まだ、し、死ぬわけには…い…いかない…んだ… 「マネージャーさん早く起きて〜、お仕事の時間だよ〜」 目の前には俺を生きる屍にした原因が。ちくしょうそんなつやつやした顔で… 舞美はもしかしたら栞菜ちゃんより手に負えないかもしれない 今日はユニット対抗のビーチバレーがある。 楽しみにしていたが指一本すらまともに動くのか怪しい程憔悴してる俺… さてどうするかな 1 仕事だから休まない 2 さすがにすぐはキツい。少し寝かせてもらう様に頼む 3 帰る 4 奇跡の完全復活。当然休まない 休もう。○○さんに少し頑張ってもらって…早く電話しなきゃ 「すんません、お願いします、はい、すんません」 …はぁ。携帯ってこんなに重かったっけ? ビーチバレーは午後から撮る予定だから昼まで寝られるな。 ……………… 「はっ!!」 俺が目を覚ましたのは昼少し前。 「ま、間に合ったか」 体は……なんとか動けそうだな。よしいくか 1 もう現場に向かう 2 まだ寝る 3 忘れ物した。自分の部屋に戻るか むぅ…つらい、思った以上に自由がきかんとは。一気に老化してしまったみたいだ 「ま、負けるか、あと少しで水着が、水着が待ってるんだ!」 結局俺の原動力はそれだ。哀しきかな、本能には逆らえない。 「おぉお…!」 目の前に広がるのは天国というビーチバレーの試合場だった ベリもキュートもすばらしい水着だな〜 「遅い!!」 「んが?!」 み、雅ちゃん…死人一歩手前の俺にそのアタックは…ぐへっ 「こんな時間まで何してたんですか!」 「がはっ!」 ま、舞美からも強烈なシュート… 試合前でピリピリしてんだな。油断してると流れ球で… 1 当たらない場所で試合観戦だな… 2 まず先に舞美と雅ちゃんをひっぱたく 3 いやいやチャンスだ。水着を間近で見るため審判になるんだ 審判にならねば。彼女達はガチだ。こっちだって命を差し出す覚悟で仕事しなけりゃいけない! 水着、うーん…まぁそれはおいといて。いや皆なかなかいいな 「俺、審判になる!」 やっぱり近くで見たいしな、これしかない 「どっちかひいきしないでよマネージャー」 「ガチですよ。真剣勝負です」 燃えてるな。俺もうっすら股間が燃えそうだ …あら?俺、なんでここにいるんだ。そうか審判に立候補したんだ ……俺が…?そんな恐ろしい事を?だめだ記憶までやばくなってきた 「ピピーーッ」 わぁ、試合開始だぁ! 1 いったのは俺だからしっかりやらなきゃ… 2 …ところで、なんで皆燃えてるんだ?知りたいな… 3 ボールより見るものは体だ体! 「いまよ舞美!」 「はぁーっ!」 うわあぶねぇ!なんちゅうスパイクだ 「させない!」 「わぁ〜くまいちょーすごい。さすが大黒柱〜」 ふ〜…あぶねあぶね、ナイスだぞ友理奈。見てる方も心臓に悪いわ しかし何で皆こんなに必死なんだろ?ふつうのガチとはなんか違うよな 俺は近くにあった台本をめくってビーチバレーの事を見てみた 「はぁ?!なっ、なんだこりゃ…!」 ¨負けたら恥ずかし〜い罰ゲーム¨ よくあるうたい文句だと思ったが、何やら怪しげなセットが用意してある。 …な、何をされるんだ、負けた方は… 1 スタッフにこっそり聞く 2 あえて聞かずに股間膨らませて待つ 3 セットをよく見て自分で確認 こっそりスタッフにきいてみたが「勝ったチーム全員で負けたチーム一人ずつくすぐりの刑」…との事。 