「…お!」 

校舎を歩いてて偶然見かけたあの娘。 
「早貴ちゃん。久々だね!」 
俺は嬉しかったが彼女はあまり穏やかな表情じゃなかった。 
「うかない顔してるね。なんかあった?」 
「…はい」 
まるで他人事みたいにたずねたが 
「栞菜ちゃん、ずっと学校来てないんです」 

…これを聞いてずしっと胸が重くなった。 
「どれくらい…」 
「…もう、一週間以上です。電話しても出なくて、家にいってもあけてくれなくて」 

彼女は有原さんが心配でたまらないらしい。 
…俺も怖かった。舞美先輩との事は伝わってるだろうし、いつ刺されるかと内心びびっていたが、 
逆に何もしてこなかったのが余計に怖かったのだ。 

まさか、ずっと登校していなかったとは…… 

1 電話してみる 
2 直接家にいく 
3 かかわらない方がいい。無関係を決め込む。 



怖いが直接確かめた方がいい… 
「一緒にいってくれる?早貴ちゃん。俺、有原さんの家知らないんだ」 
「あ、はい…」 
知らないので案内してほしいのもあったが、何より一人でいくのは危険だと感じた。 

「ここです」 
「へぇ近いんだ、学校から…」 

案内されて着いたのは団地の一角。 

「栞菜ちゃん、きたよ。具合はどう?」 

呼び鈴を押して話し掛けるが、返答はない。 

「…どうしたらいいんでしょう、私」 

そんな、俺に聞かないでくれっ! 

1 …わかった、俺が話し掛けてみる。 
2 急用を思い出したと言って離脱 
3 引きこもりはほっとこうぜ。それより俺とイイコトしない? 



今有原さんがどんな精神状態なのか。 

大好きな人を奪われた 
↓ 
アレをしたのたぶんもう噂で聞いてる 
↓ 
発狂 


うわああああああ嫌だあああああああっっ 
ま、まともに会話できる状態じゃないだろう。 
だけどもとはと言えば俺が原因だし、仕方ない。ここはいくしかない! 

「あの…有原、さん」 

…インターホンの向こうから息を呑む声が聞こえたが返事はない。 

「あの……返事、してよ…」 

…呼び掛けてもやっぱり返事はない。 

1 学校来てないみたいだけど大丈夫? 
2 謝りたいから開けてください! 
3 聞きたいだろ?舞美先輩と何したか。ケケケケッ 



何で返事しないんだ。少し怒らせてやる 
「…知ってる?俺さ、舞美先輩と…」 
「うそ?!ジミー先輩…!」 
早貴ちゃんが驚くのもお構いなしにあの日の出来事を語った。 
話しているうちに自分でも熱くなってしまい、隣で聞いてる早貴ちゃんは顔真っ赤で口をぱくぱくさせていた。 

「…どうだ?うらやましいだろ」 

ひととおりしゃべり終わったあとでようやく我に返った。 
隣には涙目で耳をふさぎ笑ったまま固まってる早貴ちゃん… 

んで有原さんは何の反応もなし。 

「あのぅ」 
「何?」 
「…舞美先輩以外の人とも…したんですよね?聞かせてください」 

…あ? 
なんで早貴ちゃんが反応してんだろ。じ、実は興味あるのか… 

1 簡単には教えられないな 
2 興味あるならしてみるかい 
3 用事があるのは有原さんだよな? 



「興味あるならしてみる?」 
「えぇえ?!」 
甲高い声をあげる早貴ちゃん、かわいいな。 
「………」 
「どうした?」 
「…今、むっとしました。その言い方。してみるって部分に」 
「早貴ちゃんからそんな事言われるなんて思わなかったな」 
ちょっと怒った顔もいけてるね… 

…おい、さっきからなんで無反応なんだよ有原さん。 
ここまで静かだと中で何かあったのか気になるじゃねーか。 

「…って」 

…あら、今何か言ったか?聞こえなかったぜ。 

「帰って…帰ってよ」 

当然の反応だなこれは。 

1 聞こえてるなら返事してよ 
2 君が心配なんだ 
3 何?もっと聞きたいって 

4 早貴ちゃんとその場で・・・ 



「君が心配なんだよ」 
「白々しいですね先輩って。今あんな事言っといて…」 
早貴ちゃんの生暖かい視線を受けながら有原さんへの説得を続ける。 

「開けて、ね?」 

しかしいつまで待っても返事は無かった。 

「お願い栞菜、出てきて!」 

早貴ちゃんの呼びかけにも答えてくれない… 


「明日学校行くから、今日は…帰って」 


おお、返事があった! 

