俺は今、猛烈に恋をしている。 数多くの女たちに告られ、受け入れ、抱いてきた俺だが、一度たりとも本気になったことはなかった。 その俺があろうことか大事な弟ジミーのストーカー、有原栞菜に恋をした… 初めて見た時、あの大きな瞳…いや、正直に話そう、胸に目がいってしまった。 女はまず胸だ、その点わが妹が他人だったならあまりのお粗末さに見向きもしなかっただろう。 しか〜し、栞菜はどうだ、小柄ながらバランスの優れたスタイルをもつ。 惚れないわけがない。 俺は追われるより追うのが楽しみな男だから、手に入らなそうなものがあれば燃えるというものだ。 栞菜、お前は俺がジミーから奪ってやるからな…フハハハハ 「お兄ちゃん、その笑い方キモいよ…」 「キモい?お兄ちゃんに気持ち悪いというなら許すがキモいは断じて許さんぞ」 「はいはい、気持ち悪いよ。全く何が面白いんだか」 今日は日曜日、妹舞美は毎週恒例のジミーの家に行く日だ。 ジミーに手料理を振る舞い、イチャイチャして帰ってくる。 献身的な舞美は兄としても可愛いのだが、ジミーにだけしか手料理をご馳走しないのは納得できん。 だが、栞菜に作ってもらえたらそれに越したことはないが… 「じゃあ私は出掛けてくるね」 「はいはい。あんたの彼氏、一度うちに連れておいで」 「やだぁ〜彼氏だなんて。まだわかんないよ」 「そんなわけないでしょ。あんたがそんな顔して会いに行く相手なんだから」 「お母さんったら。そうだね、ジミーに今度家に来るように誘っておく」 ゴクリ…舞美がジミーを連れてくるだって…しゃ、シャッターチャンス到来。 って、今はそれより栞菜だ〜。 栞菜待ってろよ、ジミーから奪いに行くからなぁ。 俺もジミーの家に向かわなきゃ
从・兄・)<僕がほしいものはただひとつ 从・兄・)<舞美の初めてだ! 从・ゥ・从 从;・ゥ・从 从・兄・)<冗談も通じなくなったな。すっかり女になったんだな舞美 从;・ゥ・从<近寄らないでこの変態 从・兄・)<なんだと。もう一度言うんだ 从;・ゥ・从<変態!! 从・兄・) 从*・兄・)<もっと聞かせてくれないか 从;・ゥ・从<You shall Die!!