「あと少しで今年も終わりだね…」 
愛理ちゃんの服を優しく着せながらつぶやく。 
「そうですね。今年も色々あったなぁ」 
…ほんとに色々あったわ。 
考えてみたら俺マネージャーになったの今年なんだよな。 

「ほんとにエロエロあったね?ねー愛理ちゃん」 
「…っ////、い、いろいろ、でしょ!もぅエッチなんだから」 

もともと愛理ちゃんはウブだがついさっきまで愛し合ってた事も加わり、真っ赤に。 

¨プルルルルルル、プルルルルルル¨ 

…あら、電話かよ。誰からだ?今から初詣にいきたいのに。 

「はいもしもし…」 

電話に出たのは 

1 桃子か。なんだい? 
2 千奈美!え?今すぐ下にこいだって 
3 舞、だめだろ子供は早く寝なきゃ 
4 千聖…淋しいのか? 



「おーーーーーーーーーーっす!!」 
〜〜〜っ、みっ耳が!!なんてデカい声だ! 
「も…桃子か?」 
「おいおい何やってんだおまえはぁ。ピンクレンジャー使ったのか〜?」 
「お前には関係ないだろ!それよりなんだよ」 
「めいれーい!今から愛理ちゃんを連れて外に来なさい」「ってゆーか来い!」 
受話器からもう一人割り込んで声が聞こえる。これは千奈美にちがいない 
「おまえに!拒否する権利は」 
「ありませーん!大至急きなさい!以上!」 

あっ、切りやがった!くそー言うだけ言いやがって、つーか本当声デカいな。 

「…あの、急いだ方が…」 

愛理ちゃんにも聞こえたくらいデカい声だった。 
さてどうするか… 

1 急いで行く 
2 お姫さま抱っこしながら 
3 なんだ?!今度はノックが! 



今度はノックかよ、しかもかなり激しい音だぞ。 
「開けなさいマネージャー!連行しますよ!」 
この声は…舞美か?!やばいぞ 
「こら!早く開けなさい!」 
で、出たら大変な事になりそうな気がするぞ。 
「あ、そうですか。開けてくれないなら力ずくでいきますよ」 
ああ〜やっぱり…! 

うわっ?!ど、ドアが吹き飛んだぞ! 
「…ゴメン。こうしなきゃ開かなかったから」 
お…岡井ちゃんが蹴飛ばしたのか。さすが鋼の脚を持つサッカー少年だ… 
「さあ、早くいきますよ」 
「まっ待ってくれ、いくってどこに?!」 
舞美は少し黙ったあと、にやりと笑った。いやな予感がとまらない… 
「はっ、はなせ〜!こらー!」 
力ずくで抱えあげられどこかへ連れ去られていく俺。 

…え、外へいくのか?そばにバスがとまってる。 
「ありがと〜舞美ちゃん、岡井ちゃん」 
「まったく、やっときたわねこの人」 

みなさんお揃いで…い、いったい何をするつもりだ? 

1 俺をバスの後ろにくくりつけて引き回すつもりか? 
2 外で楽しむのか。全員はキツいが頑張るよ♪ 
3 みんなでバスに乗り込んでどっか行きたいのかな 



みんなまだ衣裳のままだ。急いでここにきたのか? 
「ま、まさかみんな…俺と今年最後のアレしたいの?!もーしょーがないなー、みんなで乱交メドレーを!」 
飛び掛かろうとしたら梅さんに頭を捕まれてしまった。 
「やれやれ。今年の最後まで頭の中は発情期ですか」 
あえ?ち、違うの? 
「もう間もなく年が明けるし、みんなで初詣にいこうって決めたんデス」 
「だーかーら早く来いっつったべ?バカマネ」 
いててっ、千奈美、頭をぐりぐりするな! 
「早くいこ!しゅっぱーつ!」「おーっ!」 
…そっか、初詣か。それもいいかもな。 

バスに乗り込んだが神社に着くまでかなり時間はありそーだ。 
誰かと話してみたいな 

1 千奈美、さっきはよくも頭ぐりぐりしたな!お返しだ! 
2 舞ちゃん眠くない?お兄ちゃんが起こしてあげる 
3 早貴ちゃんキュフフフ 
4 さっきの興奮さめやらぬ愛理ちゃんと… 
5 四人以外(希望する人を書いて下さい) 



決めた。あの子にしよう。 
そう 

「いったぁー!ちょっとマネ、ギブ!ギブギブギブギブ!」 
「よくも頭ぐりぐりしたな千奈美〜、おらおらどうだ」 
「何を〜!こっちだって負けないぞ!うら〜!」 

はぅぐっ!! 
あ、お、俺のタマタマを蹴るなんて…それは反則だろうが! 

