ぷはぁーっ!生き返る! 
仕事終わりの一杯はやっぱ格別だなぁ! 

今日も1日、我が子達に振り回されながらもようやくお仕事終了。 
帰ってきて速攻で冷蔵庫から出した缶ビールを一気に半分くらい飲み干した。 
娘たちと絡むのも楽しいが、たまにはこういう楽しみもないとね。 

 ♪〜♪♪〜〜♪ 

あ、電話…ってワン切りだし。誰かと着信履歴を見ると千聖だな。 
あいつから電話ってのも珍しいし、こんな時間。 
でもワン切りってのはどういうことだ?いつものイタズラか? 

 ピンポーン!ピポピポピンポーン! 

今度は玄関からチャイムが。ってかうるさいよ! 
そんな連打しなくても分かるから! 
こんな時間に誰だよ、気味悪いな。 

1.とりあえず玄関を開ける 
2.千聖に電話を 
3.五月蝿い!一人晩酌続行 



とりあえず千聖に電話し直すか。何かあったっていうなら一大事だ。 
着信履歴から千聖の番号に発信する。 

『…もしもし?』 
「もしもし、あ、千聖か、どうした?」 
『もう帰ってるよね?今から君のところ行っていい?』 
「別にいいけど…どうした?珍しいな」 
『入ってから話すよ、それじゃ』 
お、おい!?いきなり電話が切れた。 

 …ガチャリ。 

げ、玄関が開いた!? まさか!? 
「ちょっと君に聞きたいことがあるんだけど」 
「千聖!?じゃあさっきからチャイム鳴らしてたのって…?」 
「ボクだよ、家にいるかと思って確認に電話してみただけ」 
いきなり入ってくるんだからな。びっくりしたよ。 
「合鍵持ってるだろ?入って待ってればよかったのに」 
「だって君のことだから誰か連れてくるかもしれないし、そうなったら気まずいじゃん」 
変なところで律儀というか何というか…。 

1.とりあえず、飲む?w 
2.逆に考えろ、2人っきりになりたかったってことじゃん! 
3.で、聞きたいことって何? 



いや、他の子が居ると気まずい、イコール2人っきりになりたい、ってことじゃん! 
相変わらず素直じゃないなぁ千聖は。 
そうかそうか、それならそうと早く言えばいいのに。 
「ほら千聖、こっちおいで。俺の膝の上に座るんだ」 
「い、いきなり何するんだよ!こら離せ!」 
こら!暴れるな!膝に乗りたいんじゃないのか? 
「はーなーせ!触るなってば!」 
「たまにはいいだろ、こうして2人っきりになることなんてなかなかないんだから」 
「くっつくなぁ!お酒臭いよ君!!」 
「何だよ、いつもみたいにお兄ちゃんって呼んでよ千聖」 
「やーだって!離せってばぁ!」 
あ、離れちゃった。何だよ、2人っきりになりたいんじゃないのか? 

「はー、はー、き、聞きたいことがあるって言ったろ?」 
「膝に座ってたって話はできるじゃん」 
「いいから!君さ、舞ちゃんに何かしなかった?」 
「え?」 
「だから、舞ちゃんに何かしなかったか、って聞いてるの!」 
千聖のやつ、目がマジだ。ひょっとして怒ってる? 

1.舞の初めてをいただきました 
2.さぁ?何のことだ?ととぼける 
3.むしろ本気で心当たりがない、何だ?何かしたっけ? 



舞…舞ねぇ…何かしたっけ? 
最近はベリと℃-uteは合同コンに向けてレッスンが一緒になることが多いけど…。 
今日もいつも通りにプロレス技かけあって、飛び蹴りを食らったし。 
仕返しに尻を叩いてやったけど…いつも通りだよな。 
本気で心当たりがない。何だ? 

