雅ちゃんとちぃはあっという間に姿がみえなくなった。 
まぁどうせ教室に戻っただけなんだろうけどな。 
さて、俺もこうしている場合じゃないな、卒業式に備えて動かなければ… 
と、ここで携帯に着信がきた。 

「もしもし」 
「何してんの?早くしなさい。皆もう移動するよ」 
「ちょっと散歩に」 
「一人で?」 

電話の相手は須藤さんで、俺がいないので心配になったらしい。 

「一人だよ?何、もしかして焼きもち?」 
「なわけないでしょ。みやとちぃもいないから一緒かと思って」 
「平気だよ。茉麻が心配することないよ。今から直接体育館に行くことにするよ」 
「わかった。遅れないでね、  」 

すっかり下の名前で呼びあう俺と須藤さん。 
何かいい仲になったな、急激に。 

そんなこんなで体育館にいくと、既に大量の生徒が今か今かと待っていた。 
まだうちのクラスの連中は来てないみたいだな。 
今のうちに用を済ませるか 

1 用といえばトイレ 
2 いなくなった二人を探す 
3 下級生の品定めにいく



さっきまでの緊張の糸が切れたからか、急にトイレにいきたくなってきた。 
うぅ〜漏れる漏れる… 
俺はトイレにかけこみ、用を何とかたした。 
ふぅ、生き返るぜ。 

『卒業式開始まであと10分です。卒業生、在校生の皆さんは席についてお待ち下さい』 

うおっ、ヤバいヤバい…早く席につかないとだ。 
俺が慌ててトイレを出ると、入り口で何かとぶつかった衝撃があとた。 
いたた… 

「す、すみません。前よくみてなくて」 
「…ジ、ジミー先輩。はっ」 

ぶつかった相手に名前を呼ばれ、恐る恐る顔を上げると… 

「栞菜ちゃん」 
「うぅ…」 

栞菜ちゃんは俺の顔をみるなり泣き出し、俯いてしまう。 
…そりゃそうか、最後に会ったのは抱いた時だったもんな… 
あれから音沙汰なしとなれば、当然の反応か。 

「栞菜ちゃん、ごめんよ。やり逃げする気なんてなかったんだ、会おうとは思ってたんだ」 
「ごめんなさい」 

待って、栞菜ちゃん。 
栞菜ちゃんは立ち上がり、涙を吹きながら走っていく。 

1 走って追う 
2 卒業式開始が近い…ちょっと悩む 
3 卒業式は大事だ、優先する



卒業式は大事だが、泣いている栞菜ちゃんはもっと大事だ。 
俺が泣かせたんだ… 

「待って。ちゃんと話をさせてくれ」 
「来ないで。あれから私、前よりもおかしくなっちゃったんです」 
「待って。その原因が俺にあるなら謝らせてくれ」 
「…いいんです。前から私変わっている子だったから」 
「よくないよ。頼むから止まってくれ」 

すると、ピタッと立ち止まり顔だけこちらに向けてくる。 
その顔は涙で汚れていた。 

「栞菜ちゃん…」 
「遊びじゃないんですよね?」 
「も、もちろんだよ。だから話そう」 
「先輩のせいですから。私、女の子しか興味なかったのに…」 
「栞菜ちゃん」 

1 栞菜ちゃんを抱きしめにいく 
2 話の続きを聞いてみる 
3 もしかしてすげぇエッチな気分?



俺はゆっくりと近づき、栞菜ちゃんを抱きしめにいく。 

「ほったらかしにしてごめんな」 
「…先輩のせいですから。先輩のせいで前より女の子の事好きになれなくなったの」 
「おかしくなんかないよ。女の子も男の子も皆好きになればいいじゃないか」 
「違うの、先輩だけは男の子でも特別で…他の子はそんな風にはみれない」 

抱いた事が栞菜ちゃんを変えるとは思いもしなかった。 
確かに軽い気持ちで抱いたわけじゃない、だけど放置していたことには違いないな。 

「ずっとずっと会いにいきたかった。でも、いつも女の子といるから。私、あなたのこと近くでみてたんだから」 

え〜それって監視されていたということ? 

「今日も一緒だった…私が入り込む余地ないよ」 

おいおい、舞美先輩のストーカーから俺のストーカーになったの? 

