新年早々、萩原は俺の隣で空を見上げて憂鬱そうだ 
友達をいたわる気持ちくらいは俺にだってあるからして、このロリコン野郎に原因を訪ねた 

「それか。ふっ、妹のいないお前にはわかるまい。うちの舞がランドセルをもうしょってはくれなくなるかと思うと鬱になる…」 

何を悩んでるかと思えば、コイツはそんなことで悩んでるのか… 
確かに妹がいないし舞ちゃんだっていないが、舞ちゃんがランドセルしょってくれないのは悲しい 

「友よ、その寂しさわからなくもない。さぁ俺の胸でなくがいいさ」 

今日くらいは俺の胸でよければ貸してやる、と冗談交じりにいってみたが… 
げっ、マジに胸めがけて飛び込んできやがった 

「ジミー、お前が友達想いだなんて意外だったぞ。遠慮なくいかせてもらう」 
「離れろ、馬鹿野郎〜人にみられたから誤解されちま…」 

あっ早貴ちゃん… 

「取り込み中にごめんなさい。ジミー先輩また後で用事は話します」 

待って下さい、誤解なんです 
俺はノーマルなんです 

1 萩原を抱きかえす 
2 誤解をとく 
3 早貴ちゃんもおいでよ 



思えば、この男をそっちに走らせたのは俺だったのかも 
きつく抱き締める萩原の目の真剣さに俺はマジにここから逃げたかった 
が、早貴ちゃんの用事も聞かずに逃げるわけにはいかない 

「早貴ちゃん、君もおいでよ。ヘイ、カモーン」 

白い目で俺をみないでぇ〜ノーマルなんだよ、俺は 
軽く迷う振りもなしなんてどこまで勘違いされてるんだ 

「いえ。今日は友理奈ちゃんのことで話しがあったんです。ジミー先輩、またあとで」 
「行かないで〜」 

何とか呼び止めることに成功した俺は熊井ちゃんのことを聞くことにした 

「熊井ちゃんに何があったの?」 
「先輩と初詣にいって冷たくされたって泣きはらしてます。私が宥めたりしたんですけど効き目なくって」 

そうだったか…あの日以来顔をあわせづらくて遠回しにしていたからな 
熊井ちゃんに会いにいったほうがよさそうだな 

「ジミー先輩、先輩が女の子大好きなことくらい知ってますから安心して下さいね〜キュフフ。ちょっと意地悪してみました」 

わざと白い目してたのかよ〜早貴ちゃん意地悪だな 

1 とりあえず熊井ちゃんに会いに 
2 早貴ちゃんもっといじめて 
3 邪魔いないし萩原アーッしよう 



早貴ちゃんは人差し指をたてて可愛い笑顔を向けてくる 
まだ何か用事でもあるのかな? 
もしや俺をもっといじめる気なのか 
いじめられて不快になるより、むしろ快感だったけど 

「早貴ちゃん、先輩いじめるの楽しい?意地悪した後の笑顔が最高だったよ」 
「キュフフ、先輩からかわれて笑顔でいるなんて変ですよ」 

変といわれようと俺は君にいじめてほしいな〜 
からかってくれるだけでいいんだ 

「もぉ〜私に何か期待するより友理奈ちゃんにあってあげて下さいね。その後なら遊んであげますから」 

早貴ちゃんはそう言うなり屋上を後にした 
そうだ、熊井ちゃんの元に向かわないとなんだ 

1 急いで向かう 
2 面白いネタを仕込んでからいく 
3 早貴ちゃん心細いから一緒にいこう 



俺は慌てて屋上からでると、我が姫のまつ城へと走った 
熊井ちゃんは席についてどこか遠いところをみる目で物思いにふけっている 
あんなに笑顔を絶やさない子が今では萎んだ花みたいに大人しい 
こりゃ責任重大だなさて、前と同じで呼び出してもらったほうがいいかな 

1 後ろから抱きついて驚かす 
2 ジミントとなって近づく 
3 普通がいいよ、って柄でもないけどさ 



あの無防備な後ろ姿をみていたら無性に抱きつきたくなったぞ 
ようし、サプライズプレゼントとして抱き締めるか 
俺は何食わぬ顔で教室に入り、熊井ちゃんの背後までいくとぎゅっと抱き締めた 

