結局遊園地からの帰り、俺の家に泊まると言って聞かなかった二人。 今は二人でくっついてスヤスヤ寝てる。この二人はホント仲がいいね。 やっぱり疲れたんだろうね、ちょっとつっついても起きない… 1.お兄ちゃんに隙を見せると危険だぞ…と舞ちゃんのスカートを 2.今日もズボンか、ちと手強いがこちらを攻略…と千聖に突撃 3.いや、寝顔はそそるがここは自重、飯でも作って起きるのを待とう 二人の無邪気な寝顔を見てたらさすがに寝込みを襲うとかは出来ないよな。 さて二人が起きたら腹減らしてるだろうから、ちょっとした物でも作っておいてあげるか。 これでも独り暮らし長いから料理のレパーリーはあるぜ。でも有り合わせで作れそうなのは焼そばくらいかw 作ってる途中でベットの方から 「なんかいい匂いがするぞ」 千聖の声が聞こえる。 その時俺の携帯が鳴った 1.佐紀ちゃんからだ 2.舞美から…何の用だ? 3.○○さんからだ。仕事でなんかあったかな? 佐紀ちゃんからだ、 「佐紀ちゃん、何の用?もしかして身体がうずいてしょうがない?」 「何をバカな事言ってるんですか!早く事務所に来て下さい。」 電話口の声は普通じゃない… 「どうした!?」 「栞菜がりしゃを…とにかく早く!」 「わかった、すぐに行く」 まだ寝ていた舞ちゃんを起こすとすぐに車に乗せて事務所へ向かう。千聖はただならぬ雰囲気は察してるみたい 1.地下駐車場に入れてから事務所に上がる 2.とりあえず事務所前に停めて急ぐ 3.腹が減ったので隣のコンビニで買い物 車を地下駐車場に入れるとそこには佐紀ちゃんが待っててくれた。 「マネージャーその二人に手を出したんですか?鬼畜ですね…」 たはっ、一緒に車を降りてきた二人を見て佐紀ちゃんが冷たい目でorz 「それより急いで屋上に来て下さい!」 佐紀ちゃんに続いて階段を駆け上がる。屋上の扉を開けるとベリとキュートのメンバー、○○さんと全員揃ってる その視線の先には… 1.栞菜にナイフを突き付けられてる梨沙子が 2.栞菜にレイプされている梨沙子が 3.倒れてる梨沙子とフェンスの向こう側にいる栞菜が すでにみんなが集まってる。その視線の先には裸で倒れてる梨沙子とフェンスの向こう側に立つ栞菜が! 「ちょっと待て!栞菜何やってるんだ!」 「それ以上近付かないで」 駆け寄ろうとする俺を制止する栞菜 事態が把握できないが切迫した状態なのは確か。近くにいた佐紀ちゃんに説明を求めた まずキュートのマネージャーである○○さんに栞菜からメンバーを集めて欲しいとメールが入ったらしい メンバーを集めておいて公開レイプして、その後にフェンスの向こう側に行ったらしい その後に俺を呼び出した。それが経緯らしい 「マネージャー、ようやく来てくれたわね。私の人生をめちゃくちゃにした人…」 その言葉に俺は 「何の事かわからないよ」 「おかげで私は一人ぼっち。生きてる楽しみがなくなっちゃった」 と口元がニヤリとする…けど目は笑ってない 1.ゆっくり時間をかけて説得しよう 2.メンバーと協力して何とか助けよう 3.隙を見てダッシュで駆け寄る 4 飛び掛かってよけられ墜落ご臨終 「私は小学生の頃に親戚の叔父さんに悪戯されて、それからずっと男性恐怖症だった」 栞菜がなんか語り始めたぞ 「女の子の友達もウワベだけの感じだった。オーディションに受かってキュートに入ってからもそう」 その間に雅にアイコンタクトで“栞菜の気をそらせて”と合図を送ると雅はOKサインで頷く 「でもベットの上だと何となくわかりあえた感じがしたの。お互いに隠すものがないから」 「でもマネージャーが来てからみんなの態度が変わったの。舞美も雅もなっきぃも…」 雅「キャー!マネージャー何するのよ!」 栞菜の注意が一瞬それた 1.栞菜めがけて猛ダッシュ 2.死角をついて回り込む 3.見付からないように匍匐前進 よし!今だ! 死角に回り込むと一気に栞菜に突進した! …が栞菜はすでに舞美に抱きかかえられていた。舞美早すぎだからw んじゃ俺は…!! 