私たちは今キュートとの合同コンサートの為、新幹線をホームで待っている。 
そこで梨沙子が最近あった面白い体験談を皆に話していた。 

「だから〜パパはパパなんだけど違うの。とにかく若いパパに会ったの」 
「また梨沙子が不思議な話してる。もうマネージャーだってまだ若いのにね。若いパパだよ、十分にさ」 

千奈美はまたついていけないとばかりにからかっている。 
他のメンバーも同じかもしくはそもそも聞いてすらいない。 
茉麻がうんうん頷いているくらいか。 
でも、私も信じるよとか言って「みやまで信じちゃって」なんてからかわれるのは嫌。 

「まだジミー君の時だからパパ可愛かったよ。あんまりスケベじゃなかったし」 
「はいはい。ママは信じてあげるから、あんまり不思議な話はしないようにね」 

あぁ、茉麻も本当は信じてなんかいないんだ。 
私は信じる信じないは別にして、あの人の学生時代に興味がある。 
どうしよう、梨沙子に話を聞いてみたいな… 

1 トイレに行こうと誘おうかな 
2 私は信じるよ、と梨沙子に言おうかな 
3 新幹線の中で隣に座ろうかな 



新幹線の席で隣になれば話とか聞きやすいかも…ようし、うまく隣に座ろうっと。 

「梨沙子、今日新幹線隣に座らない?話したいことあるしさ」 
「ん?みやが座りたいって珍しいね。いいよ、いっぱい話そう」 

そのたわわな胸を嫌味かと言いたいくらいに私の腕に押し付け喜ぶ梨沙子は無邪気そのものだった。 
それだけに話が本当かどうかまだこの時点では信じていなかった… 

「ねぇ、みやが話したいことわかるよ。当ててみるから待っててね」 

隣に座る私のおでこに掌を当て、目を瞑り沈黙する。 
梨沙子は勘が鋭く、トランプのババ抜きをするとよく手札を当てられることが多い。 
だけど、それと私の考えていることでは違う気がする…当てられる筈がない。 
そう思った私に梨沙子はニヤっと笑い、「若いパパの話を聞きたいんでしょ」とズバリ当ててみせた。 
茫然とする私に、 
「みやも行きたいんだね、若いパパのいる場所に」とこれまた当てられた。 
そう、私はマネージャーになったあの人しか知らない。 
思い出なんて言って過去を話してくれるけど、私が一緒にいない思い出を聞かされても嬉しくない。 
私は正直嫉妬してる、あの人の過去を知る人たちに…だって、今は誰よりも愛されてる筈だから。 

「みや、若いパパに会いたい?」 
「うん…会いたい。すごく会いたい」 
「いいよ、連れていってあげる。今から行く?」 

1 今から行きたい 
2 いけない、コンサートがあるから後で 
3 駅についたら 



もう気持ちはとっくに決まっている。 
「今から行きたい。行こう、過去へ」 
「そうくると思ってた。ゴホン、只今より当列車の行き先は過去になります」 

梨沙子は車掌になりきったか、満足げにアナウンスを始めた。 

「さぁ、お嬢さん手を繋いでレッツゴー」 
「えっ、あ、ちょっとちょっと〜」 

梨沙子は私の手を引いてどんどん歩き出す。 
過去に行くってどうやって、それすらわからない私には梨沙子の全身からみなぎる自信がわからない。 
梨沙子には行き方はわかるのかもしれないけど、私にはついていけなさすぎる。 

「このドア一枚を越えた先はみやの愛しの彼がいまぁ〜す」 
「ドア一枚って車両移るだけじゃないの?」 
「ふふっ、それは開けてのお楽しみ。では、行きますよ」 

梨沙子は本当に不思議な世界の住人なのかも、私がそう思いかけた時ドアが開いた先には… 

「何だ、新幹線の中じゃん。信じた私が馬鹿だったかな」 

瞑っていた瞼をゆっくりと開け、目の前に広がる景色をみてみると…そこは代わり映えしない新幹線の中だった。 
一瞬にして期待と失望を味わう、まさにジェットコースターみたいに気分は一転した。 
がっかりしたな、梨沙子に? ううん、子供じみた話を信じた自分に、そして夢なんかない現実に。 

