放課後に校内を散歩するのが日課になりつつある俺 今日はいつもとは違う場所へいってみるとするか 1 うちには特待生クラスがあったな 2 たまには音楽でも聞いてみるか 3 体育館で体操服の女子を堪能するか 特待生クラスの教室にでもお邪魔してみることにするか 2年以上通ってるのに一度もいったことないまま卒業するのも何だしな 特待生の子も普通クラス以上に可愛い子がわんさかいるに決まってるさ さて、特待生クラスに忍び込んだのはいいが、放課後にきたせいで誰もいねぇな 失敗したな〜 はて、どこからか歌声が聞こえてくるような・・・ おいおい、誰もいねぇのに声ってマズい予感が 1 今度こそオバケだ!! 2 いや、キレイな歌声だし聞いていこう 3 オバケなんかいないさを大声で歌ってしまえ そうだ、こんなときはオバケなんかいないさと歌えばいいんだ 歌えば耳に入ってくるはずもないからな よし、あ・・・あ・・・ オバケなんかいないさ〜♪ オバケなんて嘘さ♪ 冷蔵庫に入れてカチカチにしちゃお♪ オバケって冷蔵庫に入れてカチカチになるのかなんて疑問 にもちながら、俺はやけくそになって歌ってやった すると・・・ 廊下の先の教室から「うるさ〜い!!」と大声がかえってきた おいおい、オバケの反撃だってか、と身を構える いや、あれは舞美先輩じゃねぇか しかも復讐の鬼と化してるぞ 手に何故か柿ピーなんかもってやがる 1 とにかく逃げろ 2 いや、あれは舞美先輩に化けたオバケだ 退治してやろう 3 制服姿に見惚れてそれどころじゃねぇ この特待生クラスにあの舞美先輩が何故いるのかがわからないが、 身の危険を感じた俺はひたすら走った どんな分野においても平均的であり、突出したものがないこの俺 走るのも速くもないし、遅くもない そんな俺があの学園一の俊足美女から逃げられるはずもなく・・・ 「はぁはぁ・・・参りました・・・」 「あたしから逃げられるはずがないじゃない。さぁて、まずはこの間の お仕置きから始めようかな」 息切れもしていない先輩にとってはウォーミングアップにもなってないな 「あ、あのぉこの間のことは謝るんでどうか穏便に」 「変態小僧、聞いたよ〜あんた、ジミーって呼ばれてるんだって」 うげっ・・・先輩の細くてきれいなはずの腕が今は俺の首をぎゅっと離さない 豊満といえないが、柔らかいものが背中に当たってる 嬉しいような苦しいような 「あんたにはこの柿ピーをごちそうしてあげる」 1 ラッキー そんなお仕置きならいくらでも 喜んで 2 柿ピーっていう名前の拷問に違いない 何とか回避せねば 3 身体が密着してるんだし、今は考えるのをやめよう 柿ピー食べるだけでいいなら楽なお仕置きじゃないか 「喜んでそのお仕置き受けましょう」 「いったね、変態小僧。あんたに柿ピーの怖さ味あわせてあげる」 背後の舞美先輩の声がお仕置きを楽しむような感じになった 何だ、何だ、たかが柿ピー食べるだけじゃないのか 「よし、口開けて。いくよ、ガァーーーーーー!!!」 「ヒィィィィ」 俺は口をこじ開けられ、舞美先輩に一気に柿ピーを流し込まれた それも息ができないくらいに 死んじゃうよ、これマジで・・・ 「まぁ一袋は何とか平気だったみたいね。じゃあ次いこっか」 え!?柿ピーは一袋だけしかもってなかったんじゃ・・・ 「ちょ・・・ま、まって・・・」 「問答無用!!ガァーーーーーー!!!」 「sじゅじゃlrふらjhkろあうr」 あぁ俺は童貞のまま死んでゆくんだ そう思ったとき、背後から声がした 「まって、舞美ちゃん」 1 天使様の声に違いない 2 さっきの歌声と一緒だ 3 そんな都合のいい展開などあるはずもなく 背後からの声に反応する舞美先輩 「あ、愛理。