「先輩」 
「何?」 
「帰る途中早貴に何かしたら…明日、わかりますよね?」 


声だけなのにすごい威圧と殺気を感じた… 

1 大人しく従うが一緒に帰るぞ 
2 別々に帰る 
3 舞美とやらしてやるから目をつぶれや、な? 



おとなしく言うことは聞くかね。でも一緒に帰る 

「ニオイでわかりますよ。何かしたら」 

…う?!お、おどしのつもりか! 
俺のニオイは普通らしいからわかるはずがない。…いや、有原さんなら嗅ぎとるかもしれない。 
「い、一緒に帰ろうか早貴ちゃん」 
「……………」 

いやー痛かった。帰るまで俺から外れなかったあの生ぬるい視線は。俺は完璧嫌われたに違いない。 


…翌日。 
俺は気分が重かった。 
ちゃんと有原さんは学校来てるかな?いや来てない方がいいんだが… 

なんていけない事ばっかり考えてしまう。 

1 バックレてやる 
2 武装していく 
3 むしろ攻め。こっちから何か仕掛ける 



来るなら来てみろ。この俺に牙を剥く行為がおろかだと思い知らせてやる。 

「おいジミー、あの娘おまえに用があるって」 

萩原が俺を呼んだ。ドアには有原さんが。来たな! 
表情は…あら?思ったより普通だな。怒っている様には見えない。 
「ちょっとお話あるんですけど」 
でも何か含みというか真っ黒いオーラがにじみ出ているのが分かる… 
「来てください」 

どこにつれてくつもりだ?まぁどこであっても、こっちから襲ってやる…うふふふふ 

うひゃひゃひゃひゃひゃ 
さあどこに連れていくつもりだ? 

1 体育館倉庫か。ここは思い出の場所だ 
2 音楽室ぅ? 
3 理科室…?え? 



油断だけはしちゃいけない。いつ何をしてくるか予測できないんだから 
「着きましたよ」 
「ここ、理科室じゃん。なんでここに?」 
有原さんは俺を見てにこにこ笑っている。うう、いったい何を企んでるんだ。 
「早く〜」 
「ひっ、ひっぱるなよ、うわ!」 
入ってすぐに人体模型と目が合ってしまった。うえ、俺こういうの苦手なんだよ。 

「私、ずっと考えてたんです。家に一人で」 
「何考えてたの?」 
「…わかってるくせに」 
皮肉っぽく笑う。さっきから笑ったまま表情が変わらない。 
「……ずっと考えてて、ひとつの答えが出ました」 
「その答えっていうのは?」 

「今から教えてあげますから」 
言葉を聞き終わる前に俺は机に押し倒された。 
「いてっ!ちょっと何するんだよ」 
いきなりされたから驚いたが、たいした力じゃなかったからまだ余裕は保っていたが 
「だから私が出した答えを教えてあげるんですよ」 
首筋にひやりとした痛みが。 
有原さんはカッターを当てて笑っている 

1 き、切れるなら切ってみろ!俺の血はドブより汚れててびびるぞ 
2 待って!解剖されたくない! 
3 れ、レイプされる二回目なの。でも慣れないのね… 



「俺、い、いやわ私、れレイプされるの二回目なんだ、いや、なの…や、優しくして」 
バカを装えば少しは冷静になれるかと思ったが全然…… 
怖い、怖い、いやだ、生きたまま解体されるなんて冗談じゃない。 
あの目は生きものを解剖しようとしている目だ、そうに違いない。 
「うふふふ…」 
俺の怯えた顔を間近で見て悦んでいる有原さん。 
「ああ!切れちゃったっ!」 
「わーーーーーー!!」 
急に大声を出されたからびびって叫んでしまった。 

「くすくす、くす、ぷっ、くく、あはははは!」 
今度は俺より大きな声で笑いだしたぞ! 

1 何がおかしいんだ! 
2 一緒に笑ってみる 
3 お、カッター手放した。チャンスだ! 