「もう離さないから」 

ちょっ…待った待った…だんだん抱きしめる力が強くなってる。 

1 離して離して、栞菜ちゃん 
2 俺の責任だ、応えてやらねば 
3 卒業式始まるよ、一緒にいこう 



栞菜ちゃん、そんなにも待っててくれてて嬉しいよ。 
でも、力が入り過ぎだよ… 

「先輩の匂い。いい匂い…ずっと待ってた」 
「栞菜ちゃん、ありがとう。あのさ卒業式始まるから一緒に行こう」 
「私は女の子から卒業しちゃったみたい。先輩、今日は私に特別な日になるね」 
「栞菜ちゃん」 

栞菜ちゃんの鼻息が俺の首筋にかかり、更に栞菜ちゃんの匂いに息子が反応してくる。 

「可愛い、先輩」 
「か、栞菜ちゃん…卒業式行かなくっちゃ」 
「先輩、ここ大きいよ。もうエッチなんだから〜」 

不味い、栞菜ちゃんが息子を優しく撫でだした。 

「いいよ、気持ちよくさせてあげる。私も先輩が欲しい」 

『ただいまより卒業式を開始します』 

とうとう卒業式が始まってしまったようだ。 

「栞菜ちゃん、一緒にいこう」 
「うん、いこう」 

俺がいこうと言ったのが合図になったか、栞菜ちゃんの手が早くなってきた。 
ち、違〜う…そっちのイクじゃないよ 

1 栞菜ちゃん、俺と体育館に…うっ 
2 場所を変えよう、我慢できない 
3 誰か助けて、とひたすら願う 



栞菜ちゃん、したいのはしたいけど今だけはいけないよ。 
卒業式だけは参加したいんだ、だから後でしよう。 

「先輩、意外にウブですね。反応も可愛い」 
「タンマタンマ。俺は参加しないと不味いんだよ。卒業生だから」 
「もういなくっちゃ嫌。離さない」 

栞菜ちゃんの手はもう止まる事を知らず、速さをましていく。 
このままでは俺が先にいかされてしまう。 
栞菜ちゃんの匂い、息、声、全てが俺を刺激する。 
いく…誰か、誰か〜来てくれ… 

「ジミー先輩?それと栞菜?」 

俺の心の声が届いたか誰かが来てくれたらしい。 
「早貴ちゃん」 
いやはや、来てくれたはいいが不味い場面に現れたものだ。 
俺と栞菜ちゃんが抱き合っているとこにくるんだからな… 

「何してるの?」 
「早貴ちゃん、あのねジミー先輩と私大事なとこなの」 

栞菜ちゃん、何て官能的な表情するんだ。 

「不潔〜」 

今度は早貴ちゃんが逃げ出す番か… 
朝から面倒に巻き込まれるな、今日は。 

1 栞菜を振り切って追う 
2 栞菜になっきぃも気持ちよくさせようと騙す 
3 うまく栞菜を納得させるしかない



早貴ちゃん、待ってくれ。 
栞菜ちゃんをほってはおけないけど、早貴ちゃんの勘違いはそのままにはしておけない。 
悪いが、栞菜ちゃんを振り切って早貴ちゃんを追わねば。 


「ごめんよ、栞菜ちゃん」 
「えっ?せ、先輩…待って。私をまた一人にしないで」 

俺は栞菜ちゃんを振り切って早貴ちゃんを追ったはずだった。 
が、結果は… 

「ジミー先輩、栞菜が大事なんですね…」 
「いや〜それはもう大事な人だよ。でも、早貴ちゃんも大事だから追ってきたんだ」 
「大事だって言っても栞菜もなんじゃないですか」 

早貴ちゃんの手には牛乳瓶が握られており、そこには『ジミー先輩へ』と書かれていた。 
俺の為にわざわざ牛乳を家から持ってきてくれてたなんて。 

「先輩は大体調子よすぎです。私に可愛いといって、友理奈ちゃんも可愛い。更には栞菜まで」 

確かに皆大切にしてるけど、それは大事な後輩だからだし好きだからだ。 
だけど、それをどう伝えれば 

1 栞菜ちゃんは卒業する俺の別れを惜しんでたんだ 
2 卒業式にはよくある光景だよ。ほら、アメリカ流 
3 早貴ちゃんも抱きしめるよ、きて 



「えぇと・・・あぁ〜実は栞菜ちゃんは別れを惜しんでたんだ。卒業しちゃうからさ」
「そうなんですか?」
「そ、そうだよ。ね、栞菜ちゃん」

俺はもうここまできたら、破れかぶれだと再び栞菜ちゃんを抱きしめた。

「あっ、先輩。そんなにギュッとしたら、感じちゃうよぉ」
「しっ、今は目を閉じて俺だけに集中して」
「もぉ〜ずっと集中してるよ。嬉しい、栞菜のことをそんなに思ってくれてるなんて」

うまく泣いてくれることまで計算に入れたわけじゃないが、別れを惜しむにはぴったりの感情表現となった。

「か、栞菜・・・」
「ね、いったろ。栞菜ちゃんは寂しがり屋なんだよ。こうしてあげないとダメなんだ」
「・・・そういえば栞菜って好きな人には抱きつく癖があったし、嘘じゃないかも」
「でしょ〜だから、早貴ちゃんも変な誤解しないで。ね」
「はい」