「だぁれだ?」 

熊井ちゃんは声を聞いて誰かなんてわかりきってるはずなのに、俯いているだけで何も答えてくれない 

「王子が姫を迎えにきましたよ。さぁ一緒に行きましょう」 
「…お姫様なんてどこにもいません。私はただの熊井友理奈です…先輩に冷たくされて傷ついた女の子です…ひっく」 

泣き虫な熊井ちゃんだとは知っていたが、まさかこんなところで急に泣かれるとは予想外 
クラスメートの冷たい視線もちらほら感じる 
マズい、熊井ちゃんを泣きやませないと 

1 泣き止むまでずっとこうしてる 
2 ここは一旦離れるか 
3 謝っておこう 
4 熊井ちゃんのいい匂いをクンカクンカ 



下手に抱きついてる場合じゃないな 
ここは仕方ないが一旦離れるか 

「ひっく…うぁぁん…先輩の馬鹿…」 
「ごめんよ、あの時は悪かったよ。だから謝りにきたんじゃないか」 

俺が宥めるのも耳に入らないのか、一向に泣き止む気配をみせない 
泣き顔を見られるのは嫌だろうが、俺は真正面に回り話しかけた 

「ねぇ先輩とあの日のデートの続きをしよう。今度はちゃんとしたデートだからさ」 
「嘘だぁ。先輩はまた私を傷つけるだけに決まってる」 

意固地になって机に突っ伏したまま顔をあげてもくれない 
俺が揺すっても反応なし… 

「先輩は前も傷つけないっていってたのに傷つけたじゃないですか。本気だって証拠を見せて下さいよぉ」 

やっと顔をあげたかと思えば、証拠をみせろとな 
証拠っていわれてもな 

1 土下座をする 
2 熊井ちゃんが望むものを教えて 
3 ここからジャンプするからみてて 



証拠といわれても俺は何も準備していないし、ここまできたら熊井ちゃんの望むものをあげればいいのかも 

「俺は君のほしいもの、望むことを叶えてあげる」 
「それ、本気ですよね?」 

熊井ちゃんはじっと俺の目を離さない 
どうしよう、本気っていうしかないよな…この場合 

「うん、本気」 
「やった〜先輩と今日はエンジョイできるんだ〜嬉しい」 

あれれ、さっきまで泣いてたよね? 
どうしたんだ、すげぇ笑顔で逆に俺に飛びついてきた 
しかもピッタリくっついて離れてくれそうもない 

「先輩、今いったことは守ってもらいますからね」 
「もう泣かなくてもいいの?」 
「平気です。だって先輩が悪い人なのはずっと前からだもん。だからあの時のことは許してます」 

何と、それでは俺は見事騙されてたのかよ 
じゃあ早貴ちゃんもグルの可能性があるよな 
一杯食わされた 

「レッツエンジョイ〜♪」 

今や演技の必要がなくなり張り切って先頭を歩く熊井ちゃん、その前にクラスメイトが立ちふさがった 

「おい巨神兵が小人をつれてどっかいくぞ」 

1 熊井ちゃんを連れてダッシュ 
2 こいつらにはたっぷり説教だ 
3 俺の大事なお姫様になんて事いうんだ、キレそう 



熊井ちゃんはいきなり明るくなったかと思えば、また暗くなってしまった 
今度のはとても演技にはみえないから本気で嫌がってる 
俺の制服をぎゅっと握り、「先輩、早くいこっ」といっている 

こいつらが前から熊井ちゃんにこんな嫌がらせをしていたのか 
しかし、好きな女の子をワザとからかって気を引こうって狙いがあるのかもしれない 
だから、一応確認だけとってみる 