「怯える先輩やっぱり可愛いですね〜、くすくす、ぷっ、くく」 
「うふ、うふふふ、うふふふふふ〜」 
突然笑いだした有原さんにたいして何をしたらいいのかわからず一緒に笑ってみた。 
「……………」 
「うふふふふふ……なんだよ、なんで黙るんだ」 
何か別なことを考えてるのか? 
「それは本当の笑顔じゃないですね」 
「当たり前だろ!俺が笑える状況にいるのか!」 
「本当の笑顔っていうのは〜…」 
「い?!」 
有原さんはいきなりスカートをあげて下着を見せてきた。 
お〜〜〜…し、白の赤リボン。変な子が普通の穿いてるギャップがいい! 
「そうそう、その顔ですよ〜」 
「…はっ!わ、笑ってないぞ俺は」 

1 目的はなんだね。なんだチミは 
2 してほしいのか?遠慮はいらないぞ 
3 それもめくりなさい! 



「君の目的が見えない。なんだチミは?」 
「………………」 
無反応でもいいがせめてチミには反応しなさい。 
「ぐっ!!」 
こ、今度は俺の首をしめてきた…!なんて力だ、油断してた…!俺非力だったんだよぉ 
「や、やめ…ろ…!ぐあ、、あ…!」 
ほ、本当に死んじゃうだろ、やめて…! 
「っっはぁあ、げほっげほっ、はぁ、はぁ!」 
やっと解放された。今、死んだ犬が手招きしてるのが見えたぜ… 
「怯えた顔もにやけた顔も死にそうな顔も、どれもいいですね」 
さっきから顔、顔って、なんなんだ? 

1 俺の顔がそんなにおかしいのか! 
2 どーでもいーがパンツ見えてるぞ 
3 御面頂戴で面の皮を切り取られるのは勘弁である 



顔が気になるのかはさておき、普通のパンツが見えてるぞ。 
「有原さんパンツ見えてるよ」 
「ええっ?!」 
「あはははっ、恥ずかしいだろ!」 
笑う俺を見てにやっと笑う有原さん。 
「そういう得意げな顔も、いいですね」 
恥ずかしさを隠してる様にも見えるね。もう、照れちゃって。 
「そろそろ教えます。私の出した答え」 
…答え、か。 
ずっと考えた結果何を見いだしたんだろう? 

1 聞かせて。君の答え 
2 当ててあげる、俺を好きになった。違う? 
3 それより知りたいのはパンツの中身だね 



「聞かせて、有原さんが出した答え」 
「はい!私は…ジミー先輩を好きになる事にしました!」 

…?! 
嬉しい、嬉しいよ、君からいってくれるのは。 
だが何だその微妙な言い回しは?何か裏があるんじゃないかと勘ぐってしまう 
「ありがと、俺嬉しいよ。君に想われるなんて」 
「……聞いてくれます?好きに辿り着いた過程を」 
聞いてほしそうに目をきらきらさせてる。 
これはいつかの、舞美先輩の脇について語ったあの目だ。 

1 聞いてやるか 
2 好きならイイコトしようよ 
3 パンツの方が気になるな 



有原さんが俺を好きになった過程。それは… 
「…舞美先輩も、愛理も、あなたが私から獲っちゃった」 
「ごめん」 
「いまさら言われたって遅いし!」 
確かに奪いました。私があなたから。私は最低な屑男です。傷がぶり返しそう…… 
「苦しかったですよ。布団の中で毎日泣いてね」 
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」 
「…そして私は答えを見つけました。誰か好きになってもあなたに奪われるなら…」 
「う、奪われるなら…??」 
ぐっと顔を近付けてきて笑った。 
「奪われる獲物より奪う人を好きになればいい!ってね」 

…目がマジだ。 
この子は目がマジだ。 

1 うん、わかった。俺を帰してくれ 
2 返す、君に大切な人を返すから許して 
3 ひぃぃぃぃ、怖くなってきた 



「君の話はわかった。理解した。だからもう帰してください」 
「まだ話は終わってないですよ。どうせ好きになるなら私…」 
「話をきいてくださーい、私を帰して〜うちに帰して〜」 
あ、あ、あら?カラダが動かない!あー、手が縛られてる!足も! 
て、てめー、いつの間にこんなマネを! 
「きれいな部分だけじゃない、汚い、醜い部分も見たいんです」 
「やっやめて!さわらないで変態!」 
「いろんな顔も見たいんです、笑顔も、泣き顔も、苦しむ顔も」 
だからさっき俺にいろいろやってたのか。 
全然意味わかんなかったけど、それが目的だったのか。 


1 汚いものなら俺のチャック下ろせば、ほら 
2 俺はお前のおもちゃじゃねー 
3 君も見せて… 



「汚いものなら、ほら、俺のチャックを下ろしてくれれば見られるよ」 
「どーして先輩はそう短絡的なんですか?はぁ、こんな人に舞美先輩や愛理は……」 
悲しみがぶり返して涙目になる有原さん。 
「それは冗談として、有原さんがそんなに思い詰めてたなんてわからなかったよ」 
「先輩…」 
「俺も自分が原因で色々あってね。こりゃ、まだまだ欝はつづきそうだな」 

