今日は仕事で梨沙子の写真集撮影のつきそいで、とある場所までやってきていた 場所がどこかはいずれ写真集発売で明らかになるのでこうご期待だ 写真集の撮影中、梨沙子は中1とは思えない色っぽさでカメラをみつめている そういや、もう中2になるんだな・・・時がたつのは早い あっという間の1年間だったな、俺のマネージャー生活も 「奴隷さん、起きるゆ〜起きるんだゆ〜」 「・・・うっるさいな〜誰だよ・・・」 時計をみるとまだ朝もやのかかった5時過ぎにもかかわらず、誰かが起こしてくる 俺は疲れて眠いんだ・・・やめてくれ・・・ 「奴隷さん、これが目に入らんかだゆ〜」 俺は薄目を開けて、声がする方をみてみると『レンタルショップMIYABI』と書かれたカードがあった そういや、雅ちゃんがこんなカードを作っていたっけ ん?雅ちゃんはここにいないのに何であるんだ 「ようやく起きた。今から散歩したいんだけど、行かない?」 梨沙子か、驚かすなよ 1 そんなカードじゃ俺は起こせないぞ、拒否してやる 2 散歩ならいいぞ、いくぞ〜1、2、3歩。ほら、三歩だ 3 仕方ないな〜ちょっとだけだ そんなカードじゃ俺は起こせないからな、拒否だ まだまだ寒くてベッドから出る気がしないし、眠いのには逆らえない 梨沙子が何やらしだしたようだが、俺は寝るって決めたんだから寝てやる おやすみ〜 と、突然重いものが俺の上に圧し掛かってきた 「ぐへぇ〜」 「早く起きるゆ〜みやはこのカードをみせれば、絶対言うこと聞くっていってたゆ」 「ぐ・・・お前、身体揺らすな・・・俺、死んじゃう」 こうして、カードの効力よりも梨沙子の実力行使に出たことによって俺は散歩につきあうことに 「まだ霧が出てるし、散歩には危険だぞ。まったく、何が楽しいんだか」 「朝は早く起きたほうが健康にはいいんだよ。知らなかった?」 「俺はもう健康的な生活送れる身ではないのだ。深夜まで残業があることだって日常的だし」 「屁理屈ばっかりだゆ〜。大人なら素直にありがとうって言うんだゆ」 梨沙子はむすっとした顔をしながらも、俺の腕にしがみついて歩く 霧が濃くて怖いっていうより、俺にくっついて歩きたいのかもな 「ね、とっても神秘的だね。ほら」 霧の中を突然走りだし、くるくると回転してはしゃぎまわる梨沙子 そういや、中学のときに菅谷と出会ったのも早朝で、初めて自転車に乗せたのもこういう日だっけな 「奴隷さん、今さ〜すっごく思い出に浸ってない?りぃはわかるんだゆ」 俺の心を見透かしたようなことを言い出す梨沙子のいうとおり、俺は急にあの日のことを思い出した 早貴ちゃんからもらった牛乳を飲みながら、俺は1人まだ霧がかった町の中を歩いていた ランニングする人とすれ違ったり、顔も知らないおばさんから声をかけられたりと中々面白い 珍しく早起きはするものだな、と思っていると見知った顔がこちらへとやってきた 「あ、ジミー。おはよう」 「何だ、菅谷か。おはよう。どうしたんだよ、こんな早くから」 「今日は早起きしたらジミーと会えると思ってたんだゆ。だから、ここに来てみたの」 その顔にはしっかりと私は予知してました、とでもいいたげな笑顔がある こいつ、ちょっと不思議な雰囲気もってるかと思ったら、本物の不思議ちゃんだったか? 1 まったまた〜面白いこというんだな、お前w 2 いやいや、俺もさ〜お前に会いたくて会いたくてさ〜 3 朝から霊視とかそういう話はごめんだし、ここは適当にあわせておこう 「いやいや、俺もさ〜お前に会いたくて会いたくてさ〜」 ぱっと顔を輝かせ、目を潤ませると顔を俯かせてしまった やっぱり女の子はこういう台詞に弱いんだなw 「ジミー、今、思いついたこといったでしょ。りぃにはわかるんだゆ」 「いやいや、そんなことないって。俺は」 「ううん、りぃには嘘はいけないゆ」 今日の菅谷の顔はマジっぽいし、下手な洒落は通用しそうにないな 俺の軽口も自重しないとな 「でも、本当に会えたから許してあげるゆ」 そう言って、俺の隣に並んで歩き出した 「ついてくるのはいいけど、俺はこの後は帰るだけだぞ」 「なら、ジミーの家に行くからいいもん。