「お兄ちゃん♪」 
電車の中でずっと俺の膝の上に座りぴったりくっついてる舞ちゃん。 
「舞ちゃん、この人ケダモノだからあんまり近づいちゃダメだよ」 
「いたたた、痛いよ岡井ちゃん…」 
隣には俺の腕をつねっている岡井ちゃん。 
「今日は舞ちゃんが心配だからついてきたんだ。二人きりにしたらボクみたいな事になりそうだし」 
はい、反省しています。海よりも深く。 
「お兄ちゃんはやさしいよ。ちょっとヘンタイだけど」 
舞ちゃんにもいわれてしまった。こんな小さな子たちにまで危険人物扱いとか泣けてくる 

…さて気を取り直して今日は遊園地に行くわけだが 

1 最初はジェットコースターだろ 
2 岡井ちゃんをなだめるため何か食べるか 
3 おばけ屋敷で急接近だな(違う意味で) 



きめた。最初はジェットコースターにしよう 
「わぁ〜い!私楽しみぃ〜」 
「…………」 
あら、岡井ちゃん顔色がよくないな。まぁいいや、早く乗ろう 
「ぼ…ボク…」 
「どうしたの?」 
「き…キライなんだ…!!」 
かたかた上がっていくコースターにみるみる青くなる岡井ちゃん 

「わぁあぁぁあ♪」 
「わぁあぁああ!!」 

舞ちゃんはすっかりご機嫌だが岡井ちゃんは具合を悪くした様だ 

1 少し休ませる 
2 笑って元気づける 
3 心配だから体を抱いて支える 



「大丈夫?」 
「へ…へーきだから」 
あきらかに足取りがおぼつかないじゃないか、こりゃほっとけない! 
「ちょっ、な、何するんだ!」 
俺は心配で思わず抱き締めてしまった。…不謹慎だが、着痩せするふくらみがあたって、あ、また反応… 
「ケダモノだね。君ってやつはっ」 
べーっと舌を出して俺から離れてしまう。 
すると舞ちゃんが岡井ちゃんの体を支えた。 
「だいじょうぶ?無理しないで」 
「あ…へーきだから、舞ちゃん」 
舞ちゃん、お姉ちゃんを心配する妹みたいだな。実際岡井ちゃんに妹はいるけどね 
「お兄ちゃんおなかすいた〜」 
「ボクも」 

すぐ元気になったな岡井ちゃん、よかった 

1 何か食べようか 
2 無理しないで。ベンチで休もう 
3 もう一回イッとく?コースター 



二人が食べたいと言ってるから何か食べる事にした…が 
「おいし〜♪」 
「舞ちゃん口についてるよ。食べかす」 
わたあめ、ポップコーン、細長いパンみたいなの 
お菓子ばっか選ぶのを見て二人はまだ小さいんだなと実感してしまった。 
「お兄ちゃんのもほしい!」 
いきなり舞ちゃんが俺の手に噛み付いて持っていたチョコを食べた。 
「あいったぁあ!」 
「おいしー」 
「だ、大丈夫…?ぷぷ、くすくす…」 
岡井ちゃん、君ぜんぜん心配してないだろ?なぜ笑いをこらえる? 

にしても舞は悪い子だな。お仕置きしなきゃ 

1 ほっぺの食べかすを舐めてとる 
2 シリたたき 
3 岡井ちゃんのしつけがよくないからだな 



舞ちゃんの面倒を普段見てるのは… 
「岡井ちゃん!君がしっかりしないから舞ちゃんが悪い子になるんだよ」 
「ええ、ボクのせい?なんでだよ。今のは関係ないでしょ!」 
「そんな事はどうでもいいんだ。お仕置きしなきゃいけないな。舞、岡井ちゃんの手を上にあげておさえるんだ」 
「はぁーい」 
素直に舞ちゃんが従い、岡井ちゃんをバンザイの状態にした。 
「さぁ…いくよ…コチョコチョコチョコチョ」 
「なっ何するんだぁ、あはははは、わ、わきはだめわきは、あはははは」 
いい体のよじり方だな。なかなかエロ面白い。 
「ごめんなさいって言ったら許してあげるよ」 
「ボクは悪くないんだ、あ、あやまらない!」 
ほう…そうかい。強がってられるのも今のうちかもよ? 

