こないだは酔った勢いで千聖に大変なことをしてしまった。あんなに泣いた千聖を見たのは初めてだったよ。 …それに、愛の告白を携帯に撮られたのもあって話し掛けづらかった。 あいつもあれ以来俺の方には接してこないしよけいに気まずい。 だがそういう時に限ってばったり鉢合わせしてしまうわけで 「ち、千聖!」 「!」 事務所の廊下でばったり会ってしまった。 「あ、あの、俺」 「………」 逃げ出すかと思ったが千聖はじっと俺を見ている。 どうしよう…沈黙が…空気が重いぞ… 1 こないだは本当にごめん、千聖!と謝る。 2 なんだ?お兄ちゃんに会いたくなったか、と笑顔で 3 ああ、カラダが勝手にでっか〜をむにゅっ… 「こないだは本当にごめん、千聖!」 「…いいよ、ボクもう怒ってないから」 この目は本当だ。千聖はうそをついてない。基本的に素直じゃないが今はうそをついてない。 「なんか会いづらくて。お前は寂しくなかったか?」 「……寂しくなかったよ」 やっぱり千聖は素直じゃないな。俺から目をそらしてる。 だいたい千聖が本心と違うことを言うときはそうなんだよ… 「べ、別にこないだ録ったあの告白なんか聞いてないから。何回も聞いてないし!」 千聖はわかりやすいなぁ。 「今だって別に君になんて会いたかったわけじゃ…」 もういいぞ。お前の気持ちは良く分かるから。 1 しばらく話そう、千聖 2 あっそう。会いたくないならいなくなってもいいよな? 3 話に関係無いが胸をもませなさい 「しばらく俺と話そう、千聖」 「話したくない…」 口じゃそう言ってるくせに、俺が椅子に座ったら隣に座って待っている。 本心は話したいくせにまったくもう…千聖はかわいいんだから 「話したくないのか?」 「当たり前だろっ」 ぷいっと顔を背けるその仕草はまだまだ子供だな… 「本当に話したくないのか?」 「しつこい!君なんか好きじゃないんだから!」 ふーーーーん、そう。そうなの しっかりと俺の手を握り締めて離さないのに? 1 じゃあ帰ろうかな〜 2 お前が話したくなるまでそばにいるよ、焦らなくていい 3 押し倒すふりして体重をかける 千聖は傷ついてるんだ…だから 「…千聖が話したくなるまで俺はここにいるよ」 「な、なんだよいきなり」 「…俺はこないだお前をむりやり襲おうとしたし、だから…」 「……」 ふん、と言う感じでまた顔をそむけてしまった。 こりゃしばらくは話し掛けてくれそうにないだろうな。だが自分のせいだし仕方ない。 しばらく気まずい空気が流れたあと、千聖が口を開いた。 「…あの」 「……何?」 せっかく話し掛けてきそうだったのだが、何か言いたそうにしただけでまた黙ってしまう ああ…気まずいなぁ 1 ジュースを買うためいちど席を外す 2 膝に乗せて髪を撫でたり背中から抱き締めたりする 3 寝たふりしてみる 「ふぁあ…あ、悪いな、昨日寝てないからあくびが」 「最近忙しいんでしょ、大丈夫?」 「…悪い、ちょっと寝る」 …千聖がいつまで経っても何もしてこない。 かといって自分から何かしても離れてしまうばかり。ならこうやって反応を待てば… 「お兄ちゃん、寝た?」 「………」 「…ねえ」 「………………」 しばらく待っていたみたいだがようやく俺が寝たと思ったのか、体を近付けてきた。 「きらいだ。君なんか」 やれやれ。寝てる俺に対しても素直じゃないのか… 「きらいだ。スケベでバカで人の気持ちなんか考えたりしない君なんか」 言ってくれるじゃないか千聖。まったく生意気な妹だな 「きらいだからな。きらいだ、大嫌いなんだからな」 ……えっ。だ、抱きついてる? 確かに抱きついてる。でっか〜が腕にあたってる いやそれはともかく、あの千聖が… 1 まだ起きない。寝たふりを続ける 2 「俺もきらいだね」と寝言を言う 3 そうかきらいか。きらいならエッチしようか まだ起きてやらない。千聖の口から好きだと言わせるまで、起きないぞ。 「き、君、なんて…君なんてね…」 だんだん声が小さくなってきてる。寝たふりしながら聞き取るのも大変だぜ 「……………好きだよ…」 やっと、やっと聞けたこの言葉。千聖も前はこういう気持ちだったのかな? 「好きだよ。好き、大好きだよ、お兄ちゃん。ボク、お兄ちゃんが好きっ」 ならば兄貴も起きなきゃいけない。待ってろ千聖。 「ああ、俺も負けないくらい千聖が好きだ」 はっきりと目を開けて言った。 「…え……?」 なにが起きたのか一瞬わからなかったみたいだか、今自分が連呼した言葉を思い出して… 「なし、今のなし、好きだとかなし、言ってない、言ってない言ってない!知らない!!」 