じゃあ、きまり」 有無を言わせぬ、魅力的な笑顔を振りまいて菅谷はスキップしだした そんなに俺の家に行くことが嬉しいのかな 「さて、ここが我が家だ。休日だし、うちの親はまだ寝てるだろうから、ゆっくりあがってくれよ」 「はぁ〜い」 「だぁぁぁぁ!!声が大きい」 「はぁい」 来てしまったものはしょうがないとうちにあげたまではいいが、この後どうしようか 1 2人だけど王様ゲームしない?w 2 せっかくだし、ゆっくり話でもしてコミュニケーションを 3 ベッドに座らせて、うへへへへへ 大した御もてなしはできないから、話でもしてみるか 「男の子の家なんて初めてだから緊張するゆ。ちょっと落ち着かない感じ」 「いきなりは無理だろうけど、気楽にしてればいいんだって」 「しかも、ジミーのおうちだし・・・」 「俺んちだからって緊張することないだろ。はい、クッション」 クッションを渡すと抱きしめたまま、俯いて中々こっちを見ようとはしてくれない そんなに緊張することないのにってのは無理な話か 「あんな早朝にお前と出くわすと、初めて会った日を思い出すな」 「そうだゆ〜いきなり、りぃに太ってるって言ったんだゆ〜失礼しちゃうもん」 「それは何度も謝っただろ。ラーメン屋にも連れていったし」 「もう怒ってないゆwそれから色んなことあったゆ〜穴に落ちたりとか不良に絡まれたりとか」 「あったなw本当、お前といると飽きないよなw」 「それはりぃの台詞だゆ〜ジミーのほうが面白いゆ」 つい数ヶ月前なのに何だかすごい昔みたいな気がしてならない 前はこんなに仲良くなれるとは思ってもみなかったからな 1 まだ話がしたいな 2 おっと、うちの親がおきだすし、外へ出るか 3 あぁ〜ムラムラきちゃったもんに〜 落ち着かない菅谷をみているうちに、俺まで落ち着きなくなり部屋中をキョロキョロしていた すると、時計の針がもうすぐ8時を指そうというところだった ヤバッ、うちの親が起き出してくる時間帯だ 「そろそろうちの親も起きるから、また外へ出ないか?」 「うん、ジミーがそろそろ言い出す頃かなと思ってたゆ」 「何だよ、それもお見通しだってか」 親にバレないようにと、慎重に階段を下りて、俺は愛車の後部座席に菅谷を乗せた 「よっしゃ、出発だ。行き先はどこがいい?」 「うぅ〜ん、どうしようかな。ジミーとならどこでも楽しいんだゆ」 「なら、町中をひとっ走りするか」 「うん」 何人も女の子を乗せて走ったこの自転車だが、後輩を乗せるのは初めてだ 俺の背中によりかかってくる菅谷の手が自然と腰に回された だけど、それ以上に背中に当たるものが気になって落ち着かない 「お前さ〜最近、また大きくなったろ?」 「ん?何がだゆ」 「まぁまぁ、気にするな。これは褒めてるんだぞ、とっても発育がいいって」 「褒められるのは嬉しいゆ」 褒められたことで菅谷はもう俺を離さないのではないか、てくらいに強く抱きしめてきた あ、やっぱりこいつ胸でかくなったなw 触ってみてぇよ、でも触ったらいけないんだ・・・ 1 もっと褒めちぎってしまおうか、そうすればwww 2 股間のものが大きくなってきた・・・今だけは雰囲気を壊したくない、小さくなぁれ 3 俺って音痴のわりに歌好きだし、歌ってこの場をしのぐんだ 俺も音痴のわりに歌は好きだし、歌ってこの場をしのごう こんなところで、股間のもっこりに触れられたりしたら大騒ぎだろうし・・・ 「小さい頃は〜神さまがいて〜♪」 「あ、それ知ってるゆぅ。魔女の宅急便だ〜」 俺が歌いだしたのにつられて、菅谷も一緒に歌いだした 歌のセレクトがうまくいったらしく、後ろから聞こえてくる声からノリノリなのがわかる 俺の気も胸から離れていってるし、これはホッとした 「優しさに包まれたなら〜♪」 そんなこんなで走っているうちに町には人があふれ出し、活気が出てきた 「ジミーはきっとこの歌選ぶと思ってたゆ。