この校舎ともあと数日でお別れ、そうなると名残惜しくなり俺は校内をブラブラと歩いていた。 
校内を歩いていると様々な思い出が蘇ってくる。 
確かこの二年の廊下で俺がちぃの落とし物を拾って出会ったんだったな。 
それがきっかけでちぃが俺の事を好きになってくれたのだっけ… 
人を好きになるきっかけって案外小さいものなのかな? 

「あっ、ジミー先輩。お久しぶりです」 
「熊井ちゃん。久しぶり〜重そうな荷物を抱えてどこにいくの?」 
「これですか?これはちょっと秘密です。先輩こそどこ行くんですか?」 
「俺は暇だからブラブラしてたとこ」 

熊井ちゃんが俺に隠し事とはこれ如何に。 
秘密とは気になるな、何に使うんだ? 

1 秘密を話してくれないと通さないと意地悪 
2 重そうな荷物だし持ってあげる 
3 とりあえずついて行ってみる 



熊井ちゃん、表情からして重そうな感じだし荷物持ってあげるか。 

「熊井ちゃん、荷物持ってあげるよ」 
「ダメです、これは先輩はみちゃいけない荷物なんです」 
「でも重そうにしてるじゃないか。素直に先輩に荷物を貸しなさい」 
「ダメなものはダメです。先輩は後で見られますから楽しみにして下さい」 

何をそんなに頑なに隠そうとしてるのだろう… 
だけど、その内見られるからと言っているしな。 
どうしよう、このままほっとけないが下手に荷物持ったら怒られるな。 

「じゃあ、先輩これの正体が見られる日までお楽しみに」 
「うん、わかった。じゃあね」 

あぁ、行ってしまった… 

「きゃっ…」 
「あっ、危ない」 

熊井ちゃんは荷物の重さに耐えきれずに廊下のど真ん中でよろけてしまった。 
俺は咄嗟に熊井ちゃんの下敷きになって庇う。 

「いたた…あっ、荷物は…よかった〜無事で」 
「むぐ…そ、それならよ…かった…」 
「えっ…せ、先輩。大丈夫ですか?私を庇ってくれたんですか」 
「気にしないで。無事ならよかった」 
「ご、ごめんなさい」 
熊井ちゃんは顔を真っ赤にして下敷きにした俺からどいた。 

「重くなかったですか?」 
「へ、平気」 
「本当にごめんなさい。これなら先輩に持ってもらえばよかったですね」 

お安い御用だ、と俺は熊井ちゃんの荷物を代わりに持つことになった。 
これをクラスまで持っていくらしいのだが、中身だけはまだ教えてくれない。 
何を運んでるのか気になり中を覗くのだが、その度に熊井ちゃんの睨まれるので見られない。 

「ねぇ中身教えてよ。まるで爆弾運んでる気分だよ」 
「それは内緒ってずっと言ってるじゃないですか」 
「そこを何とか。ね、ねぇ」 
「おねだりしてもダメなんです」 

意志が強いな、熊井ちゃんは…ちっとも誘惑に負けないとは。 
クラスに着くと、どうやら熊井ちゃん以外の生徒はいない模様だ。 

「ありがとうございました。これでお仕事に取りかかれます」 
「いえいえ、ではこれで」 

と、みせかけて覗くと教室で黙々と作業に取りかかる熊井ちゃんの姿が。 

1 このままそっとしておく 
2 後ろから驚かす 
3 お疲れと作業が終わる頃を見計らい缶を渡す 



しめしめ、熊井ちゃんは作業に没頭している。 
絶好のチャンスとばかりに熊井ちゃんを背後から驚かした。 

「わっ!!」 
「きゃっ…いたっ」 

俺の声に驚き、熊井ちゃんは背後を振り返った。 
叫び声と同時に別の言葉も混ざっていた気がするが… 

「酷いです、いきなり驚かせるなんて。それに見ないでって言ったのに」 
「ごめんよ、本当にごめん」 

俺を睨むでもなく、寂しそうに見上げる表情で申し訳なく思った。 
熊井ちゃんの作業というのも、垂れ幕に文字を縫いつける事のようだ。 
『卒業おめでとう』と書かれている。 
それで見ないで、というわけだったのか… 

