ついこの間まで小学生だったのに、私はもう中学二年生だ。 
時間は流れるものだから仕方ないけど、まだまだ小学生でいたかったな。 
そうすれば、胸が大きくなったりすることなかったのに… 

「ちっさーは胸大きくて羨ましいなぁ。私なんか小さいままだしさ」 

友達の愛理から羨ましいなんて言葉を言われるとは思わなかった。 
私なんかよりよっぽど女の子らしくて人気もあるから、てっきり胸なんか気にしてないと思ってた。 

「ねぇ、どうしたらそんなに大きくなるの?」 
「わ、わかんない…中学生になったら急に大きくなって。だから理由なんかわかんないよ」 
「そっか〜私もちょっとでも大きくなりたいんだ。ちっさーみたいに」 

愛理は口をすぼめて、私に向かって愛くるしい瞳でみつめてくるから、ドキッとしてしまう。 
愛理は昔からそういう表情をするのがうまくて、いつも男の子から可愛いと言われていた。 
本人曰く無自覚でやっているそうで、それが逆に私には羨ましい限りだった。 
私にもあんな表情が出来たら、ジミー先輩も振り向いてくれるかもしれないのに… 
胸の内に押し込めようとすればするほど、ジミー先輩に対する感情が恋なんだと気付かされる。 
単なる憧れの先輩の彼氏で、だからそのジミー先輩も憧れだったはずなのに… 
私、どうしたのかな〜 

「千聖、ぼぉ〜っとしないで。弟の面倒任せたわよ」 
「う、うん」 

今日はパパやママたちと都会のデパートにお買い物に来ている。 
部活がないからのんびりと過ごすのも悪くないかな、と考えているとある光景が目に入った。 
あれはジミー先輩と愛理…どうして二人がいるの? 
しかも仲良さそうに手まで繋いで 

1 二人を追いかける 
2 え?玩具がみたいの?どうしようかな 
3 ママ〜ちさとは一人でみたいものあるからごめんね 



弟を連れているけど、二人が気になるからこのまま追いかけよう。 
ここで見失ったら、ずっと謎のままになっちゃう… 
でも、弟には何て言おうかな、と考えていると名案が浮かんだ。 
私は弟に探偵ごっこしようと言い、ターゲットはあの二人ねとジミー先輩と愛理を指差した。 
弟は探偵ごっこの響きに喜び、張り切って追いかけていく。 

「お姉ちゃん、ワクワクするね」 

弟は目を輝かせ、私に楽しいとアピールしてくる…でも、私はワクワクなんかしない。 
どうしてあの二人が、って疑問と見なければよかったという運の悪さを嘆いていた。 

「うん、ワクワクするね。お姉ちゃん、頑張る」 
「頑張ろう〜♪」 

何も知らないで無邪気に振る舞える弟がこんな時は羨ましい。 
二人は文房具屋さんに入り、愛理の好きなカッパのグッズをジミー先輩が買ってあげている。 
そんな様子をみてると色々なものが込み上げてきた。 

「岡井ちゃん、今度デートにいこう」 
「ちっさーも好きな人とうまくいくといいね。私は応援するよ」 

二人が私に言った言葉がみんな嘘だったって言うの? 
酷いじゃん、ジミー先輩も愛理も… 

「お姉ちゃん、二人がトイレにいくよ。ここで見張ってよう」 

相変わらず弟の探偵ごっこが続くなか、ジミー先輩が先にトイレから出てきた。 
声かけて二人の関係を聞いてみたい 

1 ジミー先輩と声かけようかな… 
2 ま、まって…いかないで… 
3 声かけるつもりなかったのに…あっ… 



ジミー先輩は近くのベンチに座り、愛理が来るのを待っている。 
そんなジミー先輩に声をかけたいがかけたら大変なことになる… 
でも、愛理はただの後輩だって言ってほしい、嘘でもいいから。 
そう嘘でいい、先輩から言ってくれれば。 

「お願い、ジミー先輩」 

私は気付かない内にそう言っていた。 
あっ、しまった… 
先輩に本当に声かけるつもりなかったのにさ、どうしよう。 
私は慌てて弟の手を引いて柱の影に隠れた。 
心臓がバクバクいってる。 
運動してもこんなに激しくなることなかったのに。 
息を整えなきゃ…すぅ〜は〜すぅ〜は〜 
大丈夫、バレてない。 
その証拠に愛理と手を繋いで歩いていく。 
よかった〜みつからずにすんで。 
私は再び二人を追いかけていくけど、ここで大変なことに。 
このままじゃデパートを出ちゃうよ… 
弟もいるし、パパやママに黙ってデパートは出られないし 