「何か、って言われても…さっぱり覚えがないんだけど」 
「う、ウソつけ!舞ちゃんにえ、え、エッチなことしただろっ!?」 
千聖のやつ、顔を真っ赤にしちゃって。 
エッチなこと…エッチなこと…あぁ、あれか! 
ついこないだ、舞と初めて…しちゃったことか! 
い、いや、忘れてたわけじゃないぞ。その前もその後も普通に接してるからな。 
流石にその何日か後にやった下着姿でプロレスはやりすぎだとは思ったけど…。 
考えてみるとそれがきっかけなんだよな。 
って何でそれを千聖が知ってるんだよ。まさか舞、言っちゃったのか? 

「何でそのこと知ってるんだ?」 
「ッ!!やっぱり何かしたんだ!舞ちゃんまだ小学生なんだよ!」 
「聞いてるのは俺だよ、何でそのこと知ってるの、って」 
「それは…ま、舞ちゃんの様子がヘンだったからだよ!なんか顔つきも違うし!」 
女の子はそういうところ敏感だからな。喋らなくても気付いた、ってことか。 
「舞ちゃんに何したんだよ!?」 
千聖は舞に手を出したことで怒ってるのか?それともこないだと一緒で嫉妬? 
どっちにしても、ちょっとからかったらムキになりそうだなw 

1.ふーん、聞きたいんだ、千聖はエッチだなぁw 
2.別に…普通に接してるだけだよ 
3.「こういうことだよ」とベッドに引き倒す 



舞に何したかって? 
知りたいんだ、千聖…じゃあ仕方ないな。 
可愛い妹には教えてやらないわけにはいかないだろう。 

「舞に何したかって?…こういうことだよ!」 
「うわっ!ちょ、何すん…こらっ!」 
立ち上がって千聖に近寄ると、いきなり千聖をベッドに引き倒した。 
抵抗するのを抑えつけて馬乗りになる。 
「まず服を脱がせて…」 
「やめ、ちょ、こらっ!離してっ!」 
「知りたいって言ったのは千聖だろ?」 
「そ、そうだけど…っ!こんな、ちょ、ダメ!」 
シャツをたくし上げ、引き締まったお腹、そしてブラで覆われたでっかーな胸が露になった。 
舞とはやっぱり体つきが全然違うな。 

「まずは脱がせて下着姿にしてだな…こら、暴れるな!」 
「やだ!やだってば!」 
抵抗して暴れるから、シャツは胸上まで捲り上げた状態、 
ショートパンツもボタン外してファスナーは下ろしたけどこちらも脱げやしない。 
何だよ、知りたいって言ったの千聖じゃないか…。 

1.大人しくしろ!と無理やり脱がす 
2.次はキス、だったな。まだ下着姿にはしてないけど、いいや 
3.ここまで抵抗されると、やっぱ可哀相だ 



脱がそうとするが、千聖の抵抗が激しくて、とてもじゃないが脱がせられない。 
さらに、俺自身が服を脱ぎながらだから尚更だろう。 
俺自身は何とか下着にまでなることはできたけど、千聖は無理だ。 
「大人しくしろったら!舞も最初は脱がせたんだから!」 
「やだっ、やめ…ダメぇ!」 
ショートパンツをずり下げて、可愛いブラとお揃いのパンツも見えたけど、 
脚を開くからこっちも脱がせられないな。 
あぁもう、面倒くさい!順番通りじゃないけど、いいや! 

