いい感じに地味生活を抜け出せると思ったが夏休み前から何もなし。 結局夏休みはさえないままおわっちまった。はぁ…また二学期からかわれないのかよぉ …いや、でもいい感じに女子たちと仲良くなれてるから。 焦るのはいけないぜ俺。うん、いけない! こうやって放課後ぶらぶらしてりゃ何かかならずあるに違いないんだからな …っていってるそばから見つけた!あれは〜、おぉ清水先輩だ。 かなり前に告白してそれっきりだったっけ。またいってみようかな? …ってなんだ?汗だくで走ってるぞ。あ、犬におっかけられてら 1 犬を追い払う 2 誰か助けを呼ぶ 3 俺がおとりに 「ひぃいいぃい!たすけてクダサーーイ!」 なんだよ、あの犬どっから迷い込んできたんだ? みたところ野良犬って感じだな。首輪がないし。学校に野良犬がくるって意外とない事なんだが… それに清水先輩がちょっと情けなくて、悪いがあの姿はおかしいよ。 でも助けてあげなきゃ。困ってるしな。 「おい犬、鬼ごっこしたけりゃ俺とやりな!」 先輩と犬の間に割り込んで注意を向けさせてやる 「え、き、君は?」 「先輩早く逃げてください。こいつは俺が遊んでやりますから」 カッコイイな、今の俺… 「ガルルルルルルル…」 な、なんだこの猛獣みてえなうなり声は?まさかこのワンちゃんが…? いったいどうしたらいいんだ、へたに何かしたら飛び掛かってくるぞ! 1 とにかく逃げるしかないか?! 2 なんか食い物持ってないか?こいつにやってその隙に! 3 先輩、悪いですけどチェンジ 振り返らずに逃げよう。それしかないわ。 「くるな!くるな〜!このワン公!」 「バウッ!バウバウッ!ガルルルルルル」 牙むき出しにしてよだれ垂らしながら追っ掛けてきやがる。 なんて狂暴な顔してんだよまったく。こわくてしょーがねーっつーの! 俺はしばらく走り続けたがたいして足は速くなく体力も平均、野性にかなうはずがなく… 「いてーーっ!こらっ噛むな!やめろ〜〜〜!」 しばらくして… 「よしよし、もう怒っちゃだめだよ」 …なんだ、腹が減ってただけなのか。確かに腹減るとキレやすくなるから 清水先輩が買ってきた缶詰を頬張る姿はやっぱり可愛い犬だな。 「さっきごはんあげようとしたらいきなりおいかけられて…」 そうだったんすか。先輩、優しいんだな… 1 犬がスキなのか?聞いてみるか 2 犬の頭を撫でてみる 3 しゃがんでるからパンツが見えてるね 「それより君かまれたでしょ。大丈夫?」 先輩、イメージとおりのぱんちゅですねぇ。 けがれのない純粋さをあらわすその色……たまりませんよ。 「ね、大丈夫?いたまない?」 先輩のこともっと知りたいな俺。この色以外だとどんなのが似合うかな? 「聞いてる?私の話」 「え?はい、なんかいいましたか?」 …あ、やば、先輩ちょっと機嫌悪そう。 「もー。ケガいたまないかってきいたのに」 「あぁケガですか。平気ですよ、たかが足かまれたくらい!」 うそです。さっきからじんじんしてます。 「そう?ならよかった。さっきはありがとね。助けてくれて」 笑った、うわぁカワイイ。って先輩にたいしてカワイイは失礼か。 でも悪いけど…カワイイんだよなぁ♪ 1 いえいえ。どういたしまして 2 い、一緒に帰りません…?なーんて 3 先輩ちっちゃいっスねwクスクス 「先輩ってちっちゃいですね」 し、しまった、つい思ったことを口走ってしまった 「………何?いきなり」 「あ、あ、いや、い、今のはその」 やっべー完璧不機嫌になっちまった! 「君は口のきき方をもう少し勉強した方がいいと思うよ」 「ごめんなさい先輩、ちがうんです今のは!」 「私帰るから。じゃあね…」 待って、待って先輩、ちがうんです〜! 