本当なら有原さんは怒るはずなのに、むしろ俺を好きになるなんて。 
その考え方はともかく、好きな人のいろんな部分を見たいってのは大切なのかもしれない 

1 つーワケで縛ってるのを解いてくれ 
2 もっと話を聞いてみたい 
3 好きな人ならちんぽしゃぶって♪ 



もう少し話を聞きたくなった。そのうち手足の拘束もほどいてくれるだろう 
「もっと聞かせて、いろんな話」 
「私も聞きたいです。先輩のいろんな話」 
「えーと、あっち系?」 
「…それはあとで。もう少し純粋な方を」 
俺は清水先輩や菅谷、そしてちぃとつきあってた頃の話をした。 
こっちのノロケにいちいち笑ったり悲しんだりしてる有原さんが可愛かった。 
…こういう事なのかな、いろんな顔を見るって 

そろそろ解いてほしいな、手足の拘束。 

1 お願いしてみる 
2 まだいろんな顔を見る 
3 それより制服の中身が気になる。顔の次はカラダだろ? 



「有原さん、そろそろ見たいな〜。カラダの方」 
オブラートに包むつもりがはっきり言ってしまった 
「……………」 
え、あれ、嫌がると思ったのに上着脱いでる。 
薄暗い理科室にしばらく二人きりだったから気分もやらしくなったのかな。 
「こないだは私が先輩の裸見たから、今度は私の番ですよね?」 
「まぁそうだね。でも…いいの?」 
「……ん〜、ちょっとはずかしーけど…でも見せます。私の全部!」 
少しの迷いはあるけど俺に見せてくれるみたいだ。 
「で、でも、後ろむいてていいですか…?全部脱いだら見せますから…」 

1 いいよ。決心してくれてありがと 
2 …見てるから有原さんもこっち向いてて 
3 まずスカートからいきなさい。迷いが吹っ切れるよ 



「…俺の方向いててくれる?」 
えっ、と声を出した有原さん。やっぱり抵抗があるんだろう。 
「ちゃんと見てるから、笑ったりしないから」 
「でっでも、見つめられながらだと、私…」 
「…俺の裸見て興奮したり、俺のアレを楽しそうにいじってたのに」 
私はやる側の方なんです〜!って照れ隠しに笑ってる有原さんがかわいいよ。 
「私…ほんとはまだ女の子にも裸見せたことないんです」 
「じゃあ俺が初モノ?うっわぁ、興奮してきた」 
ふざけて腰を動かしたりしたら笑ってた。 
それで緊張がほぐれたのか彼女はついに決心してブラウスのボタンを外していく。 
「うわぁ」 
「見ない…でっ」 
あらわになった、白いブラ。パンツとお揃いかよ、黒い肌と対称的だ。胸は…う、で、でか…! 

1 がんばれ〜!次は、次はブラを! 
2 スカートを脱いで下着だけに… 
3 そのまま俺に倒れてみなさい 



俺に芽生えた悪戯心。よく出てくるから困るな。嬉しいけど 
「俺にむかってボディプレスして。てか倒れて」 
「えええっ?!ちょっと先輩、それはやりすぎじゃないですか?」 
「……だって有原さん、俺の手足を使えなくしてるよ。ずるいよ」 
「う…そ…それは〜、その〜、わ、私の趣味で、あ、いや」 
最初の決意が揺らいで、恥じらいが出てきたみたいだな。 
「じゃあいきますよ!もうっ、知りませんから!」 
えっやってくれるの? 
「えーーーい!」 
「うぷっ?!」 
あ……く…唇… 

「……?!」 

重なった唇を反射的に離し、両手で押さえたまま固まる有原さん。 
「う…うそ…っ、ね、狙ったんじゃないのにぃ…」 
さっきから自分のやる事の出す結果に戸惑う有原さんがかわいい…っ 

1 さあ次はスカートを 
2 先にブラを取って 
3 今のキスで満足…? 