顔を真っ赤にしてぶるんぶるん首を振りまくっている。 ああ、素直じゃない娘はかわいいなぁ…好きだぜ千聖。 1 …よく聞こえなかったからもう一度言って御覧 2 ちゃんとお兄ちゃんの目を見て言って、千聖 3 大好きならひとつになろう、さあ裸になるんだ 「よく聞こえなかったからもう一度言って御覧」 「うそだ!絶対聞こえたよ君、もう一度言わせるつもりだろ?」 「聞こえなかったんだよ」 「やだっ言わない!言わない、やだやだ、ボク言わないから!」 こ、こら、暴れるな千聖。俺はお前の可愛い口から愛の言葉を聞きたいだけなんだよ。 「さわるなああああっ!!」 ぐはっ?! き、きくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!お前の蹴り… 「お兄ちゃん…?!」 とっさに放った千聖の蹴りが俺のアレを見事に……! 「あ、ああ、う…あ…」 しまった…やられ、た… 「大丈夫?!」 1 千聖、あとは頼む…くはっ 2 強がる。痛くない痛くない、あはははは…うっ 3 なんか悔しいのでせめて千聖の片乳くらいはもむぞ 不可抗力とはいえなんでこんな目に…くやしい、こうなったら 「わああ?!な、何するんだよぉ!」 せめて千聖のそのでっか〜、片方だけでも 「あ、ああん、だめ、ボク…へんな気持ちになっちゃうぅ…」 「気持ちいいだろ?うふふ、ふふふふ…あ…」 だめだ、立てる力が無くなってきた。もう…だめ…だ… 「お兄ちゃん?!」 「ああ…千聖、相変わらずいい蹴りだな。むしろ強くなってて安心したぜ」 「ごめんなさい。ボクがむやみに暴れたりしなかったら」 「…いいんだ。この前むりやり千聖を襲った天罰だよ」 「お兄ちゃあああんっ」 もう…泣くなよ千聖。お前は何も悪くないのに。 「あ、あの、何かボクにできることない?」 …千聖… 「え、エッチ以外で…でも、そんな状態じゃ無理かな…」 そんなつもりはなかったのに。お兄ちゃん悲しい… 1 バカだな。お前がそばにいてくれるなら…いいんだよ 2 膝枕して 3 …試して、みようか?千聖 「バカだな。千聖がいてくれたらいいんだよ。他に何も…」 しゃべろうとしたが、千聖が唇をふさいでしまった。 …ああ、熱いよ、千聖の熱を感じるよ… んん、ちょっと長くないかな?もう三十秒近くキスしてるぞ。千聖苦しいよ。千聖… 「…好きだよ…お兄ちゃん…」 ゆっくり唇を離して、とても近い距離での告白。 しっかりと俺の目を見ながら言ってきたから俺も目をそらすわけにはいかなかった。 「お兄ちゃんはボクのこと好き?」 1 ああ。千聖が好きだよ 2 好きじゃない。大好き、だ 3 敢えて何も言わずこっちからキス 「好き…じゃない」 「えっ、そんなぁ。やっぱりボクが蹴ったから」 「千聖は好きじゃない」 「わあっ?!」 力一杯千聖を抱き締めて、ささやいた。 「…大好きだ」 「ずるい、こんな近くで言わないでよぉっ」 「離さないぞ。絶対に」 「お兄ちゃん、苦しいよ」 「…離さない」 そう、もっと見せてくれ。その笑顔…大好きだよ このケガじゃエッチは無理だな。頑張ればできないこともないはずだが、今日はやめとくか。 「ごめん。立てる?肩貸すよ」 何か冗談を言おうかと思ったが、小さな体で一生懸命俺を支えようとする千聖を見るとそれはできなかった。 「今日は千聖の気持ちが聞けて嬉しいな」 「…ボクもだよ。お兄ちゃんがボクを大切に想ってくれてるのがわかったから」 ちくしょう、素直な千聖にやられちゃいそうだぜ。 いつもはツンとしててたまに素直になるから余計に胸にきちゃうんだよな。 「お兄ちゃん」 「なんだ?」 そこから先は何も言わなかったけど、わかったよ。千聖が言いたかったこと その笑顔を見たらわかるよ
(マネ)<昨日は喧嘩したくないのに喧嘩しちゃったな。ハァ… (新マネ)<先輩、元気ないですね。どうかしました? (マネ)<いや、何でもない。(まさか、こいつに相談なんてしたくないしな) (新マネ)<そうですか(どうせ仕事以外の悩みなんだろうけど)ケッケッケ (マネ;)<ん?今、愛理ちゃんみたいな笑いがしたような (新マネ)<しまった…鈴木さんの笑いかたがすっかりうつっちゃったな 州´・ v ・)<呼びました? (マネ;)<ウワアアア〜びっくりした… 州´・ v ・)<? (マネ;)<いえ、愛理様、何でもありません… 州´・ v ・)<そう、ならいいわ。後で私の部屋にいらっしゃい。可愛がってあげる (マネ;)<は、はい (*新マネ)<僕も行きたいな〜 州♯´・ v ・)<お前はいいの!! (新マネ;)<はい…いつもの愛理ちゃんじゃない…