りぃは魔女に憧れてるんだゆ」 「へぇ〜魔女ねぇ」 魔女か、あの魔法とか使うファンタジーの登場人物に憧れてるのかよ ますます不思議な感じだよな、菅谷って 1 魔女に憧れる年でもないんじゃないの?w 2 じゃあ俺にお願いごとが叶う魔法をかけてほしいな 3 チンカラホイで、菅谷のスカートがめくれろ 魔法使いっていうと、俺は世代でもないんだがドラえもんを思い出す のび太がもしもボックスで魔法を使える世界を作るって話だ 俺もあれをみてはチンカラホイと唱えたものだな 「チンカラホイ」 なんとなく、気まぐれに俺はその呪文を唱えてみた 何も起こらなくても俺は別段驚きもしない いつも何も起こりはしなかったからな すると、向かいから突風に吹かれて自転車が進まなくなった 「キャっ」 「え?どうした、どうした」 「後ろはみないでぇ〜」 見ないでっていわれても、悲鳴を聞いたらほっとけないだろ 「おい、菅谷大丈夫か?」 「大丈夫だからあっち向いてて」 そんなこといったって、声が必死そうじゃないか 俺は慌てて後ろをみてみると、菅谷のスカートが突風でめくられているところだった うっひゃ〜こいつはすげぇぞって、パンツみえねぇじゃん 1 もっと首を伸ばしてよく観察するか 2 チンカラホイを連発して風を強くする 3 よそみ運転はいかん、前をみなきゃ おいしいところまでいって餌にありつけないなんてあんまりだ 俺はさっきよりも集中して、呪文を唱えることにした 今度はもっと強い風吹かせて、チラっと後ろみただけでもみえるようにしちゃうもんね 「この風何とかしてほしいゆ〜」 「チンカラホイ!!チンカラホイ!!チンカラホイ!!」 「もぉ〜ジミー、りぃの話聞いてほしいゆ」 「今は大事なところだ。お前も一緒に呪文を唱えるんだ。そうすればいいことが起こるぞ(俺にな)」 「何だか知らないけど、いってみるゆ〜風がやむなら一緒に言うゆ」 「チンカラホイ!!」 そして、 「きゃああああああああ」 きたきた〜この感じぃ いつもならこんな強風なんて迷惑だが、今だけならありがたい神風だ どれどれ、うほっ今日は大人っぽく黒ってか〜ませてるねぇ 「あ〜鼻の下のばしていやらしいゆ〜りぃのパンツみたゆ〜」 「みてねぇってwみえたんなら風のせいだって。風のせい」 「馬鹿馬鹿、ジミーの変態」 「お、お前暴れるんじゃねぇ〜危険だろうが〜」 こうして、俺たちは前方不注意により電柱にぶつかってしまった・・・ 1 電柱かと思ってたら熊井さんではないですか 2 いたたた、菅谷平気か? 3 足をけがしてる。俺がけがしたところを舐めてあげよう 「いたたた」 俺たちは見事に転倒し、菅谷はうまく受身が取れずに膝をすりむいてしまっている 血が出てるし、本人は今にも泣きそうな顔でとても痛そうだ 「へ、平気か?」 「平気なわけないゆ〜ジミーがよそみするからだゆ」 「ごめんよ。ちょっと浮かれすぎたよ」 「むぅ〜今日は絶対にラーメンおごってもらうゆ〜」 あらら、むくれちゃってさ・・・一杯どころか何杯でも食べそうだな そんな俺たちの背後からもいててて、と声が聞こえてきた 「ひぃ〜ん、痛いよぉ。うう」 どこかで聞いた覚えのある声だと思い、振り返ってみると・・・ やや、電柱かと思ったら熊井ちゃんではないか しかも足をおっぴろげてパンツ丸見えだ 「しまパンか」 「ふへ?あああああ、先輩。さっき私にぶつかったのは先輩だったんですね」 「あはははは、ごめんごめん。前方不注意だったよ」 「笑って許されることじゃないですよぉ。ひどいですぅ」 こちらは既に半べそどころか目から大粒の涙がこぼれている どうしよう、ほっておくわけにはいかないな 1 菅谷のこともあるから、また今度ね 2 よし、熊井ちゃんもラーメンおごってあげるから許して 3 で、電柱かと思っちゃったよwごめんごめん 4 変態紳士的にパンツを凝視しながらハンカチで汚れをふいてあげる 熊井ちゃんは尻餅をついて座りこんでいる。 俺はほっとけないこともあり、ハンカチを取り出すと熊井ちゃんの汚れをふいてあげた もちろん、三角地帯に視線はずっと集中したままだったが 「ひぃ〜ん、酷すぎます。