よかった〜うまくこの場は乗り切ったぞ。
って、不味いよ不味いよ・・・俺、卒業式に参加しないとだよ。

「栞菜ちゃん、今はこれくらいね。また抱きしめてあげるから、皆で式に参加しよう」
「えぇ〜私は式よりも先輩といたい」
「栞菜、わがまま言わないで式に参加しよう。式が終わったら、いくらでも先輩といられるよ」
「う〜ん、わかった。そうするね」

よかった〜栞菜ちゃんもようやく納得してくれたみたいだ。
が、既に式は卒業者名を呼び、壇上で卒業証書を手渡しているところまで進行していた。
さっさと席につくぞ、っと俺の席は・・・
1 ノノl*∂_∂ルの隣
2 从*´∇`)の隣
3 从*o゚ー゚从の隣



「遅いぞ、何やってるの?」
「悪い悪い、ちょっと寄り道をしてみました」

こそこそと席まで移動し、先生にはみつからずにすんだみたいだ。
しかし、隣の席のちぃには怒られてしまったが。

「全く、あれからどこ行ってたのさ〜ついてくると思ったらいないし」
「悪い悪い。式には参加できたんだし、いいじゃん」
「よくないだろう〜隣に君がいないんじゃ寂しすぎる」

ちぃ・・・いっつも待たせてばっかりだったもんな、ごめんよ。
俺は椅子の下でちぃの手をそっと力強く握りしめた。
これくらいしか今は出来ることがみつからないんだ。
すぐ後ろに座ってる雅ちゃんにしたって、優柔不断な男を好きになったばかりに不幸にしてるしな。

「雅ちゃんもごめんね」
「もぉ〜本当に遅いぞ。式に出ないのかと思っちゃったでしょ」

もう苦笑いするしかないな。
皆に心配ばかりかけてさ・・・はぁ

「ジミーっち、ハンカチは持ったの?朝だって泣きっぱなしだったんだからさ」
「あっ・・・1枚しかないや。しまったなぁ」
「そう言うと思って、ほらこれ使いなよ」

ちぃは俺の為に何枚かハンカチを持ってきてくれていたらしい。
いつも抜けてるのに、こんな場面でこんな事されたら泣けてくるじゃないか。

1 いいさ、泣けばいい。泣いてしまえ
2 雅ちゃんの朝から何よ、って視線が痛い。別の意味で泣きそう
3 席間違えたな〜茉麻、隣いい?



泣いてしまおう、涙は我慢するもんじゃないよな。

「うぅ・・・」
「やっぱり我慢してたんだ。朝から我慢してたんだよ、こいつw」
「そ、そうなんだ・・・」

親友同士ってこともあるんだろうけど、雅ちゃんはちぃと一応普通に接しているみたいだ。
下手に結論焦っていたら、式どころじゃなくなっていたかもしれないな。
案外、灰色って大事なんだな・・・

「馬鹿だねぇ〜壇上にあがる自分の番になったら、どうするのさ」
「もう無理だ。涙が止まらない」

俺が泣いている間、ずっとちぃは俺の手をギュッと握っていてくれた。
席を立つまでずっと・・・
それから式は無事に終わり、俺たちは教室で荷物をまとめ後は帰るだけとなった。
そういや、俺って熊井ちゃんに式終わったら連絡するっていったんだったな。

1 言った以上、声かけておこう
2 最後だし学校中を熊なく探索
3 色んな後輩からおめでとうと言ってほしいなぁ



言った以上、声をかけておくべきだろう。
体育館に熊の絵の垂れ幕までかかってたしな、あれこの前みたやつだし。
ついでにカエルの絵もあり、『卒業おめでとうケロ』と小さく書かれてもいた。
早貴ちゃんも書いてくれてたこと思えば、行っておこう。

「先輩、来てくれたんですね〜嬉しいです」
「まぁ約束したし。あの垂れ幕ありがとうね。すぐに熊井ちゃんのだってわかったよ」
「はい、気合入れて書いたんですよ。よかったでしょ?」
「うん、うちの親もびっくりしてたよ。そんなに先輩思いの後輩いないって」
「お母さんに紹介してくれたんですか?」
「紹介ってほどじゃないけど、こういう女の子が書いてくれたんだよってね」

熊井ちゃんは俺が約束通りにきたので、最高潮にご機嫌みたいだ。
何にせよ、来てよかったな。
この笑顔がみられたんだからさ。

「そうそう、なかさきちゃんが先輩に渡したいものがあるって探してましたよ。何だろう?」
「そっか、じゃあ早貴ちゃんにも挨拶しておくよ」
「先輩、高校に行っても仲良くしてくださいね。ちゅぅ」

