明日は私の誕生日。 
明日で私は15歳になった。 
メンバーからもファンの人たちからもお祝いしてもらえると思うと本当に嬉しいけど、ワガママいえばあの人に会いたかった。 
私は大阪で、あの人は東京で、会いたいからってすぐに会える距離じゃない… 
寂しいな〜あの人に今すぐに会いたい。 
電話やメールじゃ抱き締めてもらえないもの。 
私がベッドの上で一人寂しく寝転がっていると、どこからか子供の声が聞こえてきた。 
あれ、この声どこかで聞いたことがある。 
確か未来で会った私とあの人の子供の声だ。 
私はベッドから起き上がり、声のする方へ近づいていく。 
声はお風呂からする… 
私がお風呂のドアを開けようとした時、部屋の外から声がした。 

「栞菜〜今日は一緒に寝よう♪」 

あ、愛理だ。 
たぶん明日誕生日だからそのお祝いをしてくれるのかもしれないな。 
でも、私を呼ぶあの子の声はすごく焦っていて、今にも泣き出しそうな感じがする。 

「お母さん、嫌だ。起きて起きて」 

愛理の声も気になるけど、どっちを優先させようかな… 

1 愛理と話したい 
2 子供が大事だよ 



私は愛理にはごめん、と心の中で謝りながらお風呂のドアを開けた。 
大事な子供だもん、助けてあげたい。 
あんなに慌ててるなんてただ事じゃないはずだよ。 
私がドアを開けると、光が射してきて眩しくて目を瞑ってしまった。 
そして、目を開けるといきなり天井が目に入ってきた。 
あれ、ここはどこ? 
あの人と私の家じゃないよね… 

「お母さん、よかった〜起きてくれて」 

私の手を掴む感触があるからみてみると、あの子が手を握ってくれていた。 
またおかしな事に気付いてしまった。 
ちょっと身長が伸びて顔つきが少し変わってる。 

「さっきまで苦しそうだったから心配しちゃった」 

目には涙を浮かべ、何だかこの子の方が苦しそう。 
辛い事があったのかな? 

「泣いてるの?」 
「うん…」 

笑ってみせるけど、無理やりだってバレバレ。 
あの人がそういう時にみせる表情にそっくりだもん。 
お母さんなんだしあなたの事はわかるんだよ。 
さぁ、何があったか話してくれる? 


「あのね… 
1 お母さんが階段から落ちたんだよ 
2 これから僕の弟が生まれるんだ 
3 お母さんは悪い病気で… 



お母さんが階段から落ちたんだよ」 

えっ、私、階段から落ちたの? 
だから寝てたんだ。 
でもどうやってベッドまで移動したんだろう。 

「もうお母さんがいなくなっちゃうんじゃないかって心配したんだ」 
「ごめんね」 

この子なりに私を心配してくれてたんだね。 
よかった、人の痛みがわかってあげられる優しい子に育っていて。 

「もうすぐお父さんもくるって言ってたよ。お母さんが階段から落ちたって言ったら、仕事なんかしてられないって」 
「大したことないんでしょ?なら平気なのに心配性なんだから」 
「お母さんは今大事な時期なんだから小さなケガでもしちゃいけないって」 
「そっか…ところで私をどうやってベッドまで連れてきたの?」 
「救急車を呼んだんだ。偉かったでしょ」 
「うん、偉い偉い」 

私はこの子の頭を撫でてあげた、それも本当にお母さんになったつもりで。 
可愛いなぁ〜世界中で一番可愛い。 
まだ子供を生んでないのにもう親バカになった気分。 
それも今は悪くないな。 