なぁーんだ、ぬーるい罰ゲームだなぁ〜…と思ってしまった。 だがよく考えてみればその映像はDVDに入るだろう。金にがめつい事務所だから初回特典か或いは通販、もっとあくどい… それはさておきカメラの前でくすぐられる恥ずかしさは年ごろの女の子にはたまらないだろうな こ、これはどっちが負けても… 1 わが娘達よ、勝ってくれ! 2 キュートは期待できる… 3 引き分けで互いにくすぐりあうとかなんねーかな 4 どっちが勝ってもくすぐってやる 俺が勝ってほしいのは… 「頑張るデス!」 「ちっちゃいんだから無理しないで」 そうだよ勝ってほしいのは… 「うそ!また入っちゃった?!」 俺がマネージャーやってる娘達だ。 どっちかなんて選べないけど、でも ……不利だな。押されてるな だが審判つー立場な以上、贔屓は許されない。ここは見守るしかない。 それにしてもお互いほんとにいい顔してるな。 何事にもひた向きに頑張れるって素敵だな …もうすぐ試合が終わる 1 勝ったな。おめでとう皆 2 勝ったな。おめでとうキュート 「わぁあ〜!負けちゃったゆ〜〜〜〜」 しょうがないさ。皆はよくやったよ…うん どっちが勝ったっておかしくはなかった。あとで慰めてやらなきゃ 「力およばなかったデス…くやしい」 くやしそうだったが互いに握手してるのを見ると、何かいい気持ちになれる。 さて気を取り直して、ここからは罰ゲームだな。悪いがちょっと興奮してる …って雅ちゃんに言ったら海に沈められるだろうなぁ。 最初の¨生け贄¨は果たしてダレだ? 1 泣きじゃくる梨沙子が連れてかれる… 2 佐紀ちゃん運ばれてる。小さいしな 3 友理奈、キュート全員で運んでるぞ 4 雅ちゃん!うっわ猛獣みたいに暴れてるわ 5 母さん、なぜか顔が赤いな…? 6 千奈美。ちょ、こんな時にまで自分を慰めなくても 7 桃子!あら、観念してるぞ 「やめて〜いやデス〜」 怖ぇ〜…キュート全員笑って佐紀ちゃんをくすぐり台に運んでる。 「あうっ!あ、ちょっとぉ」 特設セットの真ん中に設置されたベッドに寝かされ磔にされる佐紀ちゃん。 「ちっちゃくてかわい〜♪ね、ね、どこからやっちゃおっか?」 「私足の裏がいい〜」 「じゃ私左!」 さすがくすぐりユニット、容赦無く始めたな。舞美と梅さんが息の合ったくすぐりで佐紀ちゃんを笑わせる。 「ひゃひゃひゃひゃはははははは…」 「私は右の脇〜」 「ボクはおなか!ほーらほら〜」 愛理ちゃんと岡井ちゃんも続いて佐紀ちゃんを悶絶させた 「ひぃいいんっ、い、いやデスぅうぅう!!」 こういうAVってあるよな。…ちょ…これ、果たして製品にできるのか? 1 あら?舞ちゃんはどこだ 2 早貴ちゃんが見当たらないぞ 3 か、栞菜は?どこをくすぐるんだ…? 「うふ♪いい声で笑うんだね佐紀ちゃん」 いたーー!栞菜ちゃ…佐紀ちゃんの顔おさえてるぞ?! 「いただきます」 へ?それってどういう意味…あ、キスした! 「ん〜っ!ん〜っ!ん〜〜〜っ!」 佐紀ちゃんは必死で暴れるが、舞ちゃんと早貴ちゃんに腕を押さえられ抵抗できず… 「ぷは〜。ごちそうさまでした♪」 …佐紀ちゃん…おもらししながら気絶しちゃった 「次は誰にしようかな〜?」 うわ〜栞菜ちゃん、なんて目で見てるんだ。皆怯えてるぞ 「決〜めた♪」 かわいそうな次の¨生け贄¨は… 1 友理奈かわいそうに 2 雅ちゃん。