「追い打ちだ〜!」 
「あ〜、やめろ〜、苦しいだろ、あ〜」 
千奈美は脇に首をかかえてシメあげてくる。 
い、痛いけど、苦しいけど、顔に生意気なちなパイが押しつけられて…しあわせだぁ♪ 

1 耐えられるかぎりちなパイを味わう 
2 怒らせてもっとしめてもらえばちなパイをさらに味わえる 
3 ここは太ももだろ 

4反感かうのれす〜 



思ったよりは苦しくない気がしてきた。よし…ここはやられたふりしてちなパイを味わってやる 
「ふ、きかないぞ千奈美〜、そんな技なんかな〜」 
「やせ我慢するんじゃないよ。顔が赤くなってきてるよ!」 
あ〜、もっと、ギブミーちなパーイ♪あぁぁたまらん。 
こいつまたでかくなったんじゃないか?…確かめるためにまたそろそろ可愛がってやるか。 

こいつと遊んでると、俺は中学の時に気持ちが戻ってしまう。 

……ちぃ… 
「とどめ〜〜!」 
「……え…?あぐ!うぐ、くっ苦しい…おい、やめ…」 
こ、声が出なくなってきた。 
新年迎える前に晩年を迎えてしまう…そんなのはゴメンだ! 
だけど腕が首に食い込んで離れない、どうしたら 

1 ムダだと思うが千奈美に命乞いする 
2 食い込む腕をなめる 
3 誰かに助けを求めよう 

0あきらめて落ちてみる 



舌の長さは自信がある。この近さなら…なんとか…! 

「うひゃ?!何、なんか腕がぬめって!」 
チャンス! 
「ぷはぁっ!はーはー、はー、お前俺を殺す気かぁ!」 
「………」 

おいこら。黙ってうなずくな 

「だーってさ、ずっと私なんかシカトされてたしぃ」 
「そうか淋しかったのか。素直に甘えればよかったのに」 
「うるさいスケベ!あんたなんかハゲちゃえ!」 
「いたたたたっ!髪の毛はやめてくれホント、寿命がちぢむ!」 
千奈美は容赦ねーからな…まともにかまうと怪我しちまうよ。 
でも楽しそうだ。あいつの気持ち、少しでも晴れやかになったら嬉しいな。 

…さて、まだ神社には着きそうにないか。次は誰と… 

1 友理奈、泣きそうな顔してどうした? 
2 梨沙子…あれ?いないぞ 
3 早貴ちゃん♪隣においで 
4 四人以外(希望の人を書いてください) 



「早貴ちゃん隣においで♪」 
「…………」 
あれ?聞こえてないのか? 
「早〜貴ちゃん、隣においで」 
「…………」 

…そうか、こっちに来なさいって事か。わかりました 

「きゃ?!マネージャーさん、びっくりした!」 
「なんだ本当に気が付かなかったのか」 
ずっと窓の外を眺めてたみたいだな。いったい何を見てたのやら 
「…明かりがまだたくさんついてますよね」 
「ああ、うん」 
「なんか嬉しくって…キュフフ。みんなまだ起きてるって思っちゃって」 

些細な事なのに嬉しそうだ。 
今日の早貴ちゃんはまともな思考らしい。 
この娘はときどき思考のねじが飛ぶからな… 

1 一緒に眺める 
2 俺の方を見なさい 
3 膝に座らせてあげる 



バスから見る夜景もいいんだけどやっぱり俺を見てほしい。 
「俺を見て早貴ちゃん」 
「はい?」 

そのつぶらな瞳で俺をまっすぐ見つめる。 
…な、なんか照れちゃうな。見てって言ったの俺なのにさぁ 

「何か用ですか?マネージャーさん」 
「あ…その…」 

1 紅白がんばったね!似合ってたよあのOLみたいな格好 
2 きれいな瞳してるよね 
3 ブースカって知ってる? 



