…ここで梨沙子と友理奈が合流して取材だろ、 
雅と千奈美と母さんは卒業式の練習とかで遅れるって言ってたからあとにしてもらって。 
合間にポケモーのアンケート書かせて… 
それからあとがダンスレッスン。 
いや待て、この取材は17時までに終わらせないとだからこの日じゃダメだな。 
そうすると…うぁー、面倒くさい!! 
必死に書き込んでいたペラ紙をクシャクシャにしてゴミ箱に放り投げると、 
髪をかき乱しながらデスクに突っ伏した。 

わが娘たちがオフの日だからといって俺もいっしょにオフ、というわけにはいかない。 
スケジュールの調整、ファンレターやプレゼントの検閲、楽屋のお菓子の買出し。 
やらなきゃいけないことはいくらでもある。 
メンバーにすら仕事をしてないように思われてる俺だが、一応やることはやってる。 
今日だってこの通り、朝からずっと事務所のデスクで缶詰状態。 
さっきまで何人もスタッフがいたはずのこの部屋も今は俺しかいない。 

気付いたらこんな時間か。 
そりゃ℃-uteのほうも△△が何人か車で送っていったわけだ。 
あっちはそれで終わりだから事務所には戻ってこないだろうし。 
俺も帰りたいところだが、このスケジュール調整だけでも終わらせとかないとな。 
ん〜〜っ!!と一つ大きく伸びをして、再び新しい紙に予定を書き込み始める。 
そこへ。 

「まだお仕事してるの?」 
と、ここにいるはずのない子の声が聞こえた。 

1.舞美 
2.えりか 
3.母さん 



振り返ったら本来そこにはいるはずのない子。 
「ま、舞美!?帰ったんじゃなかったの!?△△さんに送ってもらって!?」 
「あー、ホントは、そのはずだったんだけど…」 
と頭を掻きながら俺に近づいてくるのは舞美。 

「…ちょっとおトイレ行ってたら、みんな出ちゃったみたいで…」 
はぁ!?ってことは何か、舞美は置いていかれたのか!? 
「ちょっ、△△さんに電話は?」 
「それがその、バッテリー切れちゃってて…」 
連絡も取れない、ってわけか。 
「みんなが出たのどれくらい前かって覚えてる?」 
「んー…たぶん、2、30分くらい前だと思うけど…」 
ってことは、気付いてたら今既に引き返してきてるだろうし。 
おまけに舞美に繋がらないからって事務所や俺にも連絡がないってことは未だに気付いてないかもな。 
うぁー、何やってんだよアイツ…。 

1.家まで送るよ、すぐに行こう! 
2.すぐに仕事片付けるよ、暫く話し相手になってもらおう 
3.△△を呼び戻そう、説教だ説教! 



本当ならすぐにも車出して送ってやるべきなんだろうが、俺にも仕事が残ってる。 
こっちを片付けとかないとみんなが動けないからな。 
電車で帰らせるなんて論外だ、補導されたりしたら℃-ute全体の活動にも影響するし。 
「悪いな、ちょっと待っててくれるか、すぐ仕事片付けて送ってやるから」 
「うん、でも無理しないで、私が悪いんだし」 
確か引き出しに…あったあった。 
「ほら、充電器、親御さんにちょっと帰り遅くなるって連絡しといてくれ」 
「はーい」 
充電器を携帯に繋ぐと、あっという間にメールを打ったらしい舞美は隣の席から俺の仕事を覗き込んでくる。 

「ふーん、私たちの見てないところでもこんな風に仕事してるんですね」 
「そりゃそうだろ、ちゃんとしてないと、俺がエッチだけしてるように見えるか?」 
「見え…ますね、正直w」 
「ちょっwww」 
まぁ、確かにそうなんだろうな。 
母さんや梨沙子も俺がこうしてちゃんと仕事してるところ見たら少しは見直してくれるのかね…。 

1.△△がマネージャーになった最近の℃-uteの話題を振る 
2.そろそろ期末テストの季節だろ、学校の話題を振る 
3.そういえば、チェックし終わって見せていいファンレターが引き出しに… 