「みや、楽しんでね。私もこっちの愛理たちと遊んでくるから」 
「あんまり遠くに行っちゃダメだよ」 

どこに行っても楽しめる梨沙子を羨ましいと思う私は、自分の席に戻り座ろうとした、まさにその時… 

「ま、マネージャー?…」 

まだ幼さを残すあどけない表情で眠るよく知った顔。 
アルバムでしか見たことがない学生時代の彼がそこにいる。 
梨沙子、ごめんね…今、信じたよ。あなたが過去に行ったこと。 

「か、可愛いかも…」 

悔しいけど素直にそう思った。 
だって私も隣で一緒に眠っちゃうからよく見たことがない寝顔なんだもの。 
しかも女の子みたいな顔とは思ってたけど、こうして見ると益々そう見える。 
制服姿に萌える、なんてあの人は言ってたけど今なら理解してあげられる。 
ダボッとした大きめの制服を持て余す彼は可愛くてキュンとしてしまった。 

「こら、夏焼。どこで私服に着替えたかわからんがさっさと  の隣に座れ。もうすぐ京都だ」 

京都? 
まさか修学旅行の行きの新幹線の中なの? 
嘘でしょ、どうしよう…梨沙子はどっか行っちゃうし… 

1 私も夏焼さんだし隣に座っちゃおう 
2 わ、私はあの…その…はい、す、座ります 
3 梨沙子〜どうしよう〜 



私は状況についていけず、右往左往するように辺りを見回していた。 
そこには当然、私が見知った顔をする人間はおらず、頼りになりそうなのはスヤスヤと寝息を立てるこの少年だけ。 

「あ、あのぉ…わ、私は…その…」 
「何だ、言いたいことがあるなら言え。なければ大人しく座れ」 
「は、はい。座ります」 

仕方なく彼の隣に座り、ピンチに陥った私など知る由もなく眠る彼を見ると妙にイラッときた。 
私がいきなり苦労してるのに彼氏であるあんたは眠ってるなんて…起こしてやろうかな。 

1 ほっぺをつねってやる 
2 やっぱり寝顔可愛いな〜キスしちゃおうっと 
3 京都についたらうんとこき使ってやるんだから 



この人に罪がないのはわかってるけど、ほっぺをつねってやらないと気がすまない。 
痛いだろうけど、知ぃ〜らない。 

「ん…」 

この人が鈍いのかな、それとも知らず知らずのうちに加減してたかな… 
どちらにしても何か納得いかない。 
よし、さっきより強くつねってやろう、心を鬼にして。 

「いたっ…いてて…」 

彼はようやく痛みに気付き、眠りから目覚めてくれるみたい。 
眠り姫も本当はこんな風に起きるお話なら面白いのに、ね、ジミー君。 

「み、雅ちゃん?」 
「そう。雅です。あなたの彼女の夏焼雅です」 
「えっ?み、み、雅ちゃんが俺の彼女?」 
「何よ、そんな驚かなくてもいいでしょ」 

高校に上がる頃には彼女だったって聞いたし、当たってるでしょ?…あれ、違うの? 

「ま、待ってよ…俺、雅ちゃんに告白すらしてないのに…」 

えっ、えぇぇぇ〜そうなの? 

