「俺…もうずっとこのままなんじゃ…」 

全然大きくなってくれない俺の証。もう二週間、半月もそのままでちっとも治る気配がない。 
病院に行きたいが多忙でなかなかいけない毎日… 
なんだかおしっこをすると時々白いのが見える様な気がするんだが気のせいか? 

もうとっくに俺の異変はベリはもちろんキュートにまで知れ渡っていた。 

なんだか俺を見る目がよそよそしくて辛いよ。 

エッチしなかったら関係が薄れちゃうのかと思うと… 


あ、誰かこっちに来るぞ 

1 なんだ千奈美か 
2 梨沙子…ママはここじゃないぞ 
3 愛理ちゃん。どうした? 
4 早貴ちゃん…久々だね 



「珍しいですね。落ち込んでるなんて」 
会って早々言われてしまうとは…パッと見てわかるくらい凹んでんのかな 

「ああ…知ってるでしょ」 
「きっといつもエッチなことばかりしてるから神様が怒ったんですよ〜」 
うぅ、笑顔で…キツいな愛理ちゃん。 

「ぴくりともしないのよ、ぴくりとも」 
「へえ〜〜…」 
「こらこらつついちゃだめだよ愛理ちゃん」 

あ…出た、その笑顔。うわ〜いたずらっぽい笑顔。 
抱き締めて頭をもふもふしたくなっちゃうよ… 

1 慰めて愛理ちゃん 
2 …あっちいって。一人になりたい 
3 君じゃ勃たない。誰かエッチな娘連れてきなさい 



君の笑顔は眩しすぎるよ。今の俺には 
「…愛理ちゃん」 
「どうしました?」 
「………ごめん、一人になりたいんだ」 

…残念そうな顔をしながら、愛理ちゃんは部屋から出てしまった 


「…ふぅ」 


今は誰とも会いたくないんだ。そっとしておいてほしい。 

でも、さすがに今のはちょっときつかったんじゃないだろうか。 
せっかく心配してわざわざ来てくれた子に対して 

1 ふて寝する 
2 他に誰か来るのを待つ 
3 ドアを開けて追い掛ける 



後でちゃんと謝っとこう。 
寝て少し気持ちを落ち着かせるか… 


もやもやしたままソファーに寝ころがり、目を閉じた。 



……それからどれくらい経っただろう。 

誰かの気配を感じて 


1 目をあけると、隣にすやすや寝息を立てる愛理ちゃんが 
2 起きたら、俺の顔を撫でる愛理ちゃんが 
3 起きようとしたが体が動かない…!やられた! 



「愛理ちゃ…!」 
起きたら隣にいたからびっくりして声を出しかけたが、起こすのはいけないと思い口をふさいだ。 

い、いつからいたんだろう。あれから時間はどれくらい経ったんだ? 
時計を見てみたが30分ほどしかすぎていなかった。全然寝てないのにやけにぐっすり寝ちゃった感じなんだが… 

「…あ」 

俺の顔、愛理ちゃんの手が触ってる。触ったまま寝ちゃってるわ 

「………ふふっ」 

なんだかその姿を見てると… 

1 俺も顔をなでなで 
2 萌えるな。しばらく見ていたい 
3 いたずらで手を舐めちゃえ 



寝てるあいだずっと触れててくれたんだな。だから安心して寝られたのかもしれない 

俺も、愛理ちゃんに安心して眠ってほしい。だから 
「………ん…」 
そっと顔に触れててそのやわらかいほほを撫でた。 
……心なしかちょっと笑った様な気がする。 

体が触れ合うだけで、こんなあったかいんだな。 
忘れてたよ、こんな当たり前のことを… 

横に寝てる体勢で髪が顔にかかっているのを見てるうちにどきどきしてきた。 
なんか…たまらなくなる。やらしい気持ちじゃなくて… 

まともに見つめるのが恥ずかしくて、でも見てしまう、よくわからない気持ち… 

1 もう少し寝ようかな 
2 おでこにちゅっ 
3 俺から膝枕してあげよう 



髪をかきわけて白いおでこに唇をそっと触れた。 
…我ながら似合わないキスだな、と心の中で笑ってしまった。 

「…起きないのかな。ぐっすり寝ちゃってるけど」 

…きっと、疲れてるんだろう。 

自分も大変だろうに俺の心配をしてくれた愛理ちゃん。 
さっきはほんとに冷たいことを言ってしまった。 

1 起こして土下座 
2 添い寝してあげる 
3 大好きだよ愛理ちゃん!抱き締めたいよ! 



…せめて少しでもそばにいてあげたいな。 
「愛理ちゃん、隣…いい?」 

寝てるから答えるはずが無いのに聞いてしまった。 
そういや、こうやって聞いたことも最近はなかったっけ。 
なんだか自分の都合ばかりで皆と接していた気がするよ 

…マネージャー失格だな。 
人の気持ちを理解しようとしないだなんて…いけないよな 

「………ん…」 

あ、起こしちゃったか? 
「マネージャーさん…起きてたんだ…」 
「ああ。あの…さっきは、冷たくしてごめんね…」 

じっと俺を見つめる愛理ちゃん…やっぱり、簡単には許してくれないかな 

「どうしたんですか?素直に謝るなんて」 
「は?それどういう意味だよ」 
「だってマネージャーさんいつも謝ったりしないのに…」 


……愛理ちゃんを抱き寄せて、頭を腕に置いた。 
「……あったかいです」 
「愛理ちゃん…」 

「良かった…マネージャーさん、やっと笑ってくれましたね」 

にこ、と笑う愛理ちゃん。 
「俺はいつも笑って…無かったな、最近はさ」 
キュートは今は俺の担当じゃないし、たまに会うぐらいだったのに… 
それでも普段から笑ってないってわかるくらいだったのか。 

「みんな心配してるんですよ。マネージャーさんは一人じゃ危ないから」 
「……あははは、そうだな。言い返せないわ」 

ずっと、元気をあげてるつもりだったよ。 
まさかもらう方になってたなんてね。わからなかったよ 

「…辛くなったら私たちにも話してくださいね。力になりますから!」 

「うん」 


…愛理ちゃん 

ありがとう、素直にそう言いたいよ 





・おまけ 


州´・ v ・)<後輩もできたんだししっかりしてください 

(*マネ)<それにはやっぱりアッチの方でも力をもらわなきゃ 

州´・ v ・)<…… 
州´・ v ・)つ女王様の服<やれやれ… 

州#´・ v ・)<ふん!そんなしなびたきゅうりみたいなモノのくせによく言うわね!! 

(;マネ)<ひぃぃぃん…黒愛理ちゃんがでちゃった〜