みんなチョコくれると思ってたのに…全然無いよ。 やっぱりそうなのかなー。普段から浮気ばっかりしてるからこういう時に皺寄せが来るのね 「誰かチョコちょうだい」 一瞬だけ俺を見たが、すぐにまたいつもの行動に戻るメンバー。 キュートは冷たいなぁ…普段はあんなに懐いてくれてるのに 「はい」 ん?頭に何か乗せられたぞ。…ってこれ、チョコか?! 「ほしいんでしょ?あげる」 「か、栞菜ちゃん!」 君が最初にくれるなんて思わなかったよぉ。優しいなぁ 1 お返しに今すぐHだ! 2 この場で食べる 3 やけに笑顔だな。何かしてほしそうだ うれしかった。栞菜ちゃんのキモチが 「食べてみて」 「わー、ハート!なんか…照れちゃうなぁ。いただきまーす」 思い切り栞菜ちゃん手作りのチョコにかぶりついた。 ¨ガキンッ¨ …あ、あら?なんだこりゃ、どうして割れないんだ?めちゃくちゃ堅いぞ。 「あれ?堅すぎた?うそ、ちょっと冷やしすぎちゃったかな」 そんな顔しないで …きっと俺がちゃんと割れれば喜んでくれるはず。 「うまい、うまいよ、栞菜ちゃん」 「ホントに?!やったぁ!」 まるで煎餅をかじる様な音を立てながら根性で堅いチョコをかじっていく。 は、歯だけは丈夫でよかったぁ。痛いけど… それにせっかくくれたんだから不味そうな顔をするのはよくないだろう。 でも正直、味は…… 「…ホントにおいしい?」 う、その質問は…困るよ 1 おいしいってば 2 …正直に言った方がいいかもな、今後のためには 3 試しに食べてみる? 適当に答えちゃいけない。ここは正直に言おう。 「…ごめん、正直に言うとあんまり美味しくない」 「そ、そうなんだ。ごめん」 最初は笑ってたけどだんだん元気が無くなっていくのが分かった 「でもうれしいよ。料理はこれからうまくなればいいじゃん」 「う…うん…」 やっぱり…言わない方がよかったか?なんかあまり笑わなくなっちゃったし 「…一生懸命、作ったのになぁ。だめだったんだ…」 「栞菜ちゃん…」 何も言わず静かにうつむいてしまった。 どうしよう、こんなつもりじゃなかったのに 1 気にしないで、と髪を撫でてあげよう 2 膝に座らせてなぐさめる 3 キスしよう 「気にしないで…」 「…やだ。気にするかんな」 髪を撫でてみたけどすっかり機嫌を悪くしてしまった栞菜ちゃん 「言いすぎたよ、ほら膝に座って。なぐさめてあげる」 「……………」 素直に座ってくれたけれどやっぱり不機嫌そうだ。 「…ごめんね、マネージャー。楽しみにしてくれてたのに」 「あ、いや」 …ちがうな、不機嫌って感じではない。むしろ俺に対してすまなそうな感じだな。 「美味しいって、言わせてあげられなかったなぁ…」 栞菜ちゃんの目から涙が一粒こぼれ落ちた。 それで我慢できなくなったんだろう、ぽろぽろと落ちてとまらなくなって… こりゃ大変だ。栞菜ちゃんを傷つけてしまうなんて 1 キスして涙を止める 2 泣き止むまで抱き締める 3 胸をもんで気を紛らわせる 傷つけたのは俺だ、だから…抱き締めてあげたい。こんなことくらいしかできないけれど 「ひっく、ぐすん、うぇえええん、うわぁああぁ…」 「栞菜ちゃん…」 でも、いくら待っても栞菜ちゃんは泣き止む気配が無い。 よほどチョコが美味しくないと言われたのがショックだったのかもしれない… 俺…何やってんだろう。こんないい子を泣かせて。 「悔しいよぉ…うまくできなかったよぉ」 1 まだ抱き締めて泣き止むまでそのまま 2 …口付けすれば、悲しみは無くなるかな? 3 耳たぶを噛んだり体に触れたりしてスキンシップ 震えるそのちいさな体をただ抱き締めてあげた。泣き止むまでずっと 「……マネージャーさん…」 ようやく泣き止んだけどまだぐずっている栞菜ちゃん。 「何……うっ、んん…っ」 涙をこぼしながら俺に口付けをかわして、角度を変えながら舌で中に侵入してきた。 「んん、ん…んぁあっ、ん」 泣きながらやるキスは色っぽかったけど、見てて胸が痛かった。 「ねえ、お願いがあるの」 「何?」 「今日は…Hできない。でも…可愛がって。あの、キスしたり、お、おっぱい触ってもいいから、Hは…」 無理もない、か。かなり傷ついてるし。 …でも、強引にいけばしてくれそうな気もするが 1 わかった、Hしない。でも愛撫はしまくるよ♪ 2 …傷つけたから、だからこそHであやまりたいんだ 3 もう一度キスしよう。今度は深く、激しく 俺には見えた。栞菜ちゃんの目が怯えている様に… 今はHできる様な状態じゃなさそうだ。やめよう 「いいよ、でもキスはするよ」 「うん…」 ぎゅ、と俺の肩の辺りを掴んで見上げる。 重なる唇、溶け合う様な俺と栞菜ちゃんの熱い吐息。 「はぁ〜〜〜……」 「ん、激しいよ栞菜ちゃ、んん…ッ」 目をそらさずに互いの舌をこすりあっているうちに、思わず下が反応しかけたが… なんだかそれは今の栞菜ちゃんに失礼な気がして必死で我慢した 今はやらしいことをしてるんじゃない。傷ついた気持ちを少しでも癒そうとしてるんだから。 1 胸に優しく触れる 2 唇を離して顔を撫でてあげよう。つつむように 3 栞菜ちゃんにハグしてもらおう 「はぁ…っ」 唇を離したら切なそうに眉をしかめたけど、 その顔を見るのがつらくて今度は両手で撫でてあげた。 「マネージャー…さんっ…」 「あったかい?俺の手」 にこ、と笑って自分の手を俺の手に当ててつぶやく 「…うん、あったかい」 …栞菜ちゃんは誰よりも愛に飢えている。 決して口には出さないけど、かならずいつも誰かと一緒にいなきゃ嫌なんだ 寂しくなるのを、時に異様な程に嫌がる。 俺も嫌だ。栞菜ちゃんの笑顔が曇ったりするのは …やばい、 「マネージャーさん顔赤いよ?まさか私のこともっと好きになっちゃった?」 「こっこら、あまり俺をからかうな」 …その笑顔、このまま手を離したくなくなってしまう。 「じゃあ私料理がんばっちゃお!次こそ美味しいって言わせるんだかんな」 あ、待って!このまま君を離したくな…! 「さー頑張るぞー!」 …な、なんだよこの気持ち。 俺… ……俺…
ノノl*∂_∂'ルノk|*‘−‘)川*^∇^)|| リl|*´∀`l|<恋する女はきれいなんだよ リl|*´∀`l|<…私も狙っちゃおうかな?