「きらきらしててきれいな瞳してるよね」 
「えっ?そ、そうですかぁあ?!」 
あの、そんなに驚かなくても… 
「そんな気の利いた言葉が言えるんですね。えらいですね」 
…なぜ頭をなでなでされなきゃいけないのだ。 
「キュフフッ♪えらいえらい」 
でも、可愛いな。 
「ただのおバカさんだと思ってたのに」 
「…なんですって?ただのバカじゃねーよ!」 
「ああ、そうでしたね。その上スケベがつきますねぇ」 
こ、この…!なんで気の利いた事いってバカにされなきゃならねーんだよぉ! 

「さらにチビがつくゆ」「あとハゲも」 
「うるさいぞ梨沙子!千奈美!だまれっ!」 

「でも好きですよ私、マネージャーさんが」 
…笑顔で言えば許してくれるとでも?早貴ちゃん 

……ま、まぁ可愛いから許してあげましょうか。 

1 気を取り直して二人で窓の外を見る 
2 頭をくしゃくしゃ 
3 ほっぺをびろーん 



やっぱり許さない。今のは傷ついてしまったよ 
「お仕置きだ!歯をくいしばれ!」 
「わひゃ!な、なにするんれふか、やめてくらひゃい!」 

その大きな口がさらに横にのばしてやるのだ。 
「ごめんなさいは?早貴ちゃん?」 
「悪いことなんていってません、ホントのこといいました〜」 

…スケベとかチビとか、考えてみたら全部当てはまってるな。 

「ごめんなさい」 
「わかればよろしいですよ」 

結局なぜか俺が謝っていた。生きててすいません、と。 
早貴ちゃんも笑顔になってくれてよかったな。 
さて神社までまもなく着きそうだがあと一人くらいしゃべれそうだ。 

1 栞菜ちゃん話そうよ 
2 母さん母さんこっち来て 
3 梅さん…たまには二人になろうよ 
4 誰か希望の人書いて下さい 



千奈美に早貴ちゃんと二人にボコボコにされたから梅さんに慰めてもらおう。 
「梅さぁ〜ん…」 
「なんだねそのうそ泣きは?嘘のプロか言わせれば君はまだまだだな」 
…まさか梅さんにまで頭をぽんぽんされてしまうとは。 
「で、何の用ですかマネージャーさん?」 
「慰めてくれ。千奈美と早貴ちゃんにいじめられちゃった」 
「しょうがないなー。ほらおいで。慰めてあげる」 

…ふっふっ、遠慮しないよ。 

1 膝枕してくれ 
2 ハグして、ハグ 
3 豊満な胸に甘えたいんですがいいでしょうか 



「抱き締めてくれぇ」 
「いいよ」 
ああ、いいニオイだ。それにそのおっきな胸が押しつけられて 

きもちいい〜〜〜〜〜♪ 

「何その顔?なんかやらしい事考えてるでしょう」 
「当たり。胸大きいね」 

…あ、言っちゃった。本心。ごまかそうと思ってたのに 

「やらしい人にはお仕置きしなきゃね」 
「えっ?!」 
梅さんは急に抱き締めるのをやめて、俺をちからずくで畳んでしまった。 
「よい、しょっと」 
「はぐ!」 
さらに椅子に座るみたいに俺の上に尻を乗せて… 
ああ、尻もなかなかいいんだよな梅さんは 

って今はそれどこじゃねー、動けない! 

1 何のマネだ梅さん! 
2 助けてください! 
3 …イランじゃこれが今流行ってるプレイか? 



「イランじゃ人を椅子にするのが流行ってるのね?」 
「いつまで減らず口がきけますかね?ウフフフ」 

あ…だ、だんだん、動けないのが怖くなってきたぞ。助けて… 

「私も座っちゃお〜♪」 
は…?だ、誰だ、誰か俺に座るつもりか?!この声は 
「ど〜〜〜〜ん!」 

このぷりんとしたケツは、あれだ。桃子に違いない。 
「泣きそうだねマネージャー♪ウフフフフフ」 
「た、助けて!これ以上やられたら体がバラバラになる!」 
「ちゃんとまたくっつけてあげるよ」 
「だから安心して」 

…あと少しで死ぬという時、やっと神社が見えてきた。はぁ、なんとか生き延びたぞ 

みんなもいつの間にか晴れ着に着替え終わって楽しそうだ。 
さて気を取り直して、誰とバスを下りようかな? 

