今、事務所も私のまわりも普通じゃないくらい大変な事になっている。 だからこうしてあの人の家に行くのだって本当は許されないことだけど・・・ もう、疲れちゃった。 こんなことを言っちゃいけないのはわかってるけど。 ・・・あの人が日に日にやつれていく。その姿を見ているのはつらい・・・ 「参ったなぁ。もう耳にタコができそうだぜ」 それでもあの人はいつも笑顔で、それが余計につらい。 「なんだよ。具合悪いのか?」 「・・・・・・」 「そんな顔すんなって。雅が笑ってくれなきゃ俺泣いちゃうよ」 もう、わからなくなっちゃったよ。 私とあなたに未来なんてあるのかな? わからないよ。疲れちゃった。 1 ねえ泣かせて 2 無理しても笑う 3 泣き顔は見られたくないから洗面所へ 「な・・・て」 「ん?なんて・・・ああ、わかったよ」 言葉がうまく出ず、言う前に泣いてしまったのを見て私が何をしたいのかわかってくれた。 「この状況に置かれて、我慢ができる方がおかしいんだよ。だから何も自分を責める必要なんてない」 普段はバカでエッチで浮気ばかりして、いつも私を困らせてばかりのくせに。 ・・・こうやって私が一人じゃだめな時は・・・ 「うわぁああああん、ううっ、うっ、ああああ」 「・・・そうだ。おもいっきり泣いてくれ。胸の中からイヤなものが無くなるまで」 ・・・どれくらい泣いたんだろう。 全然気持ちが軽くなんてならないけど、泣き疲れちゃった。 1 大事な人の胸で眠りたい 2 …電話、あの人のが鳴ってるみたい 3 ちょっと1人で風に当たりたい このままずっとこうしていたい。例え許されないとしても 「・・・眠くなっちゃった」 「そうだな。昨日から寝てないだろ。いいよ」 さらに私を抱き寄せてくるあの人。ああ・・・あったかいよ 「雅・・・」 「・・・・・・」 「・・・おやすみ。せめて夢では・・・」 ・・・・・・ どれくらい寝ちゃったんだろう。やけに眩しいよ。 「雅。起きなさい」 この声・・・! 「しっかりなさい。もう、大人なのに夜更かしするから眠くなるのよ」 え・・・お、お母さん?! 目を覚ますとぜんぜん見たことのない場所にいた。 「え、ええ?」 「・・・本気で寝てたわね。こういう日なのに寝られるなんてさすが私の娘ね」 目の前には着物を着たお母さん。あ、あれ、ちょっと年取ってないかな。 「ほら着替えるわよ。早くしなさい」 「着替えるって・・・」 「本当に大丈夫?まぁいいわ、雅がそうなのは昔からだからね」 あの人の胸の中で寝たはずなのに・・・家にいたはずだよ。どこなのここは なんか、壁とかを見るとどこかの式場っぽい。 ・・・お母さんに聞いてみようかな 1 ここってどこ? 2 お母さんいまいくつ? 3 ねえ、あの人はどこなの 「ここってどこ?お母さん」 お母さんは心配そうに私のおでこに手を当てた。 「・・・寝呆けすぎよ。何しに来たのか忘れたの?今日であなたは私たちのもとから巣立ってしまうのに」 そ・・・それってどういう意味なの。 「お父さんは・・・どうしても来れなかったみたい。頭じゃ分かっててもやっぱり娘がお嫁に行くのを見るのはつらいのよ」 その言葉で私の頭にいくつか出た点が線でつながった。 他のみんなが体験したかはわからないけど、きっとこれは私の未来。 信じられないけど、そう考えるのが自然だと思う。 「でもお父さんは雅を嫌ってなんかいないわ。もちろん、あの人のこともね。さぁそろそろ着替えなきゃ間に合わないわよ」 なんだか不思議。やけに落ち着いてる。 もしかしたら夢かもしれない。やけに感触がはっきりした夢だけど・・・ 「いろいろ、あったわね。ここに来るまで・・・」 感慨深そうにつぶやくお母さん。どうやら私の未来は大変みたい。でも・・・ 「綺麗よ。雅」 うわ、うわあああ、な、なにこれぇ。これが私なの? 「あの人がその姿を見たらびっくりしちゃうわよ。さあ見せてきなさい 「ちょ、ちょっとお母さん」 追い立てる様に部屋から押し出すお母さん。どこにいるかわかんないのに困るよぉ〜 「どこにいるの?」 「なに言ってるの。もう知ってるはずよ」 だめだ、教えてくれない。こうなったら探すしかないか。 ・・・でも、信じられない。 私があの人と一緒になるだなんて。 未来なんて無いって思ってふさぎ込んでたけど・・・ 「うう・・・」 だめ。鏡をみれないっ。こんな姿恥ずかしすぎるぅ。 早くあの人に会わなきゃ。