「か、栞菜!!平気か?」 

全身汗だくであの人が走ってきた。 

1 心配したぞと泣き出す 
2 よかったと微笑み、手を握ってくれた 
3 何も言わずに抱き締めてきた 



血相変えるなんて言うけど、それってこんな顔を言うのかな。 
肩で息をしながら彼は私に微笑み、手を握ってくれた。 

「よかった、心配したよ。何かあったらと思うと落ち着いていられなくてさ」 
「平気。大げさにする程じゃないよ」 
「お母さん、さっきまで苦しそうだったんだよ」 
「ほら〜無理してるじゃないか」 
「ごめんね」 

チロっと舌を出して笑いかける。 
だって、今はそれくらい痛みが感じられないから。 
別にやせ我慢してるわけじゃない、そう伝えようと思った。 

「栞菜、今は大事な時期だって言っただろう」 

まただ。 
大事な時期ってこの子も言ってたけど、何がどう大事なの? 
私、まだ仕事していてそれが忙しいのかな。 
それとも何だろうな〜 
「何だよ。忘れたみたいな顔してさ。 

1 今度レギュラーが決まったんだ 
2 お前妊娠中だぞ 
3 いつだって大事な時期だよ 



お前妊娠中だぞ。お腹に子供いるんだから用があるなら、こいつと俺に言えばいいって言ったじゃないか」 

えっ、お腹に子供がいるんだ… 
私は驚きながらも、お腹が膨らんでないか確認してみた。 
けどお腹はまだ小さいままで、妊娠中と言われてもイマイチわかんない。 
この人の顔は真剣だし嘘じゃないみたい。 

「兄弟ができるって喜んでるんだよ。な?」 
「うん。弟でも妹でも大事にするよ」 

そういえば、この前も結婚する前のあの人が言っていたっけ。 

『俺と栞菜ちゃんは一人っ子じゃない。子供の頃、家に親がいなくて寂しい思いしなかった?』 

それに私はうん、と返した。 

『俺ね、栞菜ちゃんと結婚したら子供はたくさん欲しいな。子供には兄弟がいる喜び味あわせてあげたいんだ』 
『うん。私も頑張る。マネージャーさんの子供いっぱいほしい』 

私たちは満月が綺麗な夜、そんな会話をしていた。 
未来で結婚するとわかっても、私が子供産む実感がわかなかった。 
それが今は二人目だよ、なんてびっくりしちゃう。 
お腹に子供がいるなんて不思議だな。 
私が不思議がっていると、彼が 

1 お腹を撫でて元気で生まれてこいと話した 
2 大丈夫、俺がついてるからと励ましてくれた 
3 元気に生まれてきてくれとお願いした 



お腹を撫でて、「俺がついてるから大丈夫だよ」と励ましてくれた。 
それにお腹の子供にも元気に生まれてこい、と話しかけた。 
あの浮気性で頼りなかったマネージャーさんの顔を思いだし、人って変われば変わるんだって嬉しくなった。 
マネージャーさん、いいお父さんになるんだなぁ。 

「どうしたの?何かすごく嬉しそうだけどさ」 
「だって、浮気性でどうしようもないあなたが変わったなって」 
「おいおい、子供の前でそれはやめてくれよな」 

もうすごい大慌てな顔をしてる。 
ちょっとからかっちゃえ。 

「最近も雅ちゃんと会ってたりしたんでしょお〜」 
「な…なわけないよ。バカいうな。今は栞菜さん一筋だから」 
「本当に?」 
「本当だよ。雅ちゃんとは今は何の関係もなし。それに結婚してからはあなたの監視が厳しいですからw」 