もっと恥ずかしがる姿を見たい。 
「次はブラを…」 
「え〜〜〜〜!やだやだやだいやですぜったい!」 
「自分で裸見てっていったのに〜」 
「わー!わー!あー!聞こえな〜〜〜い!」 
まったく違う意味で反応のいい子だ。エロくないのに股間にミシミシ来る反応だよ。 
「約束は守らなきゃ。これは俺にも言えるけど」 
「いじわる!先輩、なんで私に冷たいんですか!」 
「…有原さんこそ、こないだは俺を裸…」 
「あっ、あーもう、わかりました、脱ぎます!」 
それを言われると弱い。罪悪感はあるんだな 
「ん〜…!」 
目も唇もぎゅっと閉じてブラを外すと、ふくよかな胸があらわに… 
「だめっ!!」 
「なんで隠しちゃうの〜!」 
「か、隠しちゃダメとは言われてないですから!」 
みずから墓穴を掘ってる様な…エロいな 

1 もう一回倒れて 
2 拘束そろそろ解いて。血がとまってきた 
3 股間が限界、俺も脱がせて 



さ、さっきから有原さんのもだえる姿を見てて俺もう限界! 
「脱がせて、これ、出たいって苦しんでる!」 
「きゃーー!いやあーー!」 
いたい!だめ、それははたいちゃ痛いから! 
「は、早く、封印を解いて。でなきゃもう中で火ふいちゃう!」 
「う〜、わかりましたよぉ〜」 
ベルトを外され、ズボンを下ろされた瞬間… 
「うひゃあーー!」 
ぶるんと飛び出た愚息を見てのけぞる有原さん。 
「ね?すごいでしょ…もう、大変でしょ?」 
「こないだより…おっきくないですか?」 
「そりゃあ有原さんのおかげだよ」 
やっと自由になれた。しかし自らが自由に扱えない。ここは有原さんに手足になってもらうしかない 

1 手でして 
2 足で、やった事あるかな? 
3 く、く…口で 



やっぱりここは手でお願いしよう。 
「手で…して」 
「こ…こうですか?」 
両手で俺のを握り、じっとしたまま動かさない有原さん。 
あれ…?まさか、やり方知らないのか?前の時は悪戯してたのに本番は知らないのかな 
「やり方わかる?」 
「……いえ、私、全然知らないんです」 
「そっか、じゃあ教えるね。まず手を」 
「こうですか?こうやるんですか?」 
ちょ、うぎゃ〜〜!それじゃ雑巾絞りだよ!なんで言い終わる前からやるの! 
「あ。今の顔好き。えーい♪」 
「ほびゃびゃ?!」 
「上の方を弾くとどうかな」 
「あびょ〜〜〜!!」 
「知ってますよ。男の子はタマが痛いって、つねっちゃえ。ひねっちゃお」 
「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽぉーーー!!」 
「やっぱり先輩は痛がる顔が似合いますよ〜」 
「……き…君…あそぶんじゃないよ…」 
「指でぴしっ」 
「いーかげんにしろや!こら!」 
有原さんはこれを遊び道具だと思ってるのか? 

1 手はいいから口でやってくれ 
2 パイずり…できなくもなさそう 
3 そのたくましい足で 



有原さんの胸ならきっと俺のを挟めるかも、頼んでみよう。 
「あ、あの、有原さん、今度は胸でお願い」 
「これをですか?え〜、まだいじりたいのに。ん、わかりましたぁ」 
有原さんは手をやめてその胸で俺のを……! 
「おぉうっ」 
やわらかい肉に包まれて思わず声が出てしまう。 
なんか、やっとエロい気分になれた感じ… 
「ん〜、なんかごりごりしてて臭いんですけど」 
「俺は気持ちいーよぉ、見てこの顔」 
「うふふ…ほんとに幸せそうですね。私頑張ります!」 
あ、あ、そんなに一生懸命上下にされたら… 
むにゅむにゅマシュマロみたいなのが動いて、あぁ…きもちぃいっ 

…焦らされたせいもあってもう出そうだ、ど…どうしよう? 

1 このまま出す 
2 口に出しちゃう 
3 …スカート脱いでもらって、パンツも、そしたら…! 