「ちょ、ちょっと離してよ、やめて!」 帰したくなくてとっさに俺は先輩の手をつかんでしまった。 「いやです、帰らないでぐださぁい!」 「離してったら!大きな声だすよ!」 ちからずくでぐいぐい引っ張ってたら… 「わぁぁあ?!」 「きゃあぁああ!!」 後ろに転んで、運悪く池があって…仲良く二人でダイブしちまった。 「サイアク…なんなの今日は」 「ご…ごめんなさい」 1 ここはもう土下座しかない 2 今のは冗談ですよ〜と開き直る 3 先輩!スケスケです制服が! 「ごめんなさいごめんなさい、言葉が足りませんでした!」 「うるさいなぁ」 俺は何度も何度も池に頭をつけて土下座した。 「あの…先輩、ちっちゃくてカワイイですね、っていいたかったんです」 …あ、俺の事見てる。 「先輩にカワイイとか。失礼だぞ君は」 ぷいっと顔をそむけたが、見えたぞ。先輩顔赤かったぞ。 「すいませんでした。清水先輩」 「…いいよ、もう怒ってないから」 よかった、俺の誠意(いや言い訳?)が伝わってくれたぞ! 「とりあえずジャージに着替えなきゃ。風邪ひいちゃうし」 「は、はい…」 「ね、どこで着替えようか?あ…でも一緒はダメだからね」 え、どうしよう?放課後の校内は部活してる生徒だらけだしな 1 俺の教室。確か誰ももういない 2 せ、先輩の教室…なーんて 3 思い切って屋上! 「屋上なら誰かにあう心配ないし行きましょうよ」 「そうだね、そうしよっか」 俺と先輩はずぶぬれになったまま屋上に急いだ。 しかしはたから見たら異様な光景じゃないか?俺たち二人は… 「ふー、やっとついた」 九月だったので日差しは強く温度は高い。それが幸いだったかもしれない 「あ、先輩先にどうぞ。俺は待ってますから」 「ありがと。そういう気遣いは大事だよ」 うへへ、ほめられた。なんか嬉しいな。 俺はドアをしめて先輩が着替え終わるのを待った… …あ?おいうそだろ、階段あがってくる音がする! 誰だー!やっやばい、とにかくやばい気がする! 1 桃子センパイ?!あ、あの…えっと 2 誰だ?うちにイラン人の生徒いたっけ? 3 あーー矢島先輩!死刑確定〜〜! 「こらそこの少年。まっすぐ帰らずにナニをしておる?」 「あ、あの、あ、汗をびっしょりかいたので、その〜〜」 「うわ、ってかずぶぬれじゃん!まじでナニかあったの、ねぇ」 心配してくれる優しい桃子センパイ。だけど今は一秒でも速くここから立ち去ってほしい。 もうすぐ清水先輩が着替え終わってしまう、ドアを開けてしまう。それだけはまずいんだよ! 「い、池に落ちちゃったんですよ」 「は?バカじゃないの君。ってかなんで落ちたわけ?あやしいな…」 なんてカンが鋭いんだよこの人はよ。 なんか野性のカンを持ってるな。まずい清水先輩の事気付かれそうだ 1 正直にいえば怒る人じゃないからいう 2 適当にしらばっくれてやる 3 それよりこの間の続きしません…? 俺は正直にいきさつを話した。 「あっはっはっはっ、おかし〜」 「笑い事じゃないですよセンパイ…俺のせいなんですけど」 桃子センパイは急に俺の肩に手を回してきた。 「あのさ、今むこうで佐紀ちゃんが着替えてるんでしょ?」 「はい」 さらに声をひそめる。 「…見たくない?佐紀ちゃんのカラダ」 えぇえぇえぇ??なな、なにいってるんですかアナタは?! 「見たいだろ?見てオカズにしたいだろ?このむっつりめ」 「…むっつりじゃないですよ」 「うそばっか!ほれほれ、見たいんだろ〜?」 「あけちゃダメでしょセンパイ!!」 なんなんだこの人は。俺をいつもからかうんだから 1 あ、あけたらダメですよ!あ〜〜〜! 2 飛び付いてやめさせなきゃ! 3 桃子センパイのが見たいです正直。 