久し振りの不意うちだった・・・おでこにキスなんて熊井ちゃんの専売特許だからな。
ちょっぴし照れてしまったよ。
さて、次行ってみよう〜

1 早貴ちゃんに会いにいこう
2 どうせ牛乳だし、いいっか。校内探索いってみよ〜
3 特待生クラスにも足を運ぶべきだろう



早貴ちゃんに会いにいくとするか。 
栞菜ちゃんと抱き合っているとこをみられただけに、気まずさはまだあった。 
緊張するな〜 

「早貴ちゃん、いるかい?」 
「先輩、来てくれたんですね。キュフフ」 

さっそくあのスマイルを見られるとは、ホッとする。 

「渡したいものがあるって聞いてさ。何かな?」 
「はい、これです。先輩まだうちの牛乳飲んだことないでしょ。だからお祝いに」 
「ありがとう」 

早貴ちゃんは予想通りに例の牛乳をくれた。 
配達を手伝ったこともあるし、ただの牛乳も特別な気がする。 

「そういえば、先輩」 
「うん。何?」 
「あ、あのぉ〜いえ、何でもないです。気にしないで下さい」 

早貴ちゃんは俺の胸元一点をじっとみつめている。 
俺がそれに気付き、自分の胸元へ視線を移すと早貴ちゃんは視線を逸らした。 
あれれ、照れ屋さんだな〜第二ボタンがほしいに決まっている。 
どうするか… 

1 素直にあげるよ、ほら 
2 後々まで考え、ダミーを渡す 
3 ジミーは鈍感と言い聞かせ、知らないふり 



早貴ちゃんにあげなくて良かったかも、と俺はしばらくして思い至る。 
それは… 

「あっ、ジミーみつけた〜」 
「おう。菅谷か。それに愛理ちゃんまで」 
「先輩、おめでとうございます」 

早貴ちゃんに別れを告げ、俺はまた一人校内探索にでかけていた。 
そんな俺をみつけた菅谷と愛理ちゃんが手を振りながらやってくる。 
笑顔満開の菅谷と頬をほんのりと染め、上目遣いにずっとみつめてくる愛理ちゃん。 
実に対称的だ。 

「ジミー先輩、まだボタンあったんですね」 
「あっ、あぁ。まぁね。俺なんかじゃもらってくれる人いなくてさ」 
「そんな事ないですよ。私ほしいです」 
「ズル〜い。りぃもほしいゆ〜」 
「こら、引きちぎろうとするな。まだやると言ってないだろ」 
「りぃのだゆ〜」 

早貴ちゃん、ごめんな。 

「牛乳ありがとうね。俺はこのへんで」 
「は、はい…先輩、あのぉ」 
「高校いっても仲良くしようね」 
「…はい」 

最後まで気付かないふりを貫き通した。 
すごく寂しそうな顔している… 
ボタンは無理でも別のプレゼントくらいあげたいと渡したのは 
1 キス 
2 牛乳一気飲みをみせる 
3 抱きしめ、その隙にダミーを 



「早貴ちゃん、この場で牛乳一気飲みさせてもらうよ」 
「えっ?先輩、何もここで飲まなくても」 

俺は腰に手をあて、銭湯でみかけるあのポーズをとった。 
そして、一気に喉に流し込む。 

「ぷは〜美味い。美味しいよ、早貴ちゃんの家の牛乳は」 
「もぉ〜しょうがないですね〜先輩は子供なんだから。キュフフ」 

早貴ちゃんは呆れ顔ではあったが笑ってくれた。 
ボタンは渡せなかったけど、いい思い出になってくれるといいな。で、菅谷と愛理ちゃんなんだが… 

「むぅ。ジミー、それちょうだい。りぃがほしいの」 
「待てよ。愛理ちゃんもほしいって言ってるだろう」 
「そうだよ、梨沙子。私もね、ボタンほしいの」 
「どうすれば、りぃにくれるの?」 

菅谷は是が非でもほしいのか、あくまで譲る気はないみたいだ。 
一方の愛理ちゃんも今日ばかりは菅谷に負けたくないのか食い下がっている。 

「先輩が渡したい相手を選んで下さい」 

え〜マジぃ? 
そんなことしたら二人の友情を壊しかねないぞ… 

1 州*‘ o‘リを選ぶ 
2 州*´・ v ・)を選ぶ 
3 はて、これに似たことあったな 



はて、これに似たことあったな… 
はっ、卒業式前のちぃと雅ちゃんとのやり取りか。 
その時もどちらかに決められず、二人に逃げられたのだった。 
丸々一緒だ、ボタン渡す=お前の方が好きだと宣言するに等しいぞ。 

「ジミー早く決めるゆ〜」 
「先輩」 

うお〜マジでどうしよう…愛理ちゃんか菅谷か… 
優柔不断が一番悪いに決まってる。 
ここはうまく乗りきれるほど、優しい状況ではなさそうだ。 
お〜し、こうなったら決断するしかない。 