「およ、ジミー君大声だしてどったの?」 

前の座席に座っていた千奈美に瓜二つの女の子が振り返った。 
確かちぃって彼が呼んでいた本命の子だ。 

「いや、雅ちゃんが変なこというからさ…だってこの間の体育祭でようやく話がうまくできたばっかだったから」 

しまった、まだ中三の時期なんだ…変な誤解させちゃったか 

「みやが何か言ったの?」 

1 からかってみただけよ 
2 冗談いっただけよ、この人面白いから 
3 や、やぁだ。寝ぼけてるんだよね、ジミー君 



うまく言い返す言葉がみつからないうちにこの人は雅ちゃんが、と話し始めた。 
ちぃは本当に話しかけやすい雰囲気だもんね、思い出の中の人もうちらが知るちぃも。 

「こらこら、ジミー君に何言ってるんだよ。みやは」 
「え、え…え〜とぉ…」 
「ダメだぞ。ジミー君はウブなんだからからかったりしたら」 
「や、やだぁ。ね、寝ぼけてるんだよ、ジミー君は。だから、おかしなこと言ったんだって」 
「…そうなの?ジミー君」 
「いや、確かに彼女だって聞こえたけど…」 
「ちぃ、ジミー君さっきまで寝てたから私が彼女はいるの?って聞いたのを誤解したんだよ」 
「むむっ、ジミー君相手に彼女ってみやが宣言するなんておかしいとは思ったんだ。決まり、ジミー君は寝ぼけてました」 
「徳永、おい。何だよ、信用しろって」 
「ジミー君、あのさ…空耳すぎるぞ」 

ちぃに相手されずにしょげるジミー君は可哀想だけど、うまくいって助かった。 
私もうっかり口を滑らせられないな、正体がバレたらうるさいだろうし… 
私が気を落ち着かせようと目を瞑っていると、さっきから隣のジミー君が私を見てくる。 
私がどんなことを考えて彼女ですと言ったか、でも考えているのかもしれない。 
私はあなたの未来の彼女です、なんて憧れの人に似てる私に言われたらどう思うかな。 
学生時代の雅と付き合えると思うだけかな… 

「あのさ、さっき彼女ですってどうして言ってきたの?」 

重い口を開くように彼が切り出してくる。 
気になるよね、やっぱり。 
でも、本当の事言うとどうなるんだろう。 

「ん〜とね、それは…」 
「言いたくないならいいんだ。でも、遊びで言うなら傷つきたくないしやめてね」 

まだ女の子遊びに目覚めていない頃の彼は私が言うことに敏感なんだ。 
遊ばれてるとか思うよね、当然… 

「あのね、信じてくれないかもしれないけど…私ね、実は」 

私が我慢できずに真実を話そうとした瞬間、違う車両から賑やかな声が聞こえてきた。 

「あ〜ん、邪魔しないで。私はあっちに行きたいの」 
「落ち着いて。あなたは学校で授業受けてる筈でしょ。あなたが何でいるの?」 

聞き覚えのある声がし、一人は梨沙子だけど一人はすごく聞き覚えがあるのに普段意識して聞かない声に似ている。 
自分の声だ、私の声にそっくり。 
じゃあもう一人は夏焼さん…どうしよう、こっちにくるかな 

1 梨沙子がこっちに来ませんように… 
2 今は梨沙子を助けにいかないと 
3 トイレに立つふりして席をたとう 



あ〜もう梨沙子はこんな所でも面倒に巻き込まれるんだから、助けにいかないとじゃない。 
私は立ち上がり、言いかけた言葉は飲み下して梨沙子のいる車両に向かおうとした。 
そこへジミー君が肩を叩き、待ってと声をかけてきた。 

「あのさ、さっき言いかけた言葉の続ききっと教えてね」 
「うん。約束する。だから待ってて」 

私は夏焼さんがいるのも構わず、梨沙子を助けに向かった。 
梨沙子はドアを開けるとすぐに私に気付き、みや〜と甘えた声を出して抱きついてきた。 

「え、わ、私がいる?」 
「みや〜会いたかったよ〜私は帰りたくなっちゃった」 
「わ、わかったからさっさと行くよ。夏焼さんには顔をみられちゃったし…」 

夏焼さんは瓜二つの顔をした私を指差して固まっている。 
口がわなわなと震え、何か言おうとしているけど言葉になっていない。 
ヤバい、ここから移動しなきゃ。 
私は梨沙子の手を引いて走り、もう隠れるしかないとトイレに閉じ籠ることにした。 
もう京都まで近いし、隠れてやりすごそう。 