「だから見ちゃいけなかったんだね」 
「そうですよ、先輩には卒業式に見てほしかったんです」 
「先走りしちゃったね…」 

熊井ちゃんに何と言ってよいやら、妙な沈黙が流れた。 

1 それより指のケガを見ないと 
2 ひたすら謝りまくる 
3 じゃあ見なかったことにして卒業式に会おうかW 



沈黙が流れて忘れていたが、熊井ちゃんは指をケガしていたな。 

「熊井ちゃん、指みせて。さっき針を刺したよね」 
「大したことないですよ。ちょっとチクっとしただけです」 
「いいからいいから。ほら、血が出てるじゃん」 

ちょっと強引に腕を持ち上げ、指を見ると血が流れていた。 
俺はその傷痕を口に入れて、指をしゃぶっていた。 

「先輩、そんなことしないで。恥ずかしいよぉ」 

弱々しい声で抵抗する熊井ちゃんはとっても乙女の顔になっている。 
ダメと言われてもやめないけど、強くしゃぶりすぎかな? 

「先輩、血はもう止まってるよ?だからもういいでしょ。お願い、やめて」 
「やめていいの?気持ちよさそうだけど」 
「そんなことないよ。だ、だからお願い…あっ…」 

久々に触れ合う感覚がそうさせているのか、熊井ちゃんはいつもより早く足をもじもじさせ出した。 
スカートを掴み、快感に耐えようと必死だ。 
「ジミー先輩、これじゃ作業できないよ〜」 
「俺との共同作業はこれでできるでしょ?」 
「やだ、そんな風に言わないでよぉ〜」 

1 まだ指にしゃぶりつく 
2 首筋にキス 
3 いきなりスカートに手を伸ばす 



指から口を離し、俺は細い首筋に顔を近づけた。 
そして、吸血鬼のごとくかぶりついた。 

「あっ、先輩…ちょっと…おかしくなっちゃうよ」 

初めてを奪ってから熊井ちゃんはあまり構ってあげてなかったな。 
長い間構ってなくてごめんな、そんな気持ちも込めて濃厚なキスをプレゼントした。 

「先輩、待ってたんだよ。私、先輩の事を待ってたんだから」 

涙を溢しながら俺のシャツにしがみつく。 
本当にごめんな、今日はたっぷり相手するからな。 

「あっ…先輩…」 

首筋にキスマークをつけながら、熊井ちゃんを責め続ける。 
息も荒くなり、段々と身体中から汗が吹き出してきている。 

「身体中がすっごく熱いよぉ。先輩、熱いよ…」 

ねっとりとした唾液を垂らした首筋から今度はどこを責めようか。 

1 熊井ちゃんと濃厚にキス 
2 頭を撫でて落ち着かせる 
3 まずは抱き締めるか 



熊井ちゃんの身体を抱き起こし、俺は唇を合わせていった。 
俺が顔を近づけると熊井ちゃんも目を瞑り、首に腕を回してきた。 

「せ、先輩…あむっ…」 
「熊井ちゃん…好きだ…愛してるよ」 
「私も先輩が大好き…ですよ…あんっ」 

お互いに息継ぎを忘れる程にキスをした。 
目の前にいる人間を一時も離したくないとばかりに求めた。 

「先輩とキスするの大好き。ずっとキスしてたいよ」 
「俺はキスだけじゃ満足できないよ。熊井ちゃんをもっとほしいな」 
「照れるからやめてよ〜恥ずかしいじゃん」 

熊井ちゃんはあまりに恥ずかしいのか両手で顔を隠してしまう。 
もぉ〜照れ屋さんだな〜いっぱい可愛がっちゃうぞ。 
俺は熊井ちゃんの膨らんできた胸を揉んでみた。 

「ちょっと大きくなった?」 
「どこがですか?はっ、やだ…」 
「あははは、そうここだよ。前より柔らかいしさ」 
「先輩のエッチ」 

熊井ちゃんの胸をブラウス越しに下から持ち上げるように揉んでみる。 
うっすらと汗ばんだシャツが手にまとわりつく感覚がたまらない。 

1 揉んで揉んで揉みまくる 
2 熊井ちゃんのポッチにしゃぶりつく 
3 わき腹あたりを敢えて舐めてみる 



ここまできたら止められるわけもなく、制服の上着を脱がし、次にブラウスを脱がした。 
ブラウスも汗ばんでいたせいもあり、素肌はもっと汗ばんでいた。 
熊井ちゃんて新陳代謝いいんだな、もう額が汗で光っている。 

「今日はいつものしましまの下着じゃないよ。下は紐なんだよ」 
「早くみたいな、早くみたい〜」 
「それは後でね。今はこっちを、ね。先輩」 

熊井ちゃ〜ん、鼻血が吹き出しそうだよ。 
何てエッチな装備で学校にきてるんだ。 
いけない子にはこうだ!! 