「ボタン取るから待っててね」 
「はい、お願いします」 
「ジミー早くするゆ〜」 

さぁどうする。 

1 州*‘ o‘リ 
2 州*´・ v ・) 
3 ゲームして買ったほうにあげることにしよう 

4 ボタンを飲み込みほしかったら俺をつかまえろと言う 



決めた、俺は第二ボタンを引きちぎると愛理ちゃんに渡した。 

「先輩いいんですか?」 
「うん、君にあげたいんだ。受け取ってくれ」 
「うぅ〜ん、りぃも欲しかったのに〜」 

愛理ちゃんは俺が渡すと、顔を真っ赤にさせて俯いた。 
菅谷は選ばれなかったショックからか、ポカーンと口を開けて棒立ちしている。 

「大切にしますね」 
「うん、そう言ってもらえると嬉しいよ」 
「あ〜ん、りぃが欲しかったのに〜」 

ま、泣き出してしまうよな…やれやれ、困ったやつ。 

「菅谷、泣くな。お前にもあげるから」 
「いらない。第二ボタンが欲しかったの〜りぃはそれじゃなきゃ嫌だ」 
「そう言うな。ほら、これも世界に一つしかないぞ」 

俺は第一ボタンを引きちぎり、菅谷の手に握らせた。 

「第二じゃないけど、俺の大事なボタンだ。これはお前の」 
「…りぃのこれも特別なの?」 
「あぁ。どっちも大事なボタンだ。な?」 
「うん。えへへ、大事にするね〜」 

菅谷は俺を押し倒し、抱きついてきた。 
こいつなりのありがとうなんだな。 

1 愛理ちゃんもいるし離す 
2 されるがままにされてみるか 
3 今日は溜まってたし、二人相手にするか 



菅谷は積極的だと思っていたが、まさかこんな場所でしてくるとは思わなかった。 

「ジミーもっと好きになったゆ〜好き好き大好き」 
「わかったわかった。落ち着け」 

腕を回し、完全に離れる気なしといったところで、愛理ちゃんがすかさず止めに入る。 

「梨沙子、離されなさい。先輩だって嫌がってるでしょ」 

いや、俺はおっきなおっぱいが当たって嬉しさいっぱいなのだが。 
顔も相当いやらしいはず。 

「ゆ〜ん、愛理やめて」 
「だめったらだめ。先輩は私を選んだんだからね」 
「そんなことないも〜ん。りぃにもくれたもん」 
「梨沙子!!」 
「はい…離れるよ〜だから怒らないで」 

愛理ちゃんの止めのおかげ?で無事に俺は解放された。 
が、離れ際に菅谷から思わぬプレゼントが… 
「りぃからの卒業祝いだよ」 
今日はキスされまくりだな、何なんだ。 

「り、梨沙子…待ちなさ〜い」 
「ジミーまたね〜」 

菅谷の唇、すげぇ柔らかかったな。 
ん?うわ〜息子が噴火してる…どうするか 

1 換えはないか探しに保健室に 
2 いいや、このまま校内探索 
3 体育館裏からボールを蹴る音が 



股間のあたりが違和感あるが、まぁいいか。 
それより、まだ誰かに会えるかもしれないし校内を探索しよう。 
俺はあてもなく、校内をうろついていた。 
もう校内には疎らな人数しかいなくなっていた。 
卒業式から数時間は経っているからな。 

「あれ、階段からのぞく艶かしいおみ足はどなたのもの?」 

明らかに俺を誘っているとしか思えないおみ足が一つ。 
こ、こ、これは… 

1 リl|*´∀`l|先輩 
2 从*・ゥ・)先輩 
3 ル* ’ー’リ先輩 



梅田先輩だ、きっと梅田先輩のおみ足だ。 
俺は獲物を狩るハイエナのごとく飛び掛かった。 

「梅田先輩〜」 

俺が声をあげ、足に飛び付いた瞬間に足が引っ込んだ。 

「ぎゃっ…いたた…」 
「はい、スケベな後輩一匹ゲット」 

俺が顔をあげると、面白いものをみつけたという梅田先輩がいた。 
パンツはレースか…しかも、あそこのあたりがスケスケの。 

「ちゃっかりパンツを覗くんじゃないの」 
「ぐほっ。先輩、顔を踏む足をどかしてもらえないですか」 
「パンツをもう覗かないと誓うならどかしてあげる」 
「無理です」 
「即答かい。まぁいいよ」 

何とか足をどかしてもらい立ち上がった俺は、先輩と廊下を歩いていた。 

「先輩、今日は何でここにいるんですか?」 
「今日が終業式だって舞美から聞いてきたら、中等部の卒業式だったんだよ」 
「何やってるんですか、舞美先輩も」 
「舞美も確かいるはずだよ。まぁどっかにいるでしょ」 