「次はキスしたんだ、ホントは裸で抱き合ったんだけどな」 
「んぷっ!んー!!」 
顔を背ける千聖の頭を押さえて、キスをした。 
舌を出すけど、噤んだ千聖の口に遮られて千聖の口の中に入れることができない。 
何だよ、舞はもっと素直にやってくれたぞ…。 

「んんっ!んー!!やだっ!こんなの!!」 
千聖が頭を押さえて引き剥がしてきた。 
そこで気付いた。 

千聖が、泣いてた。 

1.ごめん、やりすぎた、と抱き締める 
2.泣かないで…と涙を舐め取る 
3.カンケーねぇ、続きだ続き!次は咥えさせたんだったな 



ちょっと調子に乗り過ぎたな…。 
正直、酔った勢い、ってのもあるし、千聖にイジワルしたかった、ってのもある。 
いや…言い訳だな。何を言っても。 
無理矢理しようとして、千聖を傷つけた。その事実は変わらない。 

「ごめん。…ごめん千聖。やりすぎた…ごめん」 
「うぐっ、ぐす、バカァぁ…」 
そっと千聖を抱き締めた。それも拒否されるかと思ったけど、千聖はされるがままだった。 
「泣かないで…俺が悪かった」 
「ばかぁ…ひどいょ……ぐすっ、うっ」 
瞼から流れる涙を舐め取る。 
涙を止めてあげたい。それしかやることは思い浮かばなかった。 
震える小さな身体をそっと抱き締めてやることしか。 

どれくらいそうしていただろう。 
5分ほどかもしれないし、30分近く経ったかもしれない。 
しかし、泣いたままの千聖はいっこうに泣き止む気配がない。 

1.時間がどれだけ経とうがかまわない、まだ抱き続ける 
2.抱いててもダメか。いったん離れて、千聖にシャワーを浴びさせる 
3.抱いててもダメか。いったん離れて、シャワーを浴びてくる 
4.なんかずっと抱いてたらムラムラしてきた。キスしたい 



どうやっても千聖は泣き止んでくれない。 
けど、このまま千聖から離れる、なんてことは思いもしなかった。 
いま千聖を腕から逃がしたら、もう2度とこうして抱き締めることはできない、直感だけどそう思った。 
でも、悲しいかな、俺も男。 
こういう状況だというのに、下半身はしっかり反応してるんだよなぁ…。 
こんな可愛い半裸の女の子と長時間抱き合ってるんだぞ? 
健全な男子ならばそういう気分にならないわけがないじゃないか! 

「千聖…ごめん、ホントごめん」 
「ぐすっ、ぐす…んっ!?」 
多分言ったら嫌がられると思ったから、何も言わずにキスしてしまった。 
驚きに目を見開いた千聖の表情が至近距離にピントが合わない視界に入る。 
流石に舌を入れるのはしなかったけど、たっぷり数十秒経って口を離すと、千聖は真っ赤になっていた。 

「ぐすっ…バカ、変態」 
「ごめん…」 
しゃくり上げながらではあるけど、ようやく口をきいてくれた。 
「嫌いだよ、君なんて…」 
「うぐ…ごめん」 
千聖にはこれまでも何度も嫌いって言われたけど、けっこう冗談交じりだったり嫉妬が多いから、 
今回のはショックだった。 

1.「どうしたら許してくれる?」 
2.「当たり前だけど、舞ちゃんにはこんな風にしてないから」 
3.嫌われるなら徹底的に。押し倒す、もうやめないぞ。 



「どうしたら許してくれる?」 
「…やだ、絶対許さない」 
うぐ…手強いな。 
「そう言わないでさ、何でもするから」 
「寄らないで!1メートル以上ボクに近寄らないで!」 
離れられてしまった。これじゃあ仲直りも何もないな…。 
かといって、千聖をこのままにするわけにもいかないし…どうしようか。 

「千聖はいま、何に怒ってる?」 
「え?」 
「無理やりエッチしようとしたから?それとも、舞ちゃんにエッチなことしたから?」 
ここは千聖を刺激しないように、まずは落ち着かせるのが一番だな。 
俺は千聖とは距離をとったまま、話し始めた。 