「あんっ、もぉ〜いきなりすぎだよ」 

俺はブラを剥ぎ取り、熊井ちゃんの小さなポッチにキスをした。 

「ちゅって。可愛いポッチだね」 
「えへへ」 

熊井ちゃんの左ポッチは口で愛撫し、右ポッチは指で優しく愛撫し始めた。 
口に含んで吸い付いたり、舌で転がしたりと俺はありったけの技術を駆使した。 

「先輩、き、気持ちいいよぉ。身体がまた熱くなってきちゃった」 
左手も休むことなく熊井ちゃんのポッチを転がしている。 

1 まだポッチ責め 
2 舌で身体中を舐める 
3 背中を指でなぞる 



熊井ちゃんの汗ばんだ身体中から香る匂いはとても淫靡だ。 
俺の鼻をくすぐり、下で固くなる息子に更なる刺激を与えてくる。 
参ったな、身体中を舐めつくして熊井ちゃんを味わいたい。 

「せ、先輩。そこは…や…あんっ…」 

熊井ちゃんのポッチからわき腹あたりに舌を移動させる。 
ここでも吸い付き、キスマークの嵐だ。 
熊井ちゃんを独占するんだ、とばかりにキスを続ける。 

「気持ちいい?」 
「うん、すっごくいいよ。先輩が舐めるからくすぐったいのに気持ちいいよ」 

熊井ちゃんの表情からして相当気持ちよさそうだ。 
次はへそのあたりいってみるか。 

「ここはどうかな?」 
「そこは汚いよ。もぉ〜先輩…あんっ」 

汚い事ないさ、熊井ちゃんのものだから。 
俺は舌でへその中をかき回すように刺激する。 
熊井ちゃんの身体中にある舐めた印。 

「はぁはぁはぁ…先輩のここも大きくなってるね。前より大きくなった?」 
「わかんない。しばらく受験で抜いてないから溜まってるのかも」熊井ちゃんの目が何だか俺の息子をみつめている気が… 

1 熊井ちゃんにしゃぶってもらう 
2 手でしごいてもらう 
3 まだ責めていたい 



長くて綺麗な指を見ていたら、手でしごいてもらいたくなった。 

「熊井ちゃん、手でしごいてほしいな。いっぱい気持ちよくしてくれ」 
「いいですよ。先輩の触るの久しぶりなんで緊張しちゃうな」 

熊井ちゃんは俺のズボンのジッパーをゆっくりと下ろし、大きくなった息子をてにとった。 

「わぁ〜おっきぃ〜しかも固いし。ツンツン」 
「こら、イタズラするなよ」 
「久しぶりだから面白くって」 

熊井ちゃんは笑いながら、俺の息子をゆっくりと扱きだす。 
大きな手に収まりきらない俺の息子は、しごかれる度に脈打つ。 

「先輩、こっちも元気だね。やっぱり先輩のだ」 
「俺も息子も元気さだけが取り柄だからさ」 

熊井ちゃんの丁寧な手の動きで早くも発射が近い。 
二週間以上は我慢してたからな、こいつは相当出るぞ。 

「先輩、まだまだ大きくなってる。エッチだね、先輩は」 
「エッチだよ〜すっごくエッチだ…だから、出すよ。熊井ちゃんの 
1 綺麗な顔めがけて 
2 手で受け止めて 
3 制服を汚してやる〜 



熊井ちゃんの手で受け止めてくれ〜」 
「はい、受けとめますからいっぱい気持ちよくなっちゃって下さい」 
「出るぞ〜う…」 

俺の息子から大量に出された白い液体をこぼすことなく受け止めてくれた。 
熊井ちゃんはそれをすくいあげ、「いっぱい出たね。先輩よかったですか?」と聞いてきた。 
もちろん答えはイエスだが、俺は意地悪に「まだまだだね」と返した。 
熊井ちゃんは頬を膨らまし、頑張ったのにとぼやいていた。 