まっててね、あんたの歌の練習邪魔したこいつ何とかするから」 俺は振り向くことができないからわからないが、愛理って呼んでたな どんな子だろう 声はとびきり可愛いし、歌もキレイだったしな 「あんまり柿ピーやるとなっきぃみたいにトラウマになっちゃうよ」 「あ、それもそうか。って、こいつはあたしの体狙ってたんだよ」 「それでもやりすぎじゃない?」 「わかった。愛理がそういうんならやめておく。変態小僧、今日はこれで勘弁してあげる」 俺は舞美先輩からやっと解放された そして、その美声の持ち主とようやく対面となった 「はじめましてですよね、ジミーさん。私、鈴木愛理っていいます」 「あ、何で俺のことを?」 「舞美ちゃんにも聞いたし、千聖からも話に聞いてたんです」 千聖? あぁ、千聖君のことか でも、彼は普通クラスだし特待生の彼とどういう関係だろう 1 もしかして彼のこと好きなの?とからかってみる 2 千聖君からは何て聞いてるの?と質問する 3 俺、有名人だなと鼻高々にいってみる 千聖君が特待生の愛理ちゃんになんていったのか気になるな ちょっと聞いてみるか 「千聖君からは俺のこと何て聞いてるの?」 「ん〜とっても面白い人だって聞いてます。ジミーってあだ名が嘘みたいだって」 そっか〜1回しかあってないのにあいつ面白いって認識か そういうお前こそ、男のくせに胸が大きくて面白いぞっと 「そうそう、千聖のことを君付けで呼んでますけど、どういう意味ですか?」 「どういう意味もなにも呼び捨てだと悪いじゃん。後輩でもさ」 「でも、あの子も女の子なんだし君付けはどうかなって思います」 「ほへ?」 今、女の子っていった? 冗談だろ 「千聖君って男じゃないの?」 「れっきとした女の子ですよ。千聖は」 「あんたぁ〜千聖のことそう思ってたってわけね。いいわ、本人のかわりにあたしが」 と、ここでさっきまで外野にいた舞美先輩が戦線復帰宣言をした また柿ピーくるってか ここは何とかせねば 1 千聖君って男の子みたいに中性的だなってとフォロー 2 本人に謝るんで柿ピーは許して 3 今度はお互いに顔をあわせて抱き合ってならカモーンだ さぁこい!! 俺も男だ、桃子先輩とは一線こえられなかったが、舞美先輩なら 「いいでしょう、ここは柿ピーの刑で手をうちましょう」 「柿ピーの恐怖をしってそういってるなら、あんた馬鹿だよ。変態小僧」 「ただし、ここは俺も先輩も真剣勝負ということで、お互いに顔をみあわせて 俺がダメって負けを認めるまでやりましょう」 「のったわ」 うっわ〜すっげぇ負けず嫌いなんだろうな、勝負って言葉が出た途端 顔つきが引き締まった 「それと俺が逃げるとも限らないんでしっかり抱えてからのほうがいいですよ」 「そうね、あんたはしっかり見張っておかないとね」 くぅ〜単純だw ラッキー 柿ピーはこのことだな 「舞美ちゃん、なっきぃのときみたいなことにならないようにね」 「平気平気。なっきぃとは違って、こいつ男だもん」 「そうだよ。愛理ちゃんが心配してくれるだけでありがたいよ」 こうして第2ラウンドが始まった ぐへへへ・・・やべ、今から下半身がガァーーーーー!!!ってなってるよ 「いくよ、変態小僧」 「カモーン!!」 そして、舞美先輩は俺をがっしりと抱きしめた すっげぇ密着〜たまんねぇ!! 「ん?何何、舞美のあそこらへんに当たるものは・・・」 しもた、速く反応しすぎてバレちまった 「あんたって奴はこりもせずにぃ〜!!」 ぐは・・・またも金的をくらった俺は廊下に這いつくばってもだえた 「いこ、愛理」 「う・・・うん。ジミーさん、気をつけてくださいね」 今日の収穫 愛理ちゃんとの出会い 舞美先輩との最悪の再会 千聖君が実は女だったこと 廊下で股間を押さえてうずくまる俺…情けねぇw でも舞美先輩のかもしかの様な足から繰り出されるキックならばまた受けてもいいかな?w でも股間はもうこりごり その時背後に人の気配が… 1.