俺は今、とある事情からちょっと校内を必死こいて逃げ回っている 
というのも、どこからか俺に彼女がいるってことがバレて、何故かそれにキレたある人から追っかけられてるのだ 

1 柿ピーのあの人 
2 ピーチッチなあの人 
3 告白以来ろくに会ってないあの人 



そう、あろうことか清水先輩に追いかけられているのだ 
あの先輩がこんな風に怒りを露わにするとは思えなかったのだが 

「まちなさい!!君みたいな浮気者が彼じゃ千奈美が可哀そうです。そこんとこわかってる〜」 

あの小さな体のどこにこんな体力が眠っていたのかってくらい驚いた 
それにちぃとも知り合いとはな 

「先輩に告ったときは誰ともつきあってないですって」 
「嘘ついたって無駄です。君は最近桃とも舞美ちゃんとも仲いいって話だよ。ってことは」 

仲いいからって浮気とは限らないじゃんかよ〜 
まぁ下心がないといったら全くの嘘になりそうだが・・・ 

「ダメだ、もっと日頃から運動しとけばよかった」 

怒りにまかせた先輩は噂にきく鈍足さとは桁違いだった 
もう捕まる 
その時、俺を助ける声が聞こえてきた 

1 今度こそ柿ピー先輩だ 
2 おっ、外人・・・じゃなかった、梅田先輩 
3 ピーチッチ先輩 



おっ、桃子先輩だ 
きっと俺に何かと世話やいてくれる人だし助けてくれるはずだ 
俺も思いっきり先輩に向かって手を振って助けを求めた 
すると、 

「こら〜あんた生徒手帳受け取る約束破ったわね。先輩との約束破るって許さないんだから」 

なぬ!? 
助けてくれるどころかこの人も敵かよ・・・ 
俺が頼りにできる人間はこの高等部にはもはやいないといってもいいな 
もう駄目だ、2人を振り切る自信なんて俺にはないし、ここは捕まってしまうかな 
と、諦めている俺の手を掴んだ感触があった 

「ったく、あんたって子は本当にバカなんだから」 
「矢島先輩〜どうして今日は俺を助けてくれるんですか?」 
「あんたの首をとるのは私ってそう決めてるんだから。誰にも譲れないでしょ、大事な役だし」 

俺は先輩に連れられてとにかく走った 
後ろから清水先輩と桃子先輩の声が聞こえたが、もうはるか遠くだ 

「で、あんたさ〜私も聞きたいんだけど、あの噂って本当?」 

1 あの噂って何ですか?ととぼける 
2 本当です、と認めるか 
3 嘘です、と否定する 



嘘をつくのは心苦しいし、何よりちぃに対して罪悪感あったがここは 

「嘘ですって、やだなぁ〜。誰が言い出したのかは知らないけど」 
「ふぅん、嘘ってわりには佐紀ちゃんたち本気でおっかけてたじゃん」 
「清水先輩たちは嘘を見抜けないんですって。先輩に逆に聞いちゃいますけど、先輩こそ彼氏いるんですか?」 

ここは話そらしてあのことはなかったにしてしまおう 

「はっ、私?何であんたにそんなこと言わなきゃいけないわけ」 
「先輩みたいな人ならいてもおかしくないかなって」 
「そんな理由だけで聞いてきたわけ?普通は気になるからとかじゃないの」 

ふむ、ここはそんな理由だと言い切ってしまおうかどうしよう 

1 先輩のことが気になってるんです 
2 単なる好奇心じゃいけませんか、と逆ギレ 
3 別に理由なんてない 



彼氏がいるのか、だって勢いで口から出てしまった言葉だし好奇心と認めてしまうか 

「そうです。単なる好奇心ですよ。でも、それじゃいけませんか?」 
「あんたってつくづくデリカシーないのね。ほんと、信じられない。助けるんじゃなかった」 

ちょっと呆れ顔でポニーテールを揺らして足早に去っていく先輩 
怒った顔も可愛いぜ、なんてここはいえるような空気じゃないな 

「部活にいこ」 

先輩と別れた俺はちょっと悪かったかなって気もしてしまった 
助けてもらっておいて、あの態度はないよな 
先輩にお礼いいにいくか 

1 部室いってみよう 
2 まだ教室かな 
3 あとでいいや 



ここは部室にいってみるかな 
部室っていうと有原さんが覗いてたり、俺も覗きにいってたりといい場所じゃないが 
で、きたはいいが誰もいないみたいでノックしても反応なし 
つうことは、競技場までいってみるかな 
って、あれ・・・今日の天気って晴れじゃなかったか 
急に天気が悪くなってきたな 
しかしな、行くと決めたらいくか 

1 競技場まで先輩をみにいく 
2 先輩がくるまで待つ 
3 部室に忍び込んで待ち伏せ 



雨が降ってきたら戻ってくるだろ 
それにここは俺の悪い虫が騒いでるしな、ウシシシ 
先輩の汗まみれな姿よりもエッチな姿みられる可能性高いか 
俺はこっそりと忍び込み、先輩の隣の空きロッカーに隠れることにした 
ここならすぐにはバレなさそうだ 