ちょ、俺に八つ当りしないで 3 母さん…子供たちと遊んであげて 4 梨沙子。泣いても助けてやれないんだ 5 千奈美…あ、今のでオナニーしたのか? 6 桃子…達者でな 今度は雅ちゃんが生け贄に。これもルールだししょうがない 「こらっ!暴れるんじゃありませーん」 「ふーっ!ふーっ!」 すごい鼻息だな。キュートもちゃんとくすぐれないくらい 「いたーいかまれたぁ〜!」 「おとなしくしなよ雅ちゃん」 「うるさいっ!はなせ〜〜〜〜!!」 手に負えないなこりゃあ。後回しになるのか…? 「……」 か、栞菜ちゃん…何か笑ってるぞ。あ、雅ちゃんの耳元で囁いてる 「あの人にくすぐられる姿見せたら興奮して今夜誘ってくれるかもよ」 何て言ってるんだ?聞こえない。 「きゃ…きゃははは!だめ、私くすぐり弱いの〜!!」 急に抵抗しなくなったな。それにしてもキュートのくすぐりはすげぇ… 「素直だねみや。素直な娘大好きよ」 雅ちゃんも…おちた 1 友理奈…泣くな… 2 桃子、皆がおまえのピーチを欲しがってる 3 千奈美。いけ 4 梨沙子ぉお 5 母さん、母さん 「ひぃいいぃん!怖いよ〜やだぁあ」 息のあった動きで友理奈を運び出し、くすぐりを始める皆。 「う…ひっく、うぅ、く…くふふ…ふふ…」 鼻をすする泣き声は、だんだん鼻息混じりの笑い声に変わり 「や〜だ〜や〜だぁ〜、いじめないでぇ〜」 Sな娘にはたまんねー反応だろうな。 思ったとおりくすぐりの手は激しくなって… 「も、もぉ〜いい!もぉいいのぉ!!ひぃいいん、きゃはははははは…」 「終わらせるか決めるのは私達だからね」 「もっと泣かせちゃえ♪こちょこちょ」 「………」 「な、なによ〜、その顔むかつく〜」 なぜか早貴ちゃんのくすぐりだけは無言で反応しない友理奈… 「はー…はー…はー…」 ついに友理奈もおちてしまった。笑い続けるとああなるんだな… 1 意外とくすぐり平気そうだな母さん 2 千奈美〜、俺の後ろに隠れるな〜 3 桃子…泣くなって 4 梨沙子、あ、いない!隠れたか? 「梨〜沙〜子〜ちゃ〜ん。でておいでぇ〜」 「楽しくなれるよ〜。い〜っぱい笑おうね〜」 ち…近寄りたくないなあの手招き。梨沙子だっていきたく 「こわいゆぅ…マネージャーさん助けて…」 俺の後ろに隠れてたのか!さっきから姿が無いと思ったら。 「もぉ、隠れちゃってかわいいねぇ梨沙子ちゃん」 愛理ちゃんが梨沙子を見てけらけら笑っている。 「ゆぅ!あんたには笑われたくない!」 …あ?お、おい梨沙子、今度は自分からいくのか 「あばばばばばば、ゆっ、ゆるして、カメラさんとらないでぇ〜」 やっぱアフォだな。何のために隠れてたんだ…? 「ひぅっ、ひぅうっ」 容赦無いな、特に栞菜は。梨沙子がもう痙攣してまともにしゃべれないのに 「まだまだ笑わせてあげる…ウフフフ」 1 千奈美〜!出てこい!どこいった? 2 桃子。土下座しても無理みたいだぞ… 3 茉麻…がんばれ 「やなの〜!やなの〜!!」 むごいな。海の中に隠れてた千奈美をひっぱりだしてきてくすぐって… あぁ、体や髪が濡れてて結構エロっぽいな、千奈美 「ん〜!んんん〜!」 笑い泣きってやつか?唇をぎゅうっと結んで笑うのをこらえている。 「我慢しないで。笑うの大好きでしょ?」 「ほぉらわきを…これでどぉ?」 「んんんん…!」 