「最近℃-uteのほうは大丈夫そうか?△△さんがマネージャーになって」 
「そう…ですね、相変わらず仲いいですし、いい感じですよ」 
ふん、うまく纏まってはいるみたいだな。 
「栞菜とかもようやく、最低限の会話くらいはマネージャーさんとできるようになったみたいだし」 
「そっか、うまくやれてるならいいんだけど」 
栞菜ちゃんは男嫌いだったからな…俺にはよく懐いてくれてるから忘れそうになるけど。 
「でも男の人がマネージャーだと助かるんですよ、力仕事とかもみんなやってくれちゃうし」 
ほほう…。 
「だからマネージャーさんもベリーズでそういうのずっとやってたのかなって思ったら、 
 ずっと男の人がマネージャーだったのが良かったな、って思ったりして」 
確かに、○○さんは病弱だから余計にそういう力仕事とかできなかっただろうし。 
「じゃあ舞美は○○さんがイヤだった、とw」 
「そんなこと一言も言ってないじゃないですか!!」 
いたたっ、叩くな!お前は馬鹿力なんだから!! 
ま、何にせよ、うまく纏まってはいるみたいだな。 

「安心してください、℃-uteのメンバーは、私たちのマネージャーさんと変なことはしませんからw」 
「あ、安心って…」 
舞美は多分軽い気持ちで、からかい半分に言ってるんだろうが、俺は本気で気にするぞ、それ。 

コンコン 
「まだ誰か残ってるのかい?」 
と、部屋の外からノックと、声が聞こえた。 
やばっ、部長だ!! 
舞美がこんな時間まで帰らずに残ってるのがばれるのはまずい! 
△△だけじゃなくて、俺の評価にまで影響するぞ! 
どうする!? 

1.とりあえず俺のデスクの下に隠れろ! 
2.「期末テスト近いですから勉強教えてたんです」と言い訳 
3.舞美、ドアを押さえろ!開けさせるな! 



とりあえずここで舞美がまだ残ってるのがばれるのはマズイ! 
「舞美、ちょっとここ隠れろ」 
「う、うん!」 
慌ててデスクの下に舞美を隠し、椅子を引いたのと同じタイミングで部長がドアを開けた。 

「おお、まだ残ってたのか、忙しいのか?」 
「いえ、あとスケジュールだけ立てたら取材の日程だけ編集者にメール送るだけです」 
「あんまり無理するなよ」 
「はい」 
それだけ言い残すと、部長は部屋から出て行った。 
カバンを持ってたから、多分もう帰るんだろうな。 
…バレなかった…よかった…。 
ドアが閉まる音を聞いて、大きく一つ息を吐いた。 

「舞美、もう出てきてもいいぞ…舞美…うっ!?」 
「マネージャーさん、これ、勃ってるんじゃないですか?」 
こ、こら!いきなり触るんじゃない! 
「そ、そうだけど、お、おい、うぁ!」 
「私と話ししてるだけで勃っちゃったんですか?エッチですね」 
「ち、違う!男は疲れてると立つんだよ!」 
お、おぉっ…そんなスリスリされたら…! 
「えー、だってなんかさらに元気になってきてますよ、なんかウソっぽーい」 
ちょ、ちょっと…! 

1.だ、ダメだって! 
2.そ、そのまま続けてくれ… 
3.ちょ、直接してくれないか? 



くぅぅ…不意打ちだったのもあって、俺の息子はあっという間に大きくなってしまった。 
「ま、舞美…その…直接、してくれ…」 
「えー、さっきの質問に答えてもらってませんよ、私と話してたから勃っちゃったんですか?」 
「だから最初は違うって…疲れてると立つんだよ、ホントに」 
「何でですか?」 
何でって…男の、いや、オスの本能なんだろうな、死を迎える前に自分の遺伝子を残そうとする。 
「ほ、本能…かな…」 
「ふーん…ま、マネージャーさんは節操ないですからねぇ」 
そう言うと舞美はチャックを開けて息子を取り出すと、ゆっくりとしごき始めた。 
舞美の手、あったけぇ…。 

「マネージャーさんの場合、疲れてなくても一年中エッチなことばっかり考えてるじゃないですか」 
「ち、違うって…うぉ、いい…」 
強弱をつけて手コキをしてくる舞美につい声が出てしまう。 
お、おいおい…俺まだ仕事が… 

コンコン  ……カチャ… 

ッ!? 