あれ?初めて見る娘だな 2.梅田先輩? 3.ま、茉麻じゃないか… 4.おっ、萩原か 「おっ、萩原じゃねぇか」 「お前こんなとこで股間押さえて何やってんだ?」 ニヤニヤしながらこっちを見てるぞorz あっ、こいつはクラスメイトの萩原。かなりのイケメンで言い寄る女の子も多いんだけど、何故か特定の彼女を作らないんだよね…って誰に説明してんだ俺w 「あ゛〜!」 その時萩原の背後から声が… 「なんだ舞、ジミーを知ってるのか?」 この前の事がバレたらまずいぞ… 1.とりあえず土下座で内密に 2.違う話題で誤魔化そう 3.素早く動いて舞の口を押さえてよう 抱きついたなんて兄貴にバレたら何言われるかわからん まるで忍者の様に素早く舞の横に移動すると片手で口を塞ぐと 「この前の事は内緒に、今度何か買ってあげるから」 耳元で囁く すると舞の目がニヤリとして頷く 「お前何やってんだ」 萩原の言葉に 「お兄ちゃん、何でもないよ。それより続き行こう!」 「舞が来年中等部に上がるから校内を案内してるんだよ。お前も一緒に行くか?」 1.舞を監視しなくては。兄妹に付いて行かなくては 2.舞美先輩のオッパイの感触を忘れない内に速攻帰ってニーだ! 3.この股間じゃニーは無理だな。もう少し校内をブラブラ どうせ暇だし付いていくか、舞がいつペロッと喋るかわからないし 「ところで舞、さっき何か話そうとしてなかったか?」 「ううん、それよりお兄ちゃん喉が渇かない?」 そう言うとチラリとこちらを見る…この歳でかなりのやり手かもしれないな(>_<) 「はいはい、ただいま買って参りますよ」 そう言って俺は購買にジュースを買いに行った あれ?購買の前に誰かいるぞ 1.雅ちゃんだ…やっぱりカワイイなぁ 2.ちょw千奈美買いすぎだろ 3.あれは千聖君…じゃなくて千聖ちゃんじゃないか 購買では夏焼さんが買い物をしていた 「み、雅ちゃんだ…やっぱりカワイイなぁ」 やべぇ…思わず声が出ちゃった 「何ジロジロ見てるの?」 「い、いや、雅ちゃんも購買で買い物するんだなって」 アセアセしながら答える俺 今度こそ夏焼さんと話がしたいなぁ…でも萩原達も待ってるし… 1.ここは秘密厳守が重要だ!急いで買い物して戻る 2.萩原達には後から謝ればいいや、二人きりなんてチャンスだし 3.みんなで考えてw 3 級友の萩原と一緒に萩原の妹を校舎案内してるんだけど、良かったら一緒に回ってくれないかな?(とりあえず萩原は夏焼さんに任せて舞ちゃんなだめないと・・・) 3 ↑で雅ちゃんに「小さい子に優しいんだ……意外ね」で好感度アップ!! でも舞ちゃんに嫉妬されてバラされる そして雅ちゃんから“ロリコン”の称号を授かる 萩原兄は「やっぱ舞は俺に似て可愛いからなぁ」と身内自慢 「夏焼さん今暇?」 「特に予定はないけど…」 「今さ、萩原と萩原の妹と一緒に中等部めぐってるんだけど、夏焼さんも一緒にどう?」 「萩原君の妹さんってもしかして舞ちゃん?」 「夏焼さん知ってるの?」 「うん、良く中等部に遊びに来てる。中等部に友達もいるみたいだし」 なんだ舞のやつ、中等部初めてじゃないんじゃないか 「知ってるなら都合がいい。一緒に行こうよ」 「…どうしようかな?」 ちょっと迷ってるみたい 1.ここは多少強引に手を掴んで連れていく 2.答えが出るまで待つか 3.あんまり時間ないし戻る 迷ってるって事は拒絶じゃないって事だよね よし!ちょっと強引だけど… 俺は購買でジュースを4本買うと 「じゃあ行こう!」 雅ちゃんの手を掴んで走り出す 「えっ?」 雅ちゃんはビックリしたみたいだけど、案外素直について来てる 「遅いぞ!」 舞の声がする 「あれ?夏焼先輩じゃないですか」 さすがに舞もビックリしたみたい 「何か強引に連れて来られちゃった」 「購買で会って舞ちゃん知ってるって言うから連れた」 「ま、いっか。