まだ口を開けて笑わない。結構我慢強いんだな 「じゃ膝の裏。こしょこしょ〜」 「足の裏っ」 この同時責めにはまいったらしい。ついに千奈美も陥落した。 「ひゃっははははっうふふへへへ、うほほほほ…!!」 キュート……怖ぇ…容赦なさすぎ… 1 茉麻、なんとかがんばれ 2 桃子はいい反応しそうだな ついにわがピーチ姫の出番になったか。 「すっごい映像とってくださいね〜カメラさん♪」 この余裕がどこまで続くんだろう… 「あッ、あはは、あん、わ、私ぃ今ぁくすぐられてますぅ〜」 お、すげ。しっかりカメラ意識してる。他の皆はそれどころじゃなかったのに 「キュートはくすぐり大好きなんですよ〜。あ、あは、あふ、うふふふっ」 声に笑いが多少混じるが普段とそれほど変わらない。だけど身の悶え迄は隠しきれないみたい… 「ふふふっ、も、桃子は、沖縄が、だぁーいスキでぇす!」 こりゃ果たしてどんな映像になるんだ? 何が言いたいのか見た人はわかるのか? 「はいOK!」 カメラが終わったのを確認してから、桃子は笑ったまま気絶した… すげえな 1 もう君しかいない、頑張れ茉麻 2 そろそろ隠れた方がいいかも… 3 最初の方にくすぐられた娘はもう回復したよな。じゃあ… 雅ちゃんは2番目だったからまたできるはず。ここは頑張ってもらおう 「私に何させる気?」 まだ倒れて息が荒い雅ちゃん。う、目…怖ぇ〜 「あ、いや…もう一回ね、頑張ってもらお」 ¨ゴスッ¨ ダメだったかやっぱり。相変わらずいい蹴りだな。死人寸前から死人になりそうだ…ぐふ 「茉麻…俺はもうダメだ、最後…頑張ってくれ」 「貴方最初から何もしてないでしょ。うん、行ってくるわね」 俺はここから見守るよ母さん、頑張れ あぁ、頭が痛い 「いらっしゃい。私は負けないわよ」 頼もしいぜ母さん、それでこそベリーズの母だ! 「ほーらこしょこしょこしょ〜」 「負けちゃえ〜」 ちょ、体の全部を総攻撃なんてありかよ!こりゃさすがの母さんでも 「………………」 う…かすかに微笑み。あのたたずまい、まるで大仏の様だ。 見方によってはキュートが大仏を洗っている様に見える。 「うそ〜、全然笑わないよ茉麻ちゃん」 「頑張りすぎじゃない?早く笑え〜」 「………………」 「ボク、こんな反応しない人初めてだ」 「ん〜〜♪」 栞菜のキスにすら反応しな……って、あら? か…母さん、笑ったまま失禁してる…… 「やっぱり我慢できなかったんじゃない」 「ベリ全員完了!」 お、終わった。俺の娘達が…… 1 あとで慰めてやらなきゃな… 2 キュートすごいな。誉めてやらなきゃ 3 あ…頭が… 皆くすぐられまくってぐったりしちゃったな。 体の疲労もあるだろうが何より精神的ダメージの方がデカいだろう。 あとで優しい言葉をかけてやれば少しはダメージやわらぐかな。って俺の柄じゃないか…? 「マネージャー、まだ終わりじゃないですよ〜」 「今日の夕ご飯の時、楽しみにしててね〜」 は?いったい何の事だ? 「皆狙ってるのよ。貴方の事を」 え…えぇえぇえ?!おいちょっと待て、いつから俺は狙われる側に?! 「負けないから…キュートには」 「隣は私だもん」 ははは、べ、ベリまで、わが娘達まで… おまえら開放的にも程があるぞ! エスカレートしすぎて雅ちゃんや舞美は俺に危害を加えてくるかもしれない ゆ…夕飯食いたくねぇ、ブルブルブルブルブル