「あ、まだお仕事されてるんですね、お疲れ様です」 
う、うそ!?○○さん!まだ残ってたのか!? 
「お、お疲れ様です」 
「お忙しそうですね、まだお仕事残ってるんですか?」 
○○さんは片手にカップのコーヒーを持ってるところを見ると、まだ仕事が終わってないみたいだけど…。 
も、もしかして、休憩がてら雑談しに来た!? 
この状況、さっきの部長以上にヘヴィなわけだが… 

1.すいません、いま忙しいんで、と出て行ってもらう 
2.何とかバレないように会話を続ける 
3.そうだ、小春ちゃんを紹介してもらわないとw 



「そうなんですよ、あとスケジュールだけ決めちゃったら終わりなんですけどね」 
とりあえず、下に舞美がいるということをばれるわけにはいかない。 
幸いに椅子を引きさえしなければ、死角になってるから○○さんの角度からは舞美は見えない。 
「すいませんね、まだ片付かないんでそちら向けないんですけど」 
「いえいえ、こっちこそお仕事中にすいません」 
これで○○さんのほうを向かなくても会話も成立する。 
今向き直ったら舞美が取り出した息子さんが「こんにちぱ」するからなw 
相変わらず舞美は手コキを続けている。○○さんが居るからといってやめるつもりはないらしい。 
というかむしろ、俺がどういう反応をするか楽しんでやがるんだろう。 
くぅ…この絶妙な手つき! 
天国なのに地獄だ…! 

そういえば…○○さんもモーニングさんの担当になってけっこう経つし、仲良くなってるだろうな。 
ここはそろそろ…ニヤリ。 
「そういえば○○さん、実は折り入ってお願いがあるんですけど…」 
「なんですか?」 
「久住小春ちゃんとはけっこう仲良くなりました?」 
「そ、そうですね、それなりに…」 
なんだ?なんか顔が赤くなった気がするけど、○○さん。 
「ちょっと仲良くしてみたいなー、なんて思ってですね…でっ!!」 
いててててててて!!こら舞美!息子を力任せに握るな! 
痛い痛い痛い!もげる!潰れる!! 
「???」 
「あ、や、何でもないです、ちょっといきなり脚が攣って…」 
「だ、大丈夫ですか!?」 
慌てて机の下に手をやって舞美の手を引き剥がし、息子をしまって脚を伸ばすフリをする。 
バレたらえらいことだからな。 
おっと、机の下から舞美が睨みつけてくる、怖い怖い。 
ここで話をしたのは失敗だったな…。 

「なんとか大丈夫そうです、大したことないですから」 
「そうですか?で、小春ちゃんがどうしました?」 
「あーいや、ちょっとサインでも貰えたら…と思ったんですけど、やっぱいいです、ハハハ…」 
何とかごまかすと、○○さんも不承不承ではあるが納得したみたいだ。 
危ない危ない…。 

「じゃあ私もそろそろ仕事に戻りますね、お仕事頑張ってください」 
「○○さんもあんまり無理しないでくださいね、お互い頑張りましょ」 
何とかその後もバレずに、数分間雑談をして○○さんは戻っていった。 
バレなくて良かった…けど、俺の息子は相変わらず大きなままだ。 
そして、机の下には俺を睨みつける舞美。 

1.つ、続きをしてくれないか? 
2.ごめん!さっきのは冗談だ 
3.酷いじゃないか!いきなり握るなんて! 



引き剥がしてからは一切俺にイタズラしてこようとしなくなった舞美。 
こりゃ相当怒ってるな。 
「ごめん!っていうか冗談だって、冗談!」 
「さっきのマネージャーさん、相当エッチな目してましたよ?」 
「うぐ…」 
正直、否定はあんまりできないな。 

「マネージャーさんがエッチなのは今に始まったことじゃないですけどね」 
「うぅ…反論できない…」 
「だってあんなに握ったのに全然小さくなってないし」 
「はぅ!」 
だ、だからそんないきなり触るの禁止ぃ! 
「ま、舞美、怒ってたんじゃ…」 
「怒ってますよ。エッチなマネージャーさんに」 
う、うぉ…ま、またズボンから出して、そんな早く…! 
「くっ、お、怒ってるのに、なんで…」 
やばい、気持ちよすぎる! 
「私からもお仕置きしないと気が済みませんから」 
そう言いつつどんどん手を動かす速度を早めていく。 

…う、で、出るっ! 出……え? 