勢い余ってフェンスを乗り越えて奈落の底へまっしぐら さよならベリキューのみんな…みんなに会えて俺は幸せだったよ… ボヨ〜ン! 天国の感触ってこうなのか…いや所業を考えれば地獄か 「まさか栞菜を助ける網にあなたが引っ掛かるとは思いませんでしたわ」 「ま、茉麻?」 「まだまだエンジョ〜イさせてくれないと困りますよ」 友理奈… 千奈美、桃子 そして階段をダッシュで降りてきたらしい雅… 「馬鹿っ!もうこれ以上心配させないでよ、ホントに…」 最後は声にならないくらい俺の胸で泣いてる またみんなに助けられちゃったな 1.ところで栞菜はどうなった? 2.ところで梨沙子は大丈夫か? 3.ところで○○さんどうしてる? 「ところで栞菜はどうなった?」 「舞美ちゃんがしっかり助けたよ、安心して!」 千奈美が答える。 「よし、じゃあみんな行こうか」 みんなに声掛けると屋上に上がると梨沙子のそばに佐紀ちゃんがしっかり寄り添い看病してる 「梨沙子、大丈夫か?」 俺が聞くと 「気持ち良すぎたゆ〜」 答える。どうやら大丈夫みたいだな。しかし栞菜のテクニックって…怖いなw そして目を移すと栞菜を中心にキュートのメンバーが囲んで話し込んでいる。当の栞菜はうつ向いたまま泣きはらしてる 千聖が俺を見付けて 「相変わらずドジだね。よくそれで死なないねw」 「俺は不死身なんだよw」 そう答えると栞菜に声をかけた 「栞菜、お前を助けるためにこれだけのメンバーが動いてくれたんだぞ。一人ぼっちな訳ないじゃないか」 舞美「そうだよ、ホント心配したんだから…」 そう言う舞美も目が真っ赤だ 「みんな、みんな仲間なんだよ。もっと仲間、そして人間を信用しろよ」 やがて栞菜が重い口を開いた 「ごめんなさい。ホントみんなごめん。謝っても謝りきれないかもしれないけど」 「そんな事はないよ。遅すぎるなんて事は絶対にないから」 梅さんがそう言って励ましてる 「私ずっと寂しかったの…このまま一生友達が出来ないかもって思ってた。なんか初めてキュートの仲間になれたみたい」 そう言うとメンバー一人一人と抱き合った。 やがて俺の前に栞菜が立った 「他人の事なのにこんなに必死になってバッカみたい でもみんながマネージャーの事を信頼してるのが少しわかった気がする…ありがとう!」 「栞菜、その笑顔めっちゃカワイイぜ!」 でもまだ解決してない問題が… 1.その男性恐怖症を直してやるぜ!と飛びかかる 2.少しずつその男性恐怖症を直していこうぜ、と優しく声をかける 3.あんまり○○さんに迷惑をかけないように注意する 「栞菜、その男性恐怖症もじっくり直していこうな」 そう言うとカワイイおでこにキスをした 「嫌じゃない、前は男の人に触るだけで、もう無理って思ったのに」 「よし、じゃあ次は唇だな」 栞菜は黙って目を瞑る。しかしあの怖かった栞菜がこんなに従順なんて 黙ってればホントにカワイイ娘なんだよな… 良く考えればみんなの目の前なんだよな…w そんな事思いながらフレンチキス ヤバイ、雅が凄い目でこっち睨んでるよ(((( ;゜Д゜))) 1.順調だしこのまま最後までいっちゃえ 2.やっぱり順序は大事だ。残りは次の機会に 3.み、雅も仲間に入る? 「み、雅も仲間に入る?」 そう聞くか聞かない内に俺の顔面に右ストレートがw 「馬鹿な事言ってんじゃないわよ!」 相変わらず雅の拳は効くわ…その声を聞きながら意識を失ったw 次に目を醒ましたのは栞菜の膝枕の上だった 「大丈夫ですか?」 ニッコリ微笑む栞菜はカワイイなぁ デレデレしてる俺に 「気が付いたなら早く起きなさいよ!」 雅の声が… 「いいんですよ、ずっとこのままでも。雅、私もマネージャーさん狙っていくからね。負けないんだから!」 栞菜が宣戦布告してるよ… 回りのみんなもニヤニヤしながらこっちを見てる。なんか仲間っていいなぁ この事でまた一層結束が固まった気がする 「よし、これからも俺が君達を守っていく栞菜!」 舞美「どちらかと言えば私達が守ってあげないといけないんじゃないですか?」 みんなの笑い声が深夜の屋上に響いた ホントこの娘達に出会えて良かったよ、俺