「いけませんセンパイ!やめてください!」 「きゃん!…ちょっとナニ?今度は私をおそうの?こないだはごめんなさいとか言ってたのに」 はぁ〜センパイマジいいニオイ… いやいやいいんだ今は、それよりドアはあけさせちゃならない! 多少力ずくでもセンパイをとめなくちゃ! 「やめてくださいよ、ほんとに!ほんとにやめてくださいってば!」 「ウフフフフフ、あ、やだ、そこさわっちゃだーめー♪」 ちきしょー完全にバカにされてるぞ俺。なさけねー ¨がちゃ¨ …あ、あいちゃった 「あ」「…あ」「え?」 三人同時に声が出た。 俺と桃子センパイが見たのは、ブラウス一枚に濡れたパンツだけの清水先輩… 清水先輩が見たのは、桃子センパイに抱きついている俺… 清水先輩、し、下、なんですかそれ! 濡れてぴっちり張りついたそのふさふさはまるで、黒いもず… …いやそれどころじゃねーぞ。 今日いちばんの修羅場になりそうだ 1 言い訳 2 逃げよう。それしかないよね 3 罪深きバカな俺に裁きを。アーメン… 「こらーー!!」 やっぱり清水先輩に裁かれなくちゃいけないよな俺は。 …って、先輩、なんで手にコンクリートの固まりを持ってるんですか? あぁ屋上はねー、剥がれかけたのがよくありますからね… 「なんかよくわかんないけど、佐紀ちゃん、おさえとくからやっちゃって」 桃子センパイ、あなたのせいでもあるんですよ? だけど俺を動けなくするだなんて ¨ ゴ ス ッ ¨ …あ、い、意識が重く、なった。立てない。 「もうっなんなの君は?!私の一日サイアクなんだけど!!」 ええおっしゃるとおりでございます。 「私帰る。もういやだこんなの!」 清水先輩はブラウス一枚のまま走っていった。 「…………ごめん」 隣には騒ぎの原因、桃子センパイが。 あ、あんたのせいだぁ。このうらみはらさで… 1 口もききたくね〜 2 膝枕しやがれ 3 罰としてやらせろ! 「い、痛いです…」 桃子センパイの膝枕、気持ちいい…ひきしまってて、でもふにふにで。 「つーか、まじでごめん。私のせいだね。佐紀ちゃんにはあやまっとくから」 やれやれ、うまくいかねーもんだな。清水先輩とこじれちゃって でも今は桃子センパイの膝枕で… 「振られたね。佐紀ちゃんに。聞いたよ?前に告白したって」 「え、いや、その」 桃子センパイは膝枕をやめて顔を近付けた。 「…嫌な想いしたんだし忘れなよ。ダメなら私が忘れさせてあげる…」 え、な、なんですかセンパイ、唇をつきだして。 まさか…ここで?!だんだん顔近づいてるし! 1 や、やっちゃえ! 2 いやダメだ。なんか流れでやるのは… 3 さっきから屁が出そうなんだ、これ以上緊張したら いやっダメだ、流れでやっちゃうのは何かちがう! ¨コツン¨ 頭をどけようとしたら桃子センパイのおでこがあたって… 「なーんて、ね。ちょっとびびった?」 「え?ま、また俺をからかったんですか?」 「当たり前じゃん。カンタンにちゅーするわけねーだろっ」 俺のおでこをぐりぐりつめでやってくるセンパイ。あーもう、またかよぉ でも、なんか安心してるよな俺。ヘタレだよなァ… 「さ、帰るぞ。なぐさめてやる」 「いいっすよ。カラオケはもういいです」 「なに〜?私のラブマがきけないのか〜?」 一人とくっつくようで離れちゃったり、 別の一人とまた深くくっついたり。 この頃の俺は今と違ってたんだよな……
ル*’ー’リ<ジミー君ごめんね ( 男子)<ジミーの周りの女の子って可愛い子ばっかじゃね? (;男子)<た、確かに (#男子)<ジミーのくせになっ (;ジミー)<あばばばばば 拍B;‘ -‘リ 州*‘ -‘リ<ジミー君に梨沙子の口癖がうつってるゆー