1 ここまできたらみにいかなきゃ 
2 弟をパパやママに預けて二人を追いかけよう 
3 ダメだよ、これ以上は嫌な予感が 



ダメだよ、これ以上は追いかけるのは無理だよ。 
さすがにパパやママに弟を連れ回して探偵ごっこじゃ通じない。 
仕方ない、今日はこの編で諦めよう。 
でも、あの時の光景が忘れられないものになってしまった… 
愛理にジミー先輩は恋人みたいに振る舞っていた。 
そんな…ジミー先輩には徳永先輩がいるのに? 
ううん、たぶん私は愛理の位置に自分がいたかったんだ。 
この間まで男の子に混じってサッカーをしていた私は、自分が恋をするとは夢にも思わなかった。 
自分でもどっちかって言うと、ボーイッシュって言葉はよくあうと思ってた。 
でも、今ではそう言われるのに抵抗が出てきた…だって、千聖も女の子だから。 

「ねぇ、ちさと。女の子もね、アソコ触るとエッチな気分になるんだよ」 

舞ちゃんと好奇心で舞ちゃんのお兄ちゃんのエッチなビデオを見たことがある。 
その時、舞ちゃんはやけに気味悪い笑顔でこんな事も言っていたっけ… 

「ちさとも女の子なんだから、好きな人にアソコを触られたら気持ちいいんだよ。舞はね、寂しい時はそうしてる」 

自分で自分を慰めると暗い気持ちも晴れるってことみたい。 
じゃあ、私も今日みたことが忘れられたりするのかな? 

1 大丈夫、愛理はジミー先輩にはただの後輩 
2 今日はもう寝よう。今度会った時に確かめよう 
3 舞ちゃんのせいだ…あっ…ダメだ、触っちゃ… 



私は恐る恐るパンツの上からアソコを触ってみた。 

「アソコはデリケートなの。だから触る時は優しくがいいよ。それと好きな人が触ってるって思うともっと気持ちいいから」 

舞ちゃんはもうこういう事に慣れてるらしく、私にアドバイスをくれた。 
好きな人を思い浮かべるように、と。 
それなら私は迷ったけど、自分に嘘はつけないからジミー先輩を思い浮かべる。 
あの人が私のアソコを触る? 
そんな… 

「あっ…」 

変な声出しちゃった…アソコもヌルヌルしてた…パンツの上から触っただけなのに。 
どうしよう、私ここでやめられない。 

「舞ちゃんのせいだ…舞ちゃんがちさとにこんな事教えるから」 

誰に対して言ったわけじゃないけど、私は文句を言っていた。 

「ちさと〜気持ちいいんでしょ?なら、ジミーちゃんにみせなよ」 

頭の中で舞ちゃんがそんな事を言う。 
やだ、ジミー先輩にはこんな姿みられたくない… 

「岡井ちゃん、エッチだね。もうこんなになってる。俺よりエッチだ」 

やだ、ジミー先輩。 
ちさとはそんな子じゃないんです…私は元気で…スポーツが… 

「うぅ…やだぁ…やめろ〜手をとめてぇ」 
「ちさと、ジミーちゃんもっとみたいって。私もちさとに負けないから。ジミーちゃん、舞もみて」 

1 舞ちゃん、やめろ〜脱がさないで 
2 ジミー先輩、みないで。ちさとはエッチじゃないよ 
3 どうして?やだ、勝手に手が 



どうして? 
私の意思とは関係なく手は動き、パンツがグショグショになってる… 

「ちさと、パンツの中に指入れなよ〜舞はフィニッシュはそうするの」 

頭の中の舞ちゃんが私にそう言ってくる。 
私は最近毛が生えてきたそこより下にあるアソコに手を伸ばした。 
もうそこはびしょびしょなんてレベルじゃない…自分の体なのにわけがわからず気持ち悪い。 
はずなのに、心も体も喜んでいる。 
その証拠にほら、手が止まらないよ…あっ、気持ちいい。 