「おい、お前らが熊井ちゃんを好きでからかってるなら許してやる。そうではないならここであやまれ」 

怒りでキレそうなのを我慢して俺は質問した 
相手は顔を見合わせて笑うばかりで、反省もなければ好意もないらしい 

「馬鹿かよ、お前は。俺らは面白いから巨神兵っていってるだけだ」 

リーダー格が笑いながらいった途端、俺は奴の胸ぐらを掴んでいた 
相手は突然のことに反応が遅れている 

「先輩、暴力はやめて。私がそういわれるのはいいの。先輩が傷つくのはもっとみたくない」 

1 熊井ちゃんに免じてここは仕方ない 
2 殴るのはやめるがでこぴんならいいよな 
3 熊井ちゃんが許しても俺が許さねえ 



昔から多勢に無勢とはよくいったものだが、今の俺には馬の耳に念仏だ 
身長のことで笑うなんて許さねえ 

「おい、お前にはあの子が苦しんだ日々を知ってるか。辛い想いしても学校に通うことがどんだけ大変か知らないなんて言わせねえ」 

熊井ちゃんの制止をふりきり、俺はカッとなり気づくまでもなく殴っていた 
喧嘩が強いなんて自負してない、ぶっちゃけ弱い 
だけど、あの子が泣いて告白した日が鮮明に蘇り、体が勝手に動いている 

「先輩、もういいからっ。お願い、私のためにこんな喧嘩はやめて」 

見なくたってわかる 
熊井ちゃんは泣いていたに決まってる 
泣かせたのはこいつらじゃなく俺だ 
でも、熊井ちゃんを傷つけたこいつらは許せない 

「先輩、お願いだから…」 

熊井ちゃんの泣き声が聞こえてくる 
今、やめておかないとかな… 
そして、俺はこの時の決断で進学に関わる問題を起こす? 

1 先生がきて仲裁に 
2 熊井ちゃんの涙はみたくない、喧嘩をやめる 
3 まだ許さねえ 



熊井ちゃんを苦しめるものを追い払いたくて始めた喧嘩も、結果的にはさらに苦しめただけだった 
俺はそう考え、拳を振り下ろした 
この時、俺が殴り続けていれば退学もありえた、と同窓会で当時の担任に苦笑いされたものだ 

「ジミー君が人を殴ることするなんとはね」 

床に座り込んで泣く熊井ちゃんに駆け寄り、俺はハンカチで頬を伝う涙を拭ってあげた 

「喧嘩はやめたからさ。だから立って。ちょっと教室からでよう」 
「うん」 

力なく弱々しく歩く熊井ちゃんを支え、俺は教室を出た 

「先輩、ケガしてない?」 
「これくらいなら平気だよ。ほら、この前の鳥居に比べたら軽い軽い」 

しまった、大したことないといえばいいものを鳥居を口にするとは… 
禁句に触れちまったかなと内心ビクついていたが、どうやら鳥居どころじゃないらしい 

「本当に大丈夫?顔にひっかかれた痕があるよ」 
「本当に?」 
「ほら、ここ」 

熊井ちゃんは俺のケガが気になってそれどころではないみたいだ 
教室を出たはいいが次はどうするか 

1 保健室にいって手当てかな 
2 熊井ちゃんとデート優先 
3 まずは熊井ちゃんを支えてあげないとだ 



アドレナリンが分泌されている内はよかったが、興奮がおさまると痛みを感じてきた 

「いててて…」 
「先輩、平気じゃないじゃん。保健室にいこう。手当てしないとだよ」 

熊井ちゃんを支えるつもりが逆に支えられながら保健室についた 
毎回思うが保険の先生いないのかよ、とお決まりのパターンでまたまたいない 
これを幸運と呼ぶ以外にどう呼べばいいんだ 