「みや、若いパパには会えた?」 
「うん、まぁ。あんまり話とか出来なかったけど」 
「じゃあ、京都で降りてパパたち追いかけようよ」 

1 賛成、ジミー君に伝えたいことあるし 
2 どうしよう、だって帰らないとだよ? 
3 あれ、ドア開けたら… 



さっき約束しちゃったしね、言いかけた言葉の続きを話すって。 
ここまできたらついていっちゃおう。 

「うん、そうしようかな」 
「だよね。パパたちに混ざって私たちも修学旅行といこうよ。ね、楽しみ」 

梨沙子は乗り気で京都につくなり、ジミー君にぴったりと張り付いている。 
私もあんな風にはしゃぎたいけど、私まではしゃいでいたらさっきみたいな騒動に巻き込まれた時に対処できる人がいなくなっちゃう。 

「みや、私たちはタクシーでパパたち追いかけようよ」 
「そうだね、バスには乗れないし」 

梨沙子の提案に頷きはしたものの、私は自分が財布を持っていないことを忘れていた。 
新幹線は梨沙子が二人分何とか支払ってくれたから助かった。 
でも、次は…と考えているうちにジミー君を乗せたバスは止まり、皆がぞろぞろと出てくる。 
いけない、見失ってしまうと降りようとすると、ドライバーさんから料金は?と呼びとめられた。 

「梨沙子お金まだ持ってる?」 
「うんと…さっきのでなくなった…」 

ドライバーさんと顔を見合せ困っている私たちに彼が近づいてきた。 

「どうかした?」 
「ジミー君」 

事情を話して助けてもらおうかな、でもそんなの悪いし… 

1 頼むしかないじゃない、お金払って 
2 梨沙子、へそくりないの? 
3 逃げよう。走って 



もうジミー君に頼むしかないよね、この状況だと。 
だってお金は持ってないんだからさ… 

「ジミー君、お願い。わけは聞かずにタクシー代払って」 
「俺が?」 
「パパ〜お願い…とにかくタクシー代払って。払ってくれたら、いい事してあげるからさ。いしし、おっぱいは嫌い?」 
「コラっ、梨沙子」 

もうお転婆娘なんだから、梨沙子は。 
何でまたチェリーをからかうかな… 

「わ、わかったよ。ここは俺が払うね。あっ、ご、誤解しないでよね。君とちゃんと話がしたかったからなんだ」 

ジミー君は顔を真っ赤にして、慌てて誤解をとこうとしてきた。 
そもそも誤解してないから安心して、と言おうとしてこの少年が後のアイツになることを思いだし、ちょっと躊躇した。 

「パパ〜助かったゆ〜ありがとう」 

梨沙子は何の躊躇いなしにジミー君に抱きついた。 
ジミー君はさっきよりも顔を真っ赤にして立ち止まってしまった。 

「梨沙子、もういい加減にしなさいっ」 
「は〜い。みや、自分も抱きつきたいくせに」 
「な、なわけないでしょ。全く梨沙子は子供なんだから」 

梨沙子みたいに無邪気になりたいって愛理の気持ちわかるよ。 
私もああいうことしたい、同じ年の彼と。 

1 ええい、抱きついちゃえ 
2 わ、私は子供じゃないんだから 
3 え?ジミー君抱きついてほしいの? 