「はぁ、いきなり雨だもんな〜やんなっちゃう。もうびっしょびっしょ」 

そう、つい何分か前から激しい雨が降ってきたのだ 
先輩は雨で全身ずぶ濡れになって部室へと戻ってきていた 
しかし、他の女子部員まで戻ってきている 
先輩だけなら出て行けるが、他の子もいるとなるとまずい 

1 かまうもんか、出てってやろうじゃないか 
2 タシーロしてチャンス待ち 
3 何か先輩に気づいてもらえる方法を探す 



うひょ、こんなチャンス逃せるもんかよ 
だって陸上部の女子の着替え丸見えなんだぜ 
たまらねぇな、おい・・・お、あの奥で着替えてる子なんて胸でけぇ〜 
俺の息子もたまらずに大きくなってやがる 

「あ、舞美ちゃん〜今日は可愛いピンクしてるねぇ〜意外」 
「え、そうかなピンクとか好きなのに」 
「だってサバサバしてるから赤とかそういうのしてるかと思ってた」 

何だって〜!! 
みれば、確かに先輩の上下はピンクのものだ 
あの体つきはちぃよりもすげぇな 
やっべ、1人でしたくなっちゃったよ〜どうっすか 

1 おかずを有難うとマイミニーを敢行 
2 息子を宥める 
3 小さくなぁれはここで使うべき 呪文を唱える 



先輩、今日は色々と有難う 
とくにおかずの面では感謝してもしきれないくらいです 
つうわけで、レッツ!!マイミニー 
先輩、体を入念に拭いていてなかなか着替えを着ないな 
あの細いくびれた腰つき、さっすがだな〜 

「ね、さっきから舞美ちゃんの隣のロッカーおかしくない?」 
「そうかな?」 
「ほら、だって揺れてるよ。気持ち悪い・・・」 
「やっだな〜そんなわけないじゃん。ここって誰も使ってないやつだよ」 
「だからだよ。まるでお化けがいるとか?」 

ん? 
俺が熱中している間に妙な方向に話が進んでるな 
俺がお化けだと? なわけねぇじゃねぇか 

1 お化けとなって出て行って逃げ出す 
2 先輩に謝るまでぐっとマイミニーはこらえろ 
3 とりあえずマイミニーだけはやめるか 



堪えろ、先輩に謝りにきたことを忘れちゃいけない 
俺はあくまでマイミニーしにここへきたんじゃないぞ 
謝りにきたんだ 

「いきなり音しなくなったよ?」 
「あ、ホントだ。でも、どうしよう。何かいたら気になるよね」 
「舞美ちゃん、やめなよ。本当にいたときどうするの?」 
「その時はその時でしょ。たぶん逃げ出すかな」 

さすがだな、先輩勇気あるな 
って、先輩をたたえてる場合じゃないぞ 
先輩がここ開けたら俺いることバレるじゃねぇか 
何としても阻止せねば 

1 ポルターガイストっぽくしてビビらせる 
2 放置してりゃここは何とかなると思いたい 
3 やっぱ出て行くか? 



学園七不思議の1つをここで作ってやろうじゃないか 
陸上部女子部室に潜む謎の存在の恐怖!! 
おっしゃ〜ロッカーで暴れてやるぜ 

「ちょっとちょっと、これってまずいよ。何かいるよ、絶対」 
「私が中確認してみる」 
「やめなよ、だって何があるかわからないんだし。着替えもって逃げよう」 
「私も」 
「ちょっとみんな〜」 

舞美先輩を残して他の部員たちはうまい具合に出て行った 
これで明日には新聞部のネタになるかな、ロッカーのこと 
さぁてと、先輩だけになったしここで出て行くかな 

1 驚かせてごめんなさい 
2 もっと驚かせてやろう 
3 先輩だけだしマイミニー再開 



先輩だけになったし、もういいだろ 
皆がいなくなって寂しくなった部室で仕方ないと着替えを始めてしまった先輩 
ここは急いで再開するしかないぞ 
早く抜かねばならない 

「ん?また何か音が・・・どうしよ、皆から止められてたけど、気になる・・・でも、怖いし」 

先輩が警戒してるがここはもう構うものか 
俺は一心不乱に続け、大量に白い液体を出していた 
き、き、気持ちよかったぜ 

「もぉ私もさっさとみんなと行けばよかったかな・・・」 

え? 
しまった、先輩まで部室から逃げ出そうとしてる 
こうなったら出るしかない 
いくぞ ・・・ あれ? 何でここ開かないんだ ・・・ 
ぎゃあああ、もしかしてドア壊れた? 

1 力づくで脱出 
2 舞美先輩に助けを求める 
3 携帯でちぃを呼ぶ 



体ごとぶつかって力づくで開けるしかないぞ 
俺も男だ、当たって砕けてやるさ 
ガンッガンッとでかい音をたて俺はロッカーに何度も体当たりした 

「あ、あ、きゃああああああ!!!」 

その音に驚いたか先輩は大きな叫び声をあげて走り出してしまった 
しまった、先輩〜用があるんですって 
俺、あなたに謝ろうと思ったのにぃ〜 
結局俺が出て行く頃には誰もいない来たときと同じ部屋になっていた 

そして、次の日から学園七不思議に新たな不思議が加わったとさ 
次にあったときはちゃんと謝らねばな