「ごめんごめん、意地悪したくなっちゃってさ」 
「先輩の意地悪。こんなに出したんだから気持ちよかったんでしょ?」 
「まぁね。で、すくいあげたそれなんだけど…」 
「はい、何ですか?」 
1 飲み込んでくれ 
2 何でもない、今度は俺からいくよ 
3 抵抗する熊井ちゃんに美肌効果ありと飲ませる 



「飲んでみてよ。俺のなんだしさ」 
「えぇ〜いくら先輩のお願いでも無理だよぉ。だって臭いんだもん」 
「いいじゃん」 
「無理だよぉ」 

さすがに俺の全てを愛するという熊井ちゃんでも飲むのは無理か。 
だが飲ませたい、その欲求から俺はある作戦を思い付いた。 

「熊井ちゃん、それ実は美容効果あるらしいんだ。お肌にいいんだってさ」 
「そ、そうなんですか?」 
何やら笑顔にかわり、美肌効果と言った途端これだ。 
「うん、お肌ツルツルになるらしいんだ。熊井ちゃんも綺麗でいたいでしょ」 
「うん、綺麗でいたい。わかりました、いきます。えい」 

うっひゃ〜苦そうな表情で我慢して飲み込んでいる。 
飲み込みきれず口から溢れる白い液体がまたいやらしい。 

「先輩、これで私もツルツルになるよね?」 
「うん、バッチリ。それじゃ今度は俺からいくよ」 

熊井ちゃんの太股をさすり、徐々にスカートの中に手を入れていく。 
優しく撫で、熊井ちゃんの細く柔らかい腿を愛撫する。 
その間も熊井ちゃんと熱いキスを交わす。 
さて、下を責めるか 

1 スカートを捲ってクンカする 
2 紐パンを脱がしてから触りだす 
3 熊井ちゃんのお尻を揉みまくる 



俺は熊井ちゃんのスカートを捲って、頭をその中に突っ込んだ。 
何と香しい匂いだろうか、久々なだけに堪らないな。 

「せ、先輩…恥ずかしいよ〜もぉ〜あれからミントが先輩みたいにするんで困ってるんだからね」 
「あれはむしろ俺が教えてもらったんだけどさ」 

ミント先生も相変わらず元気そうで何よりです笑。 
俺は鼻の先を熊井ちゃんの割れ目に押し付け、割れ目をなぞった。 
鼻の先が湿っぽくなってきた、こいつは濡れてきているってことかな。 

「熊井ちゃん、いい匂いがするよ。すっごくエッチな匂いだ」 
「先輩、息がかかってこっちもくすぐったいよ」 
「濡れてきてるよ。熊井ちゃんエッチな気持ちになってるんでしょ?言ってごらん」 
「恥ずかしいよ、先輩今日は激しいよ〜」 

熊井ちゃんはのけ反って椅子から落ちそうだ。 
まだ弄ってもいないのにな、今日は熊井ちゃんも激しそうだ。 
俺は熊井ちゃんの紐を解き、アソコを拝ませてもらうことにした。 
既にびしょびしょに濡れていつでも受け入れられそうな状況だ。 
俺は熊井ちゃんの中に指を入れていく… 

1 激しくかき回す 
2 まずは優しく動かす 
3 中はゆっくり、栗と栗鼠は激しく 



中は指を動かす度にグショグショと音をたてる。 
熊井ちゃんの感じ具合からいって椅子でバランスを取るのは無理となり、床に俺の上着を敷いてやっている。 
そうでなければ熊井ちゃん今頃椅子から落ちてるだろうからな。 

「先輩、あっ。き、気持ちいいよ〜すっごく気持ちいい」 
「そりゃよかった。俺も嬉しいよ。熊井ちゃんには今までの分も感じてもらいたい」 
「うん、いっぱい気持ちよくしてっ」 

穴と同時に俺は栗と栗鼠も責めることにした。 
親指の腹で栗の皮を剥き、むき出しになった栗と栗鼠を一気に責める。 
熊井ちゃんのアソコからは出しっぱなしの水道みたいに液が溢れてくる。 