前見てないなんて…」 「ごめんごめん。君にもラーメンおごってあげるから今回のことはチャラにしてくれ」 「ラーメンで機嫌とろうなんてあんまりですよ〜」 俺の不注意?がよくなかったとはいえ、二人には悪いことをしたな 菅谷はラーメンおごる話で舞い上がって、さっきからみそラーメンと呟いているしな 熊井ちゃんもラーメンで手をうってほしい 「頼む、ラーメンでここは手をうってくれ」 「いつもならデートて言ってくれるのに今日はいってくれないんですね」 何だか寂しそうだな どうしようか、熊井ちゃんには別の手をうつか? 1 やはりデートしかないのか? 2 ラーメンでいいだろうと強制 3 俺に惚れたのが運のつきだ、と納得させる こりゃデートするしかないな そうじゃないと納得してくれないっぽいし、何より菅谷を待たせているのが気がかりだ 「わかった。熊井ちゃん、今日は先約いるけど次回デートするからそれで許して」 「そんなこといって約束破ったら、さすがに許しませんよ」 熊井ちゃんには悪いと思いつつ、俺は自転車を起こして菅谷と再び町へ繰り出した 「今の人知り合い?」 「まぁな。本当に悪いことしたなって反省してるよ。熊井ちゃんにも菅谷にもさ」 「ジミーはもうちょっと真面目になるんだゆ〜」 と、後ろから頭を小突かれた俺は、ちょっぴり場を弁えないといけないと反省した そうこうしている内に、俺たちはあのラーメン屋まで来ていた 今日は開店前だからかまだ人だかりが出来ていない 「よかった〜今日はりぃたちが一番乗りで味噌ラーメン食べられる」 「そんなに味噌ラーメン好きか?」 「うん。だぁい好きだゆ〜」 味噌ラーメンのことに話が及ぶと満面の笑みとなった そんな菅谷をみていたら俺まで味噌ラーメンが食いたくなった 店が開くと俺たちは揃って味噌ラーメンを注文した 「ジミーも味噌ラーメン〜♪だけど、今日は罰としてチャーシューはもらうゆ」 菅谷はサッと俺の丼からチャーシューを取ると、ニッと笑ってチャーシューを口にした 「ん〜やっぱりチャーシューは美味しいゆ〜」 「お前酷いぞ。それ楽しみだったのによ」 「ジミーが悪いんだゆ〜♪」 他の席の客から賑やかだなという目でみられたが俺たちはお構い無しに騒いだ これが若さゆえの行動なんだしな 「たらふく食ったな。やっぱりこのラーメン屋は最高だ」 「んふふ、ジミーと一緒だし今日はすんごく美味しかったゆ」 「よし、これからお前の家まで送ってやるからな。ちゃんと掴まってろよ」 「大丈夫。ジミーがいいって言ってもりぃは離さないから」 何だか心まで温かくなる言葉をいわれ、俺はいつも以上に張り切ってこいでいった 風を切るようにこぎ、後ろの菅谷も笑っていた 「ついたぞ」 「うん、今日は楽しかったゆ〜ジミー」 「また学校でな」 「あっ、ジミー」 「何だ?」 呼び止められた俺は駆け寄ってくる菅谷がする行動に対応できなかった 「りぃからのおまじない。ジミーがちゃんと帰れますようにって」 照れくさそうに俺はキスされた頬を撫でた まだ実感がわいてこないのだ、目の前の天使にキスされたなんて 「梨沙子、今日はラーメン食いにいくか?」 「うん。りぃは奴隷さんがそう言うって知ってたゆ」 こいつめ、例の予知か〜侮れないな まるで菅谷みたいなことを言いやがって 「よし、ちゃんと掴まったか?」 「大丈夫」 しがみついた梨沙子を乗せて俺はラーメンを食いに自転車をこぎだした
ノk|‘−‘)<ベリにはあの人の奥さんに子供たち、深く愛し合う恋人がいるかんな…… ノk|‘−‘)<うちには決まったポジションの子がいないかんな ノk|‘−‘)<…… ノk|*‘p‘)<栞菜プロデュースするかんな。ま、まず愛理は私の奥さん… (;マネ)<舞美、こないだはいきなり襲ってごめんな 从・ゥ・从 ?从・ゥ・从? (;マネ)<忘れられるというのも辛いな ノk|*‘−‘)<マネージャーには感謝してるよ (マネ)<え? ノk|*‘−‘)<大好き (マネ) (*マネ)<照れるよ ノk|*‘ρ‘)<お陰で下ネタが話しやすくなったかんな