ま、舞美?なんで手を止める?こんないいところで!? 
「ですからお仕置きですよ。イタズラはおしまいです、お仕事早く終わらせて送ってください?」 
そ、そんなぁ… 

1.た、頼む舞美!こんな状況じゃ仕事にならないよ! 
2.うぅ…わ、分かりました…仕事、仕事…(涙 
3.せ、せめて出させてくれ、自分でするから 



「ま、舞美…ごめんなさい、反省してます、だから出させてください」 
「ダメです」 
「じゃ、じゃあしなくていいから、自分でするから、それだったら…」 
「それでもダメです、ベリーズと℃-uteだけじゃなくてさらに他にも浮気しようとする人には」 
「そんなぁ〜」 
結局、どんなに懇願しても舞美は出すことを許してくれなかった。 
うぅ、生殺しだ〜。 
「ほら、早くお仕事終わらせてください。明日も私学校あるんですから」 
「うぅ、分かったよぉ…」 

数十分後、無事に仕事を終わらせた俺は舞美を車で送るために出発した。 
が、車の中でもやっぱり触ってはくれなかった。 
「ありがとうマネージャーさん、お陰で助かりました♪」 
「あぁ、こっちこそつき合わせて悪かったね」 
「もう浮気はダメですよ、私の前で他の子の話ししたら…」 
グッ、とパーにしていた手を握り締める。 
…舞美ならホントにしかねないな。 
「悪かったって、もうしない」 
「それじゃマネージャーさん、おやすみなさい」 
「あぁ、おやすみ」 
舞美は俺の車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。 

猛反省と不完全燃焼の情けない気持ちのまま家に帰り着いた俺が、 
泣く泣く自分で始末をつけたのは言うまでもない。 


从・ゥ・从<ガーッ! (*マネ)<ああ… 从;・ゥ・从<あら?取れちゃった… (;マネ)<うわあああああ!! リl|*´∀`l|<マネージャーさん♪ (*新マネ)<え? (;マネ)<いやお前じゃない俺だえりかが♪つけるのは俺だけだ リl|;´∀`l|<ホントにマネージャーは独占欲強いんだよ ∀`l|<独占させてくれないくせに ノk|*‘−‘)<独占♪ (*マネ)<栞菜… リl|*´∀`l| リl|#´∀`l|<栞菜、いい子だから離れなさい ノk|‘−‘)<やだ!お姉ちゃんに言われたってやだかんな リl|#´∀`l|<私が優しく言ってるうちに離れなさい… (*マネ)<なならさ、えりかもおいでよ ノk|*‘−‘)<さんせーい!だかんな リl|#´∀`l| リl|*´∀`l|<あ、マネージャー♪ (;新マネ)<ふぇっ!? リl|*´∀`l|<ぎゅ〜っ (*新マネ)<え〜っ!? (;マネ)<え〜っ!? ノk|;゜Д゜)<え〜っ!?!?!? (;新マネ).o0(どうしよう、俺、梅田さんのことが・・・うぁぁぁ!) 梅さんは司馬懿仲達 もしくは諸葛亮孔明だな (#マネ)<えりかちょっとやりすぎじゃないか? リl|*´∀`l|<なにが? (;新マネ)<あわわ…くっつきすぎだよ リl|*´∀`l|<ホッペスリスリ♪ (*新マネ)<いっいけない、ああああ (;マ皿ネ)<きぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!!! リl|*´∀`l|<(怒る顔もかわいいんだよ) ノk|‘−‘)<(お姉ちゃん遊んでるかんな) 梅さんにダシに使われる新マネwww 梅さんを好きになる新マネ リl|*´∀`l|<今日はどんな下着で驚かせようかな?