「気持ち良すぎて頭がおかしくなっちゃいそう〜先輩、先輩、大好き」 
「俺も大好きだよ。いっぱい感じてくれ」 

熊井ちゃんの穴と栗の同時責めはうまくいっているようで、熊井ちゃんの穴の収縮が半端ない。 
こりゃイクかな〜よし頑張るか。 

「い、い、イクイクイクぅぅ〜」 

教室中に響く声とともに熊井ちゃんは昇天。 
そして、穴から透明な液体を大量に発射した。 
これってもしや潮吹きか?すげぇ経験したな、俺 

1 前から挿入だ 
2 バックでいく 
3 上に乗って 



「熊井ちゃん、今日は思い切り自分のペースで動いていいよ」 
「はい。一緒に気持ちよくなろうね」 

熊井ちゃんは俺の上に跨がり、ゆっくりと腰を落としていく。 
中に入っていく感覚がとてもキツく、まるで強い力で握られているみたいだ。 

「先輩、気持ちいいよぉ〜」 
「俺もだ。すっげぇ気持ちいい…さっき出したばかりなのにもうきてる」 
「いいよ、今日はいっぱい受け止めてあげるよ」 

熊井ちゃんのキツいアソコの中に俺はありったけ出した。 
今日だけでもう二発はしているのに、息子は衰え知らずかまだまだ元気だ。 

「いっぱい出たね。なのにまだ元気だねW」 
「うん、まだ熊井ちゃんとやりたいみたい」 
「嬉しいな〜先輩、チュ〜しよ」 

俺たちは重なりあったまま、再びキスを交わした。 
熊井ちゃんの大きいけどこれでもかというほど華奢な身体を抱き締めた。 

「あぁん、先輩強すぎるよ〜」 
「今日はお前を離さないって決めたんだ。だから」 

もっと気持ちよくなろう。 
熊井ちゃんは俺の上で腰を見事にグラインドさせ、プロ顔負けのテクニックをみせた。 

熊井ちゃんは俺の呼吸にあわせ、ペースをどんどん早めていく。 

「先輩のアソコがまたおっきくなってる。あぁん、気持ちいいよぉ〜」 
「お、俺もだ。ヤバい、今まで一番気持ちいい…」 
「私もだよ」 
「ゆ、友理奈ぁ〜」 
「先ぱぁ〜い」 

俺は思わず初めて熊井ちゃんの名前を叫んでいた。 
それだけの快感と幸福感をいっぺんにもらってしまった。 
熊井ちゃんも同時に果て、俺の上に重なっている。 

「先輩、卒業おめでとう…だけど、先輩が中等部からいなくなるのは寂しいな」 
「熊井ちゃん…」 
「わかってるんだよ、先輩はうちの高等部に進学するからいつでも会えるって。でも、先輩がいない中等部なんて寂しすぎだよぉ」 
「泣くな、俺はまた中等部に遊びに来るからさ。な、だから涙は卒業式までとっておいて」 
「うん、我慢する。我慢するよぉ、だけど…」 

泣き止まない熊井ちゃんの頭を何度も俺は撫でてやった。 
さらさらと流れる髪が美しく、撫でる俺までうっとりした。 

「先輩、この垂れ幕ね先輩だけのなんだよ。ほら」 
「あら?あっ、ジミー先輩って小さく縫ってある」 

そう、あの垂れ幕を見られまいとしたのはこういう訳だったのか。 
熊井ちゃんも大胆な事をするな、学校のものを改造するなんて。 
卒業式に教師がみたら腰抜かすぞ。 
俺専用なんて笑。 

「だから卒業式までは見られたくなかったんだ。これ見たのは明日には忘れて下さいね」 
「無茶言わないでくれよ笑。そんなに記憶力劣ってないから」 
「忘れて下さい。先輩を卒業式に驚かせようとしてたの台無しにしたんだから」 
「ごめんよ〜卒業式までに須藤さんに殴ってもらって忘れるよ」 
「茉麻をそんな風に使わないで下さい」 

俺、本当は卒業式は泣かないつもりでいたのにこの分じゃ泣きっぱなしだな。 
ハンカチは後輩分用意しなきゃな。 

おわり 

「あっ、先輩デート忘れないで下さいね」 
「忘れてた」 
「卒業式の後にじゃあ連れてって下さい。約束ですよ」 

後輩たちとの卒業間近の約束にはご用心。