「………舞ちゃんにしたから、かな…」 
「舞もな、ずっと悩んでたんだよ、自分ひとりだけメンバーから取り残されそうだ、って」 
「え…?」 
「まぁ俺のせい、ってのはあるけど、メンバーがみんな経験しちゃったからさ、一人だけしてないのを」 
「そ、そうなんだ…」 
「ただ、舞もまだ小学生だから、いつかは、ってのはあったんだけど、タイミングが掴めなくてな…」 
「ふぅん…」 
千聖も舞がそんな風に考えてたとは知らなかったのか、俺の話に聞き入ってる。 
何とか少しは落ち着いたみたいだな…。 

「……ちょっと意外だな」 
「何が?」 
「…君がそこまで考えてるとは思わなかったからさ。もっとスケベなのかと思ってた」 
スケベには違いないけどな。これでも大事に想ってるんだよ、みんなのこと。 

「…ね、さっき『何でもする』って言ったよね」 
「言ったっけ?そんなこと」 
「言ったよ、許してほしい、何でもするから、って」 
言ったかもしれない、いや、言ったな、確かに。 

「じゃあ… 

1.ボクのこと、好きだって言って」 
2.一晩、抱き締めててくれる?」 
3.今度舞ちゃんと2人がかりで徹底的にお仕置きだねw」 



 ボクのこと、好きだって言って」 
「そんなことでいいのか?」 
「…その代わり、ホントに本気で言ってくれなきゃ、ヤだよ」 
断る理由はない。本心で想ってることを口にするだけだ。 
千聖が俺のことを見上げてくる。な、なんか緊張するな、こういうの。 

「…好きだよ、千聖」 
「……ホントに?」 
「ホントだよ、千聖のこと、大好きだ」 
千聖を抱き締めてやる。1メートル以内に寄るな、とか言われたけど関係ない。 
ほら、千聖からも抱き締めてくるし。 
「…もっと言って」 
「好きだ。お前のことすごい大事に想ってるから、千聖」 

 ピッ 

ん?何だ今の音? 
「ホントにあんないっぱい言ってくれると思わなかったよw録音しちゃったw」 
「あ、こらっ!」 
俺からひらひら携帯を見せてくる千聖を捕まえようとしたが、ひらりとかわされてしまった。 
そのまま部屋から出て行こうとする。 

「ボクを襲おうとするからだよ。普通に話してくれて、最初からそう言ってくれたらこんなことしなかったけどねw」 
「こら千聖!待てったら!」 
「誰にも言わないから安心してよ。録音した君の告白、可愛かったよw」 
「おい!こんな時間に帰るなんて…!」 
「パパ呼ぶから大丈夫w君も酔っ払ってるんだから運転しちゃダメだしw」 
くぅ〜、今日は千聖のほうが立場が上だな。さっきのこともあるからうかつに逆らえない…。 

「あと、『何でもする』って言ったから『好き』って言ってもらったけど、ボク許すとは言ってないからね 
 ちゃんとあとで埋め合わせしてもらうから!じゃあね!!」 
「あっおい!千聖!」 
…ひらひら手を振りながら出て行ってしまった。 

結局、何しにきたんだ、アイツ…。 
いや、多分舞のこと聞きに来たのがメインだったんだろうけど。 
結局最後は怒ってたのか、そうでないのか。 
千聖の場合、素直にならないし、本心をなかなか言わないから、どこまでがホントか分からないな。 
乙女心は複雑だ…。 

数分後、千聖からメールが届いた。 
『もう乱暴しちゃイヤだよ。あと、君の告白、嬉しかった、どこまでホントか知らないけど』 
…機嫌、直ってんじゃないか…。 


『全部本当だって言ったろ。気をつけて帰れ』 
…送信、っと。 


リ*・一・リつпモィ兄ちゃんの声、目覚ましの着音にしてるんだよね ノk|*‘−‘)つпワ卵侮p、待ち受け画面にしちゃった♪ 从・ゥ・从つпャ}ネージャーさんの寝顔、変顔フォルダに入ってるよ (;マネ)<やめてくれぇぇ… リl|*´∀`l|<みんなに勝つには、もうヤッてるところを撮るしかないんだよ