あ〜もう知らないっ、アイツなんだけどアイツじゃないから抱きついても平気だよね。 
ええい、抱きついちゃえ。 

「みや〜やっぱり抱きつきたかったんじゃん」 
「さっきタクシー代払ってもらったお礼よ。だから私がしたかったわけじゃないの」 
「とか言って〜パパみたいに赤くなってるよ〜照れてるんだ」 
「こ、これは暑くなったからよ。だから気にしないの〜」 
「はいはい」 

すっかりからかわれた私は、素直に言い出せなかったけど梨沙子の言う通り照れてた。 
だってマネージャーのアイツにも自分からいくことなんて滅多にないから恥ずかしい。 
しかもお似合いのカップルって言えるくらい同じ年なんだもん。 

「ねぇ、君って一体何者なの?」 
「私は…信じてくれないかもしれないけど、未来からきたの。あなたがマネージャーやってるくらい先からきたの」 

梨沙子を勝手に遊ばせている間、私は彼と二人きりになれた。 
やっとゆっくり話をすることができると喜ぶのもつかの間、やっぱりあの話題を話すことになった。 

「…未来?」 
「うん。馬鹿馬鹿しいでしょ。でもね、本当なの」 
「雅ちゃん…」 

信じて、私はあなたの未来の 

1 彼女です 
2 お嫁さんだよ 
3 スターなんだから 



「私はあなたの未来のお嫁さんだよ」 
「ま、マジで!?」 

言った、言ったよ。 
ついに宣言してやったんだから。 
でも、ジミー君はアイツだけどアイツじゃないわけで…しかも、アイツはこの後記憶喪失になるらしいし、ガッカリきちゃった。 

「そっか、君みたいな子がお嫁さんか…信じられない」 
「だよね、やっぱり嘘だと思うよね」 
「ううん、信じたい。いや、信じるよ。俺、生きててよかった〜やった〜」 

あれ、意外にも簡単に信じてくれちゃったかな… 
単純な所は変わらないんだね、今も昔もさ。 
ジャンプしてはしゃぐ姿みてると中学生だからこういうことしても似合うね。 
何か可愛いよ。 

「ごめん、はしゃぎすぎたよ。馬鹿みたいだよね」 
「ううん、そんなに喜んでくれて嬉しいな。ジミー君に会えてよかった」 
「俺こそありがとう。こ、こんなにき、綺麗な子と話せて嬉しいよ」 
「ば、馬鹿っ。お世辞はよしてよ」 
「ううん、本気だよ。俺、将来君を幸せに出来るよう頑張る」 

ジミー君は興奮して強く手を握ってきた。 
その手がとても温かくて心まで温かくしてくれたみたいで嬉しかった。 

私は梨沙子をおいてけぼりにしてジミー君と二人で京都の街を散歩した。 
彼は照れ屋で私も照れ屋だから手を握ることもなかったけど、距離だけはとても近くに感じられた。 
彼はお土産屋に入るとしばらく私を待たせ、手に荷物を持って出てきた。 

「はい、コレ。あの…未来に帰っても大事にしてくれると嬉しいな」 
「うん、ありがとう」 

馬鹿、こんなにいい奴だったのに今のスケベで馬鹿なダメ男ぶりは何なんだよ。 
ちゃんと幸せにしてくれるんじゃなかったの? 

「じゃあね、ジミー君。未来でまた会おうね」 
「また。梨沙子ちゃんも」 
「パパ〜おっぱい大きい子がいいなら菅谷梨沙子を本命にね。バイバ〜イ」 

私たちは京都駅の改札を抜け、私たちが本来いるべき世界へ帰ってきた。 
携帯を取りだし、アイツにお迎えをさせる。 

「どこにいってたんだよ。心配しただろうが」 
「ごめん。ちょっと過去に寄り道してた」 
「過去?つうか今日はやけに素直だね」 
「ふふん、それは内緒」 

私の耳に安いけどとても大切なイヤリングがあるのもわからず、アイツは新幹線を待っている。 
今はその横顔がとても愛おしい。 
ねぇ、いつか過去で誓った約束守ってね、あなた。