相変わらず面白い先輩たちだな。 
授業では飽きたらず、卒業式まで参加するとは。 

1 舞美先輩を探しにいくか 
2 梅田先輩ともう少し二人でいたい 
3 何か視線を感じるな… 



俺と梅田先輩が談笑しながら歩いていると、何やら視線を感じる。 
「ジミー君さ、ずっと泣いていたね。舞美と一緒にみてたけど、面白かったよ」 
「見てたんですか?」 
「バッチリね。舞美は貰い泣きしそうだったよ。私も危なかったけどさ」 
男の中では俺一人が豪快に泣いていたからな。 
あれを見られたのは恥ずかしいな。 
「あんたらしくいい味だよ」 
「そうですか。ありがとうございます」 

しっかし、さっきから感じる視線は誰だ? 
正体を突き止めたいな、どうしても。 

「梅田先輩、あの角で曲がりますか。俺のクラスに行きましょうよ」 
「おっ、いいね〜」 

角で待ち構えて追っ手を暴いてやる。 

「先輩、ちょっとお腹が」 
「ん?どうかした」 

俺はお腹を押さえて相手がくるのを待つ。そして、 
「うわっ…え、えりにジミー」 
「ま、舞美〜」 
舞美先輩だったか、探しに行くまでもなく向こうからくるとは。 
「こんなところでどうしたの?」 
「誰かが追ってくるから正体を突き止めてやろうと思って」 
舞美も加わって、また一波乱ありそうな… 

1 先輩たちとも嫌な予感が… 
2 気のせい気のせい。先輩たちと探索デート 
3 逃げろ 



嫌な予感がするが、ちぃに雅ちゃん、栞菜ちゃんに早貴ちゃん、愛理ちゃんに菅谷、今度はこの先輩たち。 
嫌な予感はつきないが、気のせい気のせいと忘れよう。 
今は先輩たちと楽しまなくちゃ。 

「舞美先輩も一緒に俺の教室まで行かないですか?」 
「えりがジミー狙ってるなんてないよね。気にしない気にしない」 
「何か言いました?」 
「何でもない。よし、行くよ〜」 
「待って下さい。先輩、俺の教室の場所知ってるんですか?」 
「ううん、全然。早く早く〜」 
「舞美…変に張り切ってる」 

舞美先輩の張り切りに気付いたのは梅田先輩。 
梅田先輩が俺といる時に見せる表情が特別だと気付いたのは舞美先輩。 
またまた何かあるかもな… 

「ジミーみたよ。何あんなに泣いちゃってさ」 
「あれは卒業するって思ったら自然と泣けてきて」 
「一人だけずっと泣いてるんだもん。目立ちまくりだよ」 

1 俺しかみてないんだろ、舞美 
2 ジミーの名前は返上しないとですね 
3 べ、別に泣いてなんかいないんだからね 



「俺しかみてないんだろ、舞美」 
「な、な、なわけないじゃん。泣いているから、ジミーが泣いているから目立ってたんだって。ね、えり」 
「そうだっけ?舞美はジミーを最初からみてたじゃん。遅れてきたから、くるまで心配しっぱなしでさ」 
「え、えり…恥ずかしいからジミーの前じゃ言わないっていったじゃん」 
「そうだっけね」 

わざととぼけている振りをしているとしか見えない梅田先輩。 
舞美先輩は顔を真っ赤にして梅田先輩の制服を引っ張る。 
いつもなら引っ張りすぎて引きちぎってしまうハプニングだってありえるのにな。 
今は可愛い女の子にしかみえない。 

「舞美先輩、心配かけてごめん。でも、ちゃんときたから良かったでしょ」 
「心配かけたのには違いないじゃん」 

弱い力で胸元にパンチしてきた。 
その弱々しさがギャップで抱き締めたいくらいだ。 

「そうだ、ちょっと私は忘れ物したから体育館にいくね。じゃあね、お二人さん」 

梅田先輩はまた前みたいに自分は引く気なんだ。 
舞美先輩が好きなのを知ってるから… 

1 梅田先輩を追わなくちゃ 
2 せっかく二人なんだから、ね 
3 俺も忘れ物したと逃げる 



せっかく二人なんだから、舞美先輩との時間を楽しまないと。 
梅田先輩、このお礼はいつかきっと。 

「えり…ジミー、えり追わないと」 
「まぁまぁ。梅田先輩は俺が何組か知ってるし、後から来ますよ。だから、俺たちで先に行きましょう」 
「う、うん」 

舞美先輩は梅田先輩が気になってるみたいだった。 
だが、それも俺のクラスに着くとケロッと忘れてはしゃいだ。 

「ジミーの席はどこ?」 
「俺の席は…ここです。でも、今はでしたが正しいのかな」 
「そんなのいいじゃん。隣に座ろうっと」 

舞美先輩が隣の席から俺をみつめてくる。 
それも俺にもわかるくらい、恋してる乙女という視線。 

「ジミー君、教科書忘れたからみせてくれない?」 
「え?いきなりどうしたんですか」 
「いいからいいから。ジミーと私が同級生だったら、どうだったかなって」 
「それは…」 
「みせてくれる?」 