「岡井ちゃん、可愛いね。すごく可愛い」 

ジミー先輩にそう言われたい。 
私を女の子としてみてほしい。 

「ジミー先輩、好きですぅ。ちさとはあなたが好きです…あっ」 

ヤバい、何だか頭がぼぉ〜っとしてきた。 
ただ触ってるだけなのに、びちゃびちゃ音がするし、変な液体が溢れてくる。 

「岡井ちゃん、俺も好きだよ」 
「あっ…あ〜せん…ぱいぃ」 

私は腰を浮かせた後、体をピクピクさせてベッドに倒れた。 
まだ頭がぼぉ〜っとするし、下半身は冷たくて気持ち悪い。 
だけど、どういうわけか心も体も満たされた気分になってる。 
私、どんなモヤモヤがあったんだっけ? 
そう、ジミー先輩が愛理といたんだ…でも、いいや。 
もう疲れちゃった。 
私はそのまま眠り、起きると夜遅くだった。 

私はお腹がすいたので一階におりて、冷蔵庫を漁ろうと思った。 
すると、パパが「こんな夜更けにどうした?」と聞いてきた。 
パパはまだリビングで起きていたみたいで、本を読んでいた。 

「ちょっとお腹が減って」 
「夕飯に寝てたのはどこの誰だ?全く。冷蔵庫に千聖の分あるから食べなさい」 

パパは怒るでもなく、優しく私に夕飯があると教えてくれた。 
私は冷蔵庫をあけ、自分の分を取り出し食べ出した。 

「千聖、焦らなくても誰も取らないぞ。まだまだ子供だな」 

パパは愉快そうに笑い、また本を読みだした。 
まだ子供か〜そうだよね。 
でもね、私はパパやママが知らないうちに恋をしたみたい。 
季節は巡り、私は今恋の季節です。 


(o・D・)<ちさとが大人になったか〜私が手助けしたでしゅ ノk|‘−‘)<私ならバリエーション豊かにジミニーの手解きできるかんな (o・D・)<心配には及ばないでしゅ。舞みたいな先生がいるから邪魔でしゅ ノk|‘−‘)<こちらの方が上手だかんな〜まずはジミー先輩の匂いでもジミニー ノk|*‘−‘)<クンカクンカ…あっ…あっ…ジミー先輩ぃ (♯o・D・)<負けないでしゅ。ジミーちゃんオタクぶりなら舞の方が年季があるんだから (*o・D・)<ジミーちゃん、脳内再生してエッチとは関係ない言葉から感じてみせるでしゅ (*o・σ・)<ジミーちゃ〜ん〜いぃ〜感じるでしゅ ノk|*‘Д‘)<負けないかんな〜ジミー先輩との一回したエッチでジミニーするかんな 从*・兄・)<こ、このピンクの気配は何だ…俺と同等…いや、それ以上の変態がいる 从o゚兄゚从<変態レーダーでもあるのか、こいつ… ノk|*‘σ‘) 从*・兄・)<有原栞菜、中学二年。ジミーのストーカーだが俺好み (*o・σ・) 从*・兄・)<萩原舞、中学一年。まだ幼い容姿ながら発せられる色気は本物、と。 (♯o・蛇・)<誰か舞の噂をしてやがる 州*‘ -‘リ このごろ ノノl∂_∂'ル  私も ル ’ー’リ   なに? 川*^∇^)||  過去にはまってま〜す ル ’ー’リ  過去? 州*‘ -‘リ ジミーは若いゆー   ノノl∂_∂'ル ・・・私もはまりたいかも ル ’ー’リ  過去若いマネージャーか 私もいきたい 州*‘ -‘リ でも私たち収録があるから今は無理 川*^∇^)|  今日は無理 ル ’ー’リ  じゃ雅つれてって〜いった事あるんでしょ? ノノl∂_∂'ル 行き方がわからないの 州*‘ -‘リ たぶん無理だと思うゆ〜 川*^∇^)| そう出る所でてないとダメなんだよ〜 リ*・一・リ<あっ…ぁぁ…ぅ……じ…みぃせんぱぃ…ジミィせんぱいッ…!! …ッ…… リ*・一・リ<…またしちゃった……ジミー先輩であんなこと……… リ*・一・リ<…ダメなのに、こんなこと……ジミー先輩、ごめんなさい…