1 もう一度ジェットコースターに乗せる 
2 耳元で卑猥な言葉(低年齢向け)責め 
3 くすぐるふりしてちっさーのでっかーを… 



ここはちょっとウブな岡井ちゃんにぴったりなお仕置きをしよう 
「岡井ちゃん、おっぱいってゆってごらん」 
「はっ?なな、なんだよいきなり!」 
おお、きいてるな。思った以上だ。 
「ほぉら、おおきな声で、ゆってみなゆってみな。ほら…」 
「や〜め〜て〜!けがれる、耳がけがれる!」 
「岡井ちゃん、おしりっていってみて」 
え、舞ちゃんまでくわわったぞ?よし、二人で悶えさせてやる 
「うふふ…」「うふふふ…」 
「やぁ〜〜〜だぁ〜〜〜っっ」 
もうこれくらいにしてあげるか。やりすぎたかな 

「うう、なんでボクこんなにいじられてるの」 

すっかりへこんじゃった岡井ちゃん… 

1 仲直りをかねて観覧車に乗るか 
2 おんぶしてあげるか。かわいそうだし 
3 さらに放置。舞と二人で走る 



「ごめんね、おわびにおんぶしてあげるよ」 
「ボクを子供扱いしないでよ!」 
お、岡井ちゃん、そのでっかーがむにゅっと押しつけられてる。 
しかも暴れるから余計にむにゅむにゅしちゃって困っちゃうな。 
「お兄ちゃん顔にやけてる!なんか変な事考えてるでしょ」 
げっ、舞!なんて鋭い突っ込みなんだ。 
「君まさか…!もうっ、どうしていつもそうなんだ!信じられない!」 
岡井ちゃん怒って降りちゃった。あーあ… 
「いこう舞ちゃん、こんなバカお兄ちゃんなんかほっとこうよ」 
「二人で遊ぶの?わーい、走ろ〜」 
こ、今度は鬼ごっこかよ、勘弁してくれ。朝から元気だな二人とも 

ようやく追い付いたころにゃもうヘロヘロ… 

1 観覧車に入って休もう… 
2 コーヒーカップ乗ろう…つかれた 
3 ガキのお守りつかれた。かえる! 



「もう夜だ。観覧車に乗ったらかえるぞ」 
「わぁー!観覧車観覧車〜!」 
はぁ、バテバテだぜ俺。精神的に疲れた。 
「きれいだね〜お兄ちゃん、ほら」 
「見て見て!町があんなに小さいよ!」 
まだまだ元気だな。最年少組だけあってパワーがあふれてるってわけか 
「ふぁあぁ…私、眠くなっちゃった」 
舞ちゃんは俺の膝に座ったままあくびをしている。 
「おやしゅみっ」 
あら?もう寝ちゃったのかよ。 
「……………」 
「………」 
お、岡井ちゃんと二人きりか。気まずいな… 

1 さっきはごめんとあやまる 
2 明るく振る舞う 
3 強めに抱きよせる 



気まずかったのでちょっと強引に抱き寄せた。 
「わっ!」 
びっくりして俺を見つめてくる岡井ちゃん 
「い…痛いよ…」 
「あ、ごめん…」 
うつむいたまま、ぽつりとしゃべりだす。 
「君はやっぱりスケベだよね。どうしようもない人だよ」 
「うん、いうとおり。悪いね…」 
「……でもね、ボク…」 
岡井ちゃんがうつむいたまま、でも声のトーンが変わった。 
「いつからかわかんないけど君の事、気になって仕方ないんだ」 
ま、マジで?えっ、ちょ、これって告白…! 
そして急に顔をあげて真面目な表情になって 

「ボク、君が好きだ」 

時間が止まって、少ししたらいきなり真っ赤になった岡井ちゃん 
「ななな何いった?!ボク今、何を!わわ、い、今のなし!ダメ!」 
そんなパニくられても…俺だって恥ずかしいんだぜ 

1 好きだったら…キス、しよう 
2 照れちゃってかわいいなぁ千聖君たら 
3 でっかーをタッチ 



俺も思い切るぞ、岡井ちゃんだけに恥ずかしい思いはさせない! 
「き、キスしよう。好きなんでしょ?」 
「………っ…」 
やべぇ全身から火が出そうだ。なんて事いってんだよ俺! 
「…君から…して。ボク…」 
こんな事ひどいんだけど、今日、一番女の子らしく見えるよ… 

唇でせがんだまま目を閉じてる姿、どきどきする。 
あ、あと少しだ…あと少しで岡井ちゃんに…! 

1 僕が「ボク」を「私」にしてやる 
2 唇恥ずかしい!おでこだろ! 
3 …う…なんか、小さな視線を感じる…?! 



岡井ちゃんの息があたる、あと少しだ、あと…… 

……あ?なんだ、さっきからなんか生暖かい何かを感じる。 
「あ!お兄ちゃんこっち見ちゃダメじゃん!こういうのは雰囲気が大事なのにぃ」 
「舞ちゃん?!いつから起きてたの!」 
なんと舞ちゃんがしっかり目を覚まして、向かいに座って俺たちを見ていた。 
「ち、ち、ち。気が付かなかったとは二人ともぬけてますね〜」 
どこかで見たことのある仕草をしてうれしそうにはしゃぐ。 
「岡井ちゃんがやっと素直になった♪やっと素直になった♪」 
「う、うるさーい!こら待て〜!」 
「こらこらあまり走り回るな。我が家はせまいんだからな…」 

今日は妹二人に振り回された…楽しかったがつかれた〜 
今夜は夢の中まで二人が暴れそうだわ