このまま出すより…! 
「有原さん、これくわえて…!」 
「あ、はぁい…もぐっ」 

う、あぁ、も、もう、でる!! 
「んぶぅ?!うわぁあなんですかぁ、ちょ、くさ!まずーい!!」 
口のぬめりがとどめになって、いっぱい出ちゃった…… 
「ごめんなさい、私、だめなんです」 
…え?あ、洗面所走ってった。 
「げほ、ごほ、プッ!おえええ…!がは、ぐふ」 
うわ、なんかリアルな反応だね。咳の仕方とか 
「ごめんなさい、私、先輩のコレ受けとめられませんでした」 
涙でうるうるしながらも口から俺の出した名残がたれててエロい有原さん。 
「いいんだ。いいんだよ、一度で全部俺の事知ろうとしなくたって」 
「せん、ぱい…」 
「そう。また次の時にできればいいし。次の時に…♪」 

それに口でこれなら、もし中にやってたら逆上して本当に解体されたかもしれないし… 

1 優しくしてあげる 
2 服を着せる 
3 油断させてくすぐる 



「こんなに赤くなりましたね。これ、私と共有した時間の証ですよ」 
拘束を外され真っ赤になった俺の手首と足首を見てほほえむ有原さん。 
「…うん、そうだね」 
服を着せてる俺にたいして警戒してない。よしっ、チャンス! 
「きゃ、ちょっと何す、きゃはははは、あっははははは」 
「油断しちゃダメだぞ、俺は有原さんより悪戯が好きなんだから〜」 
「やめてください、やめ、あはははははは」 
「笑って笑って、有原さんは笑顔が一番!」 
「これ、は自然、の笑顔じゃない、です〜」 
疲れたカラダでくすぐるのはつらかったが楽しい反応を見られるなら別にいい 

「も〜…激しいですね。キュフフフ」 

今、カラダが凍り付いたぞ。その笑い声…!! 

1 早貴ちゃん?!いっいつからそこに!! 
2 いるならいるっていいなさい。まったくむっつりなんだから 
3 カエルがしゃべってる。理科室には不思議な生きものがいるな 



「み、見てたの早貴ちゃん?!」 
「うん。途中からだけど、キュフフフ」 
「どこから見てたの?いつからいた?」 
早貴ちゃんは含み笑いをしていて答えなかった。 
「…さあ?どこからでしょう」 
…うぅ、ひたむきな娘だと想ってたのにこんな淫乱だったなんて。 
「俺は悲しいよ!君が淫乱だったなんて!」 
「…私だって悲しいです。あんなに優しかった先輩がこんな屑でど最低のスケベ野郎だったなんて」 
やめてーやめてー君の口からそんな言葉、やめてーやめてー 
そんな醜い汚い部分なんか見たくなーい! 
「早貴、私汚れちゃった。私を嫌いになる?」 
「ううん、栞菜は好きだよ。栞菜はね…」 
「ありがとー!聞いて、あの先輩私をさんざんイジってね…」 

おーい、なんで女子二人が仲間になってんだ! 

1 早貴ちゃんまさかやりたいの? 
2 早貴ちゃんがなぜ淫乱なのかたずねる 
3 逃走。俺の唯一の特技 



「まさか早貴ちゃん、俺とやりたいのかい?」 

あ、急に黙ってしまった。そうなるとこっちも声をかけづらいのだ。 
「あの……」 
「ん?」 
「そ、それとこれとは話が別っていうか、あの…」 
今度は声が急に弱々しくなったぞ。 
なーんだ…やっぱりいつもの早貴ちゃんか、ほっとした様な、でも少し残念な様な。 
「早貴は¨ひとり¨の方が好きなんだよね♪あ、もしかして今夜もさっきの事を思い出して…」 
「わー!だめー!それ秘密だから〜!」 
「夏休みに私が教えたらクセになったんだよね」 
「栞菜〜〜〜!!」 

そうだったのか。 
まさか可愛くなったのはそれが原因か?有原さんナイス 

1 だからこそオナニーの次をしようよ 
2 男の場合はこうやるんだよ、見せてあげよう 
3 意味も脈絡も無いが下着の色を見せなさい 



「だからこそ早貴ちゃん、オナニーの次を!」 
「こっ来ないでください、人を呼びますよ!」 
冷たいな、君はそんな子じゃないはずだよね? 
「さ〜きちゃ〜ん、さ〜きちゃ〜ん…」 
あ、あれ?なんか声がかすれてきたぞ。しばらくうがいしてなかったせいか? 
「きゃ〜!こないで!」 
「早貴ちゃんに近づく奴はゆるさないかんな!」 
やべ、追い掛けてくる。逃げなきゃ! 

「待て〜〜〜〜!」 
「逃げてる先輩、バカみたいですよ〜〜〜」 

「くるなぁ〜…くるなぁ〜…」 

なんで俺が逃げてるんだ、なんで早貴ちゃんまで嬉しそうに追い掛けてくる… 
あの様子じゃ嫌ってはいないからまぁいいか? 

こーして七不思議にまたひとつ、薄気味悪い声で校舎を徘徊するおばけが加わったとさ 

…めでたくね〜