1 おいで舞、お兄ちゃんと一緒にいこう。 
2 佐紀ちゃんと 
3 さっきからおとなしい雅ちゃんと 



「よしっ、行こう舞」 
「はぁーい!」 
とてとて駆け寄ってきて腕にはっしとしがみつく舞。 
「えへへ〜、お兄ちゃんと一緒だね!」 
「その晴れ着似合ってるぞ」 
頭を撫でてやったらもっと嬉しそうに笑った。うぅーん、ほんとに可愛い奴だ! 
「肩車してやるな。しっかりつかまってな」 
「だいじょぶ?無理しないでね、私の方が大きいから支えられないかもよ」 
「お前も言う様になったな〜」 

笑いながら舞を肩に乗せてバスを下りる。 
「うわっ寒ぅ!」 
もうバスの中で年を越して、これから初詣だ。 
「マネージャー早く〜!遅いよ〜!」 
「あそこでお参りするんだぁ〜!」 

舞を乗せながらゆっくり歩いてようやくそこに到着。 
賽銭を投げて、鈴を鳴らして、手を叩く。 

さて…何を願おうかな? 

1 ベリとキュートのさらなる躍進を! 
2 みんなが幸せであります様に 
3 舞ちゃんの初めてが最高の思い出になります様に 



これはマネージャーとして願う事だ。 

「えー、2008年はさらにベリとキュートが活躍できます様に!」 
「お兄ちゃんえらーい!よしよし、ここはそう言わなきゃ。マネとして合格だねっ」 
…ああ、ついに舞にまで頭をなでなでされました。もういいやなんでも 

「お兄ちゃんやるじゃーん」 
「当然でしょそれぐらい言わなきゃね」 

みんなも俺を冷やかしてくる。 

「…みんな、今年も一年頑張ろうな」 

新しい年を迎えたばかりの夜空には 
元気で真っすぐな声が重なっていた。 

1 帰るか舞! 
2 まだ遊ぶ?みんな 
3 …雅ちゃん、どこだろ 



このまま帰るのもつまらない。 
それにみんなももうちょっと遊びたいだろうし。 

「うらやましい千聖?えへへ、うらやましいでしょ」 
「べっつにー。スケベなマネに抱きつきたくなんかないしさ」 
岡井ちゃんをからかいながら俺に抱きつく舞。 
他のみんなもそれぞれ話したり、踊ったりしてる。 


「…………」 

…うっ。いま目があったぞ。 
「あけましておめでとう。マネージャー」 
「や、や、やぁ、みみ、雅ちゃん」 

やけににこにこしてるな。 
でも別に殺意は感じないから平気だよな? 

しかし、だったらなぜ全身から汗がとまらないのだ? 
べたつくカンジのいやーな汗が 

1 普通にすれば危険じゃない、危険じゃない 
2 今すぐ逃げた方がいい。そうした方がいい 
3 淋しいならここで姫始めしようよ 



「淋しかっただろ?なぁここで今すぐしようよ」 
「…こんなに汗かいちゃって。暑いんだね」 
「それはいいから早く始めよう。いっぱい慰めてあげるから」 
「体冷やしたら?そうしよう」 

…やっぱり怒ってるな。 
会話を噛み合わせようとしてくれない。 
「冷やしてあげる。頭から足の爪先までね」 
あ、え、なんで持ち上げるの?!ちょっと! 
「はーーっ!」 
「いやーーーーーっ!」 

俺は前にあった池に頭からぶちこまれてしまった。 
ちょうど雅ちゃんがバックドロップする様に投げて、勢いよくドボン。 

「頭冷やしてなさい。一晩中」 
「助けてー、俺泳げないんだよ!いやーひとごろしぃ〜!」 
「早く沈めこの廃棄物っ!」 

あーあひでーなみんな、大笑いして誰も助けてくんないの。 

…ま、今年もこんなんでいけたらいいな。 
よろしくなみんな。