間に置いて係員の人にニッコリ微笑み一差し指を立てた 係員もわかりましたという感じで微笑みドアを閉めた 「ふぅ、危なかったんだよ」 「ハァハァ、腰抜けちゃって立てないです…」 「情けないなぁ、ジミーは」 「もう終わったと思いましたよ…」 それから梅田先輩と色々な乗り物に乗って一日を楽しんだ お化け屋敷では意外と怖がっていて可愛いかったなぁ… コーヒーカップでは梅田先輩が回しすぎて二人ともダウンもした 楽しい時間は早くすぎてしまうものでもうお別れの時間 「今日はありがとうね。誘ってもらえて嬉しかったんだよ」 「いえいえ、また行きましょうね」 「うん!じゃあまたね」 「はい、じゃあまた!」 「あっ、そうだ。ジミー忘れ物なんだよ!」 ん?忘れ物なんかしたっけ?振り返ってみると… 『チュッ』 「ふふふ、じゃあね」 そう言って夕焼けをバックに妖艶に微笑んだ梅田先輩に俺はしばらくはその場から動けず固まったままだった この妖艶な笑顔から俺はしばらくは逃れられない