1 舞美先輩に付き合うとしよう 
2 みせてやらないと悪のり 
3 同級生でも一目惚れしてました、と真面目に返す 



答えをいつ聞かせてもらえるのか、待ちきれない様子で舞美先輩はずっと視線を離さない。 
俺はたぶん同級生にこの人がいたら一目惚れしてた。 
たぶん、いや、絶対にと確信もっていえる。 

「見せてますよ、教科書からノートから俺の気持ちまで。同級生だったら一目惚れしてました」 
「じ、ジミー…」 

言葉もなく俺と舞美先輩の間に幸せな空気が漂う。 
どちらからともなく俺たちはキスを交わした。 
今まで最長の記録が作れるくらいに長い時間だった。 
夕日に照らされた教室というシチュエーションもまた盛り上げてくれた。 

「ジミー、早く高校に来てね」 
「はい。先輩に会いにいきますから。俺、舞美先輩と高校通いたいです」 
「こいつ〜言ったな〜絶対だよ」 
「はい」 

この日、俺はたくさんの後輩と先輩に見送られ中等部を卒業した。 
舞美先輩を送り、俺は家まで帰った。 
携帯には『舞美に気を使っちゃったんだよ。ジミー、今日は仕方ないけど次回は覚悟しててね』と梅田先輩からメールが来ていた。 

やれやれ、俺の高校生活も慌ただしそうだ。 



舞美先輩と別れ、俺は家路にまでついていたがある重要なことを思い出した。 
自分の教室までいって、鞄持って帰ってきてねぇ・・・ 
大慌てで学校まで戻り、閉まった門を乗り越えて校舎の中へ侵入した。 
誰にもみられていないようだな、まだ校内に入れたし良しとしよう。 
荷物を持って帰ろうとグラウンドを走っていると、ボールを蹴る音が聞こえてくる。 

「だ、誰かいるのか?」 
「はい、ちょっと二人して遊んでたんです。ごめんなさい、遅くまで」 
「そ、その声は・・・岡井ちゃん。って、舞ちゃんも一緒か」 
「一緒だはないでしょ。この馬鹿ジミー」 

初等部も今日は卒業式だと聞いていたな、通りであの変態が悔しがっていたわけだ。 

「ジミー、俺のかわりに俺の証書受け取ってくれるな?」 
「何でだ。自分で取りにいってこい」 
「証書なんぞ紙きれだ。偉い人にはわからんのです」 
「紙には違いないな。でもな、自分で取りにいけ。俺が壇上あがったら、笑われてしまうわ」 
「俺には舞の卒業を見届ける義務があるのだ。わかるな?」 
「わからん。って、舞ちゃんも卒業式だったか。そりゃ偶然だな」 
「偶然なわけなかろう。俺と舞を切り裂く学校側の陰謀だ。くそっ、校長のやつめ」 

と、あいつは大変悔しがっていたが、結局初等部の卒業式侵入前に逮捕されていたな。 
馬鹿なやつ。 
で、舞ちゃんは俺が誕生日祝って以来会っていなかったせいか、お怒り気味の様子。 

「ジミーちゃんさ、私に言うことない?」 

1 いや、わからないなととぼける 
2 すみませんでした、この通りです 
3 岡井ちゃん、何だろうね? 



「岡井ちゃん、何だろうね?」
「え、何でここでちさとに話振るんですか」
「おい、とぼける気か。この馬鹿」

ぐはっ、何するんだ・・・何を・・・
舞ちゃんはあろうことか足元にあったサッカーボールを俺に向かってぶつけてきた。
そして、熊井ちゃんよりも恐ろしい目で人を射殺せそうな迫力がみなぎっている。
それだけ、俺が放置してきたってことの証なんだろうな。

「あんたさぁ、私みたいな子供弄んでおいてとぼけるんだ。千聖、もっと蹴っていいよ」
「え?でも舞ちゃん・・・それはちょっと・・・」
「いいんだって、そんな奴は酷い目にあわないといけないんだから」

確かに俺は酷い奴だよな、だからって何もリンチみたいなマネしなくてもいいじゃないか。

「け、蹴るのは不味いよ。千聖、先輩とは仲良くしたいもん」
「ちょっと〜私との友情よりそいつを取るの?もういい、自分でやる」

え?ちょ、ちょっと待った〜暴力はいかんよ。暴力は・・・
萩原、出て来い出て来い・・・俺がお前の妹に殺されてしまうではないか

1 岡井ちゃん、助けて〜
2 ちょっと快感かも〜いいよぉ〜舞ちゃ〜ん
3 その怒り全部受け止めるよ
4 萩原に尻の穴差し出すから、萩原止めてくれ



その怒り、俺のせいなんだ。
だから、俺はそれを受け止めてあげる義務がある。

「馬鹿ジミー」
「ぐはっ・・・いたたた・・・舞ちゃん、怒り収まるまでつきあうよ」
「・・・何よ、あんたなんて大嫌いなんだからね。お兄ちゃんに言ってしめさせてやるんだから」
「いいよ、それでも俺は舞ちゃんにつきあうって決めたから」