「ええと、これが包帯でこっちが消毒液で」 

俺をベッドに寝かせ、熊井ちゃんは保健室内をひっかきまわして使えるものを探している 
落ち着いてくれてよかった、一時は泣きっぱなしだったからな 

「先輩、起き出したりしないで下さいよぉ。安静が一番なんだから」 

保険の先生になったつもりか白衣を着だしてる 
熊井ちゃん、コスプレ似合うな 
ついニヤけた顔でその様子を伺ってしまう 

1 保健室のドアを閉めてくる 
2 白衣の天使にお任せする 
3 薬は探さないと不安だ 



熊井ちゃんは白衣の裾をもって一回転し、俺にその姿をみせてきた 

「先輩、似合うかな?」 
「うん、バッチリです。白衣の天使だ」 
「へへ、そっかな〜嬉しいっ。熊井先生頑張っちゃうよ」 

似合うといわれて気を良くした熊井ちゃんは薬品の棚までひっかき回しだした 

「先輩に効くお薬はどれかな〜♪これかな〜♪」 

すっげえ楽しそう 
照れた表情で時折俺をみてきては、また薬品棚をあさるを何回か繰り返し、ようやく手当てしてくれることになった 

「ケガした場所みせて下さい」 
「じっとしてて」 
「ここですか?」 

などのやり取りをやりつつ、俺はやけに痛む背中を手当てしてもらいたくなってきた 
背中はどうやっても自分じゃ手当てできないから今やってほしい 

1 熊井ちゃんに任せよう 
2 勝手に脱いでおけば手当してくれるはず 
3 まだ我慢できるさ 



痛いのは我慢できないし、背中ばかりはわからないよな 
俺が脱いでおけばわかるでしょ 
白衣を着た熊井ちゃんは先生になりきって、「チクッとしますよ〜♪」と注射を打つときに聞かれる言葉をいった 
消毒液塗るだけなんだけどな、ってチクッとしたぞ 
おい、それ危険な薬品だよ…露骨に骸骨マークが漫画みたいについてるしさ 

「チクッとするのは一瞬なんだから我慢ですよ、先輩」 

熊井先生は小さい子に言いつけるみたいに口調が変わってきた 
我慢とはいいますが熊井先生、あんた皮膚とかしてますから〜残念!! 
俺は痛みに耐えながら、暑くなった振りをしてまずブレザーを脱いだ 
次にネクタイを緩めだしたが、ここまでは自然にできている自信がある 

「先輩、私の為にありがとうって、キャ!!何で脱ぎだしてるんですか」 
「背中が痛いから治療してほしくて」 

この段階で俺はYシャツ脱いだら裸だ 

「熊井ちゃん、この傷みたら治療して下さい」 
「見られないですよ〜先輩の裸なんて見たこともないのに」 

熊井ちゃんは手で顔を覆い恥ずかしがる 

1 手をどけて治療してもらう 
2 ここまできたら先生とおだててやらせてみる 
3 俺が脱ぐのダメなら熊井ちゃんを 



熊井ちゃんはすっかり手で顔を覆い恥ずかしがってこちらをみてくれない 

「いくら最後までやっても先輩の裸みるのは恥ずかしいよ。だからそこは我慢して。ね」 
「我慢できないからやってってお願いしてるんだから、ね。熊井ちゃん、お願い」 
「無理無理〜恥ずかしいよぉ」 

じれったいな〜裸の付き合いあるんだからさ 
俺は熊井ちゃんの両手首をどけて、上半身裸の俺をみてもらった 

「男の人の裸ってこうなんだ。まともにみるのは初めてだよ〜えぇ〜先輩どうしたらいいの?」 

だから治療してっていってるのに 
男の裸みてアタフタしてるとはまだまだ可愛いね〜 

「そこの薬を塗ってくれればいいよ。背中向けるから、お願い」 

傷口に塗って効く消毒液を渡して塗ってもらう 
慣れない手つきに恥ずかしい気持ちが混じって傷口以外のところまで塗られてくる 

1 もうそのへんでいいよ、今度は正面のボタン押して 
2 いたたた…やめさせるか 
3 熊井ちゃん、こっち(下)も慰めて 



エッチまでしておいて君は反応が可愛いな〜 
からかい半分とショック療法がてらに胸のスイッチ押してもらうか 

「熊井ちゃん、せっかくの聴診器だし使いたくない?」 
「使いたいけど、これでどうするんですか?」 

それが使いたいか、じゃあ背中はもういいよな 
傷口はすぐに塞がるだろうから 
俺はもういいよ、と伝えて椅子を回転させて熊井ちゃんと真正面でみつめあった 

「先輩、まさか…え〜これを先輩のおっぱいに当てるの?」 
「そうだよ、聴診器はそう使うものじゃないか」 
「ぶぅ〜先輩の意地悪〜そんなこと言うとおっぱいつねっちゃうぞ」 