どこにいるんだろう? 1 すぐそばの大きな扉を開けてみる 2 階段があるからおりてみようかな 3 式場の入り口までいってみようかな ・・・階段がある。おりてみようかな なんか歩きづらい。こういう格好って動きにくいんだ。 それにしても人があんまりいないけどどうしてだろう。 「・・・・・・」 ん? 誰か、窓の外を眺めて・・・ 「・・・・・・!」 その人は私を見たとたん、顔が凍り付いてしまう。 きっと私も顔が固まったにちがいない。だ、だって だってその人は・・・ 「み、み、雅・・・!」 しっかりとタキシードを着こなしてる。顔つきも私が良く知る顔よりだいぶ落ち着いてる感じ。 髪は黒くなっててちょっとしわも増えてるけど・・・間違いない、あの人。 1 へ、ヘンじゃない?私のドレス姿・・・ 2 ・・・タキシードの着方ヘンじゃない? 3 なんでここにいたの 「なんでここにいたの」 「なんで・・・って、お色直し中だからだろ。新郎は入っちゃいけないんだから」 あの人の声。でも、良く知る声よりちょっと違う。その声に時間の流れを感じるよ 「・・・綺麗だな雅。いま女神様が舞い降りたかと思ったぜ」 相変わらず変な言い回し。ふふっ、年を取っても言葉遣いは簡単には変わらないみたい。 「でもさ、その女神も・・・きっと雅を見たら逃げ出すかもな!かなわないわ〜って」 その笑い方、いつも私を支えてくれた笑顔。 私はやっぱりあなたがいないとだめなんだね。 「・・・なあ、大変だったよな。ここに来るまで」 いきなり真面目な顔になるあの人。 1 ・・・うん。とうなずく 2 急に想いが込み上げてきたから抱きつく 3 変な顔だね、と茶化す もう、私に不安なんて無かった この未来にたどり着けるって信じることができるから。 「でもこうして無事に結婚式が迎えられて・・・っておい、雅」 「・・・うん、良かった」 込み上げてくるあなたへの想い 好き。好き。愛してるよ 。 「そんなに顔近付けるなってば・・・照れるだろ」 息がかかる距離にいるあの人は良く知る姿よりちょっと変わってしまってたけど でもそういう恥ずかしがる顔は変わってないんだね・・・ 「さ、時間だ。い・・・いくぞ雅」 「きゃ・・・!」 恥ずかしいのを隠すみたいに私をお姫様抱っこする。 「もうみんな待ってるぞ。あ、あと・・・さ、お義父さんも来てるみたい、お義母さんから電話あった」 「え?でもさっきお母さんがこないって言ってたよ」 「・・・やっぱり娘の晴れ姿は見たいんだって」 あの人にしっかりと抱かれながら、一緒に目指す場所。それは・・・ 「ん・・・」 ここ、あれ、どこだろ。 もう夜になっちゃってる。どれくらい寝てたんだろう? ・・・ベッドだ。あったかい、あの人の胸枕。すやすやと安らかな寝息を立てていた。 私が見たのは・・・夢?それとも幻だったの? 「・・・あ・・・」 ふと自分の手に何か感触があって、そこを見たら 薬指にはめられた¨証¨ もう、大丈夫。 信じられるよ。 ・・・あなたとの¨未来¨ 私は、良く知る姿のあの人にそっと口付けをかわした。 「あの、さぁ」 この言葉をあなたに。 「好き、だよ」
(;マネ;)<クソッ!お嬢様のお漏らしがぁ…お漏らしがぁ!! (;マネ;)<…まだだ!まだ終わらんよ!いつか必ず…必ずやぁ! (;執事)<そんなに見たかったのか… 州;´・ v ・)<必死過ぎです… ノk|‘−‘)<向こうの愛理は足が不自由でかわいそう ノk|‘−‘)<・・・ ノk|*‘ρ‘)<私が足になるかんなジュル リl|´∀`l|<はぁ〜 (ジミー)<どうかしました? リl|♯´Д`l|<どうかしました?じゃねぇやい。あんたのせいで落ち込んでるんだよ (;ジミー)<俺が何かしました? リl|♯´Д`l|<逆だよ。あんたが何もしてくれないから落ち込んでるんだよ (;ジミー)<え〜と俺は何をすればいいんですか? リl|*´∀`l|<誕生日お祝いして。えへ (;ジミー)<は、はい…わかりました リl|*´∀`l|<では、お祝いの場所へいこうか。ぼ・う・や (*ジミー)<あう…耳はやめて… リl|*´∀`l|<今日はレッスン2だよ〜♪ (;ジミー)<地獄のレッスンか… リl|*´σ`l|<満足するまで帰さないよ。うへへ〜 州*´・ σ ・)<えりかちゃん、やりすぎだよ。教師のコスプレなんて 州*´∩ v ∩)<私も色々やりたいなぁ