無言になった舞ちゃんは俺に向かって、1回2回3回とボールを蹴り続けてきた。

「的を外すことなく蹴ってくるとは、舞ちゃんフットサル部に入部したほうがいいよ」
「減らず口ばっかいってさ。何よ」
「舞ちゃん、やめようよ。先輩怪我してるじゃん。ねぇ、もうやめよう」
「どいて、千聖。どかないと千聖ごと蹴るからね」
「いいよ。だって、こんな事して止められないなんてちさと、舞ちゃんの友達じゃなくなっちゃう」
「岡井ちゃん・・・」

岡井ちゃんが俺と舞ちゃんの中間に立ち、ボールを蹴らせまいと壁になってくれている。
友達を蹴ることはできず、舞ちゃんは岡井ちゃんを睨み付けたままだ。
岡井ちゃん、ありがとう・・・

「千聖、どいてよ。この前までなら許せたけど、今日は千聖でも蹴れるんだよ」
「いいよ。ちさとがジミー先輩とデートしたって皆に言ったのがいけなかったんだから」
「・・・私とはちっともしてくれないくせにぃ」

舞ちゃんの心の叫びがグラウンドに響き渡った。

1 舞ちゃん、明日どんなことがあってもデートするから許して
2 まだつきあうから蹴っていいよ
3 二人の友情が厚いで一件落着でどうよ?



まだつきあってあげよう、放置していた俺の責任だ。
俺は岡井ちゃんの肩を叩き、どくように促した。

「先輩、ダメだよ。舞ちゃんのわがままにつきあわなくても。謝れば許してくれるよ。ね?」
「許さないんだから。あんたは私がどれだけ好きだったか知らないでしょ。ずっと待たされたこっちの気持ちがわかる?」
「ごめん。わからなかった」
「鈍感。鈍感」

岡井ちゃんは心配そうに俺と舞ちゃんの顔を交互にみている。
どちらも本気である、俺にしたって舞ちゃんにしたって。
それをわかってくれ、岡井ちゃん。

「先輩、痛かったらいつでも言ってください。ちさとがとめますから」
「OK。もしかしたら1回目でギブアップするかも・・・ぐはっ」
「ニタニタしてるなんて許さない。この馬鹿」

舞ちゃんはこの後、何度も何度も俺に向かってボールを蹴ってきた。
舞ちゃんは決して泣かない、たぶんどうしたらいいかわからないんだ。

「何よ、倒れなさいよ。そうしたら、千聖がとめてくれるんだから」
「舞ちゃんは許さないだろ?俺を」
「先輩・・・顔が・・・顔がスイカみたいに大きくなってるよ。もうやめていいんだよ?」

誰も動けない状態になっていた。
舞ちゃんも本当は傷つけたくなんてないんだ、でも怒りを俺にぶつければ楽になれると思ってやったんだ。

「舞、もうやめよう。ジミーはお前のこと忘れたわけじゃないんだぞ」
「お、お兄ちゃん?」
「萩原・・・」
「ほら、この卒業祝いの品。これ、あいつからだ。受け取ってあげるだろ?」

俺はあんな品物なんて知らないから、萩原が舞ちゃんあてに購入したものに違いない。
あいつ、それを俺がやったことにしてくれるのか、俺に向けてウィンクしてきた。
俺にあわせろ、って合図のようだ。

「そうなんだ。俺が舞ちゃんの為を思って買ったんだよ」
「そ、そうなの?じゃあ、どうして会いに来てくれなかったの?」
「バイトを始めたんだよ。舞ちゃんにそれを買ってあげたくって」
「ジミー・・・ちゃん、ごめんね。ごめんね。ずっと待ってたんだよ」

舞ちゃんは俺に抱きつき、胸の中で溜めていた悲しみを涙にして吐き出した。
萩原は後はまかせた、と岡井ちゃんを連れて去っていく。

「ジミーちゃん、ごめんね」
「いいよ。舞ちゃんがつけた傷なら、俺記念にとっておきたいくらいだ」
「何、そのくっさい台詞。似合わなすぎだよ〜」
「そうか?」
「うん。てか、ダサい笑」

やっと笑ってくれた。
舞ちゃんの固い膝枕に頭を預け、あの変態に借りができたことをちょっぴり嬉しく思った。

「明日、デートに連れていくよ。どこがいい?」
「うん。場所は・・・」
舞ちゃん、今度は待たせたりしないからな。