つねったら痛いやんけ、恐ろしいこというな〜 
どうせ俺だから感じてしまうんだろうけど… 
それはそうと、白衣の熊井ちゃんはめちゃくちゃ可愛い、いや美人がぴったり似合う 
まるで中学生にはみえない 

「今日は白衣きて大人っぽいよ。その聴診器でここも押してみてよ」 
「ボタンじゃないんだから押してって、先輩のおっぱい」 

えいっとかけ声かけて突如押してきた 
あっ、痛気持ちいいだ 

1 この感覚をもっと味わいたい 
2 本物の保健の先生到着 
3 恥ずかしがってる熊井ちゃんに色んなとこ触ってもらう 



ポチッと押された聴診器は冷たく、熊井ちゃんが乳首に妙な力を込めてくる 
しかも訳も分からずに上下に動かすからコリコリするんだ 

「え〜この後はどうするの〜先輩」 
「耳に当てて音を聞くところから始めようか。さぁ耳にそいつを当ててみて」 

熊井ちゃんはせっかく白衣を着てるんだから、先生になったつもりでいてくれないとな 
背中みせるまで乗り気で先生になりきっていたんだし 

「う、うん。はい、これでどうですか?」 
「そうそう。次はお腹の音聞いてみて。で、…」 

熊井ちゃんがここで冷静な判断ができていれば、俺がだんだんと下半身に近づくよう指示していたのに気づいたかもしれない 
だが俺の裸をみて唾を飲み込み、一瞬でも目があうと天井をみちゃう照れ具合だからそれは無理な話だったかも 

「これでいいですか?う〜ん、お腹はギュルギュルいってますね。あは、面白〜い。先輩のお腹は変な音」 

音を聞いて恥ずかしさは薄れたか、口元に手を当てて笑うようになった 
じゃあこんなお願いして平気かな 

1 そのまま聴診器をおろしていって、そうそう 
2 熊井ちゃんの胸に当てたいな〜なんてな 
3 俺の罠に気づいた? 



熊井ちゃんをみていたら逆に俺が聴診器をポチッと当てたくなってきた 
心臓の鼓動なんてみんな同じだけど、熊井ちゃんの胸にも当てることに意味がある 
だって白衣姿みてたら、触りたくなって当然でしょ 

「熊井ちゃん、今度は俺にも聴診器貸してみて」 
「ん〜どうするんですか?」 
「いいからいいからジミーを信じて」 
「あ〜そうやって理由教えてくれない気だ〜」 

如何にもスケベそうな面してせがんだばかりにちょっと膨れてしまった 
だけど、拒否しきってる訳でもなさそうだし、まだ見込みはありだ 

「いいじゃん、借りたらこう使うんだ。俺がこうやって君の胸を」 
「あっ、やっぱり〜そういう気だったんだ〜」 

使用目的が明確になるや吹き出してしまった 
俺らしいし、聴診器自分に当てる奴はいないだろw 
俺は当てる仕草をして、貸してと両手のひらを差し出した 

「もぉ〜先輩はエッチ好きですね」 

1 君も好きだろ、さぁ貸して 
2 熊井ちゃんは嫌い?期待してるくせにw 
3 やっぱり続きがしてほしい 



君だって期待したような視線を俺に投げかけてくるじゃないか 
ほら、素直になっちまいなよ〜君もエッチ好きだってこと 

「熊井ちゃんはエッチ嫌い?」 
「わ、私はいいんです。それより先輩は好きなんですか?どうなんですか?」 
「好きすぎてバカみたいだよ。ほら〜熊井ちゃんはどうなんだよ〜」 
「わ、私は…え〜…どうしても言わないとダメですか?」 

どうしても本人から直接聞きたいな 
好きだ、と 
潤んだ瞳を俺に向け、その瞳は切実に言わないでいいよねと訴えてきている 
悩んでしまうが悪いが俺は君からエッチ好きだと聞きたいのだ 