苦笑いしながら浮気を否定した彼をみると、嘘ではなさそう。 
あの慌てっぷりが見られただけでも面白いからよしとしよう。 

「さぁ、そろそろお休み」 
「もう?」 
「そうだよ。お母さん無理しないで」 

う〜ん、休んだ方がいいかな。 

1 お休みなさいと眠る 
2 まだ話したいけど、意識が… 
3 今度は違う誰かの声が頭の中でする 



私は素直に眠る事に決め、ゆっくり瞼を閉じた。 

「お休みなさい」 
「あぁ、お休み」 

私はすぐに眠くなり意識が途切れようとしていた。 
そんなまどろみの中で、彼が栞菜誕生日おめでとうと囁いてくれた事をはっきりと聞いた。 
私が次に目覚めると、そこはホテルのお風呂の中だった。 
お湯のないお風呂で眠っていたみたい。 
でも、さっきまでの事が夢じゃない事ははっきりしている。 
だって前も夢じゃなかたから。 
私が部屋に戻ると、時間はもう11時59分だった。 
もうすぐ私は15歳になるんだ、さっきあの人に祝ってもらったし、早いけど誕生日プレゼントにしよう。 
時計の針がちょうど12時を指す頃、彼から電話が鳴った。 
すごいタイミングで電話してくるな。 

「もしもし」 
「ハッピーバースデー栞菜ちゃん」 
「ありがとう。私、ようやく15だね」 
「ようやくって、早く歳を取りたいみたいな言い方だね」 
「だって早くあなたと一緒になりたいから」 
「そっか…ところで君に最高のプレゼント用意したんだ。何だと思う?」 
「わからないよ」 
「扉を開けてごらん。プレゼントが待ってるよ」 

私は言われた通りにドアを開けてみる。 

1 東京にいるはずのあの人が 
2 バースデーケーキが目の前に 
3 メンバー全員が待ってる 



私がドアを開けてみると、そこには東京でお仕事しているはずの彼がいた。 
それも普段着てるスーツより高級そうなものだ。 
手には私の名前にもなったカンナの花が握られていた。 

「おめでとう。無理しちゃった」 
「私…私…」 

言葉にならない感動で涙が止まらない。 
どうしたんだろう、涙なんてあんまり流したことないのに… 
そんな私を彼は無言で抱き締めてくれた。 
それもギュッと。 

「栞菜ちゃんの顔みてお祝いしたかった」 
「ありがとう」 
「いいんだ。君にあとこれ渡しておく」 

彼は私の左手の薬指をもつと、どこから出したのか指環をはめてくれた。 
ダイヤとかはついてないけど、綺麗な指環。 

「いつか本当の指環を渡せる日がきたら、もっといいものを渡すね。それまで待ってて」 
「うん」 

私たちはその後、ずっと抱き合ったままでいた。 
いつかその日がきて、あの子たちと過ごす日を夢見て眠りについた。 


(マネ)<子供はいっぱいほしいな、栞菜 ノk|*‘−‘)<がんばる リ*・一・リ<次はボクだよ 州*‘ -‘リ<パパ〜 (*マネ)<娘の前ではあなたって呼ぶ約束だろ 州*‘ -‘リ<だってパパはパパでしょ? 娘*‘ -‘リ<ママっておこちゃまだね、クスクス 州*‘ -‘リ<うるさいゆ (*マネ)<どっちが子供かわからんな 娘*‘ -‘リじー (*マネ)<どうした?パパの顔じーっと見て 娘*‘ -‘リ<わたしママに似て良かった (;マネ)<どういう意味だそりゃ (*マネ)<桃子エッチしようか ル*’ー’リ<もぉ〜昨日もしたのにぃ〜 (*マネ)<子供ほしいだろ? ル*´ー`リ<もぉ マネは桃子や梨沙子みたいなむちむちも、マイマイや雅ちゃんみたいがっかりなカラダもいける 佐紀ちゃんみたいなロリもいけるし茉麻みたいなアダルトもいける 梅さんの様なお姉さん系や早貴ちゃんみたいなプニロリもいける そして舞美みたいな正統派も、熊井ちゃんみたいなおっとりしたタイプだって (*マネ)<やだなぁまるで僕が変態みたいじゃないか ノノl∂_∂'ル<どの口が言うのかしら ノk|*‘−‘)<気持ちわかるかんな 从o゚ー゚从<変態とゆいたい (*マネ)<生意気だな茉麻。こないだのお返ししちゃうぞ