4人で行くか。舞、次はどこに行く?」 萩原が舞ちゃんに聞いてる 口を挟んじゃうか 1.二年の教室に行ってみようよ 2.俺たちの教室に行ってみようぜ 3.ちょっと怖いけど高等部覗いてみない? 「二年の教室に行ってみようぜ」 俺の提案に素直に頷く一同。二年か…誰か知り合いいたかな? するとおもむろに 萩「そういえば夏焼ってさ彼氏とかいるの」 おい!普通は聞きにくい事をいともあっさりと… 雅「どうしてそんな事聞くの」 萩「夏焼カワイイから普通いるだろって思ったからさ」 俺が言いたかった事をすべて言われたよorz 雅「いないよ」 萩「そっか、勿体ないなぁ」 舞「舞もそう思うな。夏焼先輩凄く綺麗だもん」 1.ここは俺が立候補だ! 2.いや、まだ早い。もう少し打ち解けてからだな 3.興味ない振りをして話題を変えたいな 地味な人生とはおさらばさ 「夏焼さん…いや雅ちゃん、僕が隣にいちゃダメかな?」 雅「えっ、別にいいけど」 (゚∀゚)こんなにあっさりと決まっちゃっていいの… 雅「じゃあ行きましょうか」 とそそくさと歩き出す 慌てて付いて行く俺。何となく萱の外の萩原兄妹w 「どうせなら腕組んでいいかな?」 雅「何で?隣にいるだけでしょ?」 「いや、普通恋人同士は腕とか組んだりしない?」 雅「…何の話?」 も、もしかして真意が伝わってないとか?雅ちゃん鈍いのかなorz そうこうしてる内に二年の教室に着いた。 あれ?あの娘は? 1.確かあの娘はしましまパンツの… 2.クンカクンカのあの… 3.見たことない娘だな 舞「栞菜ちゃん」 そう呼ばれた娘はこちらを振り向くと舞の方に駆け寄ってきた栞菜「舞ちゃん久しぶり…」 その目で俺を捉えると袖を引っ張ってみんなから聞こえない所へ連れていくと 栞菜「あの事は絶対に内緒だからね!しゃべったらノゾキもばらすから」 そう耳打ちするとまた舞の元に帰って話を始めてる 舞「これ私のお兄ちゃん、かっこいいでしょ」 栞菜「そうね。それよりそちらの娘紹介してよ」 萩原「何かつれないなぁw」 舞「この人は夏焼先輩、中等部の三年生」 栞菜「私、有原栞菜っていいます。よろしくお願いします」 キラキラした目で握手してるよw 萩原「舞、そろそろ暗くなって来たから帰るぞ」 舞「は〜い、じゃあ夏焼先輩、栞菜ちゃん、ついでにジミーちゃん、バイバ〜イ」 ちょwww小学生にちゃんよばわりかよ さて俺も帰るとするか 1.雅ちゃんと一緒に帰ろう 2.栞菜ちゃんを誘ってみるか 3.二人が意気投合しちゃってる…一人で帰るか 俺「方向一緒みたいだし途中まで一緒に帰らない?」 雅ちゃんに言うと 雅「いいわよ」 帰りの道すがら雅ちゃんに聞いてみた 俺「ねぇ雅ちゃん、さっきのは俺の愛の告白だったんだけど、もしかして気付いてない?」 雅ちゃんは急に立ち止まるとカーッと顔を赤らめた 雅「ちょっ…と、そう言うのはもっとき、きちんと伝わる様に言ってよね…」 そこまで一気に言うと走って行ってしまった 一人取り残されちゃった…さて仕方がないから帰るか 桃「たぶんこの娘マネージャーの事嫌いじゃないですよ 雅「そうそう、嫌いだったら一緒にいるのも嫌だよ」 俺「今考えると確かにそうなんだけどな。あの頃はまだ若かったからね」 いつの間にか思い出話の輪に桃子も加わってた 桃「で、この後どうなったんですか?」 俺「まだあるんだけどな、でも続きはまたこの次な」 俺はアルバムを閉じた
( マ ネ)<思い出の雅ちゃんは暴力振るわないからかわいいな ノノl#∂д∂'ル<ふぅん……なら思い出の同級生のとこ行けばいいじゃない ノノl*∂д∂ル<結局私のところに戻ってくるくせに強がるんだから ノk|*‘ρ‘)<最終的には2人とも私のもんだかんな ノk|*‘ρ‘)<秘密はばらさないでね…