「どうしても言わないとダメ」 
「そんな〜お願い、恥ずかしくて言えないよぉ」 

どうしてもここは聞きたいのだ 
俺は首を横にふり、ノーと返答する 
恥ずかしくて顔をまたしても覆い隠してしまった熊井ちゃんだが、観念するや顔をあげた 

「わかりました。先輩とのエッチなら大好きです。これでいいですか?」 

ありがとうございます〜ご飯三杯は軽くいける告白だ 

1 聞こえなかったからもう一度 
2 じゃあ押し倒すか 
3 もっこりジミーちゃんを慰めて 



先輩とのエッチなら大好きってか〜 
たまらなく辛抱できないこといってくれるね 
また聞きたい、心のビデオに録画して焼き付けてやる 

「聞こえなかったかな〜実に残念だ。もう一度お願いするよ」 
「え〜あんなこと二回も三回もいえるはずありません。さっきのだって私頑張っていったんだよ」 

熊井ちゃんが顔を赤くさせて落ち着きなく動いている 
またいってもいいかどうか決めかねているのかな 

「さぁ〜もう一度お願いします。何が好きなんですか?」 
「もぉ〜わかりました。言いますよ、今度はちゃんと聞き逃さないで下さいね。私は〜先輩とのエッチ好きなんです。はい、言いました」 

言い切った後の熊井ちゃんはもう顔から噴火するくらい熱そうだった 
真っ赤なんてもんじゃない 

「先生、どうしました?先生こそ診断が必要そうですね」 
「先輩の意地悪〜最初から聴診器を使えるようにする気だったなんてさ」 

そうむくれないでよ〜熊井ちゃん 
ほら、可愛い顔が台無しだよ 
俺は顔をそっとあげてやり、その唇にキスをしていた 
熊井ちゃんはされた途端に笑顔を取り戻し、首に手をまわしてきた 

キスをしてお互いに夢中になっていた 
俺は熊井ちゃんをベッドに押し倒し、熊井ちゃんもそれに応じて舌を絡ませてくる 
舌がもうあなたを離さないとでもいいような絡み方をしてくる 

「んふっ…先輩、大好きだよ〜」 
「俺も大好きだから」 

白衣をはだけさせ、ブラウスに手をかけていく俺の手さばきはあっという間だった 
簡単にボタンはとれていき、熊井ちゃんの綺麗な肌がみえてきた 
その時、ガラッと部屋を開ける音がした 
俺は大慌てで振り向くと、本家の保健の先生だった 
熊井ちゃんは白衣で自分の身をくるみ、俺は熊井ちゃんの今の姿をみられないよう隠した 

「先輩、エッチは残念だったね。エッチはまた今度ね」 

その後、俺たちはギリギリセーフといわれ、ここはそういう場所じゃないと注意をうけた 
ただする時はこれを忘れずに、とお節介にコンドームを1ダース頂いてしまった 
やれやれ、何回使えばいいんじゃい 

「先輩、私を守ろうと体張ってくれたこと忘れないから。ありがとう」 

別れ際にそう言うと、頬にキスのプレゼントをくれた 
まぁ何にせよ、退学ギリギリセーフな1日だったな 
だけど、あのときの笑顔で全てが報われた気がした 


ノk|‘−‘)<マネージャー…♪寝た? (マネ)<ZZZ ノk|‘−‘)<部屋掃除しといてあげよう ノk|‘−‘)<朝ご飯できてたらおどろいたりして ノk|*‘−‘)<えへへ ノノl∂_∂'ル<… ノk|*‘−‘)<…マネージャー…好き (マネ)<ん〜 ノk|‘−‘)<起きちゃった? (*マネ)<栞菜ちゃんのおっぱいはやわらかいなぁZZZ ノk|*‘−‘)<……バカ (;マネ)<最近栞菜からのアプローチが凄いんです…… 从o゚ー゚从<仲良くなれたんだからいいじゃない (;マネ)<でもなんかその、恋人、みたいな感じで接してきて…… 从o゚ー゚从=3 从o゚ー゚从<栞菜もマネージャーのことが大好きなのよ 从*゚ー゚从<でもそれはみんな一緒。どんな形であれ、みんなあなたを愛してるのよ 从*゚ー゚从<14人を自分の女にしたんだから、責任取りなさいっ (*マネ)<……まぁさ 从o゚ー゚从<栞菜と雅が恋人、熊井ちゃんは娘、